さわやかトラウマ日記

さわやかな音楽ブログです from 2004


さわやかでまえむきな人間になりたい男が
好きな「文化」を語る。
そんなブログです。from 2004yaer。

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レビュー系きじを諦めて「孤食の振り返り」と「富士そばのカレーカツ丼」を語ります🔥

みなさんこんばんわ。とても寒くて、全てが調子が悪くなっています。このブログのかつてのメインコンテンツが「寒い」ということは、みなさんよくご存知かと思います。

今日もかえってきたら、部屋が凍っていました。ほんとうに凍っています。電気は止まっていないので、エアコンもあるのですが、なかなか温まりを得なくて。。

でも、電気毛布と羽毛布団があるので、なんとかなっています!おすすめですよ〜

はあつかれてきました。レビュー系記事を書きたいのですが、いかんせん調子が悪いけどなんとか更新したいので、そんなに面白くない孤食の記録をさらしますね。

https://www.instagram.com/p/BrxW2I9F60Y/

マスクリスなので骨つきハムとビールを楽しみましたよ1人で悪いですかね別にいいだらくそ#ベルク#クリスマスひとりぼっち

https://www.instagram.com/p/BtRzYokFDRf/

朝はベルクでベーコンドック(美味しい!)とブレンドコーヒーです!ブレンドコーヒーは冬の散歩道というブレンドで、いつもより暖かみのある風味が感じられました!#ベルク

この前炎上をした新宿駅東口を出てすぐ!のところにある愛しいベルクの写真です。ビールはあまり好きではないのですが、ここの生ビールは好きなので、飲んでしまいます。この下の今日、食べたマイスターベーコンドッグは絶品なんですよ!日本人はベーコンというと、あのちょう薄っぺらい、ハムみたいなベーコンを思い浮かべてしまうのですが、ここのベーコンドッグは厚さがちゃんとあるのです。これでも確か210円くらいなんですよ!パンも香ばしくておいしいです。あとコーヒーも今日は特別なブレンドのものでした。ほんとうに温かみのある味わいでしたよお〜!

https://www.instagram.com/p/BtN4CeSl1NA/

品達のせたがやで魚郎ラーメンを食べました!ラーメン二郎を意識したメニューです!食券を買って中に入ると「ニンニク入れますか?!」と聞かれました!これはラーメン二郎の儀式ニンニクコールです!でも野菜マシニンニクマシマシとか言わずに、ハイ!とだけいいました!二郎らしいニンニクもやし、キャベツが多くて背脂こってり!でも大きな違いは、チャーシューです!ラーメン二郎は煮豚なんです。ここは焼いてあってすごく美味しかったです!#ラーメン二郎#せたがや #二郎インスパイア系

これは最近のヒットですよ。せたがやという有名なラーメン屋が、ラーメン二郎を意識した「魚郎ラーメン」です!ここは品川駅の近くにあるラーメンストリートみたいなところにあるところです。この近くにはニセ二郎で有名な野郎ラーメンもあるんですよ!他にもたくさん!毎日ラーメンも可能です!味の感想は割愛しますね上の通りです。

https://www.instagram.com/p/BsVM4GbF0CR/

今日はつけ麺TETSUに行きたくて行きたくて震えていたので行きました!ちょーうまいですよ麺が!!並盛では足らなかったです!!its so great!!#つけ麺tetsu #つけ麺#tsukemen

これも品達にあるつけ麺TETSUです!実は自分はそんなにあまりつけめんは得意ではないのですが、ここのつけ麺は好きです〜!大盛りも確か無料でしたが、普通盛にしてしまって後悔しました。が、昔、「つけ麺やすべえ」で大盛りを食べた後、気持ち悪くなって、東武東上線ですわりこんでしまって、お姉さんに心配されたことがトラウマになってしまって、それ以来つけ麺大盛りは自制しているのです。

https://www.instagram.com/p/BsdDNMnlmRr/

ゴーゴーカレー!久々に行きましたカツこんなに細かったかなあ?#ゴーゴーカレー

これも品達どんぶり五人衆にある、ゴーゴーカレーです。でもこんなにカツが薄かったのかとちょっと思ってしまいました。原料費高騰の影響だろうか?うぬぬと思ってしまいました。ここには伝説のすた丼屋もあります。今度行きます!!

