ビッグなトシちゃんのスーパーヒット集。
特に初期の曲に強いインスピレーションを感じました。
トシちゃんの声は凄い!あの軽薄さ。軽くて薄い。
尾崎紀世彦の声がフランス料理だとしたら、トシちゃんの声は
よっちゃんいか。素晴らしい。天性の声質だと思う。
そんなトシちゃんに与えられた楽曲も凄い。デビュー曲「哀愁でいと」
は「NEW YORK CITY NIGHT」のカヴァーだが、丁寧にアレンジされた秀逸な
出来。スタッフのやる気が感じられます。トシの憂いを秘めたような
あっさり声も素敵。
スーパー・シンガー・トシのイメージを決定づけた「ハッとして!Good」
は素晴らしい。この曲はしばし「アレンジ変えて英語詞にしたらフリッパーズ」
等と崇め奉られているが、そんな小細工をしなくても十分フリッパーズに
対抗できる素晴らしいアレンジ。幸せすぎる歌詞。完璧に作られたトシちゃん
ワールドにもう絶句です。キャー!
「ブギ浮ぎI LOVE YOU」「キミに決定!」あたりは完全に壊れてます!やばいです!
曲の途中で「アハハハハハハ」と笑い出したり、アッパーなドラッグによるトランス
状態が味わえます。
大人になるに従ってアーバンな大人の魅力を出していきます。久保田利伸のペンに
よる名曲「It’s BAD」はそんなトシちゃんワールドの集大成でしょう。
トシちゃん最高!