さわやかトラウマ日記

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ラ・ムー「青山Killer物語」~広尾の伊系カフェから、レビューします

今日は曇りの日という天気予報だったのに、天井までの高いガラス窓となっている、このイタリア系カフェ、セガフレードには、光が差し込んでいます。

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Instagram post by 世界のmaemuki • Jul 23, 2019 at 5:31am UTC

ここは広尾。住みたい街ナンバーーワンの恵比寿にも近いところ。ここには、恵比寿にいるような、かつての僕を想気させてくれるようなたぐい、たぐいだなんて失礼かな。そんなたぐいの人間はすくないんだと思う。僕は今、ここにいるけれども。そう、僕は、愚かなアーバン・セクシャル。笑ってくれればいい。グッドバイ、上福岡。

 

でも、僕はほんとうに大人になってしまったんだ。こんな広尾のカフェで「クラシコサイズのチョックチョック」なんかを飲んでみたりするんだし、完全な大人なんだろうか。これで。切ない。切ない。

そんな切ない僕にぴったりの曲をみなさんに紹介しますね。広尾、から。

 


青山Killer物語 菊池桃子

ラ・ムーのラストシングル「青山Killer物語」のレビューをここに残しておく。

 

ラ・ムーといえば、正当派AORサウンドを武器に、昭和の世界と平成の世代への良質な音楽を繋いだ、素晴らしいバンドだということは、皆さんもご存じだろう。

そう。洗練された、大人のサウンド、歌詞、メロディ、そしてコードワーク。

ここで歌を入れているのは、狸穴のプールバーで少し恋をした、Momoko Kikuchi 彼女である。

彼女の宗慶たる成美な歌声は、そのまま話す声でもあるということ。それは重要なことなのかもしれない。和泉常寛の作曲による、練り繰られたコードワークによる楽曲を聴いて、やはり思い出されるのは、そう。僕らの世代にとって大事な曲、カルロストシキ&オメガトライブによる、一連の楽曲である。同じ和泉氏が手掛けているので、同じ空気が漂う。そしてmomokoの声、狸穴のプールバーで聞いた声も、ここに漂う。決してなにか邪魔をしない、クリーントーンの風、すぐに溶けてしまった氷が、また凍りつくような。。ああ。

 

モノトの色で彩られてしまった、青山キラー通りを歩いていると、突然に気持ちが沸き上がったような、サビ(またはchorusという)の素晴らしさといったらどうだろう。一気に、Momokoの透明な悲しみの溢れる世界に引き込まれてしまう。

これは、Momokoの音域がリミテッドであるということを、逆に活かしたコードワークが生きているのだと思う。ほんとうに素晴らしい。さりげないでも、美しい悲しさが、そこに漂う。

「愛が終わると何が 始まるの 青山キラー、ストリート」と残し、Momokoは去っていってしまった。ラムーのデビューシングル「愛は心の仕事です」セカンド「少年は天使を殺す」サード「TOKYO野蛮人」と続いた、MOMOKOと僕の東京狸穴青山物語は、もう終わってしまったんだ。と、僕は広尾のカフェでクラシコサイズのチョックチョックを飲んで思った。

ちなみに、チョックチョックがわからない人に、元埼玉県民の僕が説明するね。これはエスプレッソとチョコレートドリンクのミックスなんだよ。ちょっくちょっくのくらしこさいずください、って言えるかな?レジで。

 

悲しいな。大人は悲しい。たすけて菊地桃子さん。。