さわやかトラウマ日記

さわやかな音楽ブログです from 2004


さわやかでまえむきな人間になりたい男が
好きな「文化」を語る。
そんなブログです。from 2004yaer。

ファンレター&苦情はこちら pinkcoatpiter@gmail.com



iTunesの「最近追加した項目」からいくつかアルバムを紹介をしてみます どうでもいいですね><

きょうはなんとなく、最近、僕まえむきさわやかまえむき ひどい名前ですよね。。

「沢矢虎馬」に改名しようかななんて、考えています。さわや とらうま イマイチかなあ どうでもいいですね。僕のアイチューンズ(使いづらい)の「最近追加した項目」からいくつか紹介をしてみます。

 

まずはセルジュ・ゲンズブールのベストアルバム「L'essentiel des albums studio : Serge Gainsbourgです。

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もちろんタイトルはコピーアンドペーストですよ。今更セルジュだなんて、遅れていると思われるかもしれませんね。実はフランス好きなのですが、いまいちフランスの音楽を知らないのです。フレンチポップスを聴いてみたりするのですが頑張って。。総じて感想は「ダサい」それに付きてしまうのです。きっと知らないだけなんだ良いものをまだ!とも思うのですが。なので、セルジュなのです。シャルロットも好きですよ!

フランス人って、姓ファミリーネームが強くて、名前は普通、ということがありますよね。ゲンズブール家もそうです。あとフランシス・プーランク、モーリス・ラヴェルクロード・ドビュッシー、いずれも、姓の印象の方が強いんですよね。あとロシアも。。プルシェンコは苗字!!あ、日本でもそうでした。僕もいつもたかたかたか言われてしまう俺は高木ブーなのです。

ああ、つまらない文章ですね。こういうつまらない文章はつまらない毎日だということを象徴をしているのです。セルジュ・ゲンズブールを聴いている人なんて、会社では自分ただ一人だと思うからです。音楽の話なんて、一切しません!なんということなんだろう。かつてはマディス・グレイルのレアデモテープの音源をコンプリートしてプレイリストを社内共有している人もおったのに!!ほんとうなんですよ。でも会話はなかったのです。ミラノさん!見てますか><

ごめんなさい。内輪の話になりました。要するに聞くたびに孤独になるセルジュ。なのです。

Timely!!

Timely!!

  • 杏里
  • J-Pop
  • ¥1650

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次は杏里「Timely!」1983年の作品です。自分は意外と流行りに敏感なので、最近、海外で日本のシティ・ポップが流行しているらしいということで、研究をしたりしています。プロデュースは深くて素晴らしいことで有名な角松敏生大先生です。

洗練され尽くした大人のポップスです。聴いているだけで「理想の大人」になったような自分に酔いしれることができます!まさにアダルトオリエンテッドロックAORです。いやあ、ロック以外の音楽ってほんとうにすばらしい豊かなのですよ。ていうか飽きませんか?ずっと歪んだギターの曲ばっかり聴いて…ありえません僕には。もう物足りない…欲求不満が極まるとこうなってしまうのです。より、洗練された曲サウンド音色に…。大ヒット曲、林哲司大先生による「悲しみが止まらない」も入っていますよ!林先生のお約束「サビから始まる」ということも守られています!はああ。

Debussy: Orchestrations by Caplet, Ansermet, Ravel, Stokowski & Busser

Debussy: Orchestrations by Caplet, Ansermet, Ravel, Stokowski & Busser

  • Orchestre symphonique de Québec & Yoav Talmi
  • クラシック
  • ¥1500

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「非ロック」「ロック否定」になっているのは、この間、公開したけど下書き保存に戻した「このブログの記事のまとめ」みたいなものが、ヴィジュアル系のものばかりになったことへの、自分に対する反抗心と戒めなのです。そもそも自分のルーツはクラシックなんだ、とこのアルバムを聴くたびに思い返すのです。このアルバムは、愛しいフランスのクロード・ドビュッシーピアノ曲をオーケストラに他人が編曲をしたものを集めたアルバムです。素晴らしいです。僕はこういう「ピアノ曲を他の編成にアレンジ」したものが好きなのです。「子供の領分」全曲「6つの古代エピグラフ」そして「小組曲」などが入っています。「6つの古代エピグラフ」は昔、MIDIで僕もオーケストラにアレンジをしたりしたのを思い出しました。

・・・そんな事もできたのにな。。今、なんでクソ仕事をいやいややっているんだろう、なんて考えないようにするのが大変になるのです。でも僕はこんなに素敵な音楽を聞けるいるんだいるんだ、と自分に言い聞かせるのですよちくしょう!