 

 

https://www.instagram.com/p/BsmrStUFy7b/

今日は祝日出勤です🔥🔥🔥お昼はクイーンズ伊勢丹でチキンカツ弁当510円を食べました!作りたてでカツはサクサク!やわらかい!凄くおいしった 塚田農場の弁当のようです!やすくてうまい!ありがとう塚田さん#弁当#塚田農場

最近のマイブームイズミー(カジくん)は、クイーンズ伊勢丹で売っているやすいお弁当です!この「桜島鶏のチキンカツ弁当」は510円(税別)とは思えないクオリティでした!塚田農場プラスという所が作っているらしく、鶏の臭みが全くなくて、旨味も沢山、ご飯がちょっと暖かかったので、揚げてまもないと思われました。揚げ物は揚げたてが一番!だということはみなさんよく知ってますよね??「またアノチキンカツ弁当食べたいな」と思って行くのですが、それ以来、売っていません。。「プラス」がつかない塚田農場の弁当は、駅ナカに売っているんだけど・・お値段2倍しますのですよう。

https://www.instagram.com/p/Bq9JWGkFw1H/

今日は気持ちいい天気なので、外でランチです!クイーンズ伊勢丹でチキンの甘酢かけ弁当を買いました。クイーンズ伊勢丹は高いイメージですがこれは483円です🔥野菜もたくさんでつみれ団子も入ってておいしかったです!会社の人はみんな同じビルのコンビニで茶色い弁当を毎日食べててかわいそうデス🤓#ランチ#弁当#クイーンズ伊勢丹

どこで働いているかわかってしまう写真ですが、もういいでしょう。しかしこのチキンの弁当も美味しかった。野菜がいいんですよね。コンビニの弁当と違って、野菜に歯ごたえがあるのです。無かったっけ?わすれました。クイーンズ伊勢丹って高い高いっていうイメージがあったのですが、まあ高い弁当もあるけど、こういうのもあるんだなって勉強になりました!

https://www.instagram.com/p/Bq_rtvnFkp6/

今日のランチです!ミニ和風パフェだけではありません!ハヤシライスも食べました!ダリ不足を感じたので喫茶ダリに行きました!ダリ最高!#喫茶ダリ #パフェ

https://www.instagram.com/p/Bsrwvz7FT8l/

またダリにきました!ダリ不足だったのです。今日はメニュー載っていないカルボナーラのチョコレートケーキを食べてます!カルボーナーラはパルメザンチーズと黒胡椒を自分でかけて食べました!美味しかったです!チョコレートケーキはくるみが入ってて美味しいです イチゴと生クリームも乗っててうれしい ダリ大好き#喫茶ダリ#喫茶店

そしてやはりいちばん愛おしい「昭和が生きていた…」というような喫茶ダリです。Instagramではあまりそんなことは書いていないのですが、ここの大きな特徴は…店員さんが美人揃いだということです!!だからおじさん客が多いのかな??

https://www.instagram.com/p/BpPE9Q5FPru/

調子が悪いなと思ったら原因はダリ不足だと気づいたので、お昼は品川の昭和そのもの喫茶ダリにてハヤシライスとフルーツパフェとヒーコーみーのーしました!今日はパフェを食べながら、ひたすら罪悪感を感じていました…まだダリ不足かのかもしれません 次はケーキに挑みます#喫茶ダリ#喫茶店 #パフェ

https://www.instagram.com/p/Bo6dqyhlXPp/

またゲストハウスねたです!夕食は焚き火大会でチキンと野菜の火焚き蒸しとマカロニサラダのあとに場所を移してカツオのたたきと豚汁とご飯が出ました!このカツオが美味しくて…!#お茶の間ゲストハウス

愛おしいくなってので、お茶の間ゲストハウスの夕食にでてきた、鰹のたたきの写真も貼りますね。ほんとに美味しかった!この他にもたくさんたくさんご飯と、焚き火大会でいろいろ出て、お値段1000円ですよお!また行きたいな><

https://www.instagram.com/p/Bo2iikwFoJY/

あられちゃんにも会いたい(´Д⊂ヽ

https://www.instagram.com/p/BqpKw_tFqUD/

何気にみなさんが簡単に食べられる(らは抜きませんよ)ものがなかったのを反省しましたので、ここでとっておきのMenuを紹介しますね。これは富士そばのカレーカツ丼です!「何それふつうばかみたい氏ね」なんて思うかも知れない。

でも、よく考えてみてください。

カツ丼にカレーをかける。

こんな発想がいままであったのでしょうか????

