さわやかトラウマ日記

さわやかな音楽ブログです from 2004


さわやかでまえむきな人間になりたい男が
好きな「文化」を語る。
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シリアル⇔NUMBERの「アテンション・プリーズ」はありえない名曲

ネオ・ヴィジュアル系(笑)ブームの旗振り番組として、意気揚々として始まった
テレビ東京深夜の「VISUAL SHOCK」ですが、番組が始まってみるとアラびっくり。
なつかしの「SPARK」そのままの、提供元の資本関係がそのまま表れる宣伝番組でした!


でも、「SPARK」がメインスポンサーのプラグレコード
http://www.plugrecords.com/artist/index.html ←まだHPあった
のアーティストばかりを死ぬほど流してたのに比べて、まだ柔軟性あるかな?
それでもプッシュされるのが、メガマソ、heidi.とシリアル⇔NUMBERに偏っているのは
確かだけど。。。


メガマソは結構好きだし、ハイジは「クローバー」までは買ってたよ!
でもシリアル⇔NUMBERってなあに?
初めて見たのはボーカルの人が故郷の沖縄に帰って、歌詞を書くみたいな
番組内のドキュメント風の企画だったんだけど、どんなになるのかと思ってたら
「ゴーヤ!」だった。
「あら驚いた」(市原悦子風)と思ったけど、本当に驚いただけ。
長年ヴィジュアル系ウォッチングをやってると、このくらいヘーキです。
朝、テレビをつけたらアナーキストレコードのニュースが流れてきたのをリアルタイムで
体験したことに比べたら、全然たいしたことではありません。

しかしそのシリアルナンバー(表記めんどくさいごめんこれでいく)の新曲
「アテンション・プリーズ」は驚きました。
どこかの飛行場(成田らしい)で飛行機をバックに、そして小型飛行機の中も使った豪華PV
そしてその楽曲・・・久々に、アンカフェの「スマイル一番イイ♀」以来の衝撃です。

この曲はすばらしい。
ノリノリのベースから始まって、BUCK-TICK様の「悪の華」以来とも思える簡素で覚えやすいギターリフ。
ギター買ったらこの曲のリフから覚えたいぜ!その次はSIAM SHADEの「三分の一の純情な感情」
ちなみにギター持ってないけど「Melty Love」は弾けるぜ!名曲だからな!話それたね!
そんでもって、歌に入る前の性急な「ミレドレドラソ」このフレーズは完全に歌謡曲
しかも80年代の前半!
ジャニーズ!
そうシブがき隊!
この曲には全般的にシブがきなフレーバーが漂ってます。いい感じじゃないか。
「とまれとまれとまれえー」とAメロが脅威の短さで終わって、この曲の要「アテーンショーンプリーズ!(アテンションプリーズ!)」
の掛け合いに入ります。この曲構成は見事。しかもバックがやたら盛り上がってます。
ちなみに掛け声のアテンションプリーズ!のところで「咲く」んですかねえ。教えてほしいです。
なにがどうなってアテンションプリーズなのかは、わからないけど
その強引さはもうシブがき隊以外の何者でもありません。寿司くいねえ!
そしてサビはお手てヒラヒラに最適なリズムに落ち着いていい感じ。よく考えられています。


ギターの人?とおぼしき人が、「あてんしょんぷりぃ〜ず(ハート)」と呟くところは
思わず「ウっ」となりました。「ウッー!」って感じでしょうか。
こういう違和感はまさにSHAZNA以来!
伝説の名曲「melty love」のPVで「メティラーメティラーめーてぃーらぁ〜」のところでIZAM様のうっとり顔を見てしまった時以来の
感覚をありがとうシリアルナンバー!


ちょっと調べたんだけど、このバンド、アップフロントエージェンシー系列の事務所に所属してるんですね。
だから、じゃないけど、「俺たち何でもやっちゃうよ」臭と
音源に対する意外なクオリティの高さが、往年のシャ乱Qを彷彿とさせますね。
あ、そういえばこの曲シブがき隊というより、シャ乱Qっぽいかも・・・


うまくいったらこの曲C-uteとかベリーズ工房とかやってくれないだろうか。
夏ユニットとかで。もうないのか夏ユニット。
なんだったら本体でもいいよ
なんだったら後藤真希の復帰シングルにどう?
冗談です。すみません。


ちなみにこの次に出たミニアルバムの曲は普通の良い曲でした。
テレビで見たその曲は特に好き!って感じではないけど、悪くないと思う。ボーカルの人、良い声してるよねー
というわけで、がんばれシリアル⇔NUMBER