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さわやかでまえむきな人間になりたい男が
好きな「文化」を語る。
そんなブログです。from 2004yaer。

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さわやかぼっち旅行記 ミャンマー編 7.ピンダヤまでの美しい車窓

ミャンマー&タイ旅行記


まえがき
ミャンマー編1.ひたすらEMIKAと移動
ミャンマー編2.Prawn is Prawn
ミャンマー編3.ポッパ山
ミャンマー編4.恩着せバガン
ミャンマー編5.古都を馬車で行く
ミャンマー編6.恩着せバガン今度は2人組
ミャンマー編7.ピンダヤまでの美しい車窓
ミャンマー編8.洞窟でおじさんぼっち
ミャンマー編9.インレー湖ショッピング大会
ミャンマー編10.楽園
ミャンマー編11.楽園でお金がない
ミャンマー編12.ヤンゴンへ
サムイ島編 13.おじさんぼっちリゾート〜旅の終わり


さよならバガン
波乱だったバガン最終日(勝手に一人で大騒ぎしただけだった気もするが)を経て、朝8時の便で、バガンを発ちインレー湖のある「ヘイホー空港」を目指す。
朝起きると、まるで僕の旅立ちを歓迎するかのような良い天気だった。


(↑動画失敗した・・・)


この調子だとキレイな夕陽がこの日は見られたのかも。くっそバガンくっそ。
泊まっているホテルのチェックアウトは、今までに見たことのないスタッフの男が精算に応じる。東南アジアによくいる、目の死んだ愛想の無い、抜け目の無いインド人のような男。かなり感じ悪い。他の人はみんな良い感じだったのに最後に台無しだ。100ドル札を崩すようにお願いしてみるが感じ悪く断られる。「空港でどうぞ」というので「オッケー!あなたの親切に感謝シマース」と精一杯の嫌味を返してホテルを後にした。
ポッパ山のツアーの運転手さんが、朝早くなのに送迎に来てくれた。
ミャンマーの国内線はリコンファーム(予約再確認)が必要で、この日の便も予定より1時間ほど早くなった。定刻が遅れるということはあっても、定刻が早くなるなんてことは他のどの交通機関でもありえない。たしかにリコンファームを行えば問題が無いかもしれないが、お客さんに甘えているような気がして、なんとなく納得できない。
バガンの空港はニャウンウー空港。あまり新しくなく、とても狭い。客は外国人の観光客が多い。英語ガイドと思われるのロンジーを履いたミャンマー人が西洋の観光客を引き連れて歩いている。白いYシャツに合わせた濃い紺のロンジーに灰色の太い縦線が一本入っていてとてもオシャレだった。マーケットで僕が買ったロンジーはチェック柄でいかにも安っぽい。実際安かったけど。


そんなこんなでバガンの空港を後にした。この日の乗ったのは新しい航空会社「エア・カンボーザ」 エア◯◯には大体地名が入ると思うんだけど、カンボーザってどこだろう。調べればわかるんだろうけど。内容はエア・バガンと特に大差なし。大差が無いので、行きと同じくやはりマンダレイに途中着陸して、次がヘイホー空港だった。地図的にはバガンとヘイホーはかなり近いんだけど、1時間半くらいかかって到着。
空港に降りたとたん、あまりのさわやかな気候にびっくりする。涼しい!!!空気がさわやか!!!sawayakamaemuki!!!!
ヘイホー&インレー湖は標高が高いらしく、冬は寒かったりするらしい。灼熱のバガンに比べると快適な気候でなんだか身体が軽くなったような気さえする。やはり気候というのは大事だ。
バガンの空港と全く同じ(手抜き)構造のヘイホー空港に到着すると、ヤンゴンとバガンの空港ではなかった、イミグレーション的なパスポートチェックがあってびっくりする。ここは国際空港ではないと思うのだが、入国時と同じ上に緑の軍服を来た男が対応する。ちなみに、日本から来たという確認と、宿泊ホテルを聞かれた。
ヘイホー空港のあるシャン州はついこの間まで、少数民族による反政府ゲリラが盛んな地域だった。もちろん今でも活動しているのだろう。首都がヤンゴンから遷都して、シャン州隣のマンダレー管区にあるネピドーというところに新首都を建設したのも、シャン州や北部の少数民族を牽制するため、という噂を聞いたことがある。
しかしシャン州といってもかなり広い。観光客が来るようなインレー湖周辺は、かなり前から外国人に解放されていた。特に問題はないのだろう。