聞いたことがありません僕は。ない。ないです!!

カツ丼を始めたのは、「ご飯をせっかく炊いてもミニカレーにしか使いみちないやどうしよう」と考えて、「牛丼とかだと競合いるし・・」と考えて、「カツ丼は…店が狭いから揚げ物とか無理…」と考えたけど「カツ丼とか他はやってないからいいかも?そば屋にもよくあるし…」と考えて、だったら、カツは他で調理して冷凍して、汁で煮込んで卵ぶちまけてだせばいいじゃん、とカツ丼を出した。そこに、更にミニカレーしか使いみちのなかったカレーをぶちまけて、新しいMenuを生み出したのです!

なんという柔軟な発想!

そしてこの味わいの深さ、素晴らしさ。。カツ丼にカレー。カレーにカツ丼!

すごい…ベートーベンとショスタコーヴィチが合体しかたのような!!?味わい…

わかってもらえるだろうか…。それだけ交響曲的、尊大な味わいだということ。わからないだろうなあ。はあ、疲れました

おわり

 

【なやみ…】私めのお顔汚顔の目立つど真ん中にいつの間にか千昌夫てきな…

ものすごい悩みがあるのです。

それは自分自身のお顔の事であります。てめえの顔が悪いとか良いとかそんなことは今更どうでもよいのです。が、

 

ある時期、いつかはわからないけど、いつの間にか…

顔の中心部分であるところ、一番目立つ場所、どこかおわかりになりますでしょう??

そうです。目の上、2つの眉毛の真ん中に、よくわからない、おでき?的なもの、要するに、黒くないほくろ??みたいなものができてしまっているのです。

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参考画像 千昌夫氏(黒子除去前)

こんな感じです。千昌夫氏は、今はほくろを除去したそうです

私めのくろこはここまで黒くはないのです。

やはり百聞は一見にしかずということもあり、実際のできた何かをおみせしますね。

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ほらこんなんです。この写真だとわかりづらいですかね。。

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ちょっと明るくしてみました!どうでしょうか。結構目立ちますよね><

昔の自分の写真は…こんなにイタいアップ顔アップアップガールズ(仮)の写真はありません。あるとしたらやはり

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あああ、これではわかりません、飛ばしまくりで>< 昔から自分の顔を知っている人に聞いたら、なんて思いましたが、正直、僕の顔なんて覚えていないでしょう??

美容皮膚科で…なんて思いましたが、結構するようです。。。無理!

そして「薄塗りファンデでダメージ部分をカバー、うるおいも補給💋、最新のコラーゲン満載🌟」みたいな美容でごまかし、なんていうのも、自分には無理です・・・。

まあ、年齢加齢なので仕方ないですかね。でも結構目立つなあ〜いやだいやだ

〜終わり、ある意味の〜

【ライブレポート】夏木マリ “MARI de MODE 3” at BLUE NOTE TOKYO 2019/01/27 最高の”俳優”の歌でした!

先週の日曜日に、夏木マリのライブ、BLUE NOTE TOKYOでのライブに行きました!

これはちょっとしたきっかけがあって、金曜日にチケットを取っていきました。

ちょっとしたきっかけとは、新宿にラーメンどうとんぼり神座を食べに行った帰りでした。相変わらずの歌舞伎町のけがれた、けがれきった、でもちょっと浄化されてしまった景色を楽しみながら、懐かしいな、なんて思いながら歩いていました。ここの近くに住んでいた、住めていたなんて、信じられないです。そんなに昔のことにいつの間にかなってしまった。そんなことを考えていました。

 

その時、交差点のLabiの巨大モニターでこの動画が流れていたのを観たのです。

www.youtube.com

俺は見失ったのか 汚れた街で 愛も夢も今は空しく

ローマは遥か遠く

 

わずかの金貨で 得たものは孤独

これは夏木マリのライブの宣伝の動画でした。ここでかかっていた曲は「ローマを見てから、死ね」という曲です。

ちょうど、僕は6年前のお正月に、ローマに行きました。そのことを思い出して、この曲を聴いたりしていたのです。この曲の歌詞は僕のそのものだなといつも思っていました。

もう6年も前になってしまった。ああ。また画面をひたすら見つめました。一瞬だったけど、長い時間に感じた。

・・・ブルーノート東京でライブがあるんだ。行きたいなと思いましたが、まだチケットがあるのかないのか。とりあえず、ローマのことはもう思い出さないように、しかし「僕はまたいつか、ローマに行けるのだろうか」と考えながら、家路に付きました。

