さわやかトラウマ日記

さわやかな音楽ブログです from 2004


さわやかでまえむきな人間になりたