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J-POP史上最強の「暗い声」 中島美嘉「BEST」

 

BEST

BEST

 

 皆さん、こんばんわ。

さわやかまえむきのはずが、くらくてネガチョフ(ネガティブのロシア風です)なネクラで後向きなさわやかまえむきです・・・

 

皆さんは「暗い声」がお好きですか?

「明るい声」の方がやはりお好きでしょうか。

やっぱり明るい声でひたすら同調と共感を求めるような!カラオケで仲良いの気の良い数人とあつまって楽しい楽しい時を朝まで!朝までたのしく!最高の夜だったね!なにそれうける(涙)!みたいな!ことをやっているのでしょう!チクショー!!!

うまやらしい・・・

 

というか「暗い声」っていきなり聴かれてもわからない。そうかもしれません。でも、暗い声とは「明るくない声」なのです。おわかりいただけないでしょうか。

 

世の中とは難しいものです。

上辺やイメージだけに捕らわれて、本当のことを感じ取れなかった。そんなことありませんでしたか?僕もあります。僕のことを上辺だけ判断されてあれこれ以下略・・・

いや、もう過去は捨てました!輝かしい過去など、過去のもの!過去の化石!

「イメージだけに捕らわれて、本当のことを感じ取れなかった」前述いたしましたが、これは一例として過去、過去に書いたブログを紹介しますね!

maemuki.hatenablog.com

浜崎あゆみさまです。

 もともととっ散らかっていたこのブログに更なる混迷振りを自ら高らかに宣言したこのブログの中でもお気に入りの記事のひとつです!ぁゅは、「私達ロスジェネ世代の代弁者」だったのです。でも、「エイベックス」「ミリオンヒット」などの言葉に拐されて、本質を見失っていた!という内容です。

 

今日とりあげる中島美嘉さんも、いわゆる「売れっ子」の一人です。

「売れっ子」であることは、本来はアーティスト、リスナーの両方をとっても良いことのはずですが、私にとっては「売れている」というだけで、一歩引いてしまうところがあるのです。しかし、アイドルは普通に好きという矛盾がありました。

それでも、何故か中島美嘉のことが気になっていました。

そして、ある日ある曲に巡り合って、好きになりました!それはシングル曲なので、このリリースまでのほとんどシングルが入っているこの「BEST」にも入ってます。

 

中島美嘉さんの歌をあらためてちゃんと聴いて気づいたことがあります。

それが冒頭にいった、タイトルにもついている「暗い声」です。

彼女の声は本当に暗い。「暗い声マニア」の僕にはたまらないのです。

彼女のボーカルの系図を引いて逆を辿ったらそこで出てくるのは、華原朋美さまです。

華原様。いつか書こうと思っていましたが、ここでも出してしまいます。

独特の声、それが2人に共通する、大きなものです。

声質というものは、おそろしいです。よほど「何かがあった」時にしか変わらないもの。そして自分の意思になく決定づけられる。そして歌手として生きられるか、生きられないかを決められるものです。

世の中に「歌が上手い」人はいても「歌声が個性的」な人はなかなかいない。

という現状を打破するためには「誰にも似ていない独自の声、声質」があることが、デビューそして成功を掴むための第一歩なのです。

「私の声は、独特だ」というのは、自分では気づかない、または「独特だ」ということは自分ではわからないので、逆に「平凡だ」ということにも気づかない。

「努力をすれば、何でもいつか」という風潮が蔓延しています。が、やはりいくら高いキーがでても、カラオケで高得点を出しても、顔が割りと美人でも、ダメな人はダメなのです。

そして、「歌が下手」でも、デビューができる。それも確かにあります。「顔が美人」だということが、ですが、これも普通の美人でも。ダメ。

難しいのですが、これをクリアしないと、「何か」がないとダメ。なんかダメばっかり。人にダメダメいって、自分がダメ人間なのに。。。。

 

すみません。要するに、「いくら歌手になりたいからといって、(他の職業のように)努力しても叶わないかもしれない」と言いたいのです。選ばれた人だけがそこで大成できる。

ここ最近も「何か」を持ったとしてデビューした人はいるのでしょう。しかし最近のCDセールスの売上低迷が、それを象徴しているかと思います。新しい人で、「際立った存在」が全くいないという現状がそれなのかもしれません。

 

中島美嘉さんは、その声質に惹かれたソニーの人がスカウトをして、ドラマのオーディションを受けさせて、そしてそれに受かって「STAR」でデビューしました。

初ドラマで初主演。あまり無いことですが、80年代のアイドル界では普通のことでした。それが2002年のCDバブル期の勢いもあっていきなり高セールスとなった。ドラマのこともあったのでしょう。この時はドラマの「タイアップ」の主題歌があれば、ヒット確実の時代でした。それもありました。そして事務所も「ケイダッシュ」系列なので、強力です。それもありました。