 

そんなこんなで、金曜日になり、今週末に夏木マリのライブがあるということを思い出し、チケットはもう売っていないかな?とBLUE NOTEのホームページを見てみました。そうすると、まだ入手可能だったので、すぐに終業前にスマートフォンで購入しました。開園日前に手に入ったのは、チケットの引換などはないのは、当日2桁の番号を伝えるというシステムだからでしょう。いいと思います。煩わしくない。他もなんでこのシステムではダメなのかな?と思いました。

 

BLUE NOTE TOKYOは南青山にあります。そこでの景色は、まさにまさにな感じでございました。全てが自分とはかけ離れた世界でした。きらびやかな、虚飾とも感じてしまうような、ふぁっしょなぶるな世界でした。

「南青山、いい響きの地名、僕はここには何も求めていない」

稲垣吾郎が著書「馬耳東風」でこんな事を書いていたのを思い出したりしました。なんてクサい男なんだろうと思っていたけど、わかる気がします。さすがダンディズム吾郎。

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ブルーノートは初めて来るところだった。思っていたより、洗練されたデザインが施されていて、敷居が高く感じてしまった。チケット代がそれを表しているのかもしれない。しかしここはJAZZを聴く場所、JAZZはClassicとは違って、高級なイメージはないはず。この美しさを楽しめばいいんだ、と自分言い聞かせた。自分はClassicを愛していて、その本質は高級云々ではないということも理解しているつもりである所存です。

ビビっていたのが写真に現れてしまって申し訳ない。この写真では伝わらない、開放感をとても感じた。人々が高らか、しかしどこか上品に談笑をしていた。嬌声もなかったような気がする。ここは椅子に座って、開演までの1時間半をそれぞれ酒を飲んだり、食事を頼んだりして過ごす。なので、殆どが2名以上での来場だったと思う。人と来たらもっと楽しいのかもしれない。しかし、僕は上機嫌でずっとニコニコしていた。退屈しなかった。ここにいることが楽しいと思えていた。それは事実。

HAYASHIというハヤシライス。ハヤシのソースはクリーミーでマッシュルームとやわらかい少しだけ溶けたビーフが入っている。少しぬるかったけど、それなりの味わいがした。コクがあり、バターがよく効いていた。まあそれなり。高かったから、厳しくなってしまう。

カクテルは、夏木マリが考案したベリー系の甘いもの、ではなくて、適当に頼んだもの。いわゆる、居酒屋のサワーとは異なる酔いを感じてしまったのは、プラシーボ効果なのかもしれない。色の美しさのシルエットによるプラシーボ。自分は基本的に下戸なので、これですぐ気持ちよくなってしまった。付属していたシナモン・スティックをこれでもかと混ぜる自分を少し恥じながら、ゆっくりゆっくり、甘酸っぱさとリキュールのもつ味わいを楽しんだ。

 

さて、やっと本題であるライブレポートに入ります。まずが楽器隊が入場し、ジャズセッションを行った後に、夏木マリが客席を経て登場をした。トサカのような髪色は、トサカの部分だけ金髪になっていて、逆だっていた。背中が大きく開いた暗い色、黒かった思ったけど、よく見ると紫の施しがされていた。そして両腕に黒いファーのようなものが付けられていた。腕の動きがよく見えた。セクシーというより、美の主張が感じられる生き物ということを感じた。

 

それは歌にも表れていた。一曲目は「港のマリー」小西康陽がプロデュースをした「9月のマリー」というミニアルバムからの曲。誰もが、港町のカフェでお酒ばかり飲んでいるマリーに恋をするけど、マリーは誰も愛せない。という内容の曲。明るいけど、哀しい曲。小西康陽にはよくあるもの。

この曲はどう聴いても、譜割りが難しく、歌詞をたどるだけでも大変だと思う。しかし夏木マリは、これを飄々と歌い上げていた、なんてことは誰でも想像できるだろう。

この日は90年代にリリースしたものと、新しい曲も演奏するということが伝えられた。MCでは「この日のメンツはとてもラグジュアリー!」と喜んでいる様子だった。美しい着物で御めかしをしている御婦人らもみかけたし、いわゆる白色系の外国人もたくさんいた。確かにラグジュアリーだ。でも、私が一番、みたいな事を言っていたと思う。会場からは拍手と笑いも起こった。

