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アイドル時代の宍戸留美が見せた「一瞬の輝き」をレビューします 〜27年間の思い!アルバムもシングルも!

あれれ? るみちゃんどしたの? だいじょうぶ?

でもとってもカワイイね!

そんなるみちゃんのファースト・アルバム

 

 この文章は、宍戸留美が1990年(平成2年)にリリースをし、そしてその頃に僕が買ったファースト・アルバム「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド・シ・シ・ド・ル・ミ」の帯の文章です。

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ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド・シ・シ・ド・ル・ミ

ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド・シ・シ・ド・ル・ミ

 

 

もちろんこれは、アイドルであった宍戸留美自身が考えた文章ではないと思います。リリースがされた、かつてのアイドルの名門、松田聖子南野陽子などを輩出した、ソニー系列のCBSソニーのスタッフがつけたものだと思われます。

このアルバムは確かに「このような感じ」なのですが、それは彼女自身はそれだけの人間ではなかったこと。そしてプロとして、当時は本気で演じていたということを表していると思います。そして今、現在では「歌手」として活動中です。

今日、紹介するのは、活動の中のほんの一部になった「アイドル時代の宍戸留美」に限定したものだと、初めに記しておきます。

宍戸留美以下ルンルンとの出会いは…

中学生だった頃、僕の楽しみの一つが、ラジオを聞くことでした。自分の部屋にはテレビがなかったので、ラジカセ!でイヤフォンを使ってラジオを聞く時間を大事にしていました。チャンネルは1242のニッポン放送を聴いていました。確か21時からの伊集院光Oh!デカナイトという番組をよく聴いていました。伊集院光はまだそんなにメジャーではなかったと思います。その後に「テレビ探偵団」などに出演をして、ブレイクをした記憶があります。

宍戸留美はそこにアシスタントとして出演をしていました。 寺尾友美というアイドルとペアで出演をし、寺尾友美はわりとキレイ役で宍戸留美はイジラレ役だったと記憶をしています。

そんな時、宍戸留美のニューシングルとして、ある曲がかかり、その曲に衝撃を受けました。「ある曲がかかり、その曲に衝撃を受けました」という決まり文句が全く似つかわしくないほどの衝撃でした。あんな衝撃はその後の音楽人生には無い!と言ってもいいかもしれません。

その曲は「Panic in my Room」という曲です。

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今でこそ、いや今でもこんな曲を歌いこなせるアイドルがいるのでしょうか??

パンク、HARDCORE PUNK!!ひたすらに怒りに狂ったリリックだけど「彼氏にフラれたソング」だということでそりゃはっきょうだ!と納得させられてしまう…!宇宙からの電波!(ピピピピ)宇宙からの電波(ピピピピ)ミッ●ーさんを背負いなげだああ!!微妙に声色を変えている??!!こんなに早口なのに!?河口湖のお土産は見るも無残!!??なーにがちゃげあすだああなにーがちゃげあすだ???破壊破壊!!

そしてクールダウン・パートもかかさない…アイドルだアイドル…??アイドルだ

破壊行為に「お気に入りのブラウス着てるなんてごめんねみんななでなで」とか完全にアイドル…しかし!またブチギレ!!ゴルフなんて親父のスポーツだよ!!暴言で終了!

 

こんな曲を27年前に「アイドルの曲」しかも「メジャーなレコード会社から出されてしまったアイドルの曲」を体験してしまった自分は、幸運、だったとは思いません。

 

不幸でした。

 

なぜなら、その後の「ちょっと変わったアイドルなわたし達★」みたいなアイドルが、ぜーーんぶ二番煎じ!劣化コピーに思えてしまったからです。あの国民的桃色アイドルグループも自称楽器もたねえパンクバンドのアイドルも…そしてハロープロジェクトですらです。

 

全部先を行ってしまっていました。僕の「中2魂」はここから始まったのかもしれません。リアル中2だったということで許してほしいのですが。。

アルバム「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド・シ・シ・ド・ル・ミ」を全曲レビュー!!

当時、僕は山の中、というか山の上に家がありました。実家はスキー場近くのペンションでした。通学バスに時間がかかり、自由な時間はありません。CDなども買いにいけませんでした。しかし、なんとか「Panic in my room」と偶然に見つけたセカンドシングルのシングル「ナクヨアイドル平成2年」を手に入れ、そしてアルバム「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド・シ・シ・ド・ル・ミ」も手に入れてしまいました。アルバムを手に入れた時のことはよく覚えています。丸子町という今は上田市になった、まあ田舎町のおばあちゃんが一人でやっているような小さなレコード屋にて、売っているのを見つけたのです。

中学生にCDアルバム3000円を安安と買ってくれるような家ではありませんでした。「これほしい!ぜったい」と言って「誰これ」みたいな話になり、僕は森高千里みたいな感じだよ」と説明しました。そしたらわかってくれました。そうです。僕は森高千里の大ファンでもありました。実際に、宍戸留美の当時のスタッフも意識していたということをインタビューで知りました。しかし似ているようで違うと思います。森高は森高らしく、ルンルンはルンルンらしさがすごく強いのです!

