さわやかトラウマ日記

さわやかな音楽ブログです from 2004


さわやかでまえむきな人間になりたい男が
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【バブル】ベッド・イン「シティガールは忙しい」のプロモーション・ビデオの感想 永遠に消えないバブルへの強烈な憧れ

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TOKYO

TOKYO

 

 

明日2017-12-06にリリースされるベッド・インのアルバム「TOKYO」に先駆けて収録曲「シティガールは忙しい」のプロモーション・ヴィデオが公開されました。

最近は「プロモーション・ヴィデオ」PVという呼び方が、時代遅れのようです。最近のナウなヤングたちは「MV」「ミュージックビデオ」と呼ぶのが、トレンドらしいです。どっちでもいいかもしれませんね。

 

トレンドといえば「バブル」というのも、そうなのかもしれません。バブルの頃にはかなり幼少だった、僕よりも少しだけ年下の平野ノラが、「バブルキャラ」でブレイクした。「おったまげー」「しもしもー?たちひろし?」などと、当時あんまり聴かなかった、時代が微妙に交錯しているようなことを感じてしまいました。平野ノラがブレイクして、沢山番組に出るようになり、正直に「バブルネタをやろうと思って、勉強をした」と言っていました。そうでしょう。無理もないです。もうかなり前のこと。インターネットなんかも無かった時代。ネットに残っている情報が全てではないのです。バブルについて、ほんとうにお好きなのだろうか?というのは、今でも疑問でも。でも、それは、どうでもいいことでもあります。

 

 そして、もうひとつ、荻野目洋子の「ダンシング・ヒーロー」とそれを踊る、平野ノラ風の衣装を着た女学生達が「本気ダンス」をキメキメどうががYouTubeで受けてマスコミののりのり、しまいに荻野目ちゃんもやる気だして歌番組にまででてきました。

ダンシング・ヒーロー」がヒット曲だったのは、間違いありません。正統派アイドルとしてデビューをした、声優としても名をあげた。知名度は上がった。でも、歌の方はあまりうれなかった。そんなテコ入れとしてリリースされたのが、カバー曲の「ダンシング・ヒーロー」でした。アンジー・ゴールドの「Eat You Up」のカバーです。「ニューヨークでダンスのレッスンをした」という機敏なダンスに、「NEWよーくはすごいんだ」という触れ込みは覚えました。

しかし「バブル」の曲だったのか、といわれると、僕はそうとは思えません。どうでもいいんですけれども、「ダンシング・ヒーロー」はヒット曲であり、バブルを象徴する曲では、ありません。

どちらかというと、同じ事務所バーニング!だった長山洋子がまた同じように「売れないテコ入れ」として洋楽のカバーをした「ビーナス」の方がバブルらしさがあると感じます。「ハートに火をつけて」も…。

 

 

では何が「バブルを象徴する曲なのか」と言われると、僕はうまく応えられません。本場の「バブル」の場所であった、ジュリアナ東京でかかっていた曲は、日本の曲ではない、ほとんど洋楽のクラブミュージックだったようです。そのあたりは僕は弱くて。

しかし、日本の曲が、かからなかった、というのがいかにもバブルらしいのだと、思います。

 

ベッド・インの「シティガールは忙しい」のPVを見て、僕は「ああ、これがバブルの曲なんだ」と純粋に思いました。彼女たちがまだ幼児だったころの世界を、調べに調べ、知識を得て、再現をしている。

出だしの場面、カラオケのような場面に見えますが、当時のドラマのレベルはこの程度でした。今のように、CGが入ってきたり、スタイリッシュなオープニングなど、ありませんでした。そして、キャストの個人ショットと名前が挿入される。懐かしいです。昼ドラにあったかもしれない。フジテレビ木曜8時の連ドラ枠、アイドルばっかりが主演しているドラマたちではあったかもしれない。

増子寺かおりの、ウキ浮きモーニングからはじまり、手に取ったのは英字新聞!お部屋には…謎のオブジェ!!何の意味もない!けど新聞起きにはつかえるの。なんてトレンディ!!朝シャン浴びて…「朝シャン」ってもう使わないのかな?何でも単語略すのが大好きな日本人なのに、「朝シャンしてきた☆」なんて使いそうだけど、「チャンリンシャンした?」とか言わないの?ソフトインワン!

そして、タクシーを止めるたに、万札ひらひら!これは今ではありえませんが、当時はこうだったらしいです。女性、特に派手な女性にはタクシーとまってくれなかったらしいです!なぜかはわかりません。面倒くさそうだということ、女性は歩くのが辛くて近い距離でもタクシーを使うから、というイメージ。そうです女性差別です!そして、この時は好景気だった。バブルだったからです!!

そしてバブルの悲哀の場面もありました。まあバブル自体が、悲しいものなのですが。明らかに「コトを済ませた」男女、ベッドから服を着てさっていく男が、寝ている女に、厚い札束をふたつ!しかし、女はそれを見ようともしない。愛の無いセックス。お金のためじゃなかったはずなのに。稲妻が光る。お金はあるけれど、お金があれば、何でも手に入るわけではない、ということも、知った時代だったのだと思います。

 

そして、続くのは懐かしすぎて胸やけがしそうな「NG大賞」のパロディです。今は「がんばった大賞」になったのかどうなのか、とりあえず「今のフジテレビの悪夢」を象徴する変化です!「NG大賞」は面白かった。あんなテロップ、いきいきとしたテロップがでていたのを、思い出しました。どうでもいいことを思い出せた!そして「これ、NG大賞で使わないでくださいよ〜」というお約束。どうしてそんなことをリアルタイムで見ていない人たちが知っているのでしょうか?ああ。

 

そしてラストのシーン、例の荻野目洋子と女子高生たちの「ダンシング・ヒーロー」かのような「集団行動的舞踊」の場面となります。おいあからさまパクリで炎上ねらいか?と思ったのですが、大きな違いがありました。

それは、後ろで踊っている女子たちが、「子」ではなく、「オンナ」だったということです。独占オンナの60分!そして大きな違いがあります。

振り付けはバラバラ、そろっていない

なんとなく、やるきなさげ

ときおり、間違っている

でも、「シティーガールは忙しい」で踊っているオンナの子達は、、、凄く!凄く!

楽しそうなのです!笑っています!踊ることは、本来楽しむためにある。ジュリアナ東京」のお立ち台に登って、ジュリアナ扇子を振っていた女性たちは、決められた振り付けがあって、絶対的に合わせる、なんてことはなかったのです。ひたすらに、音楽にあわせて、踊って、踊って、扇子を振って、目立ちたかったのだろう、と思います。

すくなくとも「仲良しのみんなで合わせ合わせてきっちり合わせてやったー」みたいなもの、それは享楽的に生きようする人間たちは、最も反するものです!それがバブルというものでしょう?少なくとも、あの女子高生たちは楽しそうには見えませんでした。こちらのおば・・ではなく、おねえさま達は、凄く楽しそうに踊っているのです。

享楽的であることは、今の日本では悪とされ、集合知への理解が正義とされてしまう。しかし、もっと「個」にむかないと。と思いました。いいですね。バブルの頃は、お金があった、だから、金のことなんか、考えなかった。今日と明日がいかに楽しいか、その方が重要だったのです。うらやましい。バブルのあこがれはつきません。

 

なんだかよくわからなくなりましたので、やめにしますね。

おわり!

追記:増子寺かおりはPENICILLINのガチファンとのことだった(もちろんテレ埼ペニショ見)ので、DANG DANG気になって(中村由真アニメ美味しんぼ主題歌)「HUMAN DOOL」と「QUARTER DOOL」(それぞれ定価1万円!)を持っているのか聴いてみたのですが、もっているとのこと!さすが!バブリーーー!!

