みなさんこんばんわ。
究極のぼっちライフを満喫している「地獄ニ咲イタ黒イ菫」ことmaemukiです。
ほんとうに1週間ひとりぼっちなんですよ。
しかも山の中。ものすごい山の中。街に降りるまで行きはひたすら下りて、帰りはひたすら登る。歩行は無理。しかも冬。しかも長野。クソ寒い。どこにも行け無いんですよ。しかも免許も無し。お金も無し。職も無し。悲惨な状況です。
ちなみに山奥の1件家でひとりです。親は職場の別のところにいます。
家にはガスがなく、洗濯機もない。エアコンもない。
東京に友達はいるけど、長野にはいません。
ここまで孤独だと笑えてくると思いません?笑えてくるんですよ。
でも笑っても誰も反応がないから意味ないって。
あ、今日は「Apple Music」の話でした。
家の周りには何もありませんが、この家にはインターネットがあって自分は電話ができないiPhoneと電話ができるクソdocomoのSHなんとかいうケータイと愛機Mac bookがあります。
インターネットで世界が広がったり、ここにいない人とコミュニケーションできるのはありがたいです。
そして激ヒマ、クソヒマだと僕は音楽が聴きたくなります。
僕はヴィジュアル系はもちろん好きですが、それだけではなくクラシックも大好きで、アメリカやイギリスのインディーズの音楽や80年代のイギリスの音楽、フレンチポップス、そして最近がジャズ沼にも足をいれつつあるカオス状態です。
そんな僕を満たしてくれるサービスが「Apple Music」です。
スマートフォンをお使いの方なら聞いたことがあると思います。
これは「月980円」で音楽聞き放題というサービスです。
どんな音楽が聴けるの?というとやはり邦楽で聴ける音楽は限られています。
レコード会社によって聞けない音楽、アーティストによって聴けない音楽はあります。
例えばジャニーズ事務所所属のアーティストは現役はもちろん、すでに解散、対処済みの場合でも、提供されていません。 下記サイトが参考になります。
Apple Musicの邦楽アーティスト、日本の参加レコード会社を調べてみた - 東京indie | とある元バンドマンのサイト
V系だと「BUCK-TICK」(ビクター所属まで)「LUNA SEA」(ほぼ全部)黒夢(迷える百合達以外全部)などの大御所系も入ってますし、中堅どころもはいってます。
あんとインディーズだとKISAKI様関連の音源
(黒夢の「中絶」、ラクリマの「White period」のカバーが入ってます。ホワイトピリオドは結構いいです。ジュイさんがボーカルですからね!)
神歌も入ってます リンクは省略します。
他にもカリガリ様は「12」だけですが、Goatbedはほぼコンプリート、愛狂います、DIAURA,メガマソ、ギルド、摩天楼オペラ、カル・ヴァリ、LAREINEなど入ってます。
V系だけでも結構入っているという印象です。あまり最近新しいバンドを聴かないので、とりあえずアルバムを「プレイリストに追加」するのですが、聴いてないのが多いです。
愛狂います。の名盤アルバムも入ってます。
イロクイ。も充実してます。ラストライブの音源ですが、CD化されてましたっけ
このサービスの良いところは「別に買うほどじゃないけど、聴いてみたい音楽。や昔聴いていた音楽。音源では聴いたことがなかった音楽などがいとも簡単に手に入ることです。曲数のダウンロード(曲がファイルでダウンロードできるようではないようです)に制限はありません。アルバムの曲は一部入ってなかったり、そういうのはあります。
たとえばこの前、テレビでジャズバンドの「H ZETTRIO」を見て「うおお」と感動して早速Apple Musicで探してみたのですが、最新のアルバムを含め、全てのアイテムが入っていました。そして前進バンドの「Pe's」もキーマンの「H ZETT M」のソロアルバムも。
「いいのかなあ」と思ってしまいましたが、入っているのだから全部プレイリストに追加しました。そして聴きました。
そんな出会い、そして再会が毎日のようにあります。素晴らしいです。
このような「定額聞き放題サービス」は、前にも体験していて、「ナクソス・ミュージク・オンライン」というサービスが、クラシックのいろんな音楽を月々1680円でやっていました。これで僕は今までに聴いたこともなかった有名な作曲家の曲や、全く知らない作曲家の曲などを知って世界が広がりました。
それがApple Musicではクラシックだけではなく、ポピュラーミュージック全般で体験できるようになったのです。夢のようです。
特に洋楽はあれもこれも、懐かしのもの、例えばネオアコ系やソフトロックなど。懐かしい音源がたくさんあります。青春時代ですね。
もちろんクラシックも、ナクソスも参加してますし、世の中のほとんどの曲があると思います。無いのももちろんあります。
そして「敷居が高い」と感じていたジャズにも足を踏み入れました。
JAZZをいろいろ聴いてみるとなんとなく「演歌」っぽいなと思ってしまいました。
自分が聴いただけかもしれませんが、どのアーティストも似たような曲(スタンダードな曲をモチーフにすることが多いので仕方ないのですが)で、もっと自由なJAZZはないのかな?と思っていたところHZETRIOに出会ったのですが、最近は「ピアノだけのジャズ」のアルバムを発見して、よく聴いてます。
お気に入りはミシェル・ルグランの「ミシェル・ルグラン・プレイズ・ミシェル・ルグラン」
ミシェル・ルグランはフランスの作曲家。パリ出身。「パリ出身」とか羨ましいです。
僕も言ってみたい「出身はパリです。リドリアーニ教会のある公園の横の白い煉瓦の家。そこが私の家です。セボン」とか言ってみたいです。
それくらいルグランは生粋の「パリジャン」です。アルバム全員がアイラブパリみたいなのもあります。狂ってる!
そして数々のフランス映画の音楽を担当しています。「シェルブールの雨傘」「華麗なる賭け」など。誰もが聴いたことがありそうなフレンチ臭プンプンな音楽です。
「ロシェフォールの恋人たち」のサントラのこの曲、CMでよく聴きますよね?この曲を作った人です。ああー素敵な曲です。
そのルグランが、自分の曲をピアノ・ソロで弾きまくっているのがさきほど紹介したアルバムです。ルグランはアルバムを買おうにも、いろいろありすぎてどれを買おうか迷っていたのですが、これを聴いてみたところあまりの素晴らしさに一時期毎日聴いてました。
びっくりしたのが、ルグラン先生ピアノがお上手!ジャズピアニストとしても活躍してるのは知っていたのですが、「一人で自分の曲を自由に弾く」からか、のびのびやりたい放題です。ここまで開放されて自分の音楽に浸ってるのは珍しいです。
「一人で楽しそう」です。いいことだと思います。
でも、他の人と合奏することも楽しいです。ただ「一人」はその人しかいないので、特別です。
ビル・エヴァンス。知っている名前でしたが、知っているだけでした。
これを聴こうと思ったのはなんとなくジャズのアーティストの「他にもおすすめ」というところにある「Alone」というタイトルに惹かれたからです。
その名の通り「Alone」でした。終始アローン(一人)で弾いてます。さすがに名手。饒舌な独り言という感じでありとあらゆるフレーズ、コードで自分を表現します。
なぜかわからないけど、僕に何かを語りかけてるような気がしてきます。励ましのような。優しい感じ。それをひとりで聴くというのも、なかなか面白い境遇です。
ということで、ひとりエンジョイ中・・・といえるかは微妙ですがなんとか生き延びるように頑張ります。
明日はカレーを作ろうと思います。
クリスマスイブにおじさんがひとり自作カレー。結構笑えると思います。
笑えないですか?笑ってください。
ここまで読んでくれてありがとう