 

アルバム「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド・シ・シ・ド・ル・ミ」を初めて聴いた時の気持ち、正直よく覚えていません。もう20年以上の前の事になります。

 

しかし、今、アルバム1曲め「コズミック・ランデブー〜地球の危機」を聞くとやはり???となってしまって、幸せ〜になってしまいます。「コズミック・ランデブー」というのは宍戸留美のデビューシングルです。のはずでしたが。

「地球の危機」というのはこのアルバム発売後に、発売されたシングルのタイトルです。「コズミック・ランデブー」は普通に始まった、のに、カットアウトされて突然「ちきゅうのきっき ちきゅうのきっき」というのが差し込まれて、また戻る、そしてまたちきゅうのきっきがはじまって、終わる。わけがわかりません。「どうしてこうなったんだろう」なんて考える力もなかったと思います。中学生なのですから!

何を考えてこうなったんだろう。今にしてみたら、「大の大人達がよってたかって何を」としか思えないのです。が、僕はそういうのが大好きです。そういうのが当時から好きだったのかな?と思ってしまいました!

2曲め「コンビニ天国」は、今聴いたら、当時の自分がどんな気持ちで聴いていたかを考えたら涙が出そうになってきてしまいました。。前述の通り、僕の家は山の上!でした。ど田舎にもほどがある、なのでコンビニエンスストアなんて、家の近く、学校の周り、どこから、自治体には一つもなかったのです!!!たまーに土日に車で連れてってもらうコンビニエンスストアの記憶。。もありません。コンビニの記憶は、高校の時、山から出て一人暮らしを始めた時に、学校帰りに行ったローソンの思い出です。「コンビニ天国」はそんな悲しいコンビニデビューの時の気持ちそのままです(T_T)

3曲め「好き」は歌詞が「好き」「大好き」「好きよ」「とても好きよ」みたいなものだけというシュールさとクールなエレクトリックハウスが炸裂する、困った曲です。何が好きなのか明かされないまま、ひたすらに好き好きす~という歌い上げる歌唱力の巧みさに注目です。ルンルンすごいな。。と思っていたのかもわすれました今おもっています。

4曲目「ロックの神様」はバンドブームに影響された?彼がロックがロック宣言!をしてちょっと困ったようという曲なのです。なのですが、曲調が全くロックじゃないのです!!??ロックの神様にあなたは間違った男の子を選びました!ロックの神様助けて!!と歌っていても、ぜんぜんロックじゃない。しかしいかにもロック、ビーズっぽいギターソロは入ってきます。なぜこうなったのか。全然!全然!似合わない後に「ダンスの神様」というタイトルでセルフカバー?され、こちらでは順当にダンスの神様にお願いしています><

5曲目「ピンクのラフレシアはいかにもアイドルらしい可愛らしい曲です。違和感を感じてしまう自分がおかしい?のでしょうか。アイドルなのに。本人も確かこの曲は好きだったと言っていたような、無理もないです。でも、こういう普通の曲だけしか歌えないアイドルではないんだ、という事も逆に気づかせてくれました。

シンセサイザーの感じが当時を思わせます。僕は好きです。ストリングスとか良い音です!

6曲目「るみちゃんの危機」は、自分はキョンキョン小泉今日子の「渚のはいから人魚」を思い出しました。ころころ変わる曲調にころころ声と表情を変える宍戸留美の歌手としてのプロ意識が感じられる、コミカルな曲です。ほんとうに凄いと思います。いやそんなに真面目な曲ではないのですが!アレしてこれしてな感じです。

7曲目「二人は映画みたいにいかないね」は、流石に山奥在住の中学生にはなかなか理解ができない曲でした。ひたすらに深いリバーブ、エコーにささやき歌唱で、淡々として曲調、ということで今は4ADみたいかな、なんて安直な発想をしてしまいました。しかし「4AD」なんて言葉、当時は全く知らなかった。当然です。イギリスのレーベルなんて…。僕も大人になったんだ、おじさんに><と自分語りですみません。。。