 

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11月度月次報告 寒い/自由が欲しかった/上田映劇について/妄想が捗らない件

寒い

こんにちは。寒さのせいか悪寒が止まらないのです。なんかおかしくて、熱があるのかなーと思ったのですが、体温計が無いことに気づいたのです。普通体温計くらいありますよね。ないんですよこれが。昔から体温計を家に置くということが、なかったのです。実は、結構健康なのです。滅多に風邪なんてひかないのです。

しかし、そんなふうにはあまり思われてはいないと感じています。今の自分が他人さまどう思われているのかは、わからないのですが、やはり不健康なイメージが自分にはありそうな気がします。それでも今は病み気味であり、そして闇気味でもあるのです。本当は不健康なのかもしれません。たとえ、顔で笑っていても、心の中はいつでもどしゃぶりなのです。そんなことを誰も気づかないし気づいてもほしくないのです。

ああ寒いです。寒いです。ほんとうに。

 

自由が欲しかった

まだ12月が始ってもいないのに、早くも2017年を振り返りモードになってしまっています。2017年は、人生最悪であった、ときととてもよかったという時の記憶がゴッチャになってしまって、わけがわからなくなってしまっています。

いろんな出会いと別れがありました。ほんとうに悲しいもの。しかし「あれはよくやったな」という思うこともあった、と思ったのです。

それは、2017年の春に、たった2週間で逃亡をした、仕事のことです。仕事はまだなくて、研修の段階でした。その職場はまさに「地獄」そのものでした。何か地獄かということ、「自由」が全くないところだったのです。研修を終えてその実務に入るか、という時に、パフォーマンスの低さを指摘され、それで辞めたのです。

なぜ私のパフォーマンスが低いのか、ということを問いただされて、私はこう言いました。「ここには、自分がかつて職場で持っていた、モチベーションになっていた、自由、というものが全くありません!でもそれは…わかっていました。ごめんなさい」と言いました。

ひどい、と思われるかもしれません。事実そうなのです。その職種はかつて東京で自分がやっていた仕事だった、でもかなり前のことです。そこが嫌だったので転職をした。そして、自由を手に入れたのです。選択は間違ってなかった、と当時感じていました。

しかし、また自由の無い生活になってしまう。トイレにすら自由にいけない。休み時間が決まっているのは仕方ないけど。その他にもいろいろなくだらない決まりがありました。一番ひどい、と思ったのは、研修の内容を支給されたノートに書き写すように言われたのですが、ボールペンで書けと指示をされ更に「消せるボールペンはダメですよ!」なんて言われたのです。意味がわかりません。消せるボールペンなんて、便利なものをここで使わなくて、どうしろというのでしょうか?

ごめんなさい。「消せるボールペン禁止」をのたまう職場が、ブラック企業ではないことを自称するなんて、してたのですが、お笑いです。(週末婚永作博美風)

しかし、その職場を辞めたことで、今の仕事につなげることができた。要するに、自由を手に入れたのです。自宅作業はほんとうに自由です。一人暮らしで自宅作業なのですから、声をあげようが、トイレにいこうが、おかし食べようが、ココナッツサブレットを食べようが、何しようと自由なのです。仕事を辞めてよかった、逃げてよかった!ということも世の中にはある。しかし、孤独も、手に入れてしまいました。

上田映劇について

「上田映劇」って何なのと思われるかもしれません。ちな「うえだえいげき」と読むのですよ。他に読みようがないのですが。ここは端的にあらわすと、今年で創立100周年!建物のほぼそのまま?なのかもしれない、というクラッシックな映画館です。

家からも近く、自転車であっという間です。そこで毎日毎日、変な映画がシネマ・コンプレックスではやっていないような高円寺とか吉祥寺とかの怪しい映画館でやっているのようなものだけ!がやっているのです。

そして…私にとって大きな課題である、「人と全く話さない」ということも、ここにて解決をすることができました。こちらの支配人の方です。最初は「チケットもぎりのアルバイトの大学生かなあ」と、思っていました。ある日「きょ今日はあの人にはなしかけてみようどきどきなんて、話しかけてみたのです。「ここんにちわ」「あ、いつもありがとうございます」と始まり、しばらく話して見ると、チケットもぎりのアルバイトなんかではなく、こちらの支配人であった!そして…大学の映画学科、大学院で卒業をした、すごい人でした…。さらに!なんと同じ高校の出身でした!!さらに…なんと出身は愛知県名古屋市!!とのことでした。なんだか共通点があります。

