2004年にアップしたこの記事。
もの凄かったモーニング娘。
あの頃の自分はASAYANを観るために生きていたと言っても過言ではない。
ASAYANは「浅草橋ヤング洋品店」の頃から観ていたが、特にモーニング娘。が産まれた「シャ乱Q・ロックボーカリスト・オーディション」からは本当に夢中になっていた。
別にお気に入りのメンバーがいたわけじゃない。
なんといってもつんく!当時のシャ乱Qの、いわゆる自分のような「音楽聴いてる人」からの評価は、もの凄く低かった。
トータス松本が散々馬鹿にしていた。電気グルーヴもオールナイトニッポンで酷い事を言っていた。中山美穂がHEYHEYHEYでダウンタウンに「何でこいつ売れたんやろと思う奴誰や」と質問されて「シャ乱Q」と即答してた。
もちろん、売れているからのこの存在感とも言える。本当に売れていた。
僕もそのシャ乱Qを批判する一員だった。
しかし、テレビ東京日曜21時からのASAYANのコーナー「シャ乱Qロックボーカリスト・オーディション」は特に面白くて、毎週日曜日が楽しみだった。番組が終わってすぐ「ああ目を閉じて開けたら来週の日曜になってないかな」とか考えていた。
そして「抱いてHold on me」で音楽的な衝撃を受ける。そして全盛期、やがて全盛期は終わる。
2004年に「全盛期の終わり」を感じて書いたレビューは1stシングル「モーニングコーヒー」から23rd「女子かしまし物語」まで。
2004年といえばこのブログが始まってすぐ後。
もう超前すぎるし、文体が違うので、最新版に書き直したいと思ったけど、とりあえずまだ書いてない、シングルのレビューの続きを書こうと思います。
24th 涙が止まらない放課後(2004年11月3日)
当時「紺野あさみがセンター」という衝撃的な事実を知ってから見た歌番組。当時というか、今もモーニング娘は口パクは無かったので、歌い出し「涙止まらないわ~」から、嫌な感じの音程の外し方。「わー音痴!」とからかいたくなるような感じが無かった。音源を聴いてもそれは同じ。音痴には、良い音痴と悪い音痴があるんですよ。
今聴くと、紺野がセンターというより藤本美貴帝様の声の存在感が際立ってます。ミキティ!大好き!
「ンなみだゎ フンとまらなぁいわぁ~」ありえない風格。そしてPVでの美しさ。一人だけ際立ってるように見えます!僕、ミキティ大好きなんです。それはまたは別に書きますね!
25th THE マンパワー!!! (2005年1月19日)
もうあまり関心が無くなっていたので、新曲が発売されたことを知らず、サンクスで聴いて「なんだこの変な曲」と思って、テレビ見てたらモーニング娘。の曲だったという曲。そんなに嫌いじゃないけど好きでも無いという感じ。しかしこの曲のテイストは後々、さまざまな曲に繋がっている、とこの後気付きました。
詳しくは後で。
26th 大阪 恋の歌(2005年4月27日)
当時はさっぱり良さがわからなかったこの曲。今聴くと凄くイイ!
意外と多くない、つんくの「大阪歌」ですが、歌詞がすごく切ない。歌詞を見ながら聴いたら良いと思う。僕も大人の恋愛がわかるようになったのかな…と思ったけど恋愛経験無いので…。
27th 色っぽい じれったい(2005年7月27日)
この曲から加入した久住のオーディションの時のASAYANの盛り上げ方凄かった。Youtubeにあるので、観てみてね。
スパニッシュテイストのこの曲。印象に残るのはPVでのダンスの上手さ。最近のモーニング娘。の悪口を言うつもりは無いけど、やっぱりこの頃の方がダンスも良かったかも…。
28th 直感2 ~逃した魚は大きいぞ!~ (2005年11月9日)
モーニング娘。 『直感2~逃がした魚は大きいぞ!~』 (MV)
来ました!!!この曲!!!
始めた聴いたのは、この頃ハロヲタだった友達の車の中。確か小金井らへんを走っていた。聴こえて来たのは
そうだ!そうだ!(まったく)そうだ!そうだ!(まったく!)そうだそうだ全くその通り!ハッ!!!!