空港につくと代理店の人と思わしき若い人が僕の名前の紙を持って迎えてくれた。
今日はこの空港から、ピンダヤということろにある洞窟寺院に行って、宿に行くための車をチャーターしたのだ。
ピンダヤにあるシュエウーミン洞窟寺院は「地球の歩き方」を見てなんとなくおもしろそうだと思い、行ってみたくなったのだ。
元から変な寺や変わった寺が好きで、いつもぼっち旅行で誰も止める人がいないため、ついつい行ってしまう。
僕の名前の紙を持っていて立っていた若者が元気に話しかけてくる。また、民族衣装っぽい服を来た女の人がヤンゴン行きのリコンファームもしてくれた。若者がドライバーなのかなと思ったけど違うみたい。割りと若めの男性ドライバーの方が現れて荷物を持ってくれて車まで案内してくれる。ナイスミーチューと言ってみるが、民族衣装っぽい女性が「ナイスミーチューと言われたわよ」みたいな事をミャンマー語で話しかけて、ドライバーの方が笑顔を返してくる。英語はどうやらできないみたい。僕よりできないなんて、珍しいとさえ思う。先ほどの名前の札を持った若者に「Howなんとか」と声をかけられて、さっぱりわからなくて会話が行き詰ってしまったのだ。



ピンダヤへのドライブ
そんなこんなでヘイホー空港を出発した。一応ドライバーさんに「ピンダヤ?」と言ってみたら「ピンダヤ」と言って笑った。英語はできなくて寡黙だったが、愛想がよく、好印象だった。
ヘイホー空港からしばらくは、随分立派な道だった。軍の運搬路にもなるだろうから、しっかり舗装された幅も広い道路だったが、途中アウンバンという街を通り過ぎると、一気に道がしょぼくなった。道路の幅を4分割したとしたら、端の4分の1は舗装してない。それくらい手を抜かずにやればいいのに。
洞窟寺院のあるピンダヤは街の名前で。一応ちゃんとした街があるのだが、このショボい道が唯一のアウンバンとピンダヤを繋ぐ唯一の幹線道路らしい。対向車もあるにはあるが、まばらという感じで、すれ違うにはどちらかが道を譲らなければいけない。


アウンバンを超えたあたりから家は全く無くなった。そして風景は一気に広がり、山によって遮られない、ひたすらになだらかな丘陵に、鮮やかな緑と茶色の畑が延々と続く、美しい光景が広がった。
時折、民族衣装らしきものを着て、笠をかぶった方たちが、畑の作業に励んでいた。牛ものんびりと草をはみ、まるで何かの写真集のような風景だった。


※写真が下手くそでごめんなさい・・・
おおよそ1時間あまり、延々と同じような光景が続いたが、自然の丘陵の見せる光景と鮮やかな緑と、鮮烈な土の色など、そのどれもが嘘のように美しく、また写真や映像では決して味わえない奥行きがあり、その奥行きさえもが美しかった。
少し丘を超えるたびに新しい風景が広がるのだが、その全てに違う味わいがあり、そのたびに感覚が冴え渡るほどに美しかった。
全く飽きるどころか、自然にため息すら出てきた。「はぁ・・・なんて美しい」と無意識に呟いてしまう。ドライバーさんはその度に不思議そうにこちらを見ていた。
家もない、道路もない、工場もないわけだから、これほど美しいのだと思う。



結果、この時に見た車窓はこの旅でもかなり上位の印象度となった。
このあたりに「カロー」という小さな街があって、そこは観光客のトレッキングの拠点になっているらしい。今度はぜひそこに行って、この美しい自然の中、歩いてみたいと思った。

そんなこんなで山にほど近い盆地的なところにある小さな町ピンダヤに到着した。その山の斜面に寄り添うように建っているのが、シュエウーミン洞窟寺院である。
結構山の上にあり急な斜面を車で進むと参道に出て、そこからは歩いて進む。本当は長い長い参道があるのだが、エレベーターが出来て登る必要は無くなったらしい。

途中は何かの伝説に基づくオブジェがある。
エレベーターといっても普通の2階建てのビルような高さのもので、それほど高いところまでいくわけではない。
エレベーターを降りると、そのまま洞窟の入り口まで繋がっていたのだが、すぐに飛び込んできたのが、ピンダヤの絶景!



思わずわ〜っという声を上げてしまった。どこまでも広がる壮大な景色。吹き抜ける気持ち良いの高原の風。
なんていいところなんだ。しばらくその場に座り込みうっとりと景色を眺めた。
あまりに気持ちがいいので、僕は満足した。洞窟寺院のことなど忘れてしまい、気がつくと夜になっていた
ということは無く、この後普通に洞窟寺院に入りました。続く。