さわやかトラウマ日記

さわやかな音楽ブログです from 2004


さわやかでまえむきな人間になりたい男が
好きな「文化」を語る。
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「裏原点」も出してくれ!〜ヴィジュアル系とは何か

〜ここからみんな始まった〜
数多くのアーティストにリスペクトされる、日本発祥のROCKの原点が集結したオムニバスアルバム
90年代一大ブームメントとなったビジュアル系バンド。そして、今再燃している第2次ビジュアル系バンドブーム、彼らの系譜をたどり、彼らの原点となったバンド・名曲を収録。
時代を象徴するバンド・名曲をリアルタイムで聴いていた層、また、当時を知らない第2次ビジュアル世代、その両者をつなぐコンピレーションアルバムの登場!
【収録楽曲】
1. LUNA SEA / gravity
2. BUCK-TICK / 唄
3. Zi÷Kill / HERO
4. SHAZNA / Melty Love
5. La'cryma Christi / 未来航路
6. D-SHADE / ENDLESS LOVE
7. Lastier / SkY
8. PIERROT / ラストレター
9. Plastic Tree / スライド.
10. ROUAGE / 白い闇
11. Laputa / meet again
12. CASCADE / コングラッチェ
13.PENICILLIN / ロマンス
14. SIAM SHADE / 1/3の純情な感情
15. MALICE MIZER / 月下の夜想曲

こんなコンピレーションが出るんですね。。。
なんで、今なのかと思ったら、「今再燃している第2次ビジュアル系バンドブーム」ということにしたいんですね。
本当に再燃しているのか、甚だ疑問ではありますが、そういことにしとけば、盛り上がることだってありますよね。最近は、そういう手法の宣伝が多い気がしますね。AKBとか韓国女性グループとか、仕掛けた通りに盛り上がって。
電通様はやっぱりすごいと思います。
是非、ヴィジュアル系も盛り上げてくれないですかね。
まあ、ヴィジュアル系に関わろうとすると、爆弾みたいな名前のこわーい人が「メジャーから出すんだったら俺の事務所に移籍しろ!」とか言い出したり、大物と過去に縁があって、その大物だけでなく闇社会の大物とも絡んでる人とか、そんなのばっかりですから、コンプライアンスを重視する上場企業はかかわらないでしょうねwww


そもそもヴィジュアル系とは何なのか???
永遠のテーマですよね。
夕べ一晩、寝ながらじっくり考えたんですけど
ヴィジュアル系とは、もともとはやはりHR・HMシーンが大元だと思います。
ポジティブ・パンクやら、NWやらの影響ももちろんあったとは考えられますが、シーンのバックボーンとしては
やはりHR・HMシーンだと思います。


カンタンにいうとロッキンf!!

僕がロックとかを聴き始めた時、まだ「ヴィジュアル系」なんていう言葉はありませんでした。
もちろん、髪が長くて、化粧しているバンドは沢山いたのですが。
定説ではXのhideが「ヴィジュアル系」という言葉を作った、なんて言われてますね。ご本人が残念ながらもういらっしゃらないので、真意の程は定かではないですね。じゃあXが「ヴィジュアル系」かと言われたら、そんなことないですね。
大きな影響を残したのは確かですが。



ヴィジュアル系の歴史とカンタンに要約すると「HR・HMシーンからの脱却」から始まったんだと個人的に考えてます。
いつか自分の見解を述べようかと思うのですが、詳しくはまた今度。
更に「ヴィジュアル系バンドの音楽の定義」とは何かというと、
「洋楽をルーツとしない、または洋楽のルーツが見え無い」音楽だと思います。
結構曖昧ですね。しかもこれはヴィジュアル系に限らず90年代以降のほとんどの日本の「ロックバンド」に言えることなのかもしれない。
そう考えると説得力がないなあ><



CD「原点」に話しを戻すと、まあレコード会社様のご都合もおありかと存じますので、こんなものかなあと。
でも、なんか物足りないですねえ。
このCDの中はD-SHADEとラスティア以外(笑)は、みんな大物なバンドばかりですね。
それぞれ波乱はあれど、光の中に飛び込んでいった素晴らしいバンドばかり。
光があれば、影がある。。。
やはりその「影」こそヴィジュアル系なのは、みなさんもご納得いただけるかと。僕だけかしら???????
ということで、自分なりの「原点」その名も「裏・原点」をセレクションしてみました。



裏・原点

〜始まらなくてもいいじゃない〜
数多くのアーティストにリスペクトされる、日本発祥のROCKの原点が集結したオムニバスアルバム
90年代一大ブームメントとなったビジュアル系バンド。そして、今再燃している第2次ビジュアル系バンドブーム、彼らの系譜をたどり、彼らの原点にはならなかったかもしれないけど、忘れてはいけない、シーンにとっても実はとっても大事、大事になるはずだったバンド・名曲、隠れ名曲を収録。
時代を象徴するバンド・名曲ばっかりをリアルタイムで聴いていた層、また、当時を知らない第2次ビジュアル世代に「とりあえず雑誌買ったらモノクロページから見る」ような、マイナー指向の凝り固まった魔界の住人になりたいあなたにおすすめ!


【収録楽曲】

  1. 息耐えた神様 / Deshabillz
  2. 狂死曲 / Madeth gray'll
  3. 性的緊張インプラント / 蜉蝣
  4. DANCE ROMANESQUE / nuvc:gu
  5. 薔薇は美しく散る(sony) / LAREINE
  6. おもちゃのミーシャ / Noir Fleurir
  7. SUICIDE〜洗礼の章 / Aliene Ma'riage
  8. LUCIFERという名のお人形 / Fiction
  9. Keen Kiss Me / Silver Rose
  10. 嘔吐 / Cali≠gari
  11. Hallo!!Katty / DEViL KiTTY
  12. Ask for Eyes / Sleep My Dear
  13. 堕天使BLUE / Λucifer
  14. 激愛メリーゴーランド / Psycho le Cemu
  15. うさぎ逃げる花園 / 少女-ロリヰタ-23区
  16. 蒼い鳥 / ヴィドール
  17. 神歌 / Phantasmagoria
  18. 冷たい雨 / REDIEAN;MODE
  19. 砂の王国 / El Dorado
  20. 不断の窓 / GUNIW TOOLS

解説はこちら 
裏原点〜解説の章その1 http://d.hatena.ne.jp/maemuki/20101030/p1
裏原点〜解説の章その2 http://d.hatena.ne.jp/maemuki/20101102/p1