Melodies Du Cote D'Appollinaire

Melodies Du Cote D'Appollinaire

  • David Lefort / Philippe Guilhon_herbert
  • クラシック
  • ¥1500

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David Lefortというテノールの歌手による愛しいフランシス・プーランクの歌曲集です。あるホームページにおいて、オススメをされていて知った素晴らしいアルバムです。解説をしたページはジオシティーズにあったので、消えてしまいました。なんでそんな事をするのでしょう?あのmixiでさえまだ残っているのに!誰も見てないけど><

ギヨーム・アポリネールの詞にプーランクが曲をつけたものが素晴らしいです。

www7b.biglobe.ne.jp

こんな事を書いても、誰もわかってくれないんだろうな、とやはり思ってしまいます。ああ孤独だ。芸術は孤独。みんなでタオルを振り回してワイワイやるような音楽を好きになれない、なんてなんて、産まれる時代を間違えたとしか。ひたすら切ないメロディと、和声ですああ。

Smap Vest

Smap Vest

 

 

マイナー超マイナーなものばかりになりましたので、「なにかライブラリにメジャーなものはないか」と探したらありました「Smap Vest」です。デビュー曲にしていきなりの黒歴史「Can't Stop!! -LOVING-」から当時の最新曲「らいおんハート」までを逆順に収録をしたベストアルバムです。つまり、最初に方へだんだん曲がひどくなっていくという逆歴史が楽しめる異色のベスト・アルバムです。つまり「らいおんハート」からはじめって「キラキラ星」が差し込まれた恥ずかしいデビュー曲で終わるのですああ。「Hey Hey おおきに毎度あり」こういう謎の関西ノリはなんなのでしょうかね?しかし、改めて聴くと良い曲ばかりですね。「夜空ノムコウ」とか…「あの頃の未来に 僕ら立っているのかな」なんて…切ないですね。詞を書いたのはスガシカオですが、歌うSMAPは僕と同年代…。切ない切ない。こういうJ-POPも普通に聴くんですよ!ジャニーズだいす。。き。。とりあえず東山さんはいいひととてもいいひとです!

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やはり最後が「元下北系ギターポップバンドマン」だったというアピールをしたいのです。ROUND TABLEさんは最近配信に入ったのです。昔よく聴いていました。というか胎盤V系用語)をしていたのです。僕はサポートをしていたユニットでよくオープニングアクトで出ていたのです。この中だと「窓から抜け出せ」はロジャニコ・テンプレートを活用、Corneliusだと「LOVE PAREDE」みたいなもので、しかし冬のイメージの温かい雰囲気のする素敵な曲です!美しい自分の時代も思い出せて楽しいですね。

 

あの頃は楽しかった。そういう時代が僕にはいくつもある。ほんとうにそれは良かったです。今が糞でもその頃の思い出を胸に生きていけるからです。みじめかもしれませんが、そのような状況にいられた現実がたしかにあった、ということが、僕の支えになっています。ほんとうに悲しいけど、僕は楽しいです。過去がほんとうにほんとうに楽しかったからです。

もう最近ずっとこんなになっています。こんなになっているのです。そんな自分です。ブログの記事数が1000を超えてしまいました。この記事ではないのですが、そうなっていました。どうでもいいですね><。どうでもいいですね><これがもう予測変換にでるようになりましたどうでもいいですね>< どうでもいいですね><おわりどうでもいいですね><

【レビュー】La'cryma Christiをヴィジュアル系の文化遺産に指定しろ!

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最近、謙虚にわかいビジュアル系バンドさん達の動画を見てみました。偏見除去!のためです。どうにもやはりどうにもトシを取ってしまったので、若い人たちへの温かい視点目線有刺鉄線を欠かさないようにと思ったのです。

そして、あることに気づきました。今のビジャウル系バンドさんの傾向として

「ラウド」サウンドが多いということに気づきました。僕が見た動画は、ダイジェストで今年の近くにリリースがされた音源のMVを流すというものでしたが、10くらいのバンド中、「ラウド」でなかったのは1バンドくらい、でした。サビの所だけが引用されていたので、そう聴こえただけなのかもしれません。

最新ヴィジュアル系の「ラウド」を僕の雑な感じでの表現になりますが、こんな感じです。ギターがモサモサモサモサモサモサズッズドーズッズドーーエフェクトで増大!! テロテロテロテロ(ソロ)ベースとドラムはひたすらツーバス!ドコドコドコドコドコ ヴォーカルも気軽にヴォーイ!でも…サビは音符が音符が細かくて最後の方が音符が高くなって裏声になりヒョロロローー♪

