昨日はちょっと用事があって代官山に行きました。
相変わらずお洒落シティだった。「この町に自分は必要ないな」と思った。
最近また鬱になってきた
俺は前向きなのに。おかしいな!?
目を閉じると真っ暗な中で四つんばいの男がのそのそと歩いている
見ないように光の中へ帰ろうとすると男は首だけをこっちにむける
自分と同じ顔の男の口からは無数の蛆虫が湧いていた
そうしていると後光を抱えたミロのヴィーナスが現れて体から声を出した
「殺して下さい!」
男の口の中の蛆は黄金の何かに変わっていた
「俺は前向きだ。やめてくれ」
「殺してください」
「嫌だ!」
「ころしてください」
「前向き!」
「前向き!」
しかし必ず救いはある
テレビでもそう言っていた。間違いない。
自分を失う事、しかも一時的に失う事はそんなに悪いことなのだろうか
テレビはやはり間違っている