- アーティスト: HIGH and MIGHTY COLOR
- 出版社/メーカー: SME Records
- 発売日: 2008/03/19
- メディア: CD
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なぜかそのバンドの1曲に惹かれてしまう、その1曲以外も好きなのだが、どうしてもその曲だけ。しかもHIGH and MIGHTY COLORという、僕の「J-ROCK苦手」体質な僕にとっては門外漢的なバンドの曲。なんでだろう。彼らの音楽をちゃんと聴いたのはLUNA SEAのトリビュートアルバムでカバーした「ROSIER」だった。
ここでも、僕は軽くだけど絶賛してる。彼らを。「どうせ誰も彼らを評価しないだろう」と思ったからだ。だから、「その曲も収録されているアルバムを聴こう」と思っても普通なのだ。普通普通。
そうして、聴いてみた「ROCK PIT」この1曲目、「Amazing -Prelude of ROCK PIT」
この、4分弱の短い曲。
High and Mighty Color-Amazing.mp4
いきなり惹き込まれてしまった。
穏やかなピアノから(このPVではオルゴールだけど)始まり、徐々に曲の世界が開けていく。そしてマーキーの声で、高らかに曲が始まり、疾走する。
なんの変哲もない前向きな歌詞だけど、切望感を感じる。そう、疾走感と切なさ。それは、もしかしたら怒られるかもしれないけれども、彼らがカバーしたLUNA SEAに通じると感じてしまうのだ。このアルバム「ROCK PIT」にもその片鱗が見えるような気がする。
「気のせいかも」と何度も聴き直してみたけど、やはりトリビュートアルバムに参加するくらいだから、きっと影響は受けているのだろう。
このボーカルのマーキーさんは、もしかしたら素人、のように聴こえてしまうかもしれない。でも僕はそれがいいのだ。完成された歌声なんて必要ないと思っているから。
「ROSIER」も、ボーカルはAメロ、Bメロは男性がつとめて、「揺れて揺れて」は彼女が歌った。そこが良かった。高い声であのメロディを歌ったからこそ、曲の別の真価が見えた。
この曲なんか、やはり幻影が見えてしまう。
実はLUNA SEA様は、インディーズ時代から聴いていて、「MOTHER」を最後に「あがって」しまったような、畜生なのだから、ちょっとずれているのかもしれない。。
この「マーキー」さんは、なんとなんと「ドリカム」の人と結婚して脱退した。
結婚相手としては、何の不足もない人だと思う。まさに夢のようだ。アメージングだ。
「Amazing」の歌詞の中では、アメージングなものを目指して、突き進もうという姿が見える。まさに、アメージングな人生になったのだと推測する。
夢が叶えられたんだと。
僕もアメージングな人生を送りたいので、「Amazing」を聴き続けようと思います。