さわやかトラウマ日記

さわやかな音楽ブログです from 2004


さわやかでまえむきな人間になりたい男が
好きな「文化」を語る。
そんなブログです。from 2004yaer。

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開き直ることにしました♬

最近は、くよくよすることがありました。

 

これでいいのかなって。

こんなんでいいのか。許されるのかなって。

 

こんなことをおおっぴらにブログに書いたりしたりしていいのかなって。

自分なりに思うことが多々ありました。

 

 

が、別にいいかなと。開き直ることにしました。

 

何も自分は悪いことはしていない。というか別に自分はただの動物なのです。何のために産まれたとかは無いのです。

人間として何かをやらなくてはいけないとかは、無いのです。

日本人だから三大義務を果たす必要があるけど、自分は果たしているのです。

 

問題ない!

 

 

だから開き直ることにしました。3回もすみません。

 

 

僕は、毎日が夏休みです。

 

 

悪いか!なのです。

 

特殊な状況であるし、説明が難しいけど

 

別にいいのです。

 

違いを生んだ、生めたのです。

 

こんな人生を送る人がいてもいいと思います。よね??

 

変な状況だけど、、いいのです。いいのだと思います。

 

謳歌するのです。

 

謳歌してやるのです。この夏休みを!

もうすぐリアル夏だし!!

 

僕は、毎日が夏休みです。以上!

 

【レビュー】僕が小学低学年に読んでいた漫画…それは萩尾望都「11月のギムナジウム」です

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異端という異形という異質。

ああ、そうなる運命だった、それは小学校1年〜3年の間に決まっていたのかもしれない。

ああ。

なぜそのような期間が定められているのかというと、自分は小学校3年生の夏休みに、引っ越しをしました。引っ越し前の家には、一室だけ洋室があり、そこにはピアノやオーディオシステム(もちろんレコードとカセット)と、本棚がありました。そこには本に加えて「サザエさん」「いじわるばあさん」などの長谷川町子先生の漫画がありました。

サザエさんはもう何度も読んで飽きたのか、とりあえずそこにあった本の中の小さな文庫本を見つけました。そこには文ではなく、漫画が書いてありました。なんだろうこれ・・と思い、読んだ漫画が萩尾望都「11月のギムナジウム」(1976)でした。ちなみに同じような本がもう一つあり、それは大島弓子「さようなら女たち」だったのです!ああ。自分は。。

小学校低学年で、萩尾望都大島弓子を読んでいた!

 

小学校低学年で、萩尾望都大島弓子を読んでいた!

 

ああ。自分のことながら衝撃的でありますので、二度 しかも大きなフォントにしてしまいました。なんだったらもういっかい、それはやめておきます。サブカルアピールはほどほどにしないと。。

 

その時は、周りのクラスメイトの間ではキン肉マンが大ブームでした。それに応じて「キン肉マン消しゴム略してキン消し」なんてものが、ガチャガチャの販売を通じて売られていました。皆が競って「ラーメンマンが出たぞ」なんて言っていたのかなあ??そうです。全く興味がありませんでした。興味があったのは牛丼の話だけ(確かキン肉マンの好物が吉野家の牛丼)でした!

そりゃそうでしょう。キン肉マンの後か前かは覚えていないけど、小学校低学年で萩尾望都大島弓子を読むような少年が!子供が!キン肉マンなんて興味を持つはずがない!!でしょう??どう考えても。

解せないのが、母です。その漫画を買ったのは読書家で漫画も好きな母だったはずなのですが、キン肉マンに全く興味の無い少年を不安に思ったのか、ある日「キン肉マン消しゴム」を買ってきたのです。「キン消しかってきたよ」なんて。。

「この人はわかっていない…」と退廃的な気分になっていたのかもしれません。ああ

 

 

神よ

 

 

 

大島弓子的な空白)

 

 

閑話休題です。

 

「11月のギムナジウム」の内容は当時どう思ったのかは、よく覚えていません。が、要旨は理解をしていたのかもしれない。その時に興味を持ったことは「ギムナジウム」というものでした。そして作品の舞台となっているドイツ、ヨーロッパです。明らかに当時に住んでいた名古屋の世界とは異なるものだったからです。

自分は「ヨーロッパてきなもの」がとても好きなのですが、そのルーツがこの作品だったのかもしれないですあああ。ああ、なんという運命!欧羅巴!欧州!欧欧欧!

