さわやかトラウマ日記

さわやかな音楽ブログです from 2004


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【昭和の音楽ゎレベルが違う】「春なのに」柏原芳恵  平成の卒業ソングには無いものがある曲!

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僕は最近、昭和って改めてすごいな、と思っています。自分が昭和生まれであることが誇らしいと思っています。しかし昭和は小学生卒業くらいで終わってしまいました。そしてくそ平成を人生のピークの時に過ごしてしまいました。そんなくそくそ平成も終わるのですが。まあ元号なんてもうどうでもいいのです。

しかししかし、私が感じている「昭和賛」は、いかんせんくそ平成の若者たちには、オヤジ臭いと言われてしまうものなのでしょうしかし、しかし。

私めは昭和の頃から、昭和の音楽を普通に聴いていました。つまり、小学生の頃からアイドル並びに歌謡曲全般に対して理解をしていたと思います。ようするに早熟だったのです。その早熟プリは、ヴィジュアル系バンドについてもそうであったということ。ここに何度も書いてしまいました。まあーいいでしょう。今やウリはそれしかないのです。

 

しかししかし三度目ダブルしかしです。

私め、決してヴィジュアル系寿司だけではないということも、理解していただけると思います。思えばいろんな音楽を聴いてきたものですでも、接続詞が激しく差し込まれているのは動揺です。動揺。そう、童謡のように、幼少から歌謡曲アイドルソングに親しんできた自分にとっては、今の現状はまさに地獄…そうですひどいです。最近の音楽、日本の歌謡曲というかじぇじぇジェイポップというやつでしょうか。何の価値もないゴミクズみたいな音楽ばかりだから、CDは売れなくなったということ。これは明文化も数値化もできないこと。だから語られないし、真実とはされないと思います。

若者は、今の音楽で満足しているのでしょうか。

 

若者、今の季節、若者といえば、卒業のきせつです。ああ、自分は特に卒業というものに思い出とかはないのです。中学の時は、環境が変わる(山脱出!一人暮らし決定!)に浮足だって卒業式なんてもうどうでもよくなっていました。。。「呼びかけ」とかまじで恥ずかしくて。。高校の時は、花の都大埼玉!に出ることが決まっていたので、それで浮かれポンチ(死語)でした。

しかし、然しだからこそ、卒業ソングというものを聴いて、「疑似体験」をしたいのです。

またしかしどうなのでしょう。最近のくそ平成の卒業ソングは、だいたいこんなものでしょう???

桜、サヨナラ、もう泣かないよ

いつかまた会えるその時まで ずっと

忘れない ずっとそばにいる そんな

この思いは空を見て、桜グッバイ(桜グッバイ)

ハッシュタグ〜 ハッシュタグ #好きだよ 

笑顔で、青空、桜、大好き!思い出のLINE 通知オフ! 

 

浅い。

浅い。

浅浅浅浅浅浅浅浅浅浅浅浅浅浅浅浅浅浅浅

なんて浅いアサインなんだろう🔥

これは詞だけですが、だいたい曲も同じでしょう??アイドルは四つ打ち!!ペラペラしたトランス音楽っぽいシンセの音に例の「外注ギター」が冴え渡る…B'zの松本さんも真っさおのテクニカル速弾きも通知ON!!!そして3秒くらいでてきとうに作ったようなメロディ。。ああ、くそ平成の浅さいったらもうダブル浅野ですよほんと。。

 

それに比べて、中島みゆきさん。昭和と平成どちらでも大きく支持された、まさに天才アーティストが作詞作曲をした曲!

超美少女で歌唱力抜群そして大阪市西成育ちというアクセントも持たれて、そして新天皇さまのふぇいばりっとアイドル柏原芳恵の「春なのに」の素晴らしさといったら・・・

 

この曲のどこかどう素晴らしいのかとくと説明しますね。

まずタイトルだけで様々な感情と物語が湧き上がってくる素晴らしさ

「春なのに」

このたった4文字8バイトだけで、いろいろ想像ができませんか??

春。

平成の幸せな若者達だったら「春だうぇーい」「春だあったかーい」そして昭和のくそオヤジは「春だ花見だブルーシートで酒盛り酒盛りうっへえゲロゲロ」みたいな感じだとも思います。

 

みんな、悲しいですね。

そうです。春は、悲しい季節です。

長い長い冬が明けて、温かい季節がやってくる。枝が緑に色づき、花も、植物達が生き返る。そんなすばらしい「春」

なのに

お別れ…なのです。なんて悲しいんだろう。そうです。卒業というものは、基本的に別れ、です。小学校と中学校が同じメンバーのようなど田舎でも、基本的に別れはあります。先生との別れ、校舎との別れ…。別れなのです。

「春なのに」は別れソングです。「春のなのに お別れですか」というサビのリフレインにもあります。サビの出だしがタイトルになっている。メロディにピッタリ。そして「お別れですか」という真実にもちゃんとつながっているのです!

さすが中島みゆき大先生です。

これが平成だったら「さよならさよなら 君とまた会える 思い出のだいありー ハッシュタグ#忘れない」とかそんなので終わりです。浅い!!

そしてこの曲の歌詞の大きな特徴と「平成にないもの」があります

歌詞は…悲しいだけ!!!!!ひたすら悲しいだけ!卒業は悲しい…

 そうなんです。この曲はただ悲しいだけす。二番目の歌詞では「記念にください ボタンを一つ 青い空に捨てます」なんて歌詞もあります。なんて悲しいんだろう。そして美しいです…。ボタンください!青い空に捨てます!!バイオレント!

 

これが平成だったら…

 

作詞家きどり「卒業ボタン、青い空に捨てます、うんいいなこのフレーズバズる??」

Pきどり「ねえ、これないよ 捨てますとかさあ なんか汚ないYO!俺が言うんだから本当だよ。俺っち、イケダハヤトさんとはあちゅうさんの弟子だったしね」

作詞家きどり「まじすか じゃあ ボタンをください ずっと忘れない これどうすか」

Pきどり「いいねえ、これバズ。バズるーニコニコでもいけるよ」

作詞家きどり「やりー さっそくシェアしますグループラインも打っておきますね」

 

 

みたいな、感じになると思います。あっさーーー

そして、この曲が平成が求めがちなものが、ないのですそれは…

歌詞の中で何らかの結果を求めない!!!

そうなんです。この曲の歌詞は「悲しいだけ」春なのに悲しいというテーマなのですから、それで終始して終止をしています。それだけ。

でもいいと思います。世の中なんでもかんでも結果を求めすぎていると思うのです。平成だったら平成だったらここで「でも君とまた会える」とか「きっと忘れないいつまでも」とか出ると思うのですああああ。

人生っていろんな瞬間があります。悲しいだけ、という瞬間もあります。そうでしょう??

歌詞に何らかを結果を求めるような浅はかな音楽が、今の惨憺たる状況を生み出したお思うのです!!

 

こんな曲、最近無いような気がします。悲しいだけ、でも美しい曲。美しい歌声!美しい人がたった1人で!!歌うようなアイドルが歌うような!そしてバックトラックはもちろん生演奏!

ああ、なんて昭和って素晴らしかったんだろう。

平成はやっぱりくそです!!

 

平成生まれのみなさんごめんなさい。もともとは昭和生まれがくそだったからこうなったんでした><ほんとうにごめんなさい。仲良くしてください若い人大好き

 

終わり