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【The Divine Comedy】第1回「ニールハノン鬱」ザ・ディヴァイン・コメディ、ニール・ハノンに捧ぐ

僕がずっと書きたかったことです。

色々な音楽、色々なジャンルを日々聴いていて、最後にいつもたどり着いてしまうのが、ニール・ハノン氏率いる1人ユニット、「The Divine Comedy」なのです。

前にも書きました。 

maemuki.hatenablog.com

 僕はこの頃にはまだ聴いていなかった、聴いてはいたけど深くは聴けていなかったことに気づきました。そして、昨年に出ていたアルバムもあったということ。

そして、もっと大事なことを知りました。彼は英国をはじめヨーロッパでは凄く支持されていたのです。

それはこのライブの動画を観て知ることになりました。

www.youtube.com

広いLondonのThe Palladium収容人数2286人 動画にて確認する限りでは空席はなし。たくさんの人たちが、楽しそうに彼の音楽を聴いている。この音楽が当たり前に受け入れられているという現実が、そこにあるんだということ。それが信じられない、ということに孤独を感じてしまいます。

そして、この「ライブ」ではなく「コンサート」だということ。観客は全員が着席をしています。僕にとっては最近はコンサートはいつも着席です。クラシックのコンサートにしか行っていないから。もう何時間も立ち続けることはできないのかもしれない。しかし、本来の「コンサート」はこの形が本質なのです。

そしてぼくを感動させたのが、ステージの上にいる沢山の楽器奏者達。ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスの弦楽器一通りはもちろん、彼の音楽にはかかせない、木管楽器、フルート、オーボエ金管楽器もいます。そしてパーカッションも。ドラムだけではありません。ティンパニまであります。もちろんピアノも。コーラスは、元トラックの混声合唱のような人数はいません。が、元のレコーディング音源とくらべても、違いはありますが、遜色はないと思います。

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この景色、逆から観てみたいです。そんなことを思うだなんて。

The Divine Comedyのライブがどうなっているかなんていうことは、考えてはいなかった。なぜなら、絶対に観られない、観ることは難しい。来日をしてコンサートを開催しないかぎり、あの音を聴くことはできないことが、わかってしまうから。

こんなに沢山のひとたちが、楽しそうに彼の音楽を聴くために集まっている。そして彼は精いっぱいに期待に応えています。素晴らしいパフォーマンスです。曲のフレーズを観客が口ずさんだりしています。日本では考えられません。そんな世界が、この世界にあるだなんて!みなさんにはおわかりいただけないかと思います。が、他のアーティストでもあると思います。このような「極東の孤独」が…。

 

更に、僕の「ニールハノン鬱」を加速させる動画もあります。

彼の「ピアノ弾き語り」だけのコンサートの動画があったのです。

www.youtube.com

 

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ピアノの上にワインを置いて、弾いて歌っています。素敵だ…。

 

彼がピアノから曲を作り出して、あのようなオーケストラル・ポップになっている、ということ。それも当然なのですが、再認識をして、そしてこれも観られない、いや、これなら、1人でもできるから。日本に来てくれないかな。なんて。思ったりするのです。そして、なんとギターも弾き語りもしていました。

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ちょっとところどころ怪しいのですが、ちゃんと弾けています。正直ピアノも達人というわけではありませんが、十分です。彼が曲を作っていることは明白であり、彼はロック・ミュージシャンであり、クラシックのピアニストではないから。

 

そして彼の曲の魅力、それは彼の曲にこってりと色付けをされたオーケストラの音を含めて、ではないということも気づきました。ピアノとギターだけでも、元の曲の良さはかわらない。なのであれば、そもそもその必要がないかもしれないのに、わざわざスコアを書いて、アレンジして、大人数に演奏させて、録音をする。そして、コンサートを開く。なんて馬鹿なんだろう。そして、なんてかっこいいんだろう。

 

そして、更に更に「ニールハノン鬱」を加速させる事もありました。

僕は、数年前にローマへ一人旅で行きました。そこでクラシックのオーケストラのコンサートを鑑賞したのです。

maemuki.hateblo.jp

その会場、とても大きなホール「Auditorium Parco della Musica」(オーディトリウム•パルコ•デラ•ムジカ)でしたが、そこで今年6月にThe Divine Comedyがコンサートを開く、ということを知った時の絶望。これはみなさまにはやはりおわかりいただけると思います。自分がかつて行ったところで、彼がコンサートを開くだなんて!

更に、その時の演目のメインがStravinskyの「春の祭典」だった。ローマに行ったのは、日本のお正月の時期でしたが、なぜか「春」がテーマの曲を集めたコンサートだった。そしてその「春の祭典」「The Rite of spring」は…「ディヴァイン・コメディが選ぶお気に入りのアルバム13枚」の中のひとつでした…

amass.jp

春の祭典」はアルバムではありません。Igor Stravinskyはロシアの作曲家。「春の祭典」はバレエの組曲です。その曲だけで1枚のCDになってもおかしくない、ような曲だから「アルバム」でもおかしくないけどお…。この曲「春の祭典」は現代音楽の走り、ともいえる、当時パリでの初演ではあまりの曲の斬新さにブーイングでいまでいう「炎上」をしてしまったような曲!それをセレクションするだなんて!センスがよすぎるとおもうのですっちくしょう。そして、その曲が演奏をされて僕が聴いたその場所で、彼がコンサートを開くだなんて…。

 

正直かなり落ち込んでしまいました。あのままローマに行けるような生活を保持していたら、もしかしたらこのコンサートに行けたのかもしれない。今はローマに行ったことが、現実だったとは思えないような貧しく成田も羽田も遠い、そしてお金も得られない、哀しい現実であるということが、わかってしまって、更に「ニールハノンうつ」が加速してしまいました。

 

しかし、Instagramで彼の写真を挙げて、タグをつけて何度か投稿したところ、本当のファンの方達にフォローをされたりして。嬉しい。インターネットは素晴らしいですね。しかし、僕は恥ずかしいのですが「よく1人で海外一人旅に行けたな」と自己評価をしてしまうほどに、英語ができません!彼の情報は英語だけしかない、wikipediaも日本語ではありません。作品について、もっと知りたい。

だから、英語を…勉強しようと思います。うつの解消には友だちがいることが一番です。だから「ニールハノン鬱」解消のためにも「ニールハノン友」を増やしたいのです!

 

これから、このような感じで、各アルバムについてレビューをしていきたいと考えています。アクセス数など気にしません。次の更新になるかはわかりませんが、来週ちょっとばかりひ暇なので、更新します!

おわり。