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佐藤勝利の歌声はキリストを超えた… Sexy Zone「one Sexy Zone」

年始にイタリアと1泊だけトルコに行ってきたのでその旅行記を書こうと思ったけど、その前に精算しなくてはいけないことがあったような気がしたのです。
そう、セクゾンの1stアルバムのレビューをまだ書いてない><とやっと気づいたので、書きます。



one Sexy Zone (初回限定盤)

one Sexy Zone (初回限定盤)

一聴して「なんだ普通じゃん」と思いました。聴いたことがないけどHeySayJUMPとかKis-My-Ft2とかのアルバムもたぶんこんな感じなんだろうな〜という、最近のジャニーズっぽい、コンサートを作りやすいように構成されたアルバム…。
まあこんなもんかなと思いました。厳しいことをいえば「アイドルのアルバムに名盤なし」と誰かが言ったのを思い出してしまいました。まあ極論ですけどね。


コンサートや歌番組でお馴染みの「IF YOU WANNA DANCE」「スキすぎて」は少しアレンジが加わって、クオリティが高くなっていいな!と思いました。「IF YOU WANNA DANCE」なんかはシングルでも問題ないとも感じました。ちょっとキャッチーさに欠ける曲なのかなと思ったけど、華やかなコーラスが加わったレコーディングのバージョンを聴くと、そのアッサリ感が逆にキャッチーなのかなって。


しかし今作でもアルバムの中間部に存在し、孤高の領域にて強烈な存在を放つ怪物曲Sexy Zoneに匹敵するような曲は‥‥もちろん無いとしても、この曲の流れに添うような何かを期待していたので、割りとフツーな感じの曲達にちょっとがっかりじゃないけど、
「あれ?セクシー時代ってどうなったの」
「セクシー時代作り出すんじゃないの?」
「(退廃的な面持ちで)セクシーローズ…」
などとため息をついていたのですが、アルバムを何度か聴くにしたがって、終始歌いまくりの中島氏、菊池氏(ソロ曲ROUGEは世界のエターナルJIN AKANISHIを思い出しました)の歌の隙間にたまーに出てくる、ザラっとした何かに妙にひっかっかりを覚えました。
あ、キタ?コレ‥…これが…セクシーゾーン?わかった?ここなんだね!!
そのザラッとした何かとは…
そう、Sexy Zoneのセンターポジションを司る、佐藤勝利氏の歌声、それである。

佐藤さん近影



声を自在に操る佐藤勝利氏は歌の天才
私が思うに、歌唱力というのは声量や音程やリズム感ではなく、表現力であり、声というものを使って何かを表現するということに長けたことです。声量とかキーが広いとかはあくまでスペックであって、歌唱力を表す尺度には満たないと定義します。
その点で海外では故フレディ・マーキュリーQUEEN)や最近ではAdeleなどが物凄い歌唱力を持っているなと思っているのですが、日本では…あまりピンときませんね。
昔やっていた、嫌いだったけど毎週見ていたテレビ番組「夜もヒッパレ」で麻倉未稀とかがハイトーンで大黒摩季の曲をカラオケで歌って「パーーーー」みたいにキンキン声を出すと中山ヒデちゃんとかがおおおおと拍手すると本当にあきれてしまい「お前ら何もわかっていない!」と思っていたのです。そんなところで拍手するな!アホか馬鹿かそれじゃ曲芸じゃねーかと!
じゃああんた誰が歌上手いと思うの?と思うのでしょうが、もちろんそれは南野陽子さんです。



この語りかけるような、歌詞のニュアンスを伝えようとする丁寧な歌い方。最高ですね
え、声が変?は?あんたの感性が足りないんですよ。音程があやしい?音程なんてくだらない凡人どもが頼るだけの糞概念!
誰が何といおうとナンノこそ真の歌姫であり、日本の歌唱力ナンバーワン!異論は認めない!
という感じで佐藤勝利さんの歌唱力の素晴らしさを解説していきたいと思います。



「Silver Moon」における歌詞の表現力
嵐が歌っていても、SMAPが歌っていても違和感なさそうな、少し幻想的な雰囲気のする佳曲ですが、冒頭からオルゴールとストリングスの音色をかき分けて、佐藤勝利氏の霧の中から銀色の月が覗きこむような曇った声質(しかもダブルで録音している)で、ソフトに幻想的な世界を表現していて素晴らしいですね。対して中間部で同じ部分を菊池氏が歌っているのですが、声を少しうわずらせて、お得意のを突き出すかのような甘えた感じの歌唱法も良いとは思うのですが、やはり僕としては佐藤勝利さんを支持したい
特に