ギムナジウム」とは全寮制の学校です。男子だけのようです。日本の中高の時なのだと思います。ドイツだけではなく、欧州各地にあるらしい。

すごいなあ萩尾先生と思います。70年代にはネットも無い中で、資料も限られていたはずなのに、その中で「ギムナジウム」を舞台にした漫画を書けるだなんて。よほどの空想力妄想力、そして度胸が無いとできないと思うのです。確証が無い、資料が無いものを、あたかもあるかのように描いて発表をするなんて、すごいと思います。やはり昭和は深い!昭和うまれとして誇らしく!ああ。

また閑話休題です。

この話しのあらすじは…そんな事は他に書いてありますので割愛したい。真の少女漫画にはストーリーなんていらない・・。というのが自分の結論なのです。浅はかな者どもは、そこに何かの結論結末結果を求めようとするのでしょう。そんなものはいりません。11月のギムナジウムに漂う空気をペンでガリガリ書き込まれた太めの線の隙間から感じられればいいと思いませんか?ほんとうにそうです。

しかし、読み返して発見もありました。この話しの主人公、エーリク・ニーリッツはヒュールリンのギムナジウムに11月の第一火曜日に転校をしてきたところから始まります。転校!昔の少女漫画の典型的なパターン!特に大島弓子先生の!ごめんなさい><

 

発見したことは、そのエーリク・ニーリッツは「ブレーメンから転校をしてきた」と紹介をされていたことです。ブレーメン!ドイツのブレーメン!そこは…自分が生まれて初めていった海外旅行にて訪れた最初の街でした。あああ!

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 この写真はブレーメンにある「聖ペトリ大聖堂」(すてきな名前…)にて、祈りを捧げる己の肖像!のような粗い画質の写真です。ああ。ああ。つまり自分はエーリクなのです。エーリクの魂が遠い東方の国に生まれ変わり、招聘されたのがこの旅だったのではないのか??という発見があったのです。なんてロマンティック!ヨーロピアン!

ちなみにこの教会で捧げたことは「きれいになれますように」でした。叶わず><

 

エーリクは、学園のアイドル、砂糖菓子のような存在のトーマと生き写しのような見た目でありました。当然エーリクも砂糖菓子扱い。しかし「俺を砂糖菓子あつかいするな!」とキレるような少年でありました。。そんな二人は実は・・という感じです。

よくこの作品を「元祖BL」だなんて、のたまう連中らがいますよね。まず「BL」だなんて70年代には無い言葉ですよね フン💢!その要素はあまりない、というか重要でないです。この作品は短編です。関連作品の「トーマの心臓」と比べたら、とても短い。あっという間にすぎていく11月のギムナジウムのすきま風のような作品です。

この他にもヨーロピアン・ロマン全開の短編が収められております。どれも素敵で、自分の持つ、その後に持った&持つことができた世界観と非常に近知をしていました。なんて素敵なのだろう。この世界を永遠に持ち続けていけるようにと、祈りを捧げます。今度は叶えさせます!終わり

いつか、このつかれが解消されますように。

正直にいいます。

ある転機、転機にしようと心に決めていた日を前にして、どうしようと考えたのです。どうしようと考えているばかりで実行に移せない自分に悩んでいました。

でも、結論が出ないのです。

なぜか、それはやはりまだつかれているからだと思います。

ほんとうに、永遠につかれが取れません。

「このつかれを晴らそう」と思い、週末は外出をしたりしました。もちろんオールひとりで。

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「美味しいものを食べたら、つかれが取れるかもしれない」と阿呆くさいことを考えて、タカマル鮮魚店のカキフライ定食を食べたりしました。最近ここが好きなのです。カキフライは衣が厚くてガリガリしていました。フライがガリガリしているのは好きなのです。

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タルタルソースも味が強くなく、牡蠣の味を損ねない、引き立てていてとても美味しかった。大きなカキフライが8個で、お腹いっぱいになりました。

しかし、ここに行くまでで肉体的な疲労もありました。朝、ジムに行って適度な運動をしたのに。ちなみに、ジムで測った体重はまた減少をしていました。。。

こんなものばかりを普段は食べていないのです。「お野菜中心の健康的な食生活」になってしまっています。ほんとうは揚げ物を食べたいのだけれど、家では作れないのです。哀しい。。

こんなことばかり考えているから疲れるのかもしれない。

 

