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さわやかでまえむきな人間になりたい男が
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【ヴィジュアル系】解けないパズルは永遠に… ニュークリッドロマンス「パズル」

90年代ヴィジュアル系 ヴィジュアル系 CDレビュー

相変わらず、暗黒の日々のmaemukiです。みなさーん絶望してますかー?

ってメトロノームのライブの煽りであった気がします。いや筋少かな?

どうでもいいですね。

そんな「リアル暗黒底辺ヴィジュアル系おじさん」の日記を読みたい変態の方がいましたら、是非下記サイトをご覧ください

maemuki.hatenadiary.jp

 

今日も暗黒的な日記を早朝から書きましたが、いいことがありました。

友情を感じることでした。朝は完全に鬱でしたが、もうハッピーラッキー!世の中甘いよモードです。

そして先日も同じことがありました。朝から鬱でしたが、友情を感じてハッピーラッキーとなりました。躁鬱です。

 

今日はその先日の人がものすごく好きだったバンドのアルバムのレビューです。そしてぼくもそのバンドのそのアルバムが好きなので、レビューします。

 

ニュークリッドロマンスの「パズル」です。1994年の9月21日リリースです。

もう14年前ですね。ぼくは当時・・6歳くらいかな?

うそです>< 

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www.vkdb.jp

グラスレ様のページ

Kneuklid Romance(ニュークリッドロマンス) | グラスレ

 

Kneuklid Romance、ニュークリッドロマンス。

「ニュークリッド」ですが、この意味がわかりません。英語ににも無いことばです。確か「内的ななんとかかんとか」みたいなことをメンバーがインタビューで言ってた気がします。どなたか知っていたらおしえてください。

このバンドには解散(2000年)までに大きな転機がありました。

それはこの「パズル」をリリース後に、ボーカルの雪野さんが脱退しました。そして新たなボーカリストを迎えて、ヴィジュアルや音楽性を変えてメジャーデビューしました。

新しいボーカリストのYUTAKAさんは雪野さんとは全く異なる声とスタイルです。なので、ヴィジュアルや曲調の変化は自然なものと解釈しています。ぼくのようなおじさんたちはこの「パズル」の頃のニュークリが好きな人が、名盤だという声が高いみたいで、Google検索でもレビューなどがたくさん見受けられます。

YUTAKAさん加入以降の方が活動履歴が長いので、メンバーの方には申し訳ないですが、自分は、やはりこの「パズル」またはその前の「 LOVE SONG」の頃が好きです。

 

ニュークリッドロマンスとの出会いは、雑誌「フールズメイト」でした。

1stアルバム「パズル」はおそらくフールズメイトが出資してたと思います。

よくインタビューが記事になっていたり、広告が出ていたり、通販で買えるようにもなっていたと思います。そして目黒鹿鳴館でのワンマンライブのレビューもありましたが、ひどいライブだったらしくかなり率直に書いてありました。

かなり開演が押して観客が引き気味のところに始まったのが「パズル」に入っている「深い青の中で」という曲で「観客の気持ちがそのまま曲名に出ている」などと書いてあったかなり笑った気がします。

 

と、いうことで「パズル」の レビューです。

  1.  瞬間ノ声

「…自己の解放…すりぬける感覚へ……パズル」

いきなり上のセリフではじまって、終わります。

はじめて聴いた時はちょっと吹いてしまいました。

このアルバムを聴き終わったときには部屋で「…自己の解放…すりぬける感覚へ…パズル」と呟く自分がいました「パズル」の前の空白がポイントです。

 

2.Flowers 

硬質で繊細なサウンドのニュークリの真骨頂を表す曲だと思います。

ギターサウンドがクリアでツインギターなのでカラフルに彩られます。

雪野さんのボーカルはやはり「ヴィジュアル系」と表すのは簡単ですが、すこし声のキャラが若い気がします。19歳くらいの少年のように聴こえます。

そしてニュークリの良さはボーカルのメロディがキャッチーで素晴らしいです。

どことなくLUNA SEARYUICHIの影響も感じさせますが、重さはあそこまでないです。やはり良い意味で幼さを残してます。

 

3・雪の下で

ボーカルの「雪野」とは関係あるのでしょうか。前作では「Rayly」とありました。

ミディアムでじっくり世界を広げていく曲です。ベースが引っ張っていく曲で、軽めの音色のドラムとロングトーンのギターが印象的な曲です。

この曲の魅力はやはりサビでしょうか。

「ああ、白く透けた身体 きつく抱きしめて あなたの名前 呼び続け 涙を落とした」

素朴ながら残るメロディです。1曲目から聴いてきてこの曲がくると「やっぱりニュークリいいなあ」と思わせてくれるひっそり名曲です。

さいごはサビのメロディがアカペラで歌われて終わります。冬を感じます。

 

4・Painted time

かっこいいドラムのイントロから燃えます。

2、3、ときてまさか4曲目もいいはずないだろうと思っているとやられてしまう曲です。切ない歌詞で細かめのビートで失速する曲です。Bメロはバスドラがどんどこやって、疾風に巻き込まれているような風景が見えます。