そんな感じです。人と話すって楽しいな、って思ってしまいました!なんということなんだろう。かつてはふつう普通に会社で働いていたことが遠い過去のように感じてしまっていたのです。そんな普通の日々がこいしいだなんて…。

妄想が捗らない件

眠る前に、妄想をすることが快眠につながる、というような記事を読みました。

ああ妄想だなんて。わたくしといえば、妄想。であるということ、皆様はご存知ではないでしょう。それは学生時代のちょっと変わった友人の影響もあります。「私はね、妄想の片手間に生きてるの」と目の前で言ったのです!「ねえ、それどういうこと?」と別の友人がいつものようにツッコミますが「ええ、みんな妄想しないの?人生たのしい?」みたいなことを言ったのです。「なんて素晴らしい人なんだ僕も見習おう」と、その日から実行をして、しばらく浸っていた、10代後半の日々でした。

しかし…それからかなり年月が経ち、再び激しい現実逃避への渇望から妄想をしてみよう、なんて思ってしまったのですが…あまりはかどりません。なぜなんだろう。

自分はヨーロッパの小国の第一繼承者。次期国王としての地位が約束されている。しかし、本当はピアニストとして活躍がしたい。しかし現国王、父がそれを反対する。「ああマエよ。鍵盤やショパンやモーリス・ラヴェルなどに現を抜かす日々があれば、隣国の宿敵たちを玉砕する戦略を錬るが良い。ピアノは禁止とす」「お父様、私からピアノを取り上げることそれはこの我が祖国の滅亡を招くものと同義と考えます。「ばかなマエ!」「お父様、一度きり、私にコンサートを開かせてください。お父様には天承席に招待致します。席には、色がうつくしく香りのしない花たちを飾りましょう」「ぬかせ!お前は妄想の中に生きているのだ。この国を党する者としての自任が足らぬ」

みたいな感じなのですが、ここくらいで止まってしまうのです。この後は、全てを焼き尽くし、燃やし尽くすという結末は決まっているのですが…。

 

ああ、腹が痛く、そろそろ止めにします。さようならさようなら。

 

【クズヴィジュアル系】怪盗戦隊ヌスムンジャー「怪盗戦隊BEST〜別に解散じゃないけど〜」クズに幸あれ!!

 

怪盗戦隊BEST 〜別に解散じゃないけど〜

怪盗戦隊BEST 〜別に解散じゃないけど〜

 

メンバー

Bo-karu:りとるはーつまさと

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Gitar:自主盤倶楽プトン

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Be-suエジソン来夏

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Doramu:Zowi LINK

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怪盗戦隊ヌスムンジャー BEST」収録曲

1 出陣!怪盗少年

2 青い果実

3 ロスマリネ

4 チャレンジ

5 妻のためにカレーライスを作った結果wwwww

6 ジャニヲタをやめてくれないか

7 ジャニヲタ vs バンギャル

8 始まるぜ!怪盗伝説

9 ボクはニート

10 行きたくない!出勤少女

11 やっぱりバイトに行きたくない

12 サザエさん症候群 ~日曜日の夜の憂鬱~1

13 満員電車のストレスヤバイ

14  Friendship

 

魔が差したとしか、言いようがありません。しかし魔が差すということを待っていた自分にも気づいてしまいました。

怪盗戦隊Aだか怪盗戦隊ヌスムンジャーなのか、どうなのか何なのかよくわからないです。自分はApple Musicで何かの間違いから、この「怪盗戦隊BEST」を見つけてしまい、そして魔が差して、この音源を聴いてしまったのです。

このサービスは月額払いで聴き放題。価格は980円。それだけで気安くたくさんの音楽がきけてしまうのです。それがあまりにも膨大な数があり、聞きたい音楽が簡単に全て手に入ってしまうのです。そして、べつに聴きたくもない音楽もきけてしまうのです。

そして、このような魔が差してしまった!というしかないとような体験もできてしまうのです。

 

収録曲一覧を見て、これは悪質なおふざけに違いないと思いました。もしかして…V系によくある謎の「継続セッション」なのかしらあ?または既存バンドの「期間限定麺シャッフル覆面ユニット」みたいなものかのかも?

