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【クラシック】「TEPPEN芸能界ピアノ決勝大会」と「題名のない音楽会」との悲しすぎる差について。

金曜プレミアム・TEPPEN 2017冬の陣【ピアノ決勝大会!超本気対決!】について

昨日、放送されたこの番組。

僕は見ないつもりでした。

この番組の売りの一つとして、「芸能人ピアノナンバーワン決定戦」みたいなのがあります。ピアノといっても、ピアノ曲で競うのではなく、「バカでも知ってるヒット曲」をそれっぽくアレンジして、芸能人に弾かせて競うというくだらない番組です。

僕が「アイドルで一番ピアノがうまい」と表している人たちがよく出演してました。

それは、もちろんあの人ではありません。

 

まず一人目は乃木坂46生田絵梨花さんです。


乃木坂46 生田絵梨花 プロコフィエフ ピアノソナタ第2番 4楽章

なんとプロフィエフのピアノソナタ第2番を弾いてます。

たしか第1楽章を弾いた動画もありました。

www.youtube.com

革命のエチュードもお手の物。

なんだか、音から情熱を感じます。そして顔もかわいいです。

それよりもアイドルがプロコフィエフソナタを弾くなんて!と僕はびっくりしました。考えられない人が出てきました。このソナタ2番はカットされてますが、最後の方はほんとうに激しくて、かっこいいんです。短大時代にこの曲が流行していて、女の子がみんな最後の部分を激しく弾いて、その都度なんか受けてしまいわらったのが印象的です。

なお、生田さんは東京音楽大学に進学されたそうです。

 

そしてもう一人。HKT48森安まどかさんです

こちらも個人的にタイプです美人です。
HKT48 森保まどか 14歳 ピアノ演奏を披露 ショパン 黒鍵のエチュード / Chopin - Etude / Debussy - Petit Negre (Moriyasu Madoka)

www.youtube.com

むかし、コンクールか演奏会でドビュッシー前奏曲から「雪の上の足跡」を弾いてる動画があって、すごくセンスを感じたんです。他にも「月の光」あとは上の動画にある「ゴリウォークのケークウォーク」など、ドビュッシーの選曲が目立ちます。

先生の趣味なんでしょうかね。

森安さんに関しては、その腕前は専門家に絶賛されてます。

すばらしいサイト「NAVERまとめ」にそれがうまくまとめられてました。

matome.naver.jp

僕の言いたいことがまとめられてました。

こんな番組くそです。でない方がいい。

誰でも知ってるヒット曲を無理にアレンジして、音ゲーのようなミス表示で減点したり、ほんとうにほんとうに、くそです。生田さん、森保さんの名前と「ピアノ」で検索すると、その番組の動画がたくさんヒットして心が痛いです。

 

 ほんとうにその通りです。森保さんのピアノはいい。そう思ってたのは僕だけじゃなかった(当たり前ですが)わかる人にはわかるのです。

 

そして、昨日の番組。なんでも「難曲に挑戦」だとかで、事前に予選を勝ち抜いた人がさらに1位を目指して争うみたいな番組でした。しかも課題曲は「クラシックの難曲」ということで「やっとやる気だしたか」と期待したのですが、これまた「誰でも知ってるオーケストラとかオペラとかバレエの曲を適当にアレンジ」した曲ばかり。

ほんとうにバカな番組です。そして1位は松井咲子さんでした。でもいいと思います。

ピアノのうまさ、というのはいろいろあるので本来上下を決められないものです。

まあ、この番組は音ゲーみたいな罰制度もありますが。

松井咲子さんと生田さんと森保さん。

松井さんが彼女たちを越えられない大きな「差」があります。

だからこの番組だけでも彼女が1位でも良いと思います。

それが何かは僕の口からは言えません!!!!!

 

2017年1月15日放送「題名のない音楽会」テーマ「難しいピアノ曲を弾く音楽家たち」について

www.tv-asahi.co.jp

昨日の番組アレだったなと朝食を食べながら、この番組が始まるのを待ってました。 

いつも見ます。この番組。歴史の長い番組ですが、司会者が五嶋龍さんになって雰囲気があかるくなって、毎週見るようになりました。五嶋龍さんは素晴らしいヴァイオリニストです。お母様、お姉さまもヴァイオリニストで、天才少年と騒がれた人です。しかもまだ28歳。わかい!

