さわやかトラウマ日記

さわやかな音楽ブログです from 2004


さわやかでまえむきな人間になりたい男が
好きな「文化」を語る。
そんなブログです。from 2004yaer。

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天使の声?悪魔の声だよ!ジェフ・バックリー「Grace」

まえむきはこんらんしている!

まえむきは100のダメージをうけた!

まえむきはさらにこんらんしている!

つうこんのいちげき

まえむきはしんでしまった

 

そんな毎日です。こんにちは。

本当に混乱しています。自分は何なのか・・。この先どうなるのか・・・

自分は神なのか・・・悪魔なのか・・・そうか、天使かも?

そうだ僕は天使。アンジェル。英語風にいうとアンジェルですよね。アンジュルム

 

今日は本当にこんな感じで「雪降ったけどあえて外出しよう」と思って、外に出ました。歩かなきゃと。雪が夜に降ったのは明白だったので長靴を履いていきました。

そしたらあまり積もっていなくて、長靴で足が重くて「これはだめかな」と思い「いつもだめだな」と思ってしまい、またうつな散歩が始まりました。

今日は天気が良くて、日差しが強くてそれは良かったですがやはり寒いです。

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そして相変わらずの鬱くしさ。

僕は「音楽を聴こうかな」と思いました。エリオット・スミス。天使の声。ブログに書きました。死んだ人・エリオット・スミス

「そういえば死んだ男性シンガーソングライター他にもいたな」と気づきました。

なかなか思いつかなかったのですが頭に「ティム・バックリー」という名前がうかびました。ああ、あれだ。帰ってさっそく聴いてみました。アルバムが沢山あって、とりあえず適当に聴いたのですが、サウンドが明らかに現代ではない。サイケだし、アルバム年代が「1968」とか書いてあります。

「あれ」と思ったら勘違いをしていることに気づきました。しかもWikipediaで調べて><

「ティム・バックリー」は「ジェフ・バックリー」の実の父親でした。そしてティム父は29歳で自殺しています。そしてジェフ・バックリーは30歳で死にました。1997年です。どうでもいいですが僕はその時20歳でした。短大かその次の専門か、その頃です。

確か亡くなってから彼の存在を知った気がします。かなり前かもしれない。

 

正直、今日、聴いてびっくりしました。

唯一残された「Grace」というアルバム。

ジャケットは見覚えがあるような、ないような。タイトルも。。あんまり記憶になかった。

グレース

グレース

 

 でも、1曲目を聴いた途端、「あれ」と思い出したのです。

Mojo pin」という変なタイトルにメロディ。声、聴いたことがあるはずなのに、記憶の中からは完全に消えていた、でも覚えている。変な感じです。いろんな音楽を雑多に聴くので、忘れてしまうことはよくあるけれども、こんな気持ちは初めてです。

自分が97年以降、いつ聴いたのか。覚えていない。どんなときに聞いたのか、どんなことを感じたのか。でも、聞いたら、覚えている。

どうでもいいことだけど、気になります。自分はもしかして「喪失した」記憶があるのではないかと。それが哀しいことだったら思い出したくないけど、良いこと、忘れたらもったいないことだったらどうしよう。こんらんしている!

不安です。と、いうのも僕には前科があります。

 

つい最近、去年、僕はものすごく精神的なダメージを受けたことがありました。

その日以降のことを、全く覚えていないです。「今、回復したー」と思った日もありません。こんなこと書いている今も疑わしいですが、頭の中の記憶なんか、当てになりません。人体の神秘です。

病院の先生にもそういうことを相談しました。やはり「一時的なショックで記憶をなくすことがある」とのことです。

 

その「ショックだったこと」は忘れたいのでいいのだけれど。ジェフ・バックリィを聴いていたことをすっかり忘れている。構成もメロディも、一度聞いたら頭の中で回復したのに。

思い出したら、素敵なこと、忘れていたら・・・。

 

好奇心で彼について調べてると、どこもかしこも「天使の声と称される」と記載されています。

そんなに天使かなあ?

僕にとっては「悪魔の声」に聴こえます。

キリスト教において、神と悪魔は表裏一体です。キリスト芸術がそれを表しています。僕はキリスト教徒ではありません。どちらも信じません。でも、自分の中の悪魔的なものを呼び寄せる声、なのです。彼の声は。

 

でも、やはり悲しげ、そして切ない、そして死にたそう。

彼の死因は溺死です。でも、躁鬱病だったり、「彼は死にたがっていた」という友人の証言もあったそうです。

やっぱり死にたかったのかな〜悲痛なのです。声が。これを天使の声だなんていうのは残酷すぎる。彼が生存中に「君は天使の声だ」と賞賛されていたのか、僕は知りませんが、「ジェフ君の声は天使のようだね」と言われたら「ありがとう。ファック」と言ったに違いない。それは僕の妄想です。

僕から言わせると、同じ「天使の声」でも、それぞれ歌唱力の質が違い、ジェフ・バックリーの方が歌唱スキルが高いです。なので饒舌であり、間口が広く、それが人の心を捉えたのでしょう。また、アルバム1枚で死んでしまった。そのことも、大きい。やはり。命の短長で物事を図ってはいけないとわかってはいるけど。

もし今も生きていたら、それも言ってはいけないことだけれど、本当のことです。

 

各レビューサイトによると「Hallelujah」という曲が賞賛されています。

この曲はレナード・コーエンのカバーです。とくにいじることもなく、そのままカバーしています。

レナード・コーエンの方をフィギュアスケートエキシビションのプログラムとして使用した人がいます。イタリアの偉大なスケーター、カロリーナ・コストナーソチオリンピック銅メダルの人です。

www.youtube.com

"Maybe there's a God above
But all I've ever learned from love
Was how to shoot somebody who outdrew ya
And it's not a cry that you hear at night
It's not somebody who's seen the light
It's a cold and it's a broken Hallelujah"

それは冷たく、壊れたハレルヤ。

レナード・コーエンの歌詞ですが、すごく思わせぶりで、詩的です。

彼、ジェフの声にも合っています。

苦悩に満ちている。苦悩の天使の声。ジェフ・バックリー

 

ハレルヤの声で締めようと思ったけど、止めます。

ここまで読んでくれてありがとう!