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【小沢健二】小沢くん、僕のために「アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)」を作ってくれてありがとう小沢くん

 

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歌詞を初めて見たときから、そう思ったのです。

小沢くんが僕のために曲を作ってくれたんだと。そう思いました。

そうに違いありません。彼と僕とは知り合いではもちろんありませんが、そのような実在するコミュニケーションというものを超えるもの、そのようなロマンティックな思想が音楽にはあっても良いとおもいませんでしょうか。

まあ、おもうにしてもありえないこと、なのかもしれないです。

 

でも、「小沢くん」が僕のために作ってくれた曲だと思ったことは確かなのです。そう!思うことは、誰にも責められるものでもない。このようにSNSなどで発言をしなければ良い。そして、このようなブログなどでダラダラ書き連ねるなんて、本当に莫迦のすることに違いがないのです!!しかし!

このように、接続詞に頼らざるをえない状況ということも、おわかりいただけかと思います。

 

小沢くん。

小沢くんに、僕はなりたかった。

でも、なれなかった。

でもでも、なりかったわけでもない。

でも、なれなかった。

 

そう思っていました。

僕はくそ田舎からもともと住んでいた、くそ田舎にももともと住んでいたのですが、そこから東京へと帰ってきました。

1年半くらいくそ田舎にはいたのですが、あまりにも都会との風景や街の差に唖然としてしまいました。

くそみたいに都会はうつくしい、田舎では絶対に見ないような高いビルだけが並ぶ街に、田舎でも観る夕陽のような淡いオレンジの光に満ちて、とてもキレイです。こんなど都会なのに、ど田舎とくらべてしまうという愚かさ。

を感じてしまいました。

 

新しく住んだ街は、ど田舎レベルに何もないところ。良いところは、家から近くのバス停から新宿西口へ行けることくらいでした。その帰りに、まだ聴いていなかった、小沢くんの新曲「アルペジオなんたら」をスマートフォンで聴いたのです。

なんかまあ〜のんきな曲だなあ。バスからみていた狂気じみた美しさを秘めた夕闇の終わり夜の始まりの大都会には全く、映えません。「強い気持ち・強い愛」「僕らが旅に出る理由」などで見られたような、都会がきららキラ小沢くんもキラキラみたいなのは、ありません。非常に田舎臭いと思いましたが、カントリーミュージックはアメリカではメインストリームの音楽のひとつなんだということも、わかってはいました。

この曲「アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)」は、父性に溢れた曲にように聴こえました。そうです。彼は実際に父親になった、それが音楽にも出ていると感じました。暖かい家庭の風景が見えました。優しい笑顔が溢れる空間、そこで子供に対して大事なことをやさしく易しく優しく諭すような、曲だと、感じました。

もう、彼個人のための音楽だけではなくなったのかな、と思いました。

それに対して、どうこうだなんて、特には思いません。幸せだったらそれでいいと思うのです。そうです幸せ。彼の音楽にはかならずそれが感じられました。どんなにセンシティブな歌詞でも、かならずそこに終結していた、それは、人として当たり前のことだからです。

 

ここは、「僕がそれを聴いてどう思ったか」というのを書く場所です。

僕は、この曲を聴き、自分が恥ずかしくなり、そして自分は哀れである、と素直に思ってしまいました。

僕はフリッパーズ・ギターになりたかったわけではない、そしてフリッパーズ・ギターにはなれなかったことだけは確か。そして

小沢健二になりたかったわけではない。そしてなれなかった。それだけは確かです。

そして、何の力もなくなってしまった自分だけが今、ここにいる。それだけがわかりました。

 

このようなトンネルの中に僕はいるような気がしていました。

 

しかし、この曲の最後、台詞にてこのように語られます。

 

シェルター 出番を待つ若い詩人たちが 

リハーサル終えてでてくる

 

下北沢シェルターの事だと思う、というかそうです。

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ここは、地下にあるライブハウスです。僕が「この界隈」ではじめてみたライブがここでした。Lucy Van Peltなどがでてきるイベントでした。そして、ここが初めてのライブ出演をしたところでもありました。土日の昼のイベントでした。当日はよくわからないジャンキーみたいな人がステージに乱入してきたり、後は、自分がレコーディングに参加をしてCDをリリースしたバンドのレコ発のライブもここでした。満員だったのを、覚えています。

そんなところ、なのです。

ここは地下にあります。ここからリハーサルを終えて、地上、外に出るときに、まさにそこは「トンネルの先」のような風景だったかもしれません。これからライブがはじまる、その前に下北沢をぶらり、なんていう素敵な時間でした。

そんな時が、そのトンネルの先にあったんだということ

そして今、違うトンネルの中の時間に自分がいるんだ、ということにも気づきました。

 

この曲は、まさに今の僕のために小沢くんが作ってくれた、と思ったということは、説明しました。理解はしてくれなくていいです。そんなものだと思うのです。他人の気持ちなんてわからないのです。でも僕はあっさりと魔法のトンネルの先に行く、行けると信じています。だから、小沢くん!僕のためにの曲を作ってくれて…ありがとう!!

 

おわり