次は「前から行きたかったところに初めて行けば、ちょっとは疲れが取れるかもしれない」と考えて、歌舞伎町にあるジャズ喫茶「ナルシス」に行ってみました。

歌舞伎町は僕のホームグラウンド、のようなところだったので、落ち着きます。この店はダーディーゾーン通りの中の古いビルの2階にあります。階段入口に「ナルシス」と看板があってシブいと思ったのに、写真を取り忘れました。ちくしょう

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非常に感じの良いお店の方の歓待を受け、ここにしかなさそうな「カフェソーダ」をオーダーしました。「作るのに時間がかかるの ごめんなさい」「いいですよ全然!」と答えたり、スピーカーから出るハイセンスなジャズに酔いしれながら、待ちました。

「いいぞいいぞ つかれがとれてきた」と感じました。この店は人気らしく、席がどんどん埋まっていきました。

「おまたせしてごめんなさい」と出てきたカフェソーダは、思ったより濃くて、飲みごたえがありました。とても美味しい。興味深い味でした。

アナログレコードを変える作業を見守りながら、良い気分になり、店を去りました。「カフェソーダ美味しかったです!また来ますね!」という快活な言葉を残して。なんて自分ってコミュニケーションスキルが高いのだろう。

こんな明朗快活な人間が家でずっとひとりだなんて。

 

と、考えたら、またつかれがきました。

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緊急事態とは思えないほどに、歌舞伎町は人がいる、ように見えますが、いつもよりは少ない。。のかな?そうでなくてもこの街は昔と比べたら、人は減っていると思います。が、相変わらず客引きはいます。声はかけられなかったけど。スピーカーからは「君たち!!客引きは違法です!」とか流れているのに。なんて無法地帯!治法治法!

正直、楽しいなと思ってしまいました。それはいけないことですよね。でも、普段は無菌無毒治法痴呆野郎なのです。安心してください。

 

「なつかしいなあ歌舞伎町」と思いながら歩いていると、昔、お友達といった店を思い出して、また行きたいなと考えて行くことにしました。

 

「今度はひとりで行くのか」ともやはり考えてしまいました。つかれのせいですね。

行ったのは「名代とんかつ 新宿すずや」です。

www.toncya-suzuya.co.jp

前にお友達と来た時とはビルが変わっていて、今は地下から4階までドトール、その上がすずやのSUZUYAビルになっていました。すごいですね。こんな一等地に自社ビルだなんて。ドトールはエレベーターが使えないとのこと。アイスコーヒーとミラノサンドAが乗ったプレートを最大4階まで階段であがれだなんて。ひどすぎる!哀しい、、と素直に思いました。絶望しかないですよね。

そんな哀しい思いのまま、優雅にエレベーターに乗り、すずやの店舗へ。空いていて、やはり感じのよい店員さんが、お好きな席にどうぞーというので、向かい窓のカウンターの席に座りました!ここはすごいです。新宿の夜景がパノラマビューで広がって、圧巻でした。

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席からの風景っぽくなくてごめんなさい。でもきれいでした。都会だいすき

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これがとんかつ茶漬け。あとでお茶を頼み、まずはこれとご飯だけで食べます。「伝統の醤油味」にしました。けっこう甘くしょっぱい味で、くたったキャベツとよく合います。

お友達と昔に来たときは「とんかつ茶漬けを食べようぜ」と意気込んで行ったのに、お友達は普通のとんかつを食べて、内心は憤慨と疑問に満ちたりしました。なんて、楽しい思い出を振り返ったり、しました。

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これがとんかつ茶漬けの完成形です。味が薄くなった対策案として、ソースも追加できます。これがとても美味しかった。油っぽさが消えて、とんかつの味がお茶漬けに移り、風味が豊かになりました。

 

「おいしいな。とんかつ茶漬け。おいしいな。」

その時「パクパクもぐもぐの漫画みたいだな自分」と思いました。

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パクパクもぐもぐの漫画

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とんかつ茶漬けと新宿の夜景。

全く合わないけど、面白いなあと。感じながら、思いました。

自分はまだまだつかれている。でもなんとかしなくてはいけない。解決方法があるなら、そうしたい。そうしよう。一歩一歩なんとかしていこう。どうにかしなくてはいけない。どうにもならなくても、少しづつ変えていけばいい。無理をしないように、そうしていこう。と考えました。いつか、このつかれが解消されますように。おわり。