みたいな感じです>< ダークでハード…メロディアスといえば、Laputa…の事なんてここでは止めにします。。ラピュータとかとは…なんか違うんだよなあ…

 

・・・もうLa'cryma Christiのような…大人…はっきりいてオジさん臭い音楽ヴィジュアル系では聴けないのでしょうか???なんてことも思ってしまいました。

 

ラクリマ・クリスティ。素晴らしいバンドでした。なので振り返りをさせてください。

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僕がラクリマを知ったのは、もちろん雑誌でした。前身バンド「STRIPPE-D-LADY」は名前だけ。その後La'cryma Christiの活動が始まってすぐに、「大阪のラクリマ・クリスティは凄い」というレポートがされていました。高い演奏力!コーラスを使った斬新なサウンド!そしてTAKAの独特の周波数を発するハイトーンボーカルは凄い!みたいな感じでした!また、当時のバンドのポテンシャルを推し量る大きなもの、写真!ルックスも良かったですもちろんです!ドラムの人、女の人かな今度こそ><なんて思ってしまいました。レビン天使!

そして最初のシングル「Siam’eye」を買いました。僕が買ったのは3曲入りのものです。プレスを重ねても、すぐに売れちゃって、なかなか手に入らなかったのを覚えています。

初めて聴いた時は、やはり、というかびっくりというか。今でもそう思うのですが、こんなバンドは他に無いと感じたのです。当時は僕も当然に若くて、自分はあまり音楽を知らないと思っていたこともありました。が、このシーンではなかったものだと感じました。それは。。今でもそうなってしまいました><

この違和感なんなのだろう。老成されているような、洗練されている。なんて、若手のお化粧バンドには一番似合わない言葉でありますが、そう感じました。老成!

そう感じたのは、信じられない程に、演奏が上手かったというのもあります。逆にどうしてこうなってしまったんだろうと、純粋に考えたりしました。普通に若い人たちがお化粧をしてやるような曲や演奏ではないと思うのです純粋に…でも、素晴らしいものなのではないか、と。まだこの時点では、少しハマりきれていなかったのですが。

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「Siam’s eye」に入っていた曲です。これはラストライブの動画ですが、音源よりも若い印象があるのが不思議ですね!普通は逆だと思うのですが。。つまり最初から老成されていたということが証明されていたんだと思います。彼らの事をあるオジサンがヴィジュアル系バンドがこんなにオッサンくさい音楽をやっていたなんて!」と驚いていたのを思い出しました。。これは褒め言葉ですよ!華麗に異形であったバンドだったんです。かなり難しい曲なのに、難なくこなしているのも成長をした証なんですよね!こんな曲をやるバンドはもう、とかいう言葉がヤッパリ付きません。。ラストの歌の部分のコード進行、心底シブいです。凄い・・

続く「Warm Snow」ももちろんすぐに買いました。これも衝撃的でした。たった3曲だった前作から、今度はたったの5曲。しかしどれも5分超えの大作ばかり。そしてどれもこれも今までに聴いたことのない音楽ばかりでした!

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今に聴いても、やはり彼らがこっちの系統に転がって頂いてよかったな、なんて思ってしまいます。よい意味でなぜこうなったのか??本当に不思議なバンドです。不勉強で申し訳ないのですが、彼らがどのような音楽を聴いて、こうなってしまったのか興味あります。Steely Danとかを聴いていたのでしょうか?まさか…. 最初の一音から透き通る重さが感じられる「Warm Snow」タイトルも素敵ですよね。

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当時も一押しの曲だった「Forest」後に「IN Forest」としてリメイクされて、しまいました><このようなイタい><を付けたということは、僕はやはり断然「Forest派」なのです。都会暮らしに疲れたOLのフォレストなんてアタシ認めないの…みたいな感じです><

しかしメジャーから出された「IN FOREST」のおかげでミュージックステーションにも出演できたのです。そしてGLAYTAKURO氏から「この曲の最後の転調が凄い!何回も転調して…」と曲前のMCで絶賛されていていたのです。

確かにすごいですよね。転調。。僕はもう1回くらい上がってもいいかな、なんて。

それにしても、幻想的で繊細でオーセンティックでノスタルジックなサウンド!ギターサウンド…ドッドとかズズズドーとか無いサウンド><

素晴らしい。。。ヴィジュアル界の文化遺産に選定すべきというような曲だと思います!そして過激なこの歌詞

ガラスの迷路の中で 破れた聖書を燃やして

 何を意味しているんだろう・・問題にならなかったのかな?アンチクライスト?嗚呼

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ヴィジュアル系だなんて言葉が悲しくなるくらいの「A.S.I.A」も凄いです。くそシブいイントロに続く「あーガスライトのー」の所のコーラスの和声の深さ…素晴らしさよ!そしてこんなに地味な曲なのに、派手に主張をするベースとドラム…そしてKOJIさまのギター!もちろんHIROTAKAさんも…。このような曲も、ラクリマの真骨頂ですよね。アコギをベースに繰り広げられる、上品なテロテロギターソロ…。ドラムもパーカッシブ…異国情緒。。そうです。ラクリマが推し進めていたのは異国情緒であったと僕は思っていました。オリエンタリズム最高!