というか、宍戸留美の歌は、この曲もこれまでの曲達と全く違います。なかなかできることではないと思います。

8曲目は「Panic  in my Room」は先程書いたので割愛します。しかしひとつ言いたいことがあります。この「Panic  in my Room」が当時、人気長寿クイズ番組「クイズタービー」で問題になっていたのです。お題は「失恋した女の子が、部屋で怒りを表すために、あるものを箱から全部出してしまいます、それは何でしょう」という問題でした。正解は…「ティッシュ」です。初めて宍戸留美がテレビで流れた凄く嬉しかったのと、普段そんなに「クイズダービー」を見ていなかったので、たまたまそれを見られて「僕って運いいなあ」と思った記憶があります。以上!!はらたいらさんと竹下景子さんが正解していたような記憶もあります!!以上…

9曲目「宇宙の危機」

おとなの悪ふざけ、的なインストです。これは「地球の危機」と何か関係があるのだろうか…なんて当時考えたいたかなんて、もう覚えていません。もう昔のことなのですから

10曲目「君はちっともさえないけど」

この頃は、まだ「オタク」という言葉は、宅八郎さんが寡占状態だっと思います。オタク=宅八郎みたいな。しかしこの曲は「女の子によるオタク男子賛歌」という史上初ともいえるような、バラード曲です。「女の子によるパッとしない男賛歌」といえば、後に、モーニング娘。真夏の光線」を思い出してしまいます(本当にパットしないけど夏だからいいや貴方が大好きみたいな曲でした)が、ここでのオタク男の容赦無い「さえない」描写振りと、ルンルンの可愛らしい歌声に、泣きたくなるほどの名曲だと思います。将来、会社に入った時の事まで心配してあげるだなんて。大人になってから、染みるきょくです(T_T)

11曲目「るみちゃんのお風邪」は、まあなんというか、大人のおふざけ的な効果音です。まだアイドルが自由だった、というか今は自由な振りをしているんだということにも気付かされる瞬間です。瞬間。短いです。

12曲目「秘密よDIET」これも後の「アイドルが皆抱えているだろう肥満とダイエット問題」に追求をした、とてもかわいらしい曲です。宍戸留美は、アイドルテクノのくくりとして語られる事が多いですが、そういう人が好きそうな曲だと思います。しかしテクノだけではない、ということ、ここまででよくわかったと思います。細かいセリフ回しも上手く、やはり後への道が開けたという事がよくわかります。

 13曲め「ハートにリンス」は、このカオス極まりないアルバムの最後を締めめくるのに相応しい名曲です!!フォークロレ調の3拍子のイントロから「お風呂に入らなくなったら 汚くなっちゃうかな もうキレイでも汚くても どっちでもよくなっちゃった」という歌い出しから、泣けます。いわゆる「振られソング」ですが、同じ「振られソング」の「Panic in my room」とのものすごい違いに、女の子の業の深さも教えてくれます。ありがとうルンルン。おやすみるんるん、というわけで14曲目「るみちゃんのおやすみ」でおやすみです。

 

以上で「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド・シ・シ・ド・ル・ミ」のレビューは終わり、ですが。ルンルンが本当にすごかったのは、ここからでした。。。

以下の曲は全部、今も発売中のベスト・アルバムに入っていますので、聴いてみてください。サブスクリプションにも配信されていますよ!!

アイドル・ミラクルバイブルシリーズ 宍戸留美

アイドル・ミラクルバイブルシリーズ 宍戸留美

 

伊集院光が「ルンルン、この曲絶対売れるよ」と言った名曲「地球の危機」!!

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例のレギュラーだったラジオ番組「Oh!デカナイト」にて、宍戸留美4枚目のシングル「地球の危機」が流れてときに、確かに伊集院光氏は言いました。「ルンルンこの曲は売れるよ!絶対!」と言ったのです。僕もそう感じました。ここまでの宍戸留美の全てがこの曲に集約されている!!と感じました。

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作曲家でプロデューサー、宍戸留美のこの時代の多くの曲を手がけた「宍戸留美界のネ申」ともいえる、福田裕彦さんのイベントで、2017年にルンルンが歌った動画ありました。全然ルンルンが変わっていなくて、可愛らしいですね。この動画のアレンジも素晴らしいのですが、CDだとサビのところはもっと土着的なリズムになっていて、地球のきっき地球のきっきというフレーズにあわせていて、そこが好きでした。しかし素晴らしい楽曲には違いありません。ほんとうに僕も売れるこれは!と思っていました。しかし、世間らの畜生にはまだ理解ができなかったんだと思います。カラータイマーは点滅してるのです。地球がかなり危ないって。地球の危機!この時はまだ1990年代前半でした。もしかしたらノストラダムスの大予言が!なんて、ネタにされていた時です。