僕が聞きたかった曲も聞けた。「嘆き」が、天野清継のギターだけで、生で聞くことができてよかった。この曲はギターと夏木マリの歌だけで構成されている短い曲。「神様が本当にいるのならすぐに 憂鬱な私の機嫌をとってよ」という、けだるさが魅力の曲。こんな曲を歌いこなせる日本人、いや人間は他にいるのかな、なんていつも思ってしまう。

「ミュージシャン」は、バンドメンバーの紹介も兼ねていた。ピアノ、ギター、サックス、ドラム、ベース、そしてパーカッション、パーカッションは夏木マリの旦那さま。「フランス婚」として籍を入れずに結婚をしたけど、その後は入籍をしたらしい。よくわからないけど、素敵だと思う。「よくある話ね 退屈な話」が何度も繰り返さえる。そのうちに退屈な話ではなくなる、ような演技も見せてくれた。

 

他に、これも大好きな曲、「私のすべて」元はピチカート・ファイヴの曲だったと記憶をしている。CDよりもテンポが速かったような気がする。唯でさえの高速なJAZZな曲なのにエキサイティング!という言葉しか思いつかない。出鱈目で気まぐれ気取り屋でイジワルであやふやでいい加減/だけど私は許されるの、それは私がキレイだから」という、歌詞に最初は戸惑ったらしい。そして私には…と思ったらしいけど、今では大好きな曲。と言っていた。会場からは感性と拍手が送られた。許されたんだな。

この日の白眉、自分としての白眉はカバーソングの3曲の中の「Over The Rainbow」だった。スタンダードなこの曲を、まったく楽譜どおりではなく、しかしあくまでも体裁は守りつつ、魂を込めて、歌っているということが伝わった。これは教えられてできるものではない、そしてカラオケなどでは習得はできないもの。ただ感情にまかせて歌うだけではなく、起伏を持って、音楽を完結させていると僕は思った。凄いと思う。 こうく音楽はライブでしか聴けないもの、だと確信をした。来てよかった、と改めて思った。また、THE Doorsでよく知られる曲「アラバマ・ソング」も凄くよかった。地下を感じたから。

その他、大沢伸一提供の新曲も歌っていた「コロナ」という曲で「コンテンポラリーな曲です」と紹介されていた。これがかっこよかった。コンテンポラリーな曲かはどうかわからなかったけど、スパイシーなジャズナンバーに感じた。配信もされているということで聴いてみたけど、音源とは全く違う「コンテンポラリー」なものだった。僕はライブのバージョンの方が好きかな?大沢さんごめんなさい><

アンコールは衣装を変えて、ピンクの大きな羽のようなものを纏って登場してきた。近くの席にいた女性が「かわいい!」と言っているのが聴こえた。グッチのお気に入りらしい。GUCCIに着られていない、着ている女性だと思う。

 

夏木マリはこの日のMCで「女優」という言葉を忌み嫌っているという事を知った。自身が声の演技を努めた作品が、アカデミー賞に2つのノミネートされたという話の中に、どうしても「女優」という言葉を使わなくていけなかった場面でも「女優、あ、女優じゃなかった。私を女優とは呼ばない」と言っていた。なんでだろうと思っていたけど、この記事を読んでわかった。

www.excite.co.jp

その人の生きる時間を演じたいなと思ったんです。その時間に、男だから、女だからということは、あまり関係ないと思えます。それで、俳優と名乗りたいなと思うようになりました」

 「(将来は)女優さんになりたい」という若い女性は、見習うべき考えだと思う。俳優を目指せと僕は言いたい。でもわからないと思う。彼女らが、女性というもの、人間というものは何かということを、考えるのを始めない限り。

いや、そんな小難しいことはどうでもいいんだ、とにかく僕は今日はとても楽しかった。それに尽きる。ブルーノート・トウキョウはなかなか行けそうにはないけど、良い場所を見つけられた、それはよかった。もっと気軽にこれるような、生活にしていきたいな、と考えました。終わり。

 

【追悼】ミシェル・ルグラン 彼の遺作、絶筆かもしれない「ピアノ協奏曲」を紹介します

 

