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【映画の感想】映画「君はひとりじゃない」をひとりで観にいきました! 

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今日は、いつもの、最近行けていない、といっても今までの自分と比べたらありえない位の短いブランクを開けて、映画を観に行きました!

映画は「君はひとりじゃない」というポーランドの映画です。マウゴシュカ・シュモフスカという女性の監督により作品です。

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ベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞した作品とのことです。すごいですよね。ポーランドの作品のノミネートが15年ぶりだったということが書いてありました。どんな国でも平等にノミネートする、国際映画祭は素晴らしいですね。アカデミー賞は、英語の映画以外は「外国語映画賞」にしてしまう。この「君はひとりじゃない」はもちろんポーランドの国の制作なので、ポーランド語によるものです。この映画を見ることが出来たのは、ベルリン国際映画祭にて賞を獲ることができた、というのが大きいと思います。ありがたいです。そしてこんなど田舎でもこの映画を見ることができた。ほんとうにありがたいことです。上田映劇さいこうです。

 

映画の舞台はポーランドの首都、ワルシャワです。ポーランドポーランドといえば、自分はすぐに出てきます。フレデリック・ショパンです。ショパンのふるさと!!「マズルカ」というポーランド発祥の舞曲を冠した曲がショパンにはたくさんあります。「マズルカ」の曲はシンプルながら、どれもすばらしくショパンの故郷への愛が感じられて僕は好きです。なので、ポーランドには興味がありました。

そして、東欧であるということも、興味の対象です。東欧にはまだ行ったことがありません!ポーランドルーマニアチェコスロバキアボスニア・ヘルツェゴビナ、そしてハンガリーオーストリアなどなど…興味はつきません。。。

 

そして、この「君はひとりじゃない」が現代のポーランドの姿を写す映画であること、それもおもしろそうだなと思ったきっかけです。この映画館にて、見た映画は、アメリカやイギリスなど、よく見る「外国の映画」の国の作品はひとつもありませんでした。インドネシア、ベルギー、イラン、などなど、そこで描かれているのは、特別ではない普通の庶民たちの姿がよく見えました。

いつも自分が見ている風景は、日本のもの。もちろんそうです。テレビで映されているもの、それも日本のものなのは当然です。しかし映画を通して、自分とは違う日常、細かいところも大きく違う価値観がある、という当たり前のことが、次々と見られること、それが映画、その他の創作の楽しみでもあります。

それが、一番得られるものは海外旅行なのですが…当面いけそうには…

 

そろそろ本題に戻りますね。

 映画の始まりは…首吊り自殺からです!しかし、それは未遂に終わりました…!いきなり出だしからこれでした。以降は比較的に淡々と進んでいきます。淡々と、主人公は検察官。偉い人のようです。娘がいるのですが、家に引きこもっています。なにか病気みたい。母親は…いないようです。死んだようです。

その後、あやしげ?なヨガみたいな教室のもようが映し出されれます。「とりえあず叫んで」と、先生らしき人が、生徒を指名して指図をします。「最近叫んだことはある?」と指名した妙に細い女の子にそれを聞きます。森で叫びました。叫ぼうと思ったけどできませんでした。声が出なかった…ときわめて暗い面持ちで返します。「では叫んでみて」と言い、女の子が「キャアアアアアー」と叫びます。そして…「今日は、素晴らしいものを見ましたね。」みたいな事を言って、〆ます。

こんな感じで始まったところから、引き込まれていきました。

 

そして…次第にこの映画のテーマがわかってきまいた。この映画は…「霊的なもの、死人との会話を通して、生きている人たちを救う」という主題の映画なのかもしれない!と気づきました。「先生らしき人」は…主人公の娘が通う「拒食症」を抱えた人たちが通うセミナーのセラピストだったのです。そしてその先生は…「イタコ」でした!

死んだ人が憑依をして、その人の言葉を死後の世界から聞き取って、伝える。そのようなことは実際にはありえないこと、です。実際にほんとうに本人、死んだ人の言葉なのか、誰にもわからないから…。

わからないから、あっても良いのかな、とも思わせました。それはこの映画のラストシーンを見て、そう思えたのです。「イタコ」がいなくても、死後の世界の人の声がきこえなくてもすべてがかいけつしたからです!!

 

こう、結局大きな映画的なことは何も起こらない映画だった。それでも考えさせてくれるようね映画でした。

 

そしてもう一つ気になっていたことがありました。この映画「君はひとりじゃない」というタイトルですが…原題は………「BODY」です!!

それを知った時は…失望しました!また「日本公開の原題改悪」なのではないかと!

「君はひとりじゃない」なんてまるで「壁ドン映画」みたいじゃないかと!山崎賢人や土屋太鳳がキャスティングされているのか??などと…。

しかし…この映画のラストで流れる曲の歌詞だった、ということを知って、納得しました。

「You'll Never Walk Alone」です。

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 「君はひとりじゃない」という歌詞が何度も出てきました。実際、この映画の主人公たちは、ずっと暗い顔をして悩んでいました。でも、解決をした。その時にこの曲が流れて物語は終わった。君はひとりじゃない。壁ドン映画でもいいじゃないか!!

そんなことはありませんが…。

 

おわりです。