なんてよくわからないのです。まだ知らないのですが、別にこの距離感でもいいのかなって。そんなことを思う人間が、こんな14曲も入っているベストアルバムをいきなり聴いてもいいのかなって。

いいんだ、別にいい。違法行為をしているわけでもない。曲名一覧を見て、何かそれも許されてしまう、だなんて。

1曲目、2曲めの感想は、「ふーんそうなんだ」というものでした。そうです。そうでした。しかし3曲目「ロスマリネ」いきなりチャイコフスキーの「くるみ割り人形」の「こんぺいとうの踊り」からはじまり、ちょっとヨーロピアン風味ではじまるのですがいきなりまた「今年こそバンギャあがるの」という歌い出しから、バンギャ様も複雑なこころもちが続いての「私バンギャじゃなーいからねそれがわたーしのくーちぐせよ!」というカオスな発言で、さらに繰り広げられていきます。そして…バンギャさまたちの最大の悲しみ、突然、しかし予兆を感じさせ「大切なお知らせ」にSNSがざわめき!絶望が広がって終わるのです。ロスマリネとは、竹宮恵子の「風の木の詩」の登場人物しか、検索ではひっかりません!どういうことなのでしょうか?作詞した人はBL、ボーイズ・ラブ、やおい系についても熟知をしているのでしょうか?これは釣りなのでしょうか?釣られたとしても、「リトルハーツ」と「自主盤倶楽部」の攻め受けなどを、妄想をしたらよいのでしょうか?…わかりません。

5曲め「妻のためにカレーライスを作った結果wwwww」とは、あのその草生える「2chまとめサイト」のようなものの曲なのでしょうか。それをわざわざ曲にするわけない!なんて思いませんでした。そしたらそのままでした。しかし、彼らの標榜する「V系のパクリ、ではなくオ・マージュ」ということは、この曲には上手く現れているような気がします。カレー作り方の詳細な説明をするサビの部分で急にテンポが変わったりするのです。そうです。サビでいきなり曲調が何の音楽的な考慮もなく突然変わるというのは、V系のありきたり、であるということ。それも込められているような気がするのですが、絶対木の精山の精なのです。ああRomance!

そして次に続く2曲は「ジャニオタ2部作」と呼んであげればよいのでしょうか?

「ジャニヲタをやめてくれないか」なんでしょうこの曲は。。。いい加減にしてくださいと言いたいところですが、悲しいかな、私この曲のサビの部分が頭から離れません。

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♪おーねがい やめてくれないーかジャーニヲタ♪という、そもそもでジャニヲタとバンギャの両立はできるものなのにとは思うのですが、そういうのはないのでしょう。自分だけを向いていてほしい、という男の悲しい…なんて思いません。要するに自分に投資しろ!蜜しろ!要するにこの曲はサビのメロディ含む、情感にて全てを誤魔仮死することが出来ている曲だと考えているのです。でも、どうでもよくもあります!良い曲です女々しくてふうみかもしれないですが!

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ジャニヲタとバンギャルを比較検証をしたという曲なのだと思います。実際に「ジャニヲタ」で「バンギャル」という人、どちらも本命だという人は、むつかしい、ということは、誰もがわかっていることだと思います。無理なのです。どちらかをかるーくこなすだけなら、できます。しかし、どちらも、ぶっちゃけ全部金かかるのです!だからV系バンドのメンバーにとってはとっても深刻なのです。双方戦って、ジャニヲタをやめてこちらにきてほしい、のかな?なんて思ってしまいました、が、ほんとうにどうでもいいことです。ほんとうに。