サビは、やはり LUNA SEAの影響が見受けられます。

特にボーカルのキーが低くなってバックは4部音符になるところ。

僕はLUNA SEAは「EDEN」で上がったクチですが、確かに「IMAGE」のころのLUNA SEAを思い出させるような気がします。でも、決してフレーズや構成をパクってるとは思いません。でもなんとなくLUNA SEAっぽい。そこがすごいとこかなと。このあとの「Sing for…you 」も同じです。

 

5.リフレイン

縦ノリで手扇子をしたくなります。しかし一本調子ではなく、お得意のギターのハーモニーが効いてます。間奏でギターだけになるバンドって最近いないような気がします。同期がありますしね。ニュークリはそういうパターンが多いです。ギターだけのハーモニーで聴かせてくれるバンドといえば Eins:Vierですね。系統的には似てるかもしれません。

 

6.深い青の中で

冒頭のライブレビューでボロクソに書かれていた曲ですね。たしかに何十分のお客さんが待たされて、このようなスローなリズムの曲は欲求不満になっちゃうかもしれません。

7.Sing for..you

この曲は事前にemergency express 94で聴いてました。。 

エマージェンシー・エキスプレス

エマージェンシー・エキスプレス

 

アー写は雪野さんだけがアップだけでしたが、RYUICHIにソックリでした。

髪型とか。。。ロングで肩までみたいな。

それよりも曲の「LUNA SEA」感をすごく感じました。でもこういう曲が LUNA SEAにあったかなと当時から考えてました。でもやっぱり思いつかない。「LUNA SEA」「IMAGE」は死ぬほど聴いたのに。

ゆめーをみてたーのサビを隆一の真似をして歌いたくなるバンドです。変ですよね。

そんなことを別にしてもすごくいい曲です。

間奏でギターとセリフだけになるのも良い感じです。

暇なのでセリフを起こしてみました。

「今、優しすぎた…憂鬱の中で…未完成のパズルを…途切れてしまいそうな…僕の声で…ひとつ、ひとつ埋め込んでいく」(ページをめくる音)

「目をそらしたくなるような現実だけが、もし僕の前に置かれたならば、ひとつ、ひとつ、小さな声で」(ページをめくる音)

「切ない、哀しい、苦しい…全ての思いを今…歌に託してみる(本を閉じる音)

「Sing for..you」

 イントロのピアノは後でも登場する女的(ガールティック)の姫さんです。

8.神風

きましたーV系定番の「暴れ曲」です。ヴィジュアル系とは「かならず1曲漢字の曲名がある」「かならず1曲暴れ曲」があるというのがお約束です。

最近はそういうのあるんでしょうか。最近のバンドは「どの曲も基本的に元気そう」って印象です。偏見ですかね。

この曲はボーカルもシャウト護摩仮死な感じでエフェクトが掛かっていて、全体的に「忠実に狂ってる」という安心感がなぜか感じられます。

 

9.An infinity of the sky

良いタイトルですね。白系って感じです。

イントロはギターがテッテケテッテケいってて「すわ白系か」と思いました。でもラルクというよりRenter en soi みたいです。

そう思って聴くとほんとうにリエントが蘇ったかと思わせる曲調です。が、時代が逆ですね、こちらのが方がだいぶ先輩です。

リエントのメンバーがニュークリッドロマンスが好きだったのかは知りませんが、KISAKIさんが好きだったのは知ってます。KISAKIさんは同年代ってのもあるけど好きなバンドが似通っていて(SCARE CROWとか)憎めないです。

KISAKIさんが再結成イベントを仕切ってくれたんですよね。さすがネ申

しかもベース弾いて。ノリノリだったって。

この時かは知りませんが、再結成ライブに雪野さんが来ていたみたいですね。

歌いはしなかったみたいです。また聴きたいなあ。

 

10.鳥籠の中の彼女

ナイスタイトルですね。これもボーカルに対して絡んでくるバックが面白いですね。アンサブルが独特なんですよね。ただただコードジャラジャラやるんじゃなくて、ギターとベースとドラムが一体になって、アクセントを付ける。今回全曲聴き直してみて「複雑なバンド」だと印象を持っていたのですが、意外と構成は複雑じゃないなと。

コンセプトの「パズル」も丁寧に扱われていて、今でも記憶に残るバンドだなと。

 

そして・・・この曲のラスト!

突然「仰々しい」ピアノソロが始まります。

1分の間にいろんなクラシックの要素が散りばめられた激情のピアノソロが挿入されて、だんだんフェードアウトして終わります。

こんな終わり方をするアルバムはありそうですが聴いたことありません。

女的(ガールティック)の姫さんはすごいですね。

できれば生ピアノで聴きたいですが、贅沢ですね。。

 

なぜ、今でもこのアルバムが語り継がれているのか、その理由が今回わかりました。

ほんとうに単純に「曲がいい」こと。そして「アンサンブルが独特」「先達をうまく吸収している」

そして、この後にバンドが大きく変わって、そして続いたこと。

パズルは解けても飾り続けられます。他のページでも言われてますが

ヴィジュアル系の名盤」だと思います。以上です。

ここまで読んでくれてありがとうございます。

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