ミシェル・ルグランが亡くなったという報を今日、聞きました。お歳から、いつかは来るとは思っていました。享年86歳。

僕はミシェル・ルグランについて、知ろうと思ったのはつい最近です。何十年にも及ぶ沢山の活動をまだ全部フォローしきれていません。

僕が一番好きになった、もっと知りたいと思ったのは、彼が一人で自分の曲を弾いた、このアルバムです。

Michel Legrand Plays Michel Legrand

Michel Legrand Plays Michel Legrand

 

正直、ミーハーな心、フランス好き、パリ好きを気取りたくて、最初は聴いていました。元渋谷系バンドの世界にいたということもあり、その名前は当然のように知っていはいましたが、それは知っていただけだった、ということを感じられたのはこのアルバムです。

このアルバムは終始、たった一人で、自身の代表的な曲を、好きなように弾いているかのように、見せているこのアルバムは、僕にとっては衝撃でした。なんて自由なんだろう。そして素晴らしい表現力、たおやかさ、鋭さ、全ての音楽の要素が詰まっていると感じました。

 

その後に、幾つかの音源や、アルバム全曲に「Paris」という言葉入っているアルバムなんかも聴いたりしました。ちょっと頭がおかしい、そして羨ましいくらいのパリジャンなんだと思います。

彼は映画音楽の大家であり、ジャズピアニスト、として、そして作曲編曲全てにおいて、能力を発揮していた、ということは理解できました。そして素晴らしいということも。

しかし、2017年にリリースされた、このアルバムを聴いたこと、それは違う意味で自分に衝撃を与えてくれました。

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Concerto pour Piano, Concerto pour Violoncelle

Concerto pour Piano, Concerto pour Violoncelle

 

www.youtube.com

これは、2016年にパリでレコーディングがされて、フランス放送フィルハーモニー歓迎楽団と、ミッコ・フランクが指揮を取り、彼が作曲をしたピアノ協奏曲と、チェロ協奏曲が入っていたCDです。

ここでピアノ協奏曲でのソリストミシェル・ルグランだということを知って、僕は驚きました。とうぜん、先述のアルバムを聴いているので達者だということは知っていましたが、演奏を聴いて、ここまで弾けるなんて。そしてここまでのクラシック音楽、純クラシック音楽のスコアも書けるだなんて。

僕は、ミシェル・ルグランには到底詳しいとは言えないけれども、クラシック音楽は「ルグランについて」よりも、ちょっと齧っています。だから、わかります。このピアノ協奏曲が、純正クラシック音楽であるということ。

モーリス・ラヴェルのピアノ協奏曲を彷彿とさせるような第1楽章から、第2楽章は酩酊的でありながらも、それに甘んじず、主題を守って進んでいきます。一直線になだらかに。映画音楽のよう、とは僕は思いません。

映画的なものを感じるといえば、もしかしたら、死を意識した作曲家の最期の音楽なのかな、ということです。第3楽章は、まるでフランス語で何かを語っているかのような譜割りで進んでいきます。

イーゴリ・ストラヴィンスキーフランシス・プーランクを合体させたかのようなと感じた、というのは蛇足かもしれません。

切迫感がせめぎあい、光と影のような何かがそこに存在しています。ピアノは超絶技巧を極め、一定の四分音符を主題としたストリングスとピアノが戦うかのように、進んでいきます。

僕は、彼のことをまだ知らないけど、生涯、長い音楽人生において、これが最初で最後のクラシック音楽の作品として発表した音楽ということ、そして最後の録音だっということ、その音楽を知れてよかったと思います。

 

人生とは、美しいけど、たやすいものではない。でも美しいことは大事なんだよ、とミシェル・ルグランが教えてくれたような気がします。

偉大な、作曲家、ミシェル・ルグラン。この世からはさようならですが、沢山の作品と、この曲は、この世に残せたこと、尊敬致します。

 

終わり

「アホ」さんにコメントで「ヴィジュアル系バカにしすぎ」と罵られたのでヴィジュアル系の未来について語りますね

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わざわざタイトルにしておくことでもないのですが、この記事にて、こんなコメントを「アホ」さんに言われてしまいました。

しかし、確かに僕のブログはヴィジュアル系バンドをバカにしたような記事が多いです!これとか

maemuki.hatenablog.com 

maemuki.hatenablog.com

 これ、13年くらい前の記事ですよ><バカに歴史あり!!

