さわやかでまえむきな人間になりたい男が
好きな「文化」を語る。
そんなブログです。from 2004yaer。

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ゴミ

ゴミみたいな週末だった。
飲んだくれようと友人その他を誘ってみたが、誰とも都合がつかず、一人で酒を煽るような
勇気も甲斐性も無く、行く宛も無く街を徘徊していた。
徘徊のお供はAplleのiPod20G 
道の端、潰れた店の前に腰を降ろし約4500曲の中から今の自分の心象に一番結びつく音楽を
くるくる探す。くるくるくるくる。
猥雑な雑踏と荒れた心に一番似合わない音楽を見つけた。オペラだ。
プッチーニの歌劇「トスカ」

気が落ちている時にクラシック程やばい音楽は無い。特にオペラはやばい。
自分でもそれはわかっている。覚悟を決めてKOSSのごつい謎の耳栓イヤフォンを
耳に押し込む。
「トスカ」はプッチーニの作品の中でも特に好き。たおやかな旋律が全編を支配し、
オーケストラも歌に負けじと世界を構築する。バランスのとれた作品だと思う。
甘く、どこか大人びたメロディが特に好きだ。レーラシーファ#ソラシド#レミレー
というメロディが特に好きだ。
耳栓イヤフォンは外音を遮断する。
非現実なソプラノ、非現実なテノール。非現実どころじゃなく大袈裟なオーケストラ。
げろの様な街 本当に楽しそうで仕方が無いといった感じの人々 ゴミのような週末の自分
甘味と苦味が混ざり合い、巨大な旨味が自分を包む。嗚呼まさに恍惚。
神だ。
神がここにいる。
自分ではない。
しかし神がまさにここに。
きっと窪塚くんもあの時こんな気持ちだったに違いない
皮下の違和感は更に増していく
まさに絶望だ。