またまた更新が滞ってしまい、申し訳ありません。更新できない間の私生活は本当にメチャクチャで、今でもメチャクチャの中にいます。しかしそんなつまらない事は忘れて、久々に更新したいと思います。テーマは
「春のJuice=Juice祭り」
です。真冬まっさかりですが、いいんですよ。更新の頻度の低いブログに季節感なんて無くていいんです。というわけで、「祭り」なので、何回かに分けて、更新の予定です。
Juice=Juiceって何
Juice=Juiceについての基本情報について詳細はここで割愛いたしますが、わかりやすく箇条書きで書くと
- スマイレージ以来のハロープロジェクトの新ユニット
- 2013年2月結成。ハロプロ研修生からの選抜。一部例外メンバーあり
- インディーズにて2枚のシングルを発売後、2013年9月にメジャーデビュー
- ユニット名は「採れたて」「もぎたて」「新鮮」「天然」「100%」で「しぼりたて」というようにいつまでもフレッシュで個性の詰まったユニットで・・・という願いから。
- このセンスからわかるように・・・つんくプロデュースですね。
- メンバーは2014年現在、宮本佳林(15)高木紗友希(16)金澤朋子(18)植村あかり(15)宮崎由加(19)の5人。インディーズ時代にはもう1人いましたが、大人の事情で脱退しました。
本格的にこのグループを見始めたのはメジャーデビューシングルの「ロマンスの途中」でした。結成のアナウンスやその後のインディーズのシングルなどは買わず「フーン」と傍観を決めていましたが、PVを見て「オッ」と思うところはありました。
一人すごく可愛い子がいる(植村あかりと判明)一人面白い歌声の子がいる(金澤朋子と判明)と徐々に観察を進めていったのですが、メジャーデビュー曲「ロマンスの途中」でそれが爆発しました!
Juice=Juice 『ロマンスの途中』 [Romance is on its way] (MV) - YouTube
4つの煌めく宝石・・・手に取る少女達・・・
そう、それは4つの原石が宝石に変わる瞬間・・・それを表す4つの宝石・・・
って、メンバーは5人なのに!このPVの中でもそれぞれ手を取る場面もあるのに、全員じゃなかったり、雑なところがハロプロらしくていいな、と思いました。実は先に書いた「大人の事情で脱退」したメンバーがこのPV撮影時点ではまだ居たらしんですよね。そこがちょっと絡んでるのかな?と。
そして・・・宝石の含みを残して始まるPV!
この宝石から、つながるイメージ・・それはTacata'!イマイチ売れなかったTacata’
ではありません。なんだかちょっとイメージが似ているような。
というわけで始まりました。ハロプロ、というよりつんくお約束のマイナー調のソウル&ディスコ路線です!スピーカーの右と左に割り振られたカッティングギターに、奔放なベースライン!けたたましいブラス音!これぞハロープロジェクトの伝統!「キターーー」と蘇るのは「ASAYAN」の記憶。
モーニング娘。のメジャーデビューが決まり、デビュー曲候補として番組内で流された3曲。
デビュー曲となった「モーニングコーヒー」とそして「どうにかして土曜日」と「ウソつきあんた」の2曲。「どうにかして土曜日」がスタジオに流されるとテンテレッテテンテレッテという泥臭いディスコのメロディとブラス音に思わず笑いの溢れるASAYANの会場。
Morning Musume - Dou ni ka Shite Doyoubi - YouTube
「これだ!」と何故かその時思ったのです。ああ、それが間違いの始まり。蘇る過ちの記憶・・・。再び流れ出した無駄とも言える記憶の洪水。ああ、また始まったと思いました。たいてい直ぐ終わるのですが。
生きるハロプロ?宮本佳林ちゃん
今はハロプロにあまりに関心の無い元ハロヲタの友人にJuice=Juiceの話をしたところ全く知りませんでした。
しかし「宮本佳林ちゃん中心のユニットだよ」と言ったところ「ああ、そうなんですか」となんとなくわかってくれました。ということで、このユニットの中心人物はやはりこの子で決まりでしょう。
