さわやかトラウマ日記

さわやかな音楽ブログです from 2004


さわやかでまえむきな人間になりたい男が
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早く枯れろ!Lady GaGa


朝の番組「スッキリ!」にLady GaGaが出て来た時は、「ああ最近よく名前を見るキンキラキンのポップスターか」という冷めた感じで見始めました。もの凄いファッションセンスらしいとか、全米ナンバーワンがどうたら、こうたら。自分にとってはどうでもいい世界。。。
上の動画がその時の映像なのですが、「あれ、ずいぶん地味だな?」と思いました。グレーのスーツでシックに。。。
よーく見ると頭の上には象が乗ってるのですが。面白いなあ〜さすが全米ナンバーワンwとか考えているうちに、ピアノ弾き語りを始めました。
「Poker Face」という曲。この時初めて聴きました。なんでも薄く情報を仕入れる方なので、「レディーガガという派手なアメリカのおねーちゃんの、ポーカーフェイスという曲は有名」ということは知っていました。
ファンへのメッセージの後に、突然ダダダダとわりと技巧的なフレーズを弾きだします。即興なのか、ちょっと拙いですけれど。
そこで「??」と思いました。弾き語りというと、大抵は右手が和音でチャラチャラと八分音符で弾いて、左手はどーんとベース音みたいなのが定番なのですが。
歌が始まってもびっくり。上手い!派手な世界のお歌をうたう人、とは思えない慈愛にみちた強い歌声!
メロディと構成に合わせて、ピアノの伴奏もアドリブ性豊かにバリエーションを加えて、ドラマティックに聴かせてくれます。
ところどころ、身振り手振りでアクセントをつけたり、アルペジオを広く弾いたり。。。この動画を見て「この人に音楽の才能が無い」と思う人はこの世にいないのではないでしょうか?
歌詞の翻訳も入りますが、明るいけどちょっとせつなげな感じですごい良いと思います。
この人は天才だ!とその時感じました!
そしてこの「Poker Face」が収録された世界中で大ヒットしている1stアルバム「The Fame」を買いました!
聴いてびっくり!
日本で「Poker Face」といえば浜崎あゆみのデビュー曲ですが(そんなことないか)なんか全体的に浜崎あゆみみたいでした。
浜崎あゆみみたい、といってもよくわからないと思いますが、なんとなくそんな感じでした。
どうりでAmazonやらiTunesのレビューを見ても「ちょ〜ノリノリで最高にアゲな一枚〜☆」とか書いているはずですね。
Poker FaceもCDではマイナー調でスッキリでやったのとは全く別の曲でした><
事前にYoutubeでも見ればよかったです><
あくまで商業ベースのキンキラキンの世界ですね。「私にとってファッションは命 曲作りの時もこの曲ではステージでどんな衣装を着るかを考えているわ」みたいな発言がありましたが、まあそうでしょうねえ〜と納得させられる最高にノリノリでアゲな一枚でした☆
まあ、僕は好きな音楽は一貫性がなく、雑食なので、こういうのも嫌いじゃないんですけどね〜!
アルバムの中にも、まあまあビビビと来る曲がありました。

三連ミディアムバラードでかなりアメリカちっくな曲。サビのアメリカ哀愁メロディはかなり好きです。まあ、この曲アルバムの中でもかなり地味な方で、日本盤にも(たぶん)入ってないような曲。この曲が一番好きなんだけどナ〜
あとは90年代オルタナバンドのミディアムナンバーみたいな「Brown Eyes」もいいと思いました。サビの歌詞も韻を踏んでいて面白い。
全世界で大ヒットした「Just Dance」「Lovegame」なんかは、まあわかるけどど〜でもいいかな〜と思いました。
クラスの中でもキラキラしてる中心的人物が好んで聴きそうな感じ(笑)
でも、学生時代のLady GaGaは良家の子女ということもあり、かなり地味だったとか。
ど派手な世界を夢みる地味な子が社会デビューしたら、、、こうなるのも仕方ないのかね?
本人とってはギラギラファッションは命みたいなもの、ということもあわせて、ド派手でシーンの先を行くのを狙い狙って狙いすましてその通りに展開しているサウンドも、それら全て虚飾にしか映らない。偏見かもしれませんが。
もっともっと大事なものがあるはず!音楽家として、この人は深いところまで行けると思うなあ〜


ガガさんには早く枯れていただいて、あの弾き語りで見せたような、素晴らしい音楽の才能をもっと発揮してほしいです!