しかし、その後、彼女は映画「NANA」を代表にして女優活動はありましたが、活動の軸は音楽活動となりました。そしてヒットをまた出した。やはり只者ではなかったのです。「ゴリ押し」は選ばれたもののみ、許される。そして許された。

1.AMAZING GRACE ('05)

ジャズのスタンダード・ナンバー。綾戸智恵の編曲とピアノにてカバーされたものを更にリメイクして収録している。

英語詩のままであり、安易な「日本語カバー」にしなかったことに、意気込みを感じる。ジャズというものは自分は勉強中なのだけれど、大切なのは「リズム」だということはわかる。この曲もスローでありながらも、一定されたリズムが根底に動く曲だ。それを上手く捉えていると思う。ジャズの歌にはなっている。そして、抑えている。抑え、こそがこういうモダンではあるけれども、トラディショナルな雰囲気を持つこの曲にあっていて、素晴らしいと思った。

2.「STARS」

www.youtube.com

デビュー曲にして、その声質を最大限に活かした名曲です。

暗闇の中から、黒より暗い声が堂々と響き渡って、感動的な曲調とあいまって、段々と恍惚の時、最高の暗闇につつまれるようなそんな曲です!

作曲したのは大物作曲家&編曲家の川口大輔さんです。そして佐久市、いや作詞は。。秋元康大先生です!あああ秋もとやすしーー金くれ!!

しかしながら、この歌詞が、くやしいのですが、いつもどおり良い感じです。秋元さまは、儲けすぎていてやはり「金くれ」的な感情が沸いてしまうのですが、僕は「おニャン子クラブ」で忌まわしい「秋元の呪い」受けてしまったダメージからまだ回復していません!そしてAKBも。。やはり秋元先生は凄いと思うのです!思う!だからかn(以下略)

そして本当に悔しいのは、歌詞の中に「未来」とあります。普通の未来ではありません。彼女のドラマの中での役名は「未来」でした。うまいです。さすが、商人!ドラクエ3!しかし「うまい商売」にはまんまと踊らされるタイプなので、いいのです!

トラックはこれまたさすがソニーといった趣のゴージャスな感じで、夢の世界に浸れます。音楽にお金をかけることが出来た時代だったのだと思います。今もお金はかけていると思いますが、余裕が見えるのです。80年代前半もそうでした。一流のミュージシャンが集まって、知恵を絞って本物の音楽を商業主義の中でもそれを貫いていた。

それが、いつのまにか変わってしまったように感じていたのが、復活した。「支持されている音楽」には理由がある。

4.WILL

中島美嘉といえばやはりバラードなのでしょう。そう感じさせる曲です。そう感じさせてしまったことを実感したのでしょうか。やはりこの路線の曲、「メジャーコードだけどどこか物悲しい曲」みたいなのが多くなったようです。しかしその走りはデビュー曲ですが、この曲も大きかったのだと思います。

贖罪意識をどこか刺激してくるのです。過去をみつめなおして、その面影を思い焦がれながらも、現実もみつめている。そんな曲ですが、彼女のほの暗い声で、とても胸が締め付けられます。「今ならわかるよ」そうだね。みかさん。ぼくもわかったよ。。

 

 7.Love Addict

 

きました!この曲!素晴らしいです。この曲が前述した「ある曲」です。

この曲は中島美嘉さんの作詞なのですが、素晴らしいです。初作詞とのことですが、凄いのです!この曲のためにブログを書いたといってもいいかもしれない!ごめんなさい!

www.utamap.com

夜のベッド 息切らして ヤツがやってくる

腕の中で 明日の男を想う

疲れた肩 タバコふかし 見えた煙が

消える頃に 私の肌はもう乾く

いきなり、、、やる気満点マウンテンです!おじさんぽくてすみません。

そういう心をくすぐってくるような、悪魔的な何かが、この歌詞と歌に存在していると感じました。以降もごまかさない直感の「欲情」が伝わってくるのです。「信じて宿る愛は美しい」「愛に狂う女は美しい」とサビでは三連符のキメにのせて、キメてくるのです!

また大沢伸一先生による、狂ってしまうようにゴージャスビューティフルでジャージーでクソオシャレなトラックが凄いのです。すんごいと書いておじさんくさくて吐き気がしましたので、凄いとしました!それほど凄い曲!ゴージャスと言えば。。。

「女性は欲望を全面に出すべきだ」と杉本彩さまが仰っていたのを思い出しました。この曲を聴いて!彩様とのような曲だと。ゴージャス!わたしゴージャス!