後に「Dwellers of a Sandcastle」として全曲リメイクされて発売されました。この時にはおそらくもうメジャーデビューは決まっていたんだと思います。

ラクリマ・クリスティがインディーズで発表をしたのは、実質8曲だけだった。そう考えると、時代もありましたが、凄いですよね。安売り多売はしなかった。8曲だけで真価を見せた、見せられたんだなあ。

 

そして華々しくて眩しい美しい涼やかで軽やかな名曲「Ivory Trees」でメジャーデビューをしました!

「シルクで教会の鐘を優しく包みながら…」というサビの歌詞に心底酔いしれました。僕にはなんとなくわかります。シルクで教会の。。鐘…やはりわかりませんが。いいじゃないですか「君のためだけに今夜は 思いを伝えたくて♪」みたいなありきたりな歌詞より!いいと思う。

そしてカップリングは伝説の名曲「偏西風」でした。。

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感慨深い。

そんなオジサンくさい感想しか思い浮かばないくてすみません。ほんとうに感慨深いです。これはインディーズ時代から演奏されていたんですよね。5人の役割分担がはっきりしていて、それぞれに自分というものを演奏で表現をしているのが伝わってきます。HIROは自由にギターを奏で、KOJIさまはきっちりささえ、そして時に息をピッタリにフレーズを合奏をして嗚呼。ラストのユニゾン部分はまさに…文化遺産文化遺産に指定を命じます!特に、サッとアルペジオに戻るKOJIさまを!前髪が常に揺れてて素敵ですよね!すみません><

そして満を持してリリースされたデビューアルバム『Sculpture of Time』はもちろん全曲名曲ハイクオリティハイスタンダードハイソサエティな出来上がりでした。ハイハイです。本当に洗練された大人の為のリゾートアイランドのような出来上がりでした。

どうしてこんなイタい主張をするかというと、この時はヴィジュアル系ブーム真っ只中でした。そして彼らもその中の一端でした。「ヴィジュアル系四天王」と言われていました。が、彼らの特異性がその御蔭で隠れてしまったような気が、僕はしていました。

ラクリマ・クリスティは他のバンドとは違う、どれが良いとか悪いとかではなくて。。

 

ごめんなさい『Sculpture of Time』の中で特に好きな曲は、意外にもこの曲です!

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Letters!レターズ… イントロから胸をギュッとつかまれるような感覚になります!TAKAさんやめて!のような。「海沿いをドライブしていた…」なんて歌詞が出てくるのに違和感がないさわやかさ!青空!海!さわやか!軽いギターがとても素敵ですよね。。TAKAとHIROが音で会話しているようなAメロの部分とか最高です★歌詞は不倫ソングだということを、つい最近知りました。

でもやっぱりオジサンなので「sanskrit shower」も好きなのです。

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はあ感慨深い、2回め感慨深い嗚呼3回目です。若者らはこの曲をコピーしてくれださい!

 

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ラクリマ・クリスティ最大のヒット曲「未来航路」オリコン初登場3位!凄いですよね。KOJIさま作曲のさわやかな曲です!さすがさわやかナンバーワンギターマン!

でも悪い曲ではないのですが、僕はやはりあまり・・でも、ヒットしたから良いでしょう!いい時代でしたね!

でも、このあとが自分的には本番でした!!

 

ラクリマ魂の名盤「magic theater」!!

magic theatre

magic theatre

 

 

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アルバムの1曲目を飾るタイトルソング「magic theater」の長い前奏いや、この部分の各となる、延々とリピートをされるギターのフレーズ。。

この反復は、人間の本能を表現したものだと思いませんか。祈り。。祈りをひたすらに捧げるということ。。

ラクリマ・クリスティには宗教的なモティーフがよく用いられています。先程の「破れた聖書を燃やして」「シルクで壊れた教会の鐘を」「サンスクリット」そして「イスラエル」は言わず物がな、そしてそして「ラクリマ・クリスティ」は「キリストの涙」という意味なのです嗚呼!!

