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さわやかでまえむきな人間になりたい男が
好きな「文化」を語る。
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伝説のバンドSCARE CROW の唯一のアルバム「立春」


すみません。。。1年も更新してなかったんですね。
Twitterhttp://twitter.com/#!/sawayakamaemuki)はブツクサ更新してるんですけど。
まあまた更新しなくなると思うので、マイペースで読んでください。
マイペースで読んでください!なんて傲慢な。。。失言訂正します!
マイペースで書いていくので(マイペース過ぎですが)よかったら読んでください!


というわけでSCARE CROW というバンドが1994年にリリースしたアルバム「立春」をレビューします。
何故突然レビューするのかというと、「SCARE CROW 立春」で検索して、自分のレビューが出ないのは嫌だ!という意識からです。そういうのありません?ないか。
それほどに自分の中でインパクトのある作品なんですね。


で、
「これがわかるのは自分だけ。。。ウヒヒ、、、俺ってマニアック。。。」
なんて当時思ってたんですけど
(V系の事をマニアックに話す友達もいなかったので。。。)
ネット時代は恐ろしいものでこの作品の真価を理解している方がゴマン、は大げさですけど、結構いらして驚いた記憶があります。井の中の蛙はよくないですね。


SCARE CROWというバンドは1991年結成して1995年に解散した、まあ、、、ヴィジュアル系バンドといっても過言ではないでしょう。
初めて雑誌でインタビューをお見かけしたのは「ショックス」です。「今は亡きショックス」と書こうとしたんですけどまだありますよね。
「立春」がリリースされた時のインタビューなので、1994年位ですね。
MALICE MIZERの「メモワール」がリリースされた頃です。
(確か同じ号にマリスの初登場インタビューがあったかも?”自分達(マリス)はCDやライブだけじゃなくて雑誌のインタビューや広告でも表現していく”とか発言していて、この人達頭おかしいと正直思いました。)


以前にラルク・アン・シエルが表紙のロッキンFの増刊のバンド特集(1ページ3分割で沢山のバンドのデータと写真が載っていた)でバンド名は知っていたのですが
そのショックスのインタビュー(2ページ)の内容はまあ雲をつかむような内容で、特に印象に残りませんでした。



気になったのはそれから1年後、フールズメイトで解散の報を確認しました。
当時の業界内では大きな出来事だったらしく、ショックスでもライターの方が「SCARE CROWの解散は惜しい。あの独特なサウンド、まるでヴィジュアル界のキング・クリムゾン」と評していたのを見て、「なんだそれ、聴いてみたいなあ」とふと思っていたところ、中古屋でぽろっと売ってたので思わず買いました。
その内容は衝撃的、、、当時若かった僕はキング・クリムゾンといっても、あんまりピンとこなかったのですが、ヴィジュアル系=ガーガーヲイヲイ Aマイナー!アップテンポ!サビで歌謡曲!みたいな固定概念が崩れていくのがわかりました。


「立春」の斬新さを超えるV系バンドは、その後現れていないような気がします。


・曲が変拍子バリバリ
・曲がとにかく複雑!入り組んでいる!AメロとかBメロとかそういう問題じゃない!
・歌詞がよくわからない。なんか詩が書いてあるけど、その通り歌ってない!
・歌がうまい!hydeに似た声だけど真似じゃない
・歌メロも複雑!口ずさめない!
・インストがかっこいい アンビエントとしても普通に聞ける!
・効果音も凝っている!
・とにかくバカテク
・しかしバカテクと音符と世界観が一体になっている
・その世界観は和風?当時としては斬新?
・よく聴くと和風でも洋風でもない!
・とにかく伝説!


まあ、はっきりいって判りづらいんですよね。判りやすさはないのですが
優秀な音楽の情報量が、聴き手の想像力を煽るんです。
タイトルも「きいろ結え」「陽時計と日々記」「美娼」など「????」みたいな
抽象的なものばかりですが、こちらの意識を邪魔しません。
まるで迷宮というか、出口も入り口も無い空間で泳がされているような感覚です。
しかし、はっきりとした目的の見える音楽なので、聴いていて迷いません。凄いセンス!


なんでまたこんな高度な演奏と曲をやってる人達がヴィジュアル系(当時はギリギリこの言葉はなかったです)だったんでしょうか。
その謎っぷりとあっさり解散したところでネットで伝説となってるんでしょうね。
あまりのクオリティにその後も絶賛の声が止まず、当時の目黒サードステージの方が再発の交渉をしたところ、断られたとのこと。
ボーカルの方いわく、もう別の活動をしているので触れられたくないとのこと。
別の活動ってどんなかな〜って昔調べたのですが、ギターポップ界隈にいらしたようですね。自分語りウザーですが、僕もその界隈にちょっといた事があるので、
お気持ちよ〜くわかります!
ギタポ界ではヴィジュアル系は中傷の対象ですからね・・・無理もありません!


この名盤が出てから10年以上過ぎて、これ以上の個性とテクニックを持ったバンドはV系界には現れていません。
もちろんテクニック的には劣らないバンドも多い(特に最近)のですが、ここまで「売れる」ためのフォーマットを一切合切捨てさって、表現だけに費やしたバンドはいないような気がします。


解散の報を伝えたフールズメイトには、目黒ライブステーションでの解散ライブの日程もあり、行こうと思ったのですが体調を崩して(よく覚えてる)行けなかったのが一生の後悔です。。。


また唯一リリースされたヴィデオクリップ集「如月し けふの風やとくらむ」ですが、僕はSCARE CROW運が相当強いらしく、上福岡(笑)の川越街道沿いのフツーの古本屋で中古で見つけました。
これは日テレの人が映像制作に関わったらしく、非常にキレイな内容で「立春」のサウンドや追加のインストに合せて、森や火などの自然の映像やメンバーの方の切なげな表情を写した作品です。
売ってしまったのですが。。。
一番の衝撃は「立春」の歌詞が載っていた(CDはイメージの詩しか載っていなかった)ことです。コピーしておけばよかった。



下記の「ほぼ週刊ろっきんf」が詳細にレビューされてます。
KISAKIさんローディーだったんですね。ほんとセンスいいわ〜KISAKIさん大好き★


ほぼ週刊ろっきんf
http://blog.livedoor.jp/fools_mate/archives/51575127.html
全曲UPされているようです。
http://www.youtube.com/view_play_list?p=38C5A0DED1140F94