包み隠さない女の欲望」が女性ボーカリスト、リリース当時は20歳の若い子が初作詞でこの曲です。。。ショックです。秋元先生より凄いです。生々しいけど、その潔さが気持ちよく感じられるのは、おそらく、おそらくですが、実体験に基づくものと推測されてしまいます。。。

音楽というものは「幻想的」なところが素晴らしいものだと思います。この曲は現実的でありながらも、夢の世界を描いて描ききっている曲だと感じました。Love addict。愛の中毒。

 

9「雪の華」 

www.youtube.com

 中島美嘉さんにおいて、その人気を決定づけた曲です。

彼女は、鹿児島県日置市の出身です。つまり、「雪を見ないで育った」人です。

その彼女が歌う「雪の歌」がヒットした。それは意味深いことだと思うのです。

その声はやはり、とても合います。雪を見て育たなくても似合う。そう言い切れます。

なぜ言い切れるのか。それは私が雪を見て育った人間だから、そしてこの前まで雪を見たくないけど、その中にいてしまったからです。

 

逃げたい寒さ、逃げられない寒さ、それは悲しい恋に通じると感じます。そして彼女の悲しい暗い声が、ピッタリだった。

「雪」について彼女が言及していたかどうかは知りません。おそらくツアーか旅行か何か、そして今年は鹿児島でも雪が降ったというニュースもありました。しかし見たことはあっても日常ではなかった。それは東京でも同じです。特別なイベント、なのです。

それであっても「雪の歌」を選んだ。ということは、重いものがそこにあると思いました。

色んな人、色んな素人ひとたちがこの曲を「カバー」していますが、みなさん明るい声だと推測されます。だから、感じないのです。

 

作詞はこのブログではお馴染みのSatomiさんです(代表曲Sexy Zoneの"Sexy Zone")

この曲でレコード大賞の最優秀作詞賞を受賞されたとのこと。

「冬うた」の代表曲のように言われていますが、そのような俗世間から離れた本当の「雪の歌」だということを主張させていただきます。僕は雪が嫌いだけど・・。

 

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中島美嘉さんの写真をどうぞ。それにしても「中島美嘉」を変えずにそのままデビューさせたスタッフは偉いです。普通だったら中島美香とかそんな普通のに変えたりしそうなのに。最悪の場合は「MIKA」だってあり得たのです。最近名前だけの人が多いですが、SEO的にもよくないと思うのです。そうしなかったのはやはり良かったと思います。

13.桜色舞うころ

ちょうど今は桜の季節だったと思い出して書き足します。

「桜の歌」はたくさんリリースされます。その時期に聴けるように、2月頃にリリースされることが多いです。そして、そう定義される曲に明るい曲はありません。つまり、陰りのある曲、この「桜色舞うころ」もそういう曲です。

「桜色舞うころ 私はひとり」という歌い出しが始まり、その後は何も出来事は起こりません。虚脱感が漂います。そこに舞うのは、「桜色」です。桜の花びらではない。桜の色。もしかしたら桜は散って、春ではないその時になのかもしれません。

そのような「諦観」がこの歌には見えるのです。希望とかそういうものからはかけ離れた、深い感情に支配される。桜を見たとき、湧き上がる複雑な感情は、散っても色になって、目と心に残る。そんな歌なのかな、と感じました。

14.GLAMOROUS SKY

でました!「自称元ヴィジュアル系バンド」ですが、このブログでは「白系ヴィジュアル系の始祖」として崇め奉っているバンド、L'Arc~en~CielのボーカルHYDEさまの作曲の超〜名曲です!

なんでも「自称ヴィジュアル系バンドの元祖」であるX JapanYOSHIKIさま(本当に言ってたんですよ)が、この曲を褒め称えていたという情報がありました。

「なんでこんな凄い曲を提供しちゃったの?自分でやればよかったのに・・・」と仰ったとのこと。それはちょっとひどいとか思ったのですが、公式の場の発言ではありません。しかし、それだけの曲だということはよくわかります。

 

NANA-ナナ-」というマンガを恥ずかしいのですが、読んだことがなくて、そして映画も見ていないです。でも、あらすじを読んでこの曲を聴くだけ、でその光景が見えたのです。中島美嘉さんが演じるナナがバンドのボーカルとして夢を描く物語。

高いところを目指して、空の素晴らしい虹に向かって駆け出す。そんな躍動的な名曲だと思います。つきまとうであろう数々の苦心が美しくみえる、そんなすばらしい曲です!HYDEさんありがとう!ついでにTETSUYA(ex.tetsu)さんありがとう!

 

ここまでハイテンションにお送りいたしました。抜粋駆け足あしで申し訳なかったですが、書きたいことは書けました。

中島美嘉さんは、今はファンだったバレーボール選手と結婚して出産されて凄く幸せだと思います。きっと幸せです。でも、その「声」はもう変わることがない。どこか悲しみを携える声は変わることがないけれども、きっと歌い続けてくれるでしょう。

 

というわけでおわりです!