2008年にハロプロエッグ(現在はハロプロ研修生)に加入後、なんだかんだの激動の時を経て、2013年にやっとやっとやっとデビューできました。
ここで宮本さんの紆余曲折をまとめてみます。
- 2008年11月ハロプロエッグ加入
- 2010年8月 モーニング娘。9期オーディション落選
- 2011年7月 スマイレージ2期オーディンション落選
- 2011年8月 モーニング娘。10期オーディション落選
- 2012年8月 モーニング娘。11期オーディション落選
本人もJuice=Juiceメンバー発表時には「色んなオーディションに落ちて・・・本当に悔しくて・・・」と泣いていたのが印象的でした。
しかしオーディションが行われるたびに「本命は宮本佳林」とその都度囁かれていました。彼女の素質が飛び抜けていると感じている人は多かったのでしょう。
ハロプロエッグという立場ながらも舞台やコンサートでの存在感は突出しており、特に静岡朝日テレビの「コピンクス!」の主題歌で聴かせてくれた素晴らしい歌声は、大器の片鱗を感じさせてくれました。
コピンク*『カリーナノッテfeat.コピンク(宮本佳林)』 - YouTube
透明感あふれる素直な歌声!曲はアキシブ系といった感じてしょうか。良い曲です。
なんでも「中学生の間にデビューできなかったらハロプロを辞める」と親と約束してたとのこと。アップフロントにそれを伝えてたのかどうかはわかりませんが、見事に中学生の間にデビューと相成りました。「てめーら干すのもいい加減にしろ」と内心怒りに震えていたとしてもおかしくないのですが、華やかなデビューができてよかったです。
中澤裕子いわく「なっちの再来」、ハロヲタ柳原可奈子いわく「生きるハロプロ」とまで言われる歌唱力、小さめの背格好をカバーするべく大きく踊るダンス、アイドル界のカラコンブームをあざ笑うかの如きの大きな黒目、とまさしく実力派のエースです。
ハロプロエッグ生え抜きの実力派 高木紗友希
メジャーデビュー以降、Juice=Juiceはメインボーカルを宮本、高木、金澤の3人を中心に組んでいるのですが、その3人の中でもこの高木紗友希ちゃんの歌の安定感は抜群ですね!ダンスもうまいし、顔も小さくて、さすが2010年のハロプロエッグのリストラを乗り越えて生き残っただけありますね><
宮本佳林ちゃんと双璧をなすベテランの研修生として「入りたいハロプロのユニットは?」と聞かれて「どこでもいい」と答えるほど達観した彼女でしたが、実力を買われて選抜されました。
朝の番組「スッキリ」でJuice=Juiceのメジャーデビューと「ロマンスの途中」が紹介された時に、ハロヲタとして最近頭角を表しつつある振付師の竹中夏海先生がこの曲の聴きどころを紹介していました。
高木紗友希ちゃんが歌う前半Bメロの短いフレーズ「のな~い」がとてもいい!となかなかマニアックな部分を視聴者にオススメしていたのですが、確かに「のな~い」は甘えつつもちょっと計算高い感じが出ていて面白い!と思いました。
しかし僕のオススメはBメロ後半の「夢で踊ろう」のところです。
♪ゆめっでおどろ~(音程下がる↓↓)~(音程上がる↑)お~♪
ここでのコブシの回し方・・・どこで習ったんでしょうか。つんくのガイドボーカルをそのまま再現したのだと思われますがそれにしても堂に入ってます。
この部分の踊りも凄いです。おどろ~お~とコブシに合わせて、そのコブシを体現するかのごとく「ちょっと入っちゃって」ます。「この子入ってる!」見た瞬間に感じました。このリズム感は貴重ですね。
確実に入ってます。
謎のローズクオーツfrom埼玉、金澤朋子
「ロマンスの途中」を彩るメインボーカルの最後は金澤朋子ちゃん。
2012年11月にハロプロ研修生入りして、その3ヶ月後の2013年2月にはユニットに選抜されました。まさしくエリート!ジャニーズでいう岡田准一くんみたいなものでしょうか。