 

少中年の少女漫画感想文🌺 大島弓子「毎日が夏休み」(1990)

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逸脱していることは認めます。

自分のような老齢たる男が少女漫画について連ねることは、まさに悪夢のような体験を読んでいただける皆様に対して与えてしまうということも、認めます。しかし、創作物には年齢性別は関係はないはずです。この美しき鬱くしき日本においてそれは顕著でしょう?だから問題ないのです。

大島弓子は自分の「生涯三大漫画家」の1人であります。三大と書いたものの、他の氏は思い浮かばず。別項において「生涯三代漫画」は決まっており、それはサザエさんガラスの仮面美味しんぼという何れも国民的な漫画ばかりなので、安心してください。

そうなのです。自分は中庸であり、凡庸でもある。そんな人間なのです。

 

しかし、自分は今現在くるしんでいる毎日があります。それがある意味において逸脱をしておることでもあります。それが「毎日が夏休み」だということです。

 

ああ、なんということ。この苦しみ。誰もわからないのと思います。ただ何気なくすごしていることが、苦痛で仕方がない。何もない生活。ほんとうに悩んでいるのです。そんな自分の救いをこの漫画のタイトル「毎日が夏休み」に求めたのかもしれません。

自分も、毎日が、なつやすみ、ほんとうにそうなのか、、果たして、、と。

 

この作品は、前に少し読んだことがありました。田舎の図書館でなぜか「大島弓子選集」がたくさん貸し出しをしていて、そこで借りた読んだのです。

なので、ある程度の内容はわかってはいました。これは「毎日が夏休み」という素晴らしい夢のようなそのままお話ではありません。「毎日が夏休みになっちゃった親子」がいました。親は失業、娘は登校拒否。互いにそれは秘密にしていたのに、森の中(ここが大島弓子っぽい)でサボっていたところで偶然ばったり出会ってしまった。そこで、父親と娘が「とりあえず働こう 会社を作ろう 便利屋を開業しよう」という話しであります。

そうです。「毎日が夏休みたのしー」というわけではなく、「毎日が夏休みになったから働こう」という話しだったのです。しかし、そんな単純な話しでもなく、大島弓子らしい感情の揺れ動きなどはもちろん描かれます。ここに無いのはロマンス。ロマンスはありません。なくていいでしょうそんなものは!毎日が夏休み人間にはロマンスを嗜む余裕など無いのです・・。ああ。厳しいですね。私のような複雑な状況を持つ主人公たちではなかったのです。ああ。あ。

 

でも、こんな発見もありました。

自分は今、まるで漫画の登場人物みたいな毎日なのではないかと。

どう考えても今の自分の生活は、非現実的なのです。大島弓子さえ超えてしまうほどに。どこがどのようにそう感じているのか、いちいち説明するのは野暮であるし、伝える必要もないですよね。やはり逸脱しています。ちな逸脱とは

逸脱(いつだつ、英: deviance)は、平均的な基準からの偏向の総称のこと。一般には、単に統計的な意味で出現頻度のごく少ないという意味にとどまらず、その上に「ルールから外れた望ましくない」という道徳的裁定が込められる。

 そうです。望ましくないのです。自覚はしているのです。道徳的裁定は込めているのです!どうしたらいいのだろう。答えはまだ見つからない。

 

感想文というより、自分語りになりました。すみません。終わり

菊池桃子のアイドル時代の歌に対するアツい”海外の反応”をまとめてみました

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Momoko Kikuchi ADVENTURE

菊池桃子に対する海外からの評価が高い

ということを、みなさんご存知でしょうか?

 

菊池桃子といえば、現在は女優として活動をしています。かつてアイドル歌手だったということも、知られていると思います。しかし、その歌手の時代に対して海外から高く評価がされているということは、にわかに信じ難いと思うのです。

そこで、YouTubeの動画の中から海外から寄せられたアツいコメントを抜粋してここに紹介します。

ガラスの草原(1987)

「ガラスの草原」は1987年に発売された菊池桃子の12枚目のシングルです。これがソロアイドル時代の最後のシングルとなりました。ちなみにデビューは1984年4月21日「青春のいじわる」です。その後の4枚目「卒業-GRADUATION-」から10枚目の「アイドルを探せ」まで、連続でオリコン週間チャート初登場1位を獲得していました。

つまり「ガラスの草原」は4位。菊池桃子史上でも地味な立ち位置の曲でもあったのです。が、この曲には熱烈なコメントが多数寄せられていました。

 

www.youtube.com

 

・ほんとうに…この古い日本の女性ソロ歌手の曲は宝石のようです。

 

・「Plastic Love」から始まったけど、抜けられない穴にはまってしまった。。

 

・萌え系のかわいい声ですが、最近の声のように無理矢理な感じではありません。桃子の声は自然で美しい。

 

 ・ほんとうにこれは天使のような声だ!