maemuki.hatenablog.com

 さらにこれは「原点」と題した、わかりやすい「表」のバンドの曲を集めたコンピレーションに対抗して「裏・原点」として勝手に妄想コンピレーションをまとめたものの解説となります。いわゆる「あんまり当時、6年前くらいには、真剣に語られていなかった、でも確実に足跡を残した裏側の人達」の洞察となります。

そして最近もこんなことをしました。

maemuki.hatenablog.com

 これはかつての雑誌「フールズメイト」の巻頭表紙を飾ったようなミュージシャンのインタビューを勝手に再現してみたという試みです。これも「くっそ長い内容の無いナルシスティックなアーティストのインタビューとインタビュワー」という皮肉めいた!おろかしい記事なのです。

maemuki.hatenablog.com

 

そしてこれは、13年前の記事「ヴィジュアル系のインタビューのテンプレート」という、完全に、彼らのお約束どおりの言動を皮肉った、おろかしい記事です。

 

しかし、このような試み、くだらない自己満足な試みを試み試み3連続な感じでブログをやっているおろかしいばかやろうはなかなかいないのか??と存じます。

そうです。わたしは独特さ、個性、おろかしいナルシズムというのをたいせつ、大切にしているバカなのですよ!ほんとうに。

 

そして「ヴィジュアル系」というものは、実はヴィジュアル系新規」なのであります。それは仕方ないです。ありとあらゆる知っていたバンドが、ある日、そう1999年前後、ミレニアムが近づくその前、1996年くらいに、「ヴィジュアル系」と評されて一気、にみんなデビューして有名になって…そして、散っていった…のですから。その頃は「ボクはもう大人だもうハタチも近い。そろそろお化粧系バンドはさようなら」なんて思っていたころだったのです!

つまり、「ヴィジュアル系」という言葉が広まり始めたころには、ちょっと醒めてかつ冷めていたのです。。

なので、ヴィジュアル系愛があるかどうか、と聞かれると「ハイ大好き!ボクはヴィジュアル系じんせいです\(-o-)/」とは言えないのです。。。

しかし、こんな独特な立場で観察をしている人でブログをやっている人間というのも、なかなかなっかなかいないのでは??と思ったりしています><

なので、許して下さいね。とりあえず、TOSHIのボーカルは、ヴィジュアル系の範疇で収められないということは、大衆が答えを出していますよね????違うのかなあ><

 

さて、そんないとおおしいヴィジュアル系さんの未来について、こんな言及がありました

realsound.jp

 本気でヴィジュアル系ハィアンドロー(ちゃんとiを小文字にしました)を愛しているライター藤谷まつおか千明さんによる素晴らしい記事です。1999年に契機にしてヴィジュアル系が文化になったという記事です。

私めは、1999年近辺のヴィジュアル系というと、やはりB級C級D級Z級ヴィジュアル系であります自分においては、やはり「キーパーティー「エナメルレコード」というのが頭を飛び交ってしまい、ミレニアム!ボクのミーシャ!!す~サイードキエー!

エナメルレコードってなあにと思った人は、愛おしいブログ読者15年暦のむらかみさんがまとめた「エナメルレコードほぼ完全リスト」を御覧ください

d.hatena.ne.jp

あれは、なんだったのか。今でも謎です。言えることはただひとつ「世紀末」だったということです。世紀末を体験してしまった。。でも、当時はまだ若かった(*´∀`)ので、世紀末がどれほどの重みがあるのかということをわかっていませんでした。もう二度と体験できないのに。エナメル系鍵麺の人達は、それをわかっていてのあの狂騒だったのかな??

エナメルレコードの滅亡と共に、ヴィジュアル系バンドブームも終わり、そして、今に至る、といってはいけないですね。たくさんのバンドさん達がずっと活動しています。

 

しかし、ここ何年もブレイクしている新しいバンドは、ゴールデンボンバーさんだけです。僕は、彼らがヴィジュアル系というものの最終形態であると思います。なぜ大衆に受け入れられたのか、答えは簡単ですよね女々しくてです。女々しくて。曲がよかったら、どんな格好をしていても、大衆には受け入れられるのです。カラオケでもサビに合いの手が入れられやすい所があるなど。

もちろんそれだけではありません。ライブを大切にする。楽器など弾かなくても、キャッチーな曲と、盛り上がる為の仕掛けがあれば、アリーナクラスのライブも満員になるのです。楽しいライブ!楽しい楽しい!そして、パッと見てわかるようなキャラクターのはっきりしているメンバー、トークもいけて、楽器など弾けなくてもそれぞれ特技があったりする。SNSでの発信力もある。ファンサービスも上手い。