「…」身体を揺らがすまでの波動を感じたのだが、冷静を装って、友達に「この曲誰の曲?」聴くと「モーニング娘。っすよ」と教えてくれた…
その時は「そうなんだこんな曲出したらもうダメだね」なんて偉そうに言ってしまった。しかしその後この曲にハマり、生活の中に「直感2」が入りこんできた。
人との会話が盛り上がると不意に「そうだ!そうだ!全くその通り」「ハッ」と言うようになってしまい、「何それ?」「まあ、別に…」と言ってごまかすも、その内「いつも何なの!気になる」と言われると「モーニング娘。の『直感2』だよ!」と言うと「え、モーニング娘。ってまだやってたんだ」と言われるしまつ。厳しい時代の始まりです。
さっきマンパワーのとこで最後に触れたのは、この曲と次の曲の事です。
3曲に共通するのには、スピード感とズンドコ感。 そしてテンションの高さ。澄ましているようなところでも「ハッ」とか「ホイ」とかつんく独特の合いの手が入ってくる。
人前で聴くにはさすがにちょっと…というのは正直ある。でも、やめられない!
29th SEXY BOY ~そよ風に寄り添って~(2006年3月15日)
その日、2006年3月17日、2ちゃんねるのモ娘(狼)は揺れていた。
わけのわからないタイトルのスレッドが乱立していた。
「うえwwwwwwうえwwww」
「お前ら娘がMステでセクボやるけどオリコン1位イケるよね?」
「セクボとかついにつんく狂ったな」
「まじSexyボーイ神曲ワロタ」
そんな感じのスレッドが乱立していた。その少し前にこのシングルがリリースされたのは知っていた。そのタイトルだけで戦慄が走った。「意味がわからない!どんな曲なんだ!前の直感2も凄かったけど‥」と思った。
そうしてるうちにMステ出演の報を知る。Mステ出演は久々かも?
わー見なきゃ!見る前に狼を見て盛り上がろう!と思ってみたところ、番組開始前なのに既に祭りになってた。どのスレッドを見ても、とにかく盛り上がってた。当時は試聴も無く、テレビでもあまり流れてなかった。
「 Sexy boy〜そよ風に寄り添って」ってどんな曲なんだろう。!うえwwwうえwwwとかSexyうえうえwwwとかなんだろう。しかもみんな笑ってる。面白がってる。もしかしたら100万いくかもとか書いてある。」
と、僕も盛り上がってキターそして始まった。
圧巻のパフォーマンスの前に曲がほんとに凄かった。歌詞もSexy Boyがそよ風に寄り添って いる歌詞ではなかった。
曲はつんくらしいダンスビート。でも今までになかった曲調かも。
とにかく「Sexyうえwwwwうえwっw」だった。ショックうえうえ!!!
僕は娘が終わったら自転車ですぐに上福岡のTSUTAYAに駆け込んでCDを買った。
PVも素晴らしい。アイドルのPVで大事なのはセットとか世界観とか映像の出来ではなくて、その子が可愛く映っていること。その点でこのPVは完璧!全員可愛い!特に僕の大好きな藤本美貴様。ちょ〜美しい!
それにこの曲が美貴様の気合の入った声によく合ってる!
僕はミキティがソロ時代から大好きだったんだよ!
美しすぎる美貴帝様
というわけでこの辺にしておきます。でも後1曲
30th Ambitious! 野心的でいいじゃん (2006年6月21日)
モーニング娘。 『Ambitious! 野心的でいいじゃん』 (MV)
セクボで完全に舞い戻った自分。この曲も好きです。
とにかく曲がハイスピードでカッコイイ!こんなカッコイイ曲つんく作れるんだなって
。曲もキャッチーだし。歌詞は普通かな。でもさすがつんくって感じ。
間奏の超絶技巧のギターも凄い!ニコニコとかでよくこの部分を弾いている人がいますね。編曲は湯浅公一さん。ハロプロ関係ではわりとお馴染みの人ですね。
「直感2」から始まって、「Sexy boy〜そよかぜに寄り添って」「Ambitious〜野心的でいいじゃん」この3作でハロプロ、というかアイドル界の新しい道を切り開いたと思います。つんく様は本当に凄い。
僕はこの3作品を「ズンドコ3部作」と呼んでます。この時期は「ズンドコ期」と呼んでます。短いですけどね。ズンドコ期www
でもほんと大好き!
というわけでここで一旦中断します。
次はいつになるか…わかりません。また10曲程度できたらいいかな?
ここまで読んでくれてありがとう!!