 

・日本の音楽は、私をあんなに懐かしいと思っていたあの国に連れて行ってくれます。
最初にDaoko、次に松原みき竹内まりや大橋純子菊池桃子...。
これらはまるで素晴らしい薬のようです。

 

・(※原文は英語)私は日本人なので、彼女がアイドルであり、女優であることはもちろん知っていました。
しかし、彼女が才能あるシンガーであり、唯一無二のキュートな声の持ち主であることは知りませんでした。
彼女の音楽作品の質の高さと、天使のようなささやき声にとても驚きました。
それは、彼女を正当に評価している世界中の人たちが教えてくれたことです。
今、彼女の音楽は、この混乱した世界の中で、私にとって唯一の癒しとなっています。
Momokoと、Momokoと彼女の作品を愛するすべての人々に神の祝福がありますように。これをアップロードしてくれてありがとう。

 

・この曲は、私が今まで聞いた中で最もメランコリックなシティ・ポップの一つです。冒頭はとてもロマンティックで甘美なサウンドで、最初のヴァースはちょっと冷たくて滑らか。そして、ブリッジはややアップビートで、サビはダウンビートで、空虚で敗北したような雰囲気を醸し出していますが、それでもちょっとグラマラスな感じがします。ミュートされたトランペットのファンファーレと、哀愁漂うキーボード/木琴の音色。ノワール風ですね。明るい世界が暗闇に包まれた中で、悲劇的な人物が落ちていくような。脱出するチャンスがあったのに、それがなくなってしまったかのよう。とても魅力的な曲です。

 

・桃子の声はかわいいし、無理なく自然に聞こえる。この曲は、特にリズムが気に入りました。私は98年生まれなので、その時代に生きたかったと思っています。この美しさを他のブラジル人にも知ってもらいたいので、ポルトガル語でコメントします。

 

・私は中原めい子の「Juggler」から始まり、後に「Plastic Love」を見つけました...。そこから深く掘り下げた先に、この素晴らしい曲を見つけました...。構成、声、そしてスネアとキックの絶妙な叩き具合がこの曲を好きにさせてくれました...。繊細で実験的、完璧だ。

 

・この曲は杉山清貴さんのスクランブル・クロス、山下達郎さんのラブ・スペースと合わせてお気に入りの一曲です。

シティポップ=アートだ!

 

・この曲は、存在しない誰かに恋をしているような気分になります。自分と同じ空気を吸っているかどうかもわからない人を恋しく思うなんて、本当に不思議な気持ちです。でも、私はこれがとても好きです。このような体験ができることが嬉しいです。何度も何度も経験したいと思っています。エンドレス・ラブ~。

 

・JCITY POP時代のセクシーなソングの一つ。
今、菊池桃子さんのように歌える人はいません。
ボーカロイドを超えた声ですね...ハハハ

 

・今の時代にこんな曲はもう聴けないでしょう。まだこんな古いものを持っている人がいるなんて素敵だし、このおかげで過去に遡ることができたのだから、私はラッキーです。このようなものを共有し続けることで、未来の人たちがそれを垣間見ることができることを願っています。

 

・この曲を掘り下げていくと、菊池桃子のアイドル時代のラストシングルにふさわしい究極の組み合わせによる曲であることがわかる。
この曲の作曲者である林哲司は、菊池桃子のファースト・シングル「青春のいじわる」からここまで、ほぼすべての曲をプロデュースしている。
また、この曲の編曲を担当した新川洋は、後に桃子がボーカルを務める『RA MU』のほとんどの曲の編曲を担当することになる。
ある意味、この曲の舞台裏には、桃子がアイドルを引退してRA MUを結成する際の、プロデューサー間のバトンタッチのメタファーがあったのかもしれない。
これに怒った当時の人たちはRA MUに興味を示さなかったらしいのですが、私はRA MUもアイドル時代と同じくらい好きですよ。

 