祈るということ、宗教を信じるということは尊いものだということ、僕は無宗教なのですが、海外旅行に行った際にそれを強く感じました。タイ、ラオスミャンマー、いずれも日本と同じ仏教国ではありましたが、日本とは違うもの、深い祈りの場面があったのです。ラクリマ・クリスティが表現をしたいものは、そのような、深い祈り、特定の宗教云々では無く、人間としてのあるべき姿勢を!

なんて堅苦しくていやになってきました。しかし、そのような背景からラクリマ・クリスティをヴィジュアル系文化遺産に指定するべきだと感じておるのです!!

 

そして僕がこのアルバムで好きな曲は「Rain三部作」と勝手に名付けている「Lime R Rain」です。なんと感動的で悲しい美しい「雨」なのでしょうか!?そして「Sweet Suicide」絶望もこのアルバムにもある。人間の喜怒哀楽のすべてが!表現されているす素晴らしいアルバムだと思います!!

こんな感じです。ちょっと文章が荒くてすみません。おわり!

 

何をやっても空回り…ですが、一つうまく行っていることがありますそれは「自炊」

ほんとうに何をやっても空回りになっていて、甘い目論見はすべて翻されてしまいました。何をやってもだめなのです。

しかし、最近ちょっとうまくいっているかもということがあり、タイトルの通り、自炊を再開したのです。節約のためにです!!

長野に住んでいる時は、けっこうやっていたりしたんですよ。山の別荘にて「働きたいニート」だった頃には、2週間に一回くらいの、スーパーでの買い溜めをして、それを元になんとか自炊をしていました。あるもので、なんとか食いつなぐという、優雅なのか何なのか、悲しいサバイバルを経験してしまいました。

その御蔭か、久しぶりに自炊をしても割とうまくいっていると思います。

弁当と、夕ご飯、朝はテキトーにシリアルだけなのですが、今の所、外食は殆どしなくなりました。昼の弁当は、前のように外に食べるところがたくさん!では無くなったので、仕方なくですが。。

https://www.instagram.com/p/BxZChdAFJL6/

今日は自作おじさん弁当を作りました!昨日の残りです!鶏皮といんげんなどの炒め物とハーブソルトをいれた卵焼きです!鶏皮といんげんは弁当入りを見越して味を濃くしました!味ははっきり言って美味しいです!天才かもしれない…ほんとに…また頑張ってつくります!#弁当#弁当男子 #自作弁当 #料理男子 #料理男子と繋がりたい

彩りはいまいちですが…このインゲンと鶏皮の炒めものは美味しかったです。。鶏皮はとにかく安いので買ったのですが、炒めると油が沢山でて大変でした。でも頑張って油を取って、キッチンペーパーの必要性を感じました。。

また、卵に浮いている気持ち悪いぶつぶつは、業務スーパーで買った、「ミル付きハーブソルト ミックス」のものです。

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自分は、食材よりも調味料にこだわるタイプなのかもしれないですね。このハーブソルトを適当にかけると、なんでも美味しくなるんですよ。

https://www.instagram.com/p/Bxto7iqFIw9/

おじさんががんばって弁当をつくりました👴 キャベツキウリトマトあまり野菜の浅漬け!業務スーパーの冷凍サラダチキン!うまい!大量で安い!マカロニは…昨夜の残り!これもソースは業務スーパーの輸入物!ニンニクハーブトマトソース!でも味の調整しました!うまい!今日はまた見た目がまあまあだったので写真ウフしましたが、普段はもっと荒れ果ててます!!でもおいしーのほんとに!信じて🤲#bento#弁当#手づくり弁当 #自炊男子

これも業務スーパーで買った、トマト&ガーリックのソースを使ったマカロニです。本当はマカロニではなくて、ペンネが良かったのですが。。このソースは大容量なので、パスタにも使いました。僕はパスタは細いカッペリーニが好きです。みなさんは太いのが好きですか??

あと、これまた業務スーパーの「冷凍サラダチキン」これは本当に美味しんですよ。コンビニで売っているやつの倍のサイズで、それが2つはいっていて、お値段200円台でした!冷凍の2つのものが固まっていて、解答をしないと分解できないのですが、美味しいので、あっという間に食べられるので問題ないと思います。また買いに行こう!

