さわやかでまえむきな人間になりたい男が
好きな「文化」を語る。
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【人生】楽しく仕事をしていた、できていたら、良い人生になっていた過去の例を書きます

僕は、貧しい とても貧しい二十代を過ごしてしまいました。

前半は、バンド活動があったりして、貧しくても楽しい時代でした。が、それがなくなってからは灰色のフリーター生活でした。将来のことなど考えられないくらいに、もうぜつぼうの毎日でした。

貧すれば鈍する、という言葉がありますが、まさにその通りの毎日でした。ある時期から、アルバイトでも保険や年金が強制的に給料から落とされるようになって、もっと貧しくなってしまったのを、よく覚えています。家賃を支払って、あとはもうずっと苦しい。翌日からもう苦しいのです。よく電気ガス水道、携帯電話も止まりました。。

そして迫ってきた30歳。あまり年齢を気にしなかったタイプなのですが、いい加減こんな生活はやめにしたい、と強く願うようになりました。

そんな時に、転機になったことがありました。度々書いているのですが、お電話ありがとうございます、の仕事から、お問い合わせありがとうございます、とメールで返す仕事に変わったのです。メール対応のキャリアができた、ということを活かし、好きなサービスのユーザーサポートに応募をしてみました。初のベンチャー企業です。正直、ベンチャーがどうこうもわからないくらいの世間知らずのアホフリーターでした。

 

実際に入ってみると、ベンチャーは、コールセンターとは全く異なる世界、自分にとっては、天国のようなところでした。休憩に行く時間は自由、コールセンターでは「休憩ボタン」を電話で押してからいく必要がありました。完全に奴隷です。おかしとか食べたかったら、下にあるコンビニで買って食べればいい、ということも、驚きました。普通のことなのかもしれませんが。そして「まえむきさん、音楽とか好きですか」と隣の席の人に聞かれて「はい好きです!!」「iPodとか持っていたら聞いてもいいんですよ」と言われて、もの凄く嬉しかった。夢のようです。

 

そういう環境は、自分にとって高いモチベーションとなりました。基本的に、拘束されることが嫌いだったんた、と気づいたのです。

拘束されないのは、それだけではありません。

 

コールセンターで一番、不満だったのは、仕事の内容が「言われたことをただやるだけ」でした。言われた通りにやれば、誉められる。まあ仕方ないです。創造性のない、くだらない仕事。なんでこんなことを続けているんだろう。人生の無駄じゃないかちくしょう、とずっと考えていたのです。

新しい所では、自分がそのサービスについて詳しかったというのもありますが、自分で答えを考えて、わからない場合は、人に聞く、そしてなにか問題があったら、とにかくなんとかする、そして、お客様への答えを導き出す、ということができました。

そのサービスは、日本においては、初めてといってもいい、そして当時は市場を独占している状態でした。つまり、前例の無いサービスなので、答えを自分で考えなくてはいけない、という体験もできました。

人とコミュニケーションを取って、結果に繋げる。こういうことが仕事とというものなんだろう、会社とはこういう所なんだろうと、30歳にして、やっとわかった、と思いました。

その会社には契約社員として入社をしました。なんせ長らくアルバイトだったので、それでも嬉しかった。そして、そんなフリーターあがりで、何もわからない中でもエンジニアや開発者そして社長などとも臆せず、対峙できたこと。これは後の人生の糧になりました。

そうすると、ある日僕を正社員にする、と告げられました。その時は、嬉しかったというより、僕は別にその為にがんばってきたわけではない、と気づきました。

 

そうなんです。好きなサービスで働けたということ。そしてラッキーだったのが、会社がどんどん大きくなってきた、その途中に入れたということ。マニュアルが無いような所でも、なんとかやれたということ。そこで得られたものは、お金には代えられない、そして正社員という立場にも代えられないもの、でした。そして、ラッキーな形でわずかですが、お金も入ってきました。そして全部使いました><

 

その後、僕は会社の為を思ってやったことが、自分に仇となって帰ってきてしまい、その会社を退職しました。その後は、ずっと非正規雇用でした。それでも、僕はそれを気にしないで、仕事を続けていました。が、その次に入った会社ではクビになってしまいました。

しかし、先日、そのクビになった会社で、僕が関わっていたサービスのWikipediaを見てしまいました。会社のWikipediaがあることは普通だけど、サービスのWikipediaの項目があるとは知らなかったのです。そして、その中の「沿革」というところに書かれていた、リリースをした機能のすべてが、自分が関わっていた、ということに気づきました。

別に僕が発案したというわけではありませんが、確かに関わっていました。がんばってたなあと、思い出しました。よくわからなかったけど、必死に理解をしようとしていたんだ、とあの頃を思い出してしまいます。

 

こんないたい過去話を書いてしまうのは、今の自分がそこからほど遠いところにいるからです。しかし、立場は正社員です。でも、収入もそのときとさして変わらない。何よりも、絶対にWikipediaに載るような仕事ではない、というのはくだらない価値観かもしれませんが、何よりも、社会に貢献ができていない、スケールの小さい仕事だと思うとただただ悔しいです。

 

僕は、次の仕事はもう正社員でなくてもいいと考えています。現状、僕がやりたいと思う仕事、働いてみたいと思う会社は、契約社員の募集しか無い状況です。

正社員はクビにはならない、と正社員になった時に、教えてもらいました。なので、ゆっくりほんとうにやりたい仕事に就けるまで、待とうと考えています。自分はプログラミングのスキルも、DTPのスキルも、何もありません。エクセルもよくわからない。何もない。

でも、このような仕事の体験ができてきた、ということ、それは事実です。それでなんとか、、、と考えています。空しい正社員より、楽しい非正規雇用のほうを僕は選びます。ほんとうにやりがいの無い仕事を毎日やるということは、辛いです。幸せになれない!

 

でも、本当は、僕は音楽がやりたいです!!!!

結局それになります。その気持ちも捨てないように、頑張っていきます。おわり