しかし、しかし、ある意味の破壊と危機、アイドルの危機!がきているのが今なんです!それはまた後にしますね。カップリングの「全人類が愛しい夜」はルンルンの初の冠ラジオ番組のタイトルにもなった名曲です。タイトルからして愛しい優しい曲です。

アイドルがMCハマーのカバーをしていた事実!「Here Comes the るみちゃん」

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Here Comes the るみちゃん

Here Comes the るみちゃん

  • provided courtesy of iTunes

 今でこそ…今でこそ「アイドルがラップ」なんて、当たり前になったのかもしれませんね。ハン(半笑いをしました)ちゃんちゃらおかしいですね。1991年5月にシングル「おとこのこ」のカップリングとして収録された「Here Comes the るみちゃん」というものがあったということ。MCハマーの誰でも聴いたことがあるあの曲を見事にルンルン流にカバーをしていたのです。しかもかなりノリノリ!もちろんこれは、演技です。。プロとしてやっている。16歳くらいの女の子がこんなことをやれと言われて、やっていた…ということ。ああ素晴らしいです。京王ライン京王ライン ハンサムノーボーイ京王ラインというライム、今でも忘れられません。京王線にはハンサム少年はいないのです。

流行りのハウス・ヒットもカバー!6thシングル「男のコが泣いちゃうなんて (La Da Dee)」

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 カバーをきっかけにして浮上、というのはアイドルではよくある事です。長山洋子は、アイドルとして華々しくデビュー(事務所はバーニング!)をしたものの、あまりパッとせず…。同じバーニングの荻野目洋子を手本とし、バナナラマの「ビーナス」をカバーをしヒットしました。まあその後は演歌歌手に転向をしたのですが。それを狙っていたのかもしれません。原曲ではサビのフレーズであったラダディーラダダーをサブタイトルに持ってきたり、面白い試みだとは思います。でも可愛らしいルンルンのイメージは守っているとも感じました。

カップリング「ダンスの神様」はアルバムの「ロックの神様」のダンスバージョンです。いきなりチャイコフスキーのバレエ組曲白鳥の湖」の情景のメロディーから始まります。「そっちのダンスかよ!」と当時は思いました。歌詞はこんどは「ロックの神様」だったのにテクノぽかった感じとは違って、ちゃんと「ダンスの神様」しています。このままもっと「パンクの神様」とか「ヴィジュアル系の神様」そして最後は「アイドルの神様」とかのシリーズなんかもあってもよかったかもしれません…

 まさに集大成!7thシングル「恋はマケテラレネーション」…綾小路翔もお気に入り!

この間、石橋貴明が司会の番組で、90年代を振り返るという番組がありました。その中に90年代のアイドルを特集みたいなVTRがあり、その中で、宍戸留美も紹介されていました!ゲストが気になったVTRは途中が止める事ができて、そこで氣志團綾小路翔が、宍戸留美に食い付いたのです!!僕は宍戸留美の大ファンだったんですよ!みたいなことをおっしゃっていました(T_T)そしてこの「恋はマケテラレネーション」の曲名をあげていました。この曲は…ルンルンのアイドル期の最後のシングルです。よく知っていたなあ〜と。思いました。綾小路翔さん、僕と同世代なんですよね><

また、このブログでも書いたDEEPというバンドの鈴木晃司も、宍戸留美のファンだとTwitterで書いていたんですよ!さすがルンルン!もっとファンはいるはずです業界内に!

曲は、まさにここまでの集大成的なものになりました。宍戸留美としての、良い意味での平均値的な曲だと感じました。

 

アイドル時代の最後のミニアルバム「プンスカ」

プンスカ

プンスカ

 

 このアルバムが出たときには僕は進学の為に「山脱出」を果たした時でした。よく覚えています。ボロいアパートで…。一人暮らしでした。高校生だった時…。ああ…

タイトル曲の「プンスカ」はルンルンらしい、泣いてるけど頑張って笑っているような切ない曲ですね。すごい表現力だと思います。表現力!今のアイドルには特に必要ながなくなってしまったものだと思います。「しかられルンバ」は初聴きで「戸川純みたい」と思ってしまいました。それだけの表現の幅があったんだと思います。そういえば、今、気づきましたが、この頃の宍戸留美も高校生だったはずです。女性の年齢のことを言うのは野暮ですが>< ほんとうにびっくりました。その後の顛末にも、驚きました。

その後のルンルンは、ほんとうの「フリーのアイドル」へ

 