また「調味料好き」が講じて、会社帰りに、散財警報が発動をするカルディに行きました。そこで、散財警報も鳴り止むくらいの安いものを衝動買いしました。

https://www.instagram.com/p/Bx2NgFSFvh3/

この「トムヤム塩」は120円くらい!でした。適当に作った野菜炒めに、なけなしのお金を出してかったナンプラーと、このトムヤム塩をかければ、タイ気分…でした!また隣に「ライム塩」というのもありましたので、買いました。また安いパスタソース100円くらいのものもいくつかかいました。パスタは手軽でいいですよね。

これは写真のクオリティが低いのですが、今晩作った「バターベーコンライス」です。コーンをコンビニエンスストアで買って、作りました。ベーコンは例のごとく業務スーパーさんで、200円くらいで割と大量の角切りのやつが入っていたものです。

 

こんな感じですが、自分にとっては大きな変化です。もう帰りにどこかに食べに行くということがなくなったのです。けっこう大きいですよね。初期投資は大きかったのですが、今後の節約になる。はずでしたが。。

https://www.instagram.com/p/BxrD2ZlFHik/

昼カフェはチョックというドリンクです まあチョコレートドリンクです甘さ控えめで口当たりなめらかおじさん満足しましたのう👴#昼カフェ #チョコレート

会社のビルにあるエスプレッソの店で、お昼にゆっくりする事にハマってしまいました><このチョック、チョコレートドリンクなのですが、、美味しくて・・。甘そうなのですが、それは控えめでチョコの味が強いんですよ。お値段は…「ピッコロサイズ」という小さいものなので。。忘れました!!

https://www.instagram.com/p/BxwPTzNFuwP/

さらにメッツォ メッツォというのも頂きました。チョックプラスエスプレッソです。これも美味しくて…エスプレッソとチョコーレートなんて、飲みたくなるじゃないですか?普通…

https://www.instagram.com/p/Bx9RE22ARV4/

今日はエスプレッソ・グラニータ!granita意味はかき氷!うまい!意味はヴォーノ!#カフェ #イタリアンカフェ

この「エスプレッソ・グラニータ」はまあかき氷ドリンクなのですが、結構手間がかかっていて…そしてとても美味しかったです。暑い日にぴったり・・・一口でウメーと声を出してしまうほどです。

この「グラニータ」には先程の「チョック チョック」のグラニータと、「ブラッディオレンジグラニータ」もあるのです。どうしよう・・・

全然節約になっていません>><><<>だめだこりゃ・・。おわり!

ひとブツ

 

どうにもこうにも今、僕は転機にあると思うのです。その証拠に、暑さと寒さがよくわからなくなり、いつも寒いか暑いかの瀬戸際に立っているのです。おかしいですよね。さすがに暑くなってきたので、もう大丈夫なのかもしれません。しかし夜は寒くて寒くて仕方がないのです。現に今は、冬に着るようなものを、半袖シャツの上に来ています。寒いのです。この部屋の温度は、いつも外と逆になっているような気がするのです。もしかしたら自立神経失調症なのかもしれません。

「失調症」嫌な言葉ですね。統合失調症を思い出してしまいます。

困りました。僕は実はメンタルてきには悪い診断をされたことはないのですよ。しかし、やはりそういうものに興味はあったりするのです。好奇心が旺盛というか、やはりネットインターネットでいろいろ探ったりするのです。

インターネットで集団ストーカーがいる!組織が自分を監視している!テレビが電磁波を自分に送っている!という事を、本気で主張をしている人たちがインターネットにはたくさんいるのです。その御方達は、有名人だからストーカー被害にあっている、というわけでも、資産家というわけでもないのです。その辺にいる庶民の方たちです。

でも、ストーキングされている。電話も傍受されている。顔認証システムに登録されてしまって、いつでも身柄が割れてしまっている!とか言っているのです。

これは、統合失調症の症状なのです。脳の病気なのです。昔は「精神分裂病」という名前でした。しかし、精神の問題ではなかったという事がわかり、「統合失調症」という呼び方に変わったのです。

しかし統合失調症には、自分が病気だという事がわからない、病識が無いという症状もあるのです。医療が発達をして、薬を飲めば回復をするのですが、薬を飲ませようとする人も「集団ストーカーをしている組織の一員」だという認識をしてしまうのです。例え家族、友人であってもです。だから薬を処方されても、飲んでもやがて飲まなくなる。「毒が入っている!」とか言い出すのです。困りましたよね。

こういう事を、何も見ないで調べないでたらたらかいてしまっている自分が怖いのです。もしかしたら、この人は病んでいるのかな?なんて思ったかもしれません。そうなのかもしれません。

そうではないと言いたいです。そうなった理由もあります。

 

自分は今、雑談不足なのです。ずっと押し黙ったままの生活になってしまいました。それに起因をしています。困りました。

孤立が深まると、独り言を言ってしまいます。もちろん一人の時の一人言ですよ。人の前でブツブツなんて、言わないです。

 