・彼女の声はとてもキュートですが、その雰囲気はやはりシティポップです。

 

この曲がSpotifyApple Musicに入っていればいいのに、と思っています。

 

Mystical Composer(1986 ADVENTUREより)

菊池桃子の1986年にリリースされたアルバム「ADOVENTURE」の中の曲「Mystical Composer」に寄せられたコメントたちを紹介します。菊池桃子の過去のアルバムがまるごとアップロードされていたのですが、もう無くなりました。その中には菊池桃子本人からの感謝のコメントもありました。サウンドに対する深い考察や、現在のJ-POPとの比較やシティポップの賛美など素晴らしいコメントがたくさんありました。そしてこの時期の菊池桃子の作曲と編曲を手掛けた、林哲司の著書からの引用もありました。林哲司に関してはまた折をみて触れることにします。

www.youtube.com

・この時代のJPopは、時代の先端を行っていた

・(Jpopは)アメリカの音楽と同じように後退していったのではないでしょうか。

・これはJPOPではなく、CITYPOPです。

・結局、70年代以降のアメリカの音楽の音は、ほとんどが日本から来ています。70年代以降のアメリカの音楽業界は、日本の電子楽器(ローランド、ヤマハコルグテクニクスなど)が生み出す音に支配されてきました。70年代以降のアメリカの音楽で耳にするシンセサイザーの音やドラムマシンのビートのほとんどは、基本的に日本の電子楽器の音です。

しかし、スタイルやリズムの面では、日本のシティポップにはファンクやソウルといったアフリカ系アメリカ人のスタイルの影響が確実に見られます。つまり、双方向の影響を受けているのです。アフリカ系アメリカ人のミュージシャンが、日本の電子楽器のユニークなサウンドを広く取り入れている一方で、日本のシティポップにはアフリカ系アメリカ人のファンクやソウルの影響が見られます。一方では、アフリカ系アメリカ人のミュージシャンが日本の電子楽器のユニークなサウンドを広く取り入れ、他方では、日本のミュージシャンがアフリカ系アメリカ人のミュージシャンのユニークなスタイルやリズムを取り入れていました。

・Jポップと比べてもしょうがないでしょ。シティポップの方が何億倍も良い

・これはシティポップです。Jポップはゴミのようなものです。

 

・彼女の声はとても甘く繊細で、まるで花が咲いたようです。それがジャジーなインストルメントに見事にマッチしています。

 

・私は37歳です。人生の半分をパキスタンで過ごし、残りの半分をカナダで過ごしました。日本語を話すことも理解することもできませんし、ここで何が語られているのかわかりません。ジャズやダウンテンポの曲は何でも聴きます。数日前にこの曲を見つけました。今ではこの曲にはまっています。

  

林哲司は、自分の音楽にアイドル音楽の要素を一切取り入れたくなかった。たとえそれが、歌唱力の欠如を隠すためのものであっても、ステージ上での華麗な振り付けを演出するためのものであっても、彼はすべてを嫌っていた。 プロのソウル・アーティストが歌える楽曲を、若干16歳の可憐な少女だった桃子に躊躇なく提供したのだ。桃子の楽曲は、最初からアイドル・ミュージックではなかったのだ。テレビ番組で歌うときは、派手な衣装や派手な振り付けを避け、歌そのもので勝負していた。従来のアイドル音楽よりも複雑なメロディを何度もなぞった。16拍子のグルーヴを体で受け止め、シンコペーションのリズムを取りながらレコーディングをこなし、何度も繰り返されるフレーズのリテイクに耐えられず、何度も涙を流したが、ついに彼のメロディを自分の色に変えた。 林哲司著「流行歌」(2004年)より。

 

・これをプロデュースした人は天才ですね。そして、このベースラインはドープだ。

 

・彼女はとても天使のような声を持っています。もっと彼女の音楽を探してみようと思います :)

 

・これを作った時、彼女が16歳だったとは信じられません。

 

・夜の東京の街をクルージングしながらスターライトを眺める..........実現したい夢です。

 

・彼女の声は夢のようですね。

 

・私はメキシコから。言葉は全くわかりませんが、この曲は本当に大好きです❤。

 

・いつの日か、彼女はその時代の伝説となるだろう。

 

・自分がいなかった80年代の日本に連れて行ってくれる魅力的な声です。

 

 ・最初の1秒で、この音楽と歴史の素晴らしさを知ることができる。

 