これが、ヴィジュアル系の未来なんだと、僕は思います。そしてその未来が今、来たんだ、と感じています。

 

しかし、本来ヴィジュアル系というものは、マイナーなもの、大衆には到底受け入れがたいものではないのか、と僕は考えています。

また自分語りですが、自分が中学生の時に、「Jealousy」を出した後くらい、XからLUNA SEAに行った、聴いたこともないのに、雑誌の広告だけを見て、エクスタシー・レコードに直接に通販をして「LUNA SEA」を買ったのは、もう大人気だったXと比べて「クラスで誰も知らなかった」からです。そうです。それが理由でした。ルックスとかがいけているな、LUNA SEAとかバンド名かっこいいな。ギターの人はヴァイオリンも弾けるらしい。あんまりそういう人いなかったよな?いいかも?と思ったのもきっかけです。

そうしてこうしてLUNA SEAはいつの間にか「クラスの中で流行りに敏感でもない人でも知っている存在」に高校の頃にはなっていました。揺れて揺れて革命(ROSIERのことですよ)が起こったのです。

その頃、僕はLUNA SEAにもう冷めつつありました。。それは人気が出たから、ではありません。そうではないのです。ぶっちゃけますと「EDEN」の先行シングルだった「Believe」がいまいちだなと思ったからです><

しかし、それはその後、いくつもそんな体験があってしまった、ブームの前にです。そしてブームがやって来て、いくつもそんな体験がたくさんたくさん起こってしまった。国民的なものに、一時期はなった。

だから、冷めてしまったのかもしれません。「クラスの中で自分しか聴いていないもの」ではなくなったからです。

 

しかし、今はどうなのでしょう。完全にヴィジュアル系はマイナーなものになりました。なったと思います。シーンはある意味において成熟をして、そして縮小しつつありますが、しかし、ビジネスとして成立はしていると思いますが、おそらく「ヴィジュアル系バンドが好き」というのは個性としても認められてはいても、正直鼻つまみ者のような存在なのではないか、と思います。

カラオケ、若い人がまだカラオケに行くかはわかりませんが、ヴィジュアル系バンドの曲をかつては、堂々と歌える時期、X、ルナシー、L'Arc~en~Ciel、SADSの「忘却の空」はドラマの主題歌になって、誰でも知っている曲です。それが、今は女々しくてが引き継いでいます。

でも、そういうものを目指さなくていいと思うのです。もっとマイナーな存在になってもいい。もう一度ヴィジュアル系バンドブームを!なんてことはおそらく起きないでしょう。革命的なバンド、はっきりいうとXのようなバンドが出てこない限り、無理だと思います。

この前、若いヴィジュアル系バンドさんたちを頑張って聴いてみたのですが

maemuki.hatenablog.com

 やはり、その後、このバンドさんたちの音源を聴くということは、ありませんでした。その理由は、僕がもう大人になったからだと思います。ヴィジュアル系若い人たちの音楽であるというのが、僕が20代のころから思っていました。

maemuki.hatenablog.com

これはわかりづらいのですがあの伝説><になったライブ「Beauti-fool’s Fest 04」に行ったライブレポート、こちらは14年前の記事です。。

若いファンのノリについていけずひたすらボーっとしてしまった。
やっぱりヴィジュアル系は若い人のものですね。ヴォーイ!

 この記事の中でこんなことを書いていました。そうです。当時まだ二十代後半でした。この思いは変わっていません。この日はPhantasmagoriaの初ライブの日だったのですが、キー様は僕と…同年だぃ…止めておきますね。まあ年齢はどうでもいいのです。

しかし若い感性がヴィジュアル系には必要だと思うのです。LUNA SEAもあの頃まだ若かった。癌が心配なRK(天才作曲家)河村隆一さんも僕が中学のときにCDを買ったころにはまだ二十歳そこそこだったはずです><そうなのです。希望は若い人たちにあります!がんばれわかものよ!君たちにヴィジュアル系の未来はかかっている!!とりあえず、黒夢清春さんを見習って、ステージで!「死にます」とマイクで言った後に、首吊るくらいやってください!!!!負けるな過去に!若者たちよ!

おわり!!

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Visualkeiは真のクールジャパン!