あらーこの曲からもう20年以上たったのですね??カジくんカジヒデキの全盛期からもうそんなに経ってしまった。しかしカジヒデキは今もあの時のそのまま、芸風というか音楽性はなーんも変わっていない!という衝撃的な現実でもあります。
このChocolatの曲はその頃のカジくんカジヒデキが作詞作曲編曲をした曲です。だから、そのままです。でも歌っているのは女性です。でも歌詞は別に性別を限定してはいない感じです。
ほんとうにいつもの通り。イントロからハーモニカの音色が醸し出す青臭さといったら!続くハッピーな空気しかないさわやかさわやかなサウンド!「パッパパー」という緊張感が全くないお約束のコーラス!間にこれまたお約束のハープシコードでの合いの手!
歌詞も、そんな感じです。海に言ってミントの風!君とハッピーハッピー
でも、僕はこの曲はそれだけではないんじゃいかな?なんて思ってしまいました。
ブルーでハッピーがいい。ブルーは色の名前、ハッピーはこころの状態。どちらかが、違う意味でないと通じないと思うのです。でも、「ブルー」は他の色、たとえば赤でも黒でも白でもいい。だけど「ハッピー」は他に変えられないものだと思うのです。
つまり、「ブルー」は色ではなくて、ブルーな…心。要するにアンハッピーのことなんだろうと思います。
この曲は単に励ましソング、恋人や好意を持つ人などを、励ますような、そんな曲でもあるのかなとも思いました。だから、気持ちを伝えるために、「ブルー」を否定しない。ブルーで、ハッピーでもいいよ。ブルーでハッピーがいい、という曲なのかなと。深読みしすぎかな><
こんな邪推をしてしまうのも、カジヒデキが渋谷けいになったような音楽だけを聴いている人ではない、ということを知っているからかもしれません。そうです。彼はこっち(渋谷の元祖系)に来る前は、ゴスバンドをやっていたのです!だから邪推をしてしまいます。。
そしてChocolat。彼女のボーカルはすごく良いと思います。このくらいがいいと思います。僕は…「わたし!!!歌手になりたい!歌い手さんになりたい!ぜったいに!!夢をかなえたい!!」みたいな女性ボーカルが死ぬほど嫌いなのです。最近ある「全国女子高生カラオケ選手権番組」みたいなのを、イヤと思いつつ「ひどいなこれ」「ぜったいに歌手にはなれなさそう」「またアンジェラアキかよ」「まあた曲コブクロかよ」なんてツッコミを入れつつ見てしまうのです><
Chocolatがもしこのような番組にでたら…でられないでしょう。「プロ意識がなさすぎる」なんていちゃもんを付けられて…。そうです。彼女のボーカルは喋る声そのまま。ヴォイストレーニングなんて、この時は受けていないと思います。菅井ちゃん(ハロプロ!)が激怒してしまいます!
でも、彼女はデビューができた。カジヒデキカジくんの曲提供で!ポップジャムにもでました。そしてアルバムも出した。そしてGREAT3の片寄明人と結婚をして、夫婦ユニットでも活動した、そして今でも活動は続けていますご出産されてお休みのようですが!
そうなのです。歌手、歌い手さんになりたい人に必要なのは、運!それしかない。あと…カワイイということ。容姿もあるかもしれないです。。
一度だけ、Chocolatのライブを見ました。忘れもしません。まだボロいカッコイイ校舎だったころの明治大学の文化祭のイベントでした。たしかSwinging Popsicleとかもでてました。僕は初めて入った明治大学のカッコイイボロい校舎に夢中でよく覚えていません。この曲をやったかどうかも、わかりません。誘われて行ったのですが、誘った人は、カジくんカジくんと呼称を使う、カジヒデキマニアの人でした!!カジくん最高!