※日本語のコメント

よもや菊池桃子が海外で人気が出るなんて……当時彼女の大ファンで、このアルバムを擦りきれるまで聴いていた頃には予想だにしなかった👀‼俺がゆう事じゃないけど、海外のみなさん、ありがとうございます。 

DEJA VU」(1986)  ベストアルバム「卒業記念」に収録

www.youtube.com

この曲はシングルのリリースもなく、アルバムの収録も無い、菊池桃子の高校卒業記念に出されたアナログ2枚組のベストアルバム「卒業記念」に収録されていた曲です。いわば秘曲と言ってもよいかもしれないような曲です。

この曲は、菊池桃子の作品はサブスクリプションで配信はされていませんが、iTunes Storeで販売はしています。「卒業記念」もあり、購入が可能です。素材はもうあるので、サブスク解禁してくれないかなー Vapさんお願いします><

DEJA VU

DEJA VU

  • provided courtesy of iTunes

 

・The REAL J-POP!!!

 

・Plastic Loveなどと比べて、この曲がどれだけ過小評価されているか未だに信じられません。この傑作は世界中に広める必要があります!

 

・奇妙なことに、これらの古い80年代のjpopは、現代のjpopよりも良く聞こえます。この曲が1986年後半に発売されたことを誰が想像できたでしょうか?

 

・モモコは、私がこれまでに聴いたシティポップシンガーの中でも、より誠実なシンガーです。彼女はピッチとトーンの素晴らしい感覚を持っています。

 

・この曲のイントロは、80年代のポップスのフィーリングをすべて表現しています。

 

・素敵な曲ですね。なぜこのような80年代の日本の曲はもっと過小評価されているのでしょうか...とても悲しいです...

 ・(返信)その通りです。私の意見では、80年代の日本の歌は、当時のアメリカの歌のほとんどに勝っています。アメリカやヨーロッパでは、ほとんどの人が日本語を理解していませんが、英語はもっと広く学べる言語です。そのため、多くの人は理解できないものを聴きたいとは思わないでしょう。だからこそ、私は彼らのキーボードやドラムなどの楽器の使い方が好きなのです。

 

・現代のJPOPとは一体何なのでしょうか?AKB?くだらない話はもうやめてください。私は現代のポップスよりも1980年代のポップスが好きです。

 

・ 最近のJPOPはKPOPに叩かれすぎて、ファンが減り始めています。これはとても悲しいことです。というのも、2000年初頭までJPOPはアジアを支配していました。そして、それは突然に吸い取られてしまいました。不朽の名曲と言われるjpopは1985年から90年代半ばまでに作られたものだと思います。R.I.P J-POP。

 

・これはすごい、80年代の日本は本当に素晴らしかった、ジャケット写真は 😍😍😍😍 です。

 

・30年以上経った今でも、とてもアップデートされたサウンドになっています。これはいい曲だ。

 

・私は彼女の声の虜になってしまいました。そして、あの笑顔のために毎日家に帰りたいと思います。

 

・このリズムがイイね

 

・これはセーラームーンのテーマソングみたいかも?(同意コメント多数)

 

・この曲は最高にキャッチーです! ビートと彼女の声の相性は抜群です! シティポップを愛してやまない。

 

・彼女の声は独特の柔らかさ、甘さ、そして謙虚さを持っています。ここには、彼女の昔からのファンと新しいファンがたくさんいることに驚きました。

 

Momokoは、才能がある----、そして美しい。

 

・(日本語のコメント)ここについているコメントが、英語で書かれているのが多くて驚きました。「菊池桃子は日本のシティポップスのシンガー...」みたいな解説コメントもあり、『海外でも評価が高い』ってホントだったんですね~。まぁ、この曲、カッコいいですもんね、もともと(^-^)

 

以上がコメントです。

 

菊池桃子の歌は、上手くないというのが世間の声にあると思います。しかし個性的な歌声で他には無いものでもあると感じます。幸いだったのは、当時の所属事務所トライアングルプロダクションは、音楽プロダクションであり、手練のミュージシャンが集まる事務所であったことです。一流の人たちが、精一杯に良いものを作り出そうとした。そこにあったものと、菊池桃子の独特な歌声との融合が功を奏し、アイドルとしての成功に加えて、本日の外国からの評価に繋がったのだと思います。菊池桃子については、また後日記載をする予定です。

終わり