僕が泣きながら(マジヤバイ)書いた「V系でメンヘラ系がブームでおじさん大号泣したよの記事に、温かいコメントが付きました。
潤
潤さんの静謐であり慈悲のある姿勢と言葉に、僕は感動をしました!!潤さんありがとうございました!ご年代から察するに…推定…推定「ラー」の方だと思われます!潤さん最高!長野県出身!Pierrotは長野バンド!!…松本潤の方だったらごめんなさい。。アラシック!!
ほんとうに、僕に欠けている視点があったことに気付かされたのです。
流行っている理由は共感する女の子が本当に多いからなのではないかなと思っています。またバンドマン自身もその世代と同じ少し病んでいる若者なのかなと。どうにもならない気持ちをバンドが代弁してくれて、ライブで気持ちを発散出来る。それで明日もなんとか生きていこうと思える。今のバンドはそんな役割になっているんじゃないかなと…
そうなんですよね。欠けていたのは、ファン、バンギャ様たちの視点でした。ヴィジュアル系の大きな特徴、いまさらですが、ファンが殆ど女性さまだということです。そして…ヴィジュアル系バンドは、男性が殆どの世界。性別で分けるというわけではないのですが、やはり違いというものはあると僕は思います。
そしてやはりこれは前から思っていたことですが、ヴィジュアル系は若い人のものだということです。ファンも、メンバーも。「若い」というのは、年齢だけではなくて、「そのバンドの体験年数」も表れていると思います。初期衝動!初期衝動でお互い惹かれ合っていくものなのかなーと。
初期衝動だったら先輩方の初期衝動も、そんなに大したものではなかったのかもしれないです。リリースをしてもデモテープをショップと通販(住所は自宅!)とかの世界でした。勝負はライブだけの世界だった、インターネットも普及していなかった。
今はもう最初からもう、大げさな表現ですが「世界にあけっぴろげ」になってしまう、なので、見えるレベルが最初から違ってしまう、という事が、昔と今の大きな違いなんだろうなと思います。
そしてどうでもいいことに、もう一つ気づきました。
僕は時折このブログにおいて「花小金井えみか」になるのですが。
「花小金井えみか」とは、「ヴィジュアル系が好きで、声の低い(男には負けない)、でも西武新宿線花小金井には住んでいない、でも花小金井駅前のドトールのミラノサンドAが大好きで、ちょっと体重をきにしている女の子」という設定…の女子です。
なんでこんなことをしたのか、気づきました。それは
「バンギャになってみたい」
という気持ちがあったということに気づいたのです。また、この「完全に入り込み」というものルーツはこの本にあります。
これは我らが黒夢さまがメジャーデビューをした時に、出したファンブックのような資料集のような、本です。ここに書かれていたファンの方の黒夢のメジャーデビューに寄せた文章の入り込み具合がすごかったという記憶がありました。この本、無くしてしまったので、また買います!
それがずっと心に残っていたのです。なんでここまで入り込めるんだろう。憧れるな。。バンギャさま。。僕は実はけっこう縁遠いのです!!女子に囲まれた人生だったのに、という誤解がありますが、中高と吹奏楽部(ほとんど女子)短期大学ピアノ科(ほとんど女子)そしてきょうだいも2人共女子>><<><という背景があるのですが、バンギャさまとのふれあい(中村雅俊)がないのです。
なので、憧れがあるのです。なんか気持ちわるくなりました(゚∀。)
とりあえず潤さんありがとうございました!!
おわり
過去の記事に今更のコメントすみません。検索でヒットして、思わずコメントしました。私も90年代からのバンギャルなので、今のメンヘラブームに辟易する気持ちもすごく分かります。私も元蜉蝣の大佑さんの死をリアルタイムで経験しました。でも、今のバンドたち皆が皆馬鹿にしているわけではないと思っています。
流行っている理由は共感する女の子が本当に多いからなのではないかなと思っています。またバンドマン自身もその世代と同じ少し病んでいる若者なのかなと。どうにもならない気持ちをバンドが代弁してくれて、ライブで気持ちを発散出来る。それで明日もなんとか生きていこうと思える。今のバンドはそんな役割になっているんじゃないかなと…。
確かに心疾患を馬鹿にするようなバンドもいますし、昔に比べて物凄く使う単語がストレートで、奥行きがない、美しくないなぁと思う部分もあります。この記事をバンドマンが目にして、少し過剰なメンヘラブームに歯止めがきくといいなと思いました。鋭い記事をありがとうございます。