せっかくだから、昔の事を雑談させてください。

高校生の時、一つ上の学年に「ひとブツ」というあだ名を付けられている人がいました。何やらいつも頭をかきむしってウヒヒとか言っているような人で、いつも一人で何かをブツブツ言っていました。だから「ひとブツ」というあだ名になっていました。

僕も気をつけなきゃなあ、なんてその時は思った気がします。

 

それから時が経ち、尊敬する中島らものエッセイを読んでいたところ、こんな事が書いてありました。

昔、知らないオヤジが一人でブツブツブツブツ言っていた。こんな老人に自分はなりたくないなあとその時は思ったけど、ある日に自分が、一人でブツブツブツブツ言っている事に気づいてしまった。トホホというような内容でした。

ふとそのエッセイを思い出したりました。ひとブツが自分になってしまった。そして今、僕もそういうオヤジになってしまった、と言うことに気づいたのです。なんと。

 

「ひとブツ」は統合失調症の症状だったのかなあ。あと統合失調症の症状は覚醒剤中毒の症状とも似ているみたいです。だから、アスカさ。。やめておきますね。

とりあえず、組織でも誰でもいいから、僕は雑談したいなあ。。ねえ。楽しいよふふふ・・おわり。。

【レビュー】deadman「SiteOFScafFold」(2001) V系に「オルタナティブロック」をスマートに取り込んだ名盤!

 

Site Of ScafFold

Site Of ScafFold

 

deadmanが復活をするにあたって、前に薄くレビューをしたdeadmanの2001年作「SiteOFScafFold」を再レビューします。

 

僕は下段の過去の記事の通り、彼らに出会ったのは「No Alternative」でした。この作品を聴いたのは、後追いでした。その前のシングル「subliminal effect」を当時聴いて感じた事、そしてその後のすべての作品を含めて、こ「SiteOFScafFold」は彼らの音源の中で、一番良いと感じています。

 

まず、全体的に音のバランスが非常に良いということ。他と比べて、音質も良く、ラウドすぎず、軽すぎもなく、耳馴染みのよい、といって聞きやすいとかポップスというわけではありません。居心地の良い異空間とでも言えばよいのでしょうか。そのような居心地の悪さと良さの共存している音世界のある「ヴィジュアル系」は日本ではあまり無いものだったのかもしれません。

この時期のdeadmanの評価を、当時はたくさんあったレビューサイトなどで確認し、勉強をしたのですが、概して「洋楽みたい」という評があったような気がします。確かにそうです。先程の居心地の良さと悪さが同居をする、というのもはある種のスタンダードに基づくものであるから、と考えます。

Alternativeという言葉は「いままでに無かった、源流に添わないも」という意味になります。彼らの音楽は、この時点で今までにありそうでなかったものだと考えます。

 

そして、全8曲というミニアルバム的な存在でありながら、1曲1曲の意味が明確であり、通して聴くとあっという間にいろいろとりどりの世界を見せてくれます。

謎の赤ん坊の歌声インストを経て続く「Please God」は基本は8ビートに見せかけた16ビートを感じさせる事で、より滑らかにスピードのある狂気を感じさせます。そしてギタリストaieのギターがこのあとは、「基本的にギター1本」だったのが、オーバーダビングにて、収録されています。しかし、やはりライブを貴重しているのか、あまりダビングを感じさせない出来上がりでもあります。

Bメロにおける眞呼さまの、裏声における細かいボーカルのフレーズは彼の真骨頂ともいえるでしょう。カッコいい。バンドとの鬩ぎ合いは見事です。「乳飲み子は屍のボール」というフレーズで始まるフレーズは、メジャーコードに展開をしているような、していないような、怪しさがあり、そういう「感じ」が彼らの真骨頂なのかな、と。

溺れる魚ライブでの風景が蘇る曲です!やはりグルーヴ感のあるバンドなんだな、と音源を聴いても、ライブを思い出せてくれます。現在のヴィジュアル系では「同期」という他でのジャンルではあまり使われない言葉(と思う)のものが使われているおかげか、音色は沢山あるのですが、クリックを聴いて演奏がされているせいか、この曲におけるような絶妙な「間」というものが無いような気がするのです。

眞呼さまの、シアトリカルなボーカルもここでも冴え渡り、ラインを只只に辿るだけがボーカルではない、カラオケのようなものではない、ということも知らしめていただけます。「じっさーいそーうだろマーダー」と吐き捨てるところ、すごくかっこいです。小技を効かせるのがうまいですよね。眞呼さまあ!

