最近なぜか1人のアーティストの全ての作品や、沢山の楽曲を取り上げることが多かったけど、別に1曲でもいいやと思い(更新頻度も上げるため!)気になる1曲のみをレビューというのもやってみます。
今日はこの曲。
- アーティスト: Vogus Image,昇歌,akira masubuchi
- 出版社/メーカー: Tricycle ENTERTAINMENT
- 発売日: 2004/09/22
- メディア: CD
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Vogus Image 「ヴォーガス・イマージュ」と読むらしい。
2001年に結成、2005年に解散。
意味は「子供の発想」メンバーが当時リアルに若かった(16歳とか?)ということもあるのだろう。
この「水色」は一応メジャーデビューということになるらしい。テレビ埼玉では結構プロモーションされていた。自分もそこで見た。なんとなく昔から名前は知っていた「蝶の舌」という曲が代表曲で、メンバーが若いということは知っていた。
この「水色」のPVが流れてるのを見て、「いいかも」と思った。
CDで聴いて更に好きになった。
イントロはギターがLとRから歪み気味にガンガン鳴る。でも哀愁のあるコード進行。そしてベースがメロディアスに責めてくる。なぜか浮かぶ、水色の蒼い風景。しかし陰りがある。
疾走感そのままにAメロ、Bメロはアクセントを付けて、サビに畳込む。サビはイントロのイメージそのまま、サビの広がり、切なさ。ボーカルの昇歌の名前そのままに飛翔感のある歌唱。しかしどこか苦しそう。声質的にも…音程的にも…。
でもこの曲は凄く好きになった。自分にとって不幸なのは、他の3曲はあまり好きになれなかった。他の音源も聴いたけど、この「水色」を超える、または並ぶような曲はあまりなかった。アルバム「絶対零度」も聴いたけどなんとなくハマらなかった。
今、もう1度聴けば良いと思うかもしれない。
でも「水色」を聴けば満足してしまう。
CDジャケットとPVの水色の「色」が頭から離れない。
自分にとって「水」は重要なモチーフ。クラシックでも、ロックでも。この曲は自分が描く水の世界に近いんだと思う。