さわやかトラウマ日記

さわやかな音楽ブログです from 2004


さわやかでまえむきな人間になりたい男が
好きな「文化」を語る。
そんなブログです。from 2004yaer。

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ジャンルを跳び越えて躍動する"ハイパー・クラシック・ユニット〔Clacks〕

私クラシックが好きですよ。
クラシックは抽象度が高い。かつ長い年月を経て受け継がれていた音楽なので選りすぐりである。(マニアは淘汰されてしまったものも好む。あ、それはクラシックに限らずマニアの定義と同等ですね)だから好きです。やめられない。

最近、この手のクラシックユニットが増えてます。
なんでしたっけ。外人女性の弦楽器4人組。ええと。思い出せない。どうでもいいや。
アレです。アレの日本版のような。
この「Clacks」さんは音大出身(芸大、洗足、桐朋、フェリス女子音楽部、東京音大と各大学
揃い踏み〜)の若い5人組。「Beyond the Classics」というオーディション出身で3500人の中からたぶんルックスで選ばれた可愛い女の子3人とイケメン2人。女の子だけじゃないのがポイント?ちなみにホリプロとBNGファンハウスが企画してます。まあベタだこと。
そしてプロデュースがあのイケメンだけど要ダイエットな岩代太郎様。興味津々ですよ。

http://www.horipro.co.jp/2003btc.htmlを見るとオーディションの締め切りが5月30日で、デビューCDが10/22にリリースというモーニング娘。もビックリな突貫工事。きっと3人くらいは決まってたんでしょうね‥。
と思ったら毎日のバーター記事では(売り込み、取引記事)

5人の出会いは、ホリプロとBMGファンハウスの共同プロジェクトとして発足したオーディションに始まる。3200分の5という難関をくぐり抜けてきた彼らは、意外にも数々の偶然が重なり合った同士である。まず、リーダー・門脇とサックス・藤田は、同じ鳥取県出身。藤田が中学時代に所属していた吹奏楽部の顧問が門脇の父であり、習っていたピアノの先生が門脇の母、そして、門脇が飼っていた犬の獣医が藤田の母であったという。また、バイオリンの納富と村田は小学時代、音楽教室が一緒であったという過去をもつ。そんな彼らが、初の顔合わせをしたときには本当に驚いたという。偶然のなかに潜む必然。それは、選ばれるべくして選ばれた5人といえるだろう。

とのこと。そうですか‥。門脇クンと藤田クン(男メンバー)は既に決まっていた?納富さんと村田さんも?まーーどうでもいいや。

実は私も「音大」と呼ぶには恥ずかしいレベルですが音大出身なんですよー
クラシックの世界は、先生について、地味な練習をして、封建保守なせ界です。そんな世界から
飛び出した彼らに是非がんばって欲しい。
しかしこのオリコンのインタビューはクソだな。

男×2、女×3によるヴァイオリン×3、ヴィオラサクソフォンというユニークな編成。全員が音楽大学音楽学部を卒業したテクニックと理論を兼ね備えたミュージシャンたち。ということで、どんな"かしこまった"面々が話をしてくれるのかと思いきや…。

これ、差別だろ。まあそういうイメージ戦略だからしかたないのか。

クラシックのインスト・グループというイメージで捉えてると、そのサウンドに「あれっ?」、ルックスに「あれれっ?」、キャラクターに「あれれれれっ!?」となること確実。

音大生とかクラシックの人って相当つまらない人間に思われているって事ですか。

【高井】Clacksですかぁ? うんと、えーと、えーと、……既成概念を壊すユニット…かな(笑)。

簡単だなあ。

【村田】 たとえば私はレディオヘッドが好きなんですね。それで、レディオヘッド調のものをモリコーネサウンドに織り交ぜてっていう風にするところから、このアルバムの『ニュー・シネマ・パラダイス』は始まったんです。不協和音的な始まりにするという。オリジナルを知る人は、不思議かもしれないけれど、私にとってはど真ん中なんですよ(笑)。それぞれの個性が随分出せたアルバムになっていると思ってます。

レディオヘッド+エンニオモリコーネ!!それは!!!!!!!!!!!!!新しくないや。




このグループが「既成概念」をぶち壊すこと。
それはBMGにもホリプロからも契約が切られたとしても、グループとしての活動を続ける、とにかく続けることだと思います。できるものならやって欲しい。
たぶん無理だろうけど‥。