彼女は元々℃-uteの鈴木愛理ヲタから始まってあれよあれよという間にこの位置まで上り詰めました。そんなスピード出世の理由は歌を聴けばわかります。
新人の筈なのにどこかで聴いたような、でも誰にも似ていない独特な歌声。太くしっかりした発声に、ちょっと意地悪っぽく、でも可愛らしい歌声。
つんくの書く歌詞に出てくるような女の子像にぴったりの素晴らしい声質です。個人的にこの歌声は藤本美貴帝様 以来のヒットです。
前述したBメロの高木紗友希ちゃんの「のな~い」 の後は金澤朋子ちゃんの「こぉい~つまんなぁ~い~」につながるのですが、「のなーい」と同じくらい好きですね。サラっと歌ってるのですが、かなとも様に「こぉい~つまんなぁ~い」と歌われると「す、すみませんでした」と謝りたくなる迫力があります。「つまんないの!ねえ!アンタが面白くして★」みたいな強気で可愛らしい感じが素晴らしいですね。
かなとも様については後日また更新しますね。
ハロプロナンバー1のルックス?植村あかり
美しいあーりー様。若干15歳ながらもモーニング娘。の鞘師里保ちゃんに「丸の内のOL」とまで言われる大人びたあーりー様。
明らかにやる気が無さそうなブログは「今日はチョコ食べました★チョコは私にとって大切な存在」とかそんな何か喰って美味しかったみたいな内容ばっかりのあーりー様。
モーニング娘。9期オーディションで歌えず踊れず喋れず、あっさり落とされたあーりー様。しかし、あんまりに美しかったためか、そのままハロプロ研修生に入りました。
こう見えて彼女、実は頑張り屋なんですよ。歌も踊りもどんどん上手くなってます。努力を表に出さないタイプなんですね。
最近はトマトの鉢植えを仕込んでブログで紹介するなど積極的なあーりー様。ちなみにトマトの名前は「植村トジファー」。
彼女は今後どうなってしまうのでしょうか。目が離せませんね。
SATOYAMAウグイス宮崎由加
リーダーであり、最年長の宮崎由加ちゃん。最近は18歳以下だと労働時間の規制が多いらしく、時間の制約を受けない年齢のメンバーも必要だと判断がされての加入だと思います。
一人だけハロプロ研修生ではなかった彼女ですが、アップフロントとの関係は長く、その様は「なんとしても食らいつく」という積極的な姿勢が見えます。
初登場はスマイレージ2期オーディション。ここで披露した特技の「野球場のウグイス嬢のモノマネ」が主にネット界隈で一部の人に受けました。「そんなの特技?」とツッコミたくなるところですが、今でもしつこく歌番組等で披露しているので、きっと特技なんでしょう。
この後娘10期オーディションを経て、謎のSATOYAMA(アップフロント肝入の謎のプロジェクト)関連のオーディションを受けて合格しました。
そして元モーニング娘。の光井愛佳、Berryz工房の清水佐紀を従えユニットGREEN FILEDSでデビュー!
この2人とユニットデビューなんて大人しそうな顔してやりますね。アップフロントに全てを捧げるという気概が裏に感じられて応援したくなります。
GREEN FIELDS 『Boys be ambitious!』 (MV) - YouTube
っていうかSATOYAMAってなんだったの・・・。
ダンスの経験もなかったようですが、なんとかこなしてます。「ハロプロエッグからの重鎮」が2人もいる中のリーダー業も辛いと思いますが、悲壮感を表に出さない力強さにアイドルとしての適正が感じられます。さすがGREEN FIELDS!!!
こんな魅力的なメンバーのJuice=Juice!!!
メジャーデビュー曲「ロマンスの途中」はイベント攻勢と細かいプロモーション&デビューご祝儀が実ったのか5万枚近くを売ってなんとオリコン初登場2位となりました。目標は3位以内だったとか。
部屋に呼び出されて発表を聞くメンバー
2位という順位に飛び上がって喜ぶメンバー
しかしすぐ真顔に戻る植村あーりー様
コメント終了後も涙が止まらないメンバーと笑いを堪えるあーりー様
やはり目が離せません!
次回はセカンドシングル「イジワルしないで抱きしめてよ/初めてを経験中」のレビューの予定です。