上の部分における
だ  していく

の部分で少しを声を濁らせるテクニック。やっぱり天才?
道なき道を照らしだす…という幻想的な歌詞に聴き手が「?」と思ったところを、自らの声を濁らせて引きつけてその世界へ引きずるというテクニック。これほどの歌唱力スキルを持った歌い手がいるなんて。
さらにそのあと「せなかを」の後に「ぅをすんだ」と「を」のA音から「お」のE音の間の休符にスラーをかけて背中を押す、という力強さを表現している。そうに違いない。


「きみを離さない きみを離れない」
天才ボーカリストが自ら作詞した曲。あれ?この前も似たようなタイトルつけてなかったっけ?って誰もが思った筈。まあそこはいいとして、歌詞の内容はまあ「さわやか白痴」といった内容で特に文句はないんだけど、歌詞よりやはり佐藤勝利大先生による歌のソロパートが重要です。
さきほどの「Silver Moon」と同じようにソフトなイントロにつづいて、ひと通りのサビのメロディを歌い上げるのですが、ここがすごい。
まずは中島健人氏による「フー ウォウウォウイエイエー」という歌の教室のお手本のようなフェイクを経て、「きみきみきみ♪」と歌いはじめる佐藤先生。
きみきみきみ離さない♪の最初のフレーズから微妙に後ろのバックトラックとずれている、少し走っている。これは、焦って早くなっているわけではなく、アゴーギグ」というテクニックで、規定のテンポから意図的に揺らすことで表現をするクラシックでも高度な人にしかできない技。
最近復帰した華原朋美さんが得意な技でしたね。
名曲「I'm Proud」では歌い出しからピアノと微妙にズらすというなかなかできない高度な技でダブルミリオンを獲得しました。いい時代でしたね。。。


上記の「こんに」の「」がポイント。
「な」というのは一度口を閉じてから「あ」の発音をするのでどうしてもソフトになってしまうのですが、「君」をしつこく三回も呼んで「こんなにも強く思っている」ということを表現するために、ソフトな「な」ではなく、まるで破裂音のような金属的な「」にしている。
これにより、CDを聴いている中高生女子が「勝利くんって…こんなに私の事思ってくれてるの‥‥キモww」という乙女ワールドを刺激できるテクニックをお持ちなんだから羨ましい。さすがユーは特別カッコイイとか言われる人は違う!


続いての「思ってるから」のところはかなりキーが高い。(中島さんや菊池さんは余裕ですが…)
彼にとってギリギリの高さに違いない。
それを証拠に、Aメロが始まって中島さんと歌うフレーズで「この地球よりもおお〜」の「おお〜」がここと同じ高さで、中島さんは高らかに「おお〜」にひっそり隠れるように佐藤さんが「ほお〜」と裏声になってるのが聴き取れます(ヘッドホン推奨)
この「思ってるから〜」の「当たってる」具合は凄い。
「もしかして、レコーディング50回くらい録り直したの?」みたいなギリギリの当たり具合!
おそらく生では二度と歌えなさそう
さらに高いキーが続いていくのですが、だんだん声がかすれて、裏声のようになってきてます。
だんだん、空に溶けていくような、天に向って全てを解き放たれるような、神聖体験を味わえます。



そう・・・奇跡は起きた・・・



倒れず、離れず、空を舞う祈りのような歌声、








しかしそれらは悪魔達と表裏一体である‥‥










私は浮いている。フローティング!







神・・・神の思し召し・・・
セクシーローズ・・・・







イントロのシメは
「きみきみきみ 離さない 仕方ないだろ 君と僕はそう 月と太陽 あすをつくろう」というフレーズ
いきなり「仕方ないだろ」とかいうマヌケ・・いや、肉食系男子を思わせるフレーズにこれまた女子の「えwwwキモwww」というキュンキュンポイントを刺激しない感じがさすがです。
彼、意外と5年後くらいに変な写真が流出しちゃうタイプかもしれないですね。「大○くんは勝利なんかしない!」みたいに言われたりして。
「仕方ないだろ」とか言い出す人ってどうなんですかねえ。


「今日メシ代払っといて」「えーまたー?」「仕方ないだろ、財布忘れたんだから」とか
「仕方ないだろ、他の奴スキになっちゃんだから、別れてよ」
とかそういう時に使う言葉のような気がしますね。
しかし「君と僕はそう 月と太陽 あすをつくろう」という激甘フレーズがそれをフォローしてるんでしょうか。
月と太陽、あすをつくろう。なんだかイヤラシく、性的に聞こえるのは自分だけ?やっぱ肝・・・
いや、セクシーゾーン!セクシーゾーンでした。セクシーゾーンなら問題ない。


というわけで、ちょっといつもとは違った視点からレビューしてみました。
今更だけど、あなた頭おかしいんじゃないの?と思った方、申し訳ありません。最近大丈夫?って聞かれても大丈夫って答えられる自信がありません。
でも、セクシーゾーンのアルバムを聞いてなんとか踏ん張ってがんばろう!明るく元気に頑張ろう!と思いました。
そういうわけで皆さんさようなら!
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