「blood」はこれまた愛おしくなってしまった「重すぎないヘヴィ」という曲です。シャッフルリズムに乗り、aieのギターも自由奔放だけれども、何かを的確に描き出しています。それにしてもこれほどポップな曲は無いと自分は思います。そういうのも、Alternativeの精神なのかなとも思います。アンダーグラウンドとポップが共存している、それは今までになかったものだからです。吸血鬼ソングですが、いわゆる西洋ゴシックの吸血鬼ではなく、現代に生きる吸血鬼ソングだと感じました。つまり眞呼さまは吸血鬼であり、本当の意味での「ゴシック」なのだと思います。

「桜と雨」先程書いた「昔は沢山あったレビューサイトたち」において、このような発言がありました。「桜」とついた曲には駄曲は無し、ということです。この曲もその筆頭だと感じます。噂によると…結成時のベーシスト ゆきのが作ったとかいうのもありました。そんな噂はいいとして。

ミディアムテンポで、切々と歌われる悲しい別れの曲なのですが、この曲には他の「桜ソング」にあるものがありません。しかしそんなものがなくても、日本人なら誰でも感じる「桜」の風景がそこに見えてきます。そうです。桜ソングなのに、歌詞には一切「桜」が無いのです。さくらーさくらーSAKURAーと繰り返しに歌われる「桜ソング」は凡百ありますが、ここには無い。もちろん、ここにも想起をさせるものはありますが、直接的に言及はされていないのです。そしてそんな言葉がなくても、伝わってくるもの。悲しい冷たい涙のような雨に、落ちて散っていく美しい「桜」が、切ないメロディと、珍しいとてもめずらしいaieのギター・ソロに彩られる素晴らしい曲です。

いわゆる”暴れ曲”のような立ち位置の「Re:Make」ですが、これは彼らに運命づけられた「名古屋系」における「暴れ曲」とは全く性質が異なるものです。まあこういうものはわかりやすく黒夢「親愛なるDEATH MASK」Laputa「奈落の底」のような感じ、というのが定番ではありますが、この曲にはそのようなテンプレートに縛られない、もっと現実と交差をしたヤヴァイ世界観が繰り広げられています。テンポも無闇に早くない、ツタツタも無し。この感覚こそAlternative、源流に添わないもの、だと僕は思います。しかし歌詞は「I LOVE it's ヘロイン(LSD」などと「キマった感じ」であります。その後に続く「君が気掛かり 君が気掛かり」という節にそれが表れていると僕は感じました。そういう感じなんだと思います。僕はわからないですよ!でもきっとそうなのだと思います。誰かが気掛かりになってしまうのだと!きっとそうです。そして「神経はバター」と来ました。さすがです。

「色別の無い空虚」は後期deadmanにも引き継がれた「ドローン系」の曲です。こういう曲も彼らの真骨頂なのだと思います。ひたすらに、何も起きない、起きそうにもない、しかし心中は破裂寸前、全てが崩壊していくのをただ眺めているだけ。こういう深みのある曲ができるバンドが、また復活してくれて嬉しいなと思います。

 

deadmanのライブを初めて見た時、僕はヴィジュアル系のライブは久しぶりだったのですが、驚いたのは観客がとても静かだったことです。曲間の静けさでは、空調の音が聞こえるほどでした。もちろんずっと静かだったのではありません。しかしこの「色別の無い空虚」などでは、ほんとうに静まり返っていました。ただ圧倒されていたのかはわかりません。でも誰もが感じていたはずです。この時間は貴重だということ。こういう曲では、振りも無く、定番の振り付けもありません。ただ見ているだけ。でも、聴いているのです。その事に誰もが集中できていたのだと、僕は思いました。ライブは、みんなでワイワイ楽しむだけのものではないんだ、と改めて気づきました。聴くものでもあるのだと。

ラスト「 Site of Scaffold 」は1曲め「Dlof Facs」のリプライズかと思いきや、一時の狂気を見せてくれます。このフレーズには何かの意味があるのかな、なんて考えたりしている間に、曲は終わります。

 

このアルバムは、スマートにオルタナティブ・ロック、当時に流行をしていたものをヴィジュアル系に取り込んだものだったのだと思われます。あまりにもスマートすぎて、そのイメージが強くなってしまった、のかはわかりませんが、「オルタナ」のイメージが強くなったことで、次のアルバムが「no Alternative」になった、と当時aieがインタビューで答えたことを良く覚えています。その姿勢はとても良いと思います。それこそがオルタナティブの精神だと思うからです。新しいものを追求していく、それは時代に添わずに、己を貫くこと、それはロックの基本的精神、なんてオッサンくさい><ですが、許してください。が、そういうものだと、わ私は素直に思いました!

 

今後deadmanがパーマネントな活動を再開するのかはわかりませんが、ひとまず一時だとしても蘇生をしたということを祝いたいと思いました。終わり。

 

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