五嶋龍さんがこの番組で「ゲーム音楽」で人気のある曲をクラシックで演奏するという企画で、まずは「ニコニコ動画」で有名になった、オーストラリアで活躍した女性のあヴァイオリニストの方が登場しました。デビルみたいな超絶技巧とのこと。

僕でも知ってるアニメの曲を演奏して「フンフンすごいな」と思っていて、その次に五嶋さんが登場して、ヴァイオリンの音をサーッと弾いたときに、「はっ」と気づいたんです。音が違う。さっきの人と全然音が違う。

「こう思ってるのは僕だけなのか」とTwitterで検索してたところ、「五嶋さん、音が前の人と違いすぎる」「差が歴然」という意見がたくさんで。やっぱりと嬉しくなりました。

 

そんな五嶋さんの番組、ピアノについてもある程度は弾けるのでしょうが、「超絶技巧」をどう捉えるのか。

さっそく「ヴァイオリンの超絶技巧の例」としてパガニーニが挙げられて、僕の大好きな「パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト」の映画の映像も出ていました!この映画は本気で面白いのでおすすめです!

そして、本題のピアノの超絶技巧の演奏です。

演奏者は福間洸太朗さん、そして森下唯さん。

まずは二人で「チョップスティック」を連弾です。

この時点ですごい!昨日の悪夢が完全に消えました。

 

次、福間洸太朗さんは、オーケストラのアレンジのピアノ曲に挑戦して「僕の大好きなストラヴィンスキー」として最初にバレエ組曲火の鳥」より「凶悪な踊り」を披露しました。

オーケストラをピアノで表現するための工夫などが解説されたり、間にテロップが出たり。勉強になりました。アレンジもG. アゴスティとクレジットがありました。

もう演奏は圧巻、演奏は圧巻って良くない感想ですね。

 

僕は「ピアノってかっこいい!」と思いました。「この世にある楽器の中で、ピアノは一番かっこいい」とさえ、思いました。

さまざまな音色を同時に違う音色で表現する。福間さんの演奏も素晴らしく。

上からの手を写したカメラワークもよかったと思います。

最後の盛り上がりのあとはジャンプするように立ち上がってました。もし会場にいたら僕もジャンピングスタンディングオベーションします!

 

そして次は森下唯さん。

実は彼について知りませんでした。

あとで勉強していろいろすごい人だと知りました。世の中って面白いです。こんな変な人が隠れていたなんて。しかもピアノの腕は本物です。

 

曲はアルカンの「電車」、これは知っていました。

アルカンはロマン派の頃の作曲家ですが、あまりに超絶技巧な曲ばかりだして、ちょっと「頭がおかしい」人として僕は認識してました。「電車」もナクソスで聴きました。

16符音符で右手は休みが一度もない、ということが楽譜も引用されて、この曲の特殊さが伝わってきました。いやーいい番組です。

ところどころ、五島龍さんがいたずらっぽい笑顔を見せます。あとでこの事について話していたのですが、「本当に電車に乗っている気分になって、楽しくなって笑ってしまいました」とのことでした。素敵な感想です。ここがお笑い芸人だったら「やばーいまじすげーっすね」とかで終わってしまいます。

 

そして最後に福間洸太朗さんが難曲の中の難曲の難曲の難曲バラギレフ作曲の「イスラメイ」に挑戦するとのこと。事前にストレッチをする福間さんが映し出されて、この曲がとんでもない難曲だというこいうことを演出します。

そして目に見えない気合を感じさせながら、ハイスピードに進んでいきます。

この曲は絶対難しい曲だとはわかっていますが、僕が今まで聴いた演奏(CDでしかありませんが)は、みんなラクラク弾きこなしてるような感じがして、もちろん本当に難しいのはわかります。でも、そう聞こえさせないように努力をしてるんだな。と。

福間洸太朗さんの演奏も、軽々としかし、技巧がきらめいて、最後の瞬間までに高揚を保ち、終わりの瞬間には、また椅子から立ち上がってました。

 

朝から素晴らしい体験をしました。

本物を見せてくれた。今日はちょっと違った趣のコーナーなのか

部屋のセットで、衣装も私服のよう感じでピアノも弾きやすそう。

普段着っぽい五嶋龍さんも素敵でした。。。

 

もちろんピアノはSteinway & Sons!

 

主観かもしれませんが、ものにはほんものとにせものがあると思います。

ほんものの方が尊くて、人々に支持されるべきだと思いますが、

そうはいかないのが、この世の中です。

本物の音楽が、もっともっと知れ渡ってほしい。

まあ、それは人それぞれです。

でも、こういう世界もあるよと知っていほしいと思い書きました。

ここまで読んでくれてありがとうございます!