続いての5曲を僕は「クズ5部作」と名付けました。

9曲目「ボクはニートニートにまったくふさわしくないラテン調の曲です。どうなっているんでしょう。しかしサビは「ニートさいこう〜とりあえずゆーちゅーばー目指してみたーー」なんていう、やはりラテン的な楽観に満ちています。しかし哀愁も感じます。ニートさいこうーなんて曲を作ってわざわざ録音にして発表をしているなんて、「なんて自分はやる気あるニートなんだろうそらみやがれクソ!」みたいな気概すら感じるのです。それにしても、この曲のシンセ・ブラス・アレンジのかっこよさはなんなのでしょうか。メンバーには元音大生がいるらしいです。何を専攻したのでしょうか?ちょっとこわいですこわいこわい。

10曲目「行きたくない!出勤少女」は、「コンビニのバイトに行きたくない」という曲です!「コンビニのバイトに行きたくない曲です!」なんてわざわざブログに書くことの意味のなさを痛感して、読んでいる貴女さまがたも思うのかもしれません。しかしですねえ…わわたくしはこの間このお年で貶し堕ちぶれてコンビニエンスストアファミリーマートでアルバイトしていたのですよ!いらっしゃいませこんにちわ!そんなことな私なのですから、とってもこの曲には共感できるのです。その共感具合は、女子高生または女子大生または安いOLが西野カナに共感するよりも深いものだと、信じています…。

続く「やっぱりバイトに行きたくない」はコンビニバイトやめてファミレスでバイトはじめたけど、やっぱりバイトに行きたくない」ということをリズミカルメロディアスに表現をした曲です。と、書いてもなんじゃそれは、という事しかわからないと思うでしょう。しかし、この曲の出だしにはショパンの「革命のエチュードop10-12」の和音と省略された形で続く部分が表現されているのです。なんて!Classical!しかしサビの「どっかで聴いたなあ」みたいなメロディに癒やされたりもするのです。緊張と緩和!

そして「サザエさん症候群 ~日曜日の夜の憂鬱~」この曲は「ファック ファック 月曜」というストレートな曲ですが、不満です。肝心の「サザエさん」についての深い追求がないからです。僕にとってサザエさんはすごく大事なものなのです。だから、もっとサザエさんを冠にした攻撃的な曲ならは、攻撃スべきはやがて遣って来る月曜日ではなく…個人的に憎しみを抱いているフグ田鱈男!波野イクラ!あの幼児性に感けて我儘放題の畜生どもを攻撃するような!そんな曲…もうやめますね。

次の「満員電車のストレスヤバイ」まず気になるのが、駅のアナウンスで「まもなく、4番線に磯子行き 磯子行きがまいります」とあります。「磯子行き」ということはJR磯子駅へ向かうものとなります。「横浜行き」だったら混みそうだけど…朝、大船から「磯子行き」で磯子で乗り換えて横浜で降りる時だったら混むのかな?なんてことを考えてしまいました。どうでもいいことです。でもどうでもいいことでも頭が動かせてよかったです。

この曲の聞きどころは、「ストレス」の対象の語句に対して、ボーカリストが吐き捨てているところです。一瞬ですが、すばらしい吐き捨てぶりです!たしかに「デカいリュック」背負った奴には殺意殺意殺意ですが…があれはどうにもならないのですよね…。

そしてラスト「Friendship」は、そのままです。フレンドシップ!みんなありがとう〜そんな曲です。ここはやはり「Believe」とか…なんてそれは完全にイタタアイタタV系オヤジの発想です!!反省します!

 

いかがでしたか?

 

いかがーでしたかーー?腹立つ占め文!

 とりあえず、僕はこのアルバム「怪盗戦隊BEST〜別に解散じゃないけど〜」を楽しめました!それはわかってくださいね。わかったふりをしているだけだともわかってください。僕はあたらしい、とはいわず全てのV系バンドにたいして、ちょっとものたりないなーと感じていたことあったのです。それは…「クズさ」です!