宍戸留美が独立をした、フリーになったという報を、長野の田舎高校生が当時どうやって知ったのかはわかりません。どこかの雑誌だったかなあ〜。朝の子供向け、でもサブカル臭が漂う狂ったフジテレビらしさが感じられた番組「ウゴウゴルーガ」がゴールデンタイムに進出をした時に、その名前と、新しい環境になったということを知ったような気がします。番組名は「ウゴウゴルーガ2号」だったかな。宍戸留美がどのようにして出演をしたのか、正直、覚えていません。唯一覚えているのが、コーネリアス小山田圭吾が「今、したいことは?」みたいな質問に「ミスチルに入りたい」「B'zに入りたい」「ピチカート・ファイヴに入れてほしい」みたいなテキトーなことを言っていたのをよく覚えています><

 

この独立は、インタビューにおいて、ひどい顛末だっということが明かされました。圧力があった、しかしルンルンは負けなかった。フリーになって、ずっと活動を続けました。

 

そして、声優としても活動をした。僕はアニメーションには全く興味が無いのですが、今や宍戸留美といえば、声優としての知名度の方あるのかもしれません。

 

声優の仕事をやるきっかけになったのは「アニメのスタッフがアイドル時代のCDを聞いて、声をかけてくれた」と宍戸留美がインタビューで話していました。

それは正解だったと思います。彼女は様々なキャラクターを歌の中で演じる事ができた。ただ上手に歌うだけだったら、誰でも出来ると思います。しかし、ここまでてんでバラバラな曲調、リズム、ジャンル、キャラクターを歌いこなせる人、演じ分けられる人は、これまでのアイドルにはいなかった、事はアイドル時代の作品にて、十分に証明されています。

 

だから、声優という仕事はぴったりだった。しかし、今の宍戸留美の活動は歌手が主です。決して時代に流されないで、自分を貫いている。こういう事ができたのは、宍戸留美「ソロのアイドル」だったからだと思います。

 

もう、「アイドル」は宍戸留美が活動していた頃と、全く別のものになってしまいました。個人が無い、アイドル。歌う時も踊る時もステージに立つ時も、いつも1人ではない。集団。集団行動。集団行動で社会性は磨かれても、個性は磨かれない。個性があっても、集団に潰されてしまう。そして、アイドルになるべき若い子達が知っている「アイドル」は集団アイドルだけなのです。現状は。アイドル=皆で同じ服を着て同じ踊りを毎回踊って歌は…お口のうんどう…になってしまったのです。

しかし、宍戸留美はそういう現状に対する、というわけでもなくやったのだと思いますが、自らの企画、デビュー25週年記念として、クラウドファンディングにて資金を募り、若い子達に自分の曲をレコーディングをして作品をするということもしました。

Eight

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そし「フリーランスになって「よかったことしかない」デビュー25周年、宍戸留美の現在地」というインタビューで宍戸留美は「元祖地下アイドル」と呼ばれることに対してこう答えていました。

宍戸 ライブのパフォーマンスにしても、料金に見合うだけのことをしているかどうかは大事ですよね。きちんとした芸を見せてお金をいただくというのが正しいと思います。その努力なしに、物販だけに力を入れたりするのはちょっと違うかなと。確かに「元祖地下アイドル」と言われたりしますが、そこと同じジャンルに見られるのは、ちょっと心外ですね

https://www.excite.co.jp/news/article/Otapol_201611_25_40/

 

ほんとうにそのとおりだと感じます。一番大事なことが忘れられていると思います。

そして、「地下アイドル」という言葉、僕はほんとうに良くないと思います。現状、宍戸留美はフリーですが、出自は「地下アイドル」ではありません。レコード会社は大手のソニーでした。僕は、「アイドルとはメジャーであるべき」だと考えています。例え一時でも、そうなければいけないと思います。それは僕が80年代のアイドル全盛期を知っているからかもしれません。

しかし、現実に存在する事を前提としているようなアイドルなんて、つまらないと思うのです。どこか違うところに存在をしてほしい。アイドルってそういうもの、という僕の結論です。アイドル時代の宍戸留美は例え演技だったとしても、そうは思わせないような力がありました。まさにアイドルそのものです。

そして先程のインタビューから最後に引用します。

いわゆる「ビジネスとしての女性アイドル」という意味では、私はアイドルではないです。アイドルというのは、若い人の一瞬の輝きを呼ぶのだと思っているので。

 そのとおりです。アイドルとは若い人の一瞬の輝き。その通りですよね?現実に今の宍戸留美はアーティストであり、アイドルではありません。でもその時、アイドルだった時に感じた、「一瞬の輝き」は今も僕の心の中で煌めいています。

 

終わりです。長くなりました。本当にすみません。アイドルよ永遠、心の中で永遠に!