みんな真面目です。守らなければいけないものがたくさんある。それはわかります。誰にそう指摘をされたわけでもないけど、自制をしなくてはいけない。時代は変わってしまったのです。自由にできなくなった。SNSでファンの連携は深まり、ちっと気にならないことがあると、徒党を組んで攻撃を、されるかもしれない!わかります!こわいこわい!

だから、こんなクズなことをひたすらに垂れ流してるこのバンド、嫌いではありません。あとかなり省いたのですが、音楽的にも結構ちゃんとしています。シンセのアレンジや、あざといギターソロや曲展開など。ああ、やっぱり楽器が弾けるってすばらしいなあああと思いました!クズに幸あれ!!

おわり!!!

 

【日記】僕が今までの人生をいかに損してきたか

今日は何もしませんでした。形にできるものは何も残せなかった。それでも僕の頭は常に動いている。だから何もしていない、ということには当てはまらないのかもしれない。それはあくまで希望をもった考えた方であり、現実的ではないのかも、しれない。

なぜそのような非生産的な挙動を脳が繰り返しているのか。理由はかんたん。僕はつねに恐怖におびえているからだ。このまま自分の人生がくそツマラナイままで終わってしまうのか。それは他人とくらべてではなく、自分における自分においての比較におけるもの。

だから、脳が動いてしまう。だから、他人が自分をどう思うのか、ということも、もしかしたら思っているのかもしれない。

もっと、困っているのが、その他人というのが、今の自分には実存として誰も傍にいやしないということ。それが大きいのかもしれない。結局は孤独なのか、孤独感に苛まれているのか、と言われると、そうでもない。なぜなら、孤独なんて、もう慣れっこだから。

そうすると、自分の恐怖は、やはりこのまま何もないツマラナイ人生で終わるのか、ということが大きくなる。

 

どんだけ僕の人生が、ここまでくそだったということ、皆さんにはわからないだろう。こんな駄ブログが、そこそこ小ヒットする記事をだしたり、それが十年以上つづいた、それくらいだろう。あとは何もないのだろう。それしか、全くの他人おいては、判断のしようがないから。

親しい友人、または元同僚であれば「あんな会社こんな会社で働いていたじゃない凄いじゃない」なんて思ってくれるのかもしれない。しかし、社会的に見ればそう見えるのかもしれない。事実、その会社にいということを「履歴書」に出しても、選考漏れですぐに返事が返ってくる。自分の履歴なんて、なんの価値もないんだ。

 

僕の社会的な価値なんて、何もない。

そう思うことが、恐怖だとは思わないし、思いたくもない!

僕は「履歴書」だけを見られても、何の価値も無いのかもしれない。

それは仕方がない。

 

僕の取り柄は、音楽だけ。音楽の仕事でなければ、それは活かせない。いくらピアノが弾けても、それを履歴書の「趣味」に書いても、選考にはつながらない。全く関係がない。今までやっていた仕事には、何の関係もないから。だから、ずっと、やりたくないことを、生きるために必死でやるしかない。

それは、仕方がないことだとおもう。僕は、仕事というものが、実は全くできません、なんてことを言ったら、生きていけないから。

 

僕は自尊心を回復したいという欲求にかられている。僕は一度その欲求を持ったら、満たさないと気がすまないタイプ。だけど、あきらめも、飽きも速い。

そのように、ずっとずっと頭が回り続けている。だから、眠ってもすぐに目が醒めてしまう。ずっとずっとずっと、悪夢が続いているような感じがする。

 

こんなのだから、最近は電子ピアノを真夜中に突然弾きだしたりしています。勿論誰にもきかれない。ずっときかれないのかもしれない。いいのです。これが聴けるのは自分だけでも、それがなぐさめになるからです。

でも、いつかきっともっと、それを人にみせつけたいのです。

もったいないから!!

 

それも、わからないのかもしれない。僕は、僕が今までの人生をいかに損してきたかいうことを、証明する欲求を満たしたいのです。

 

素晴らしかった!がやはりせつない。テレビ朝日「やすらぎの郷3時間スペシャル」

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予告から楽しみにしていた「やすらぎの郷3時間スペシャル」

中居正広の身になる図書館」の中の企画なので、「まさかやすらぎの郷だけで3時間はやらないだろうな」なんて、思っていたのですが、見事に3時間ずっと!やす郷祭りでした!!

冒頭から、あのこの素晴らしい強烈なエピソードを紹介し、それはほんとうにこのドラマの言いたいこと、伝えたいこと、倉本聰の壮大なまでの愚痴!を伝えてもくれました。

「今のテレビをダメにしたのは、テレビ局だ」というセリフをまた聞けるだなんて。

「湾岸テレビの月曜九時のドラマは苦戦しているみたいですねえ」なんてセリフも。

放送禁止になっても仕方がないようなことが、ゴールデンタイムで聴けたということ。よかったです。

その後「身になる図書館」てきな事もはさみつつ、最後は野際陽子さんの追悼番組のようになっていました。

 

僕は、その追悼のところは良かったと思いました。

なぜなら、野際陽子さんが亡くなってすぐに、TBSが追悼番組を放送しました。野際陽子が過去にTBSで出たドラマ、高視聴率のドラマを中心に、当時のエピソードを交えての番組でした。

でも、その時に、「やすらぎの郷」に触れたのは、無くなる直前に撮影をしていた、ということで出てきただけでした。

それだけでした。なぜなら、その時はまだ「やすらぎの郷」は放送されていて、その後にもまだ出てくる予定だったからです。

 

やすらぎの郷」は野際陽子の遺作になった。ということを、改めてわからせてくれた。きちんと、放送したのです。そして、ラストシーンに野際陽子さんが移っていた意味も、教えてくれた。なんでもないような、普通のシーンに感じていたけれども、意味はちゃんとあった、ということも教えてくれたのです。

そして、撮影の裏側でしかわからなかったことも教えてくれた。ほんとうに、死を覚悟して撮影に臨んでいた、ということ。後になって、それはわかってはいても、現場にいた人にしかわからない事もわからせてくれました。

今日の放送は良かったと思うのです。

 

そして、もう一つ大事なこともわからせてくれました。

やすらぎの郷」に出演をしている俳優たちは、今の俳優たちとは全く考え方が違うということです。

冒頭にて、石坂浩二と、過去に付き合っていた加賀まりこと、結婚をしていた浅丘ルリ子と、共演をしていた。ウエディングドレスも着ていた。「それはおかしいのではないか」「どんな気持ちだったのか」という当然かもしれない問いに、当事者の石坂浩二加賀まりこは「別に」という感じで受け流していました。

「脚本に書いてあるからやっただけ」と言っていました。そして加賀まりこもそれに頷いていました。そしてそれに異を唱える俳優たちも、いませんでした。

更に、「やすらぎの郷」の「やすらぎ」の象徴もいえる、石坂浩二ら3人の海岸でのほのぼのトークの場面が、実はCGだった!実際はCGのスクリーンの前で話していた。熱演は、スクリーンの前で海の前ではなかった!

というドラマを観ていた人なら誰でも気づいていたことが、新発見のように扱われて「あういう場面でも、気にしないんですか?」「海がないのに」という問いに、「…別に」と石坂浩二はまた受け流したのです。脚本がそうなっているから、そう演技をした。俳優ってそういうものなんだ、と改めてわからせてくれました。

 

俳優たちがこのようなトーク番組に出ることが、「慣れていない」と見る反応もSNSにはありました。とんでもないです。石坂浩二は、かつてこのよう、ではないけれども、テレビのトーク番組の中心人物ともいえる存在だったのです。他のメンバーもそうです。加賀まりこなんて、一時期は「夜のヒットスタジオ」の司会までしていた。百戦錬磨なのです。どうにしても、年齢は他の人たちの2倍なのです。経験も2倍で場数も2倍。トーク番組もドラマも映画も舞台も、2倍経験しているのです。

 

いつかは終わってしまう、全ては変わりはじめている。やすらぎの郷は実在しないんだ、ということもわからせてもくれました。せつないですね。

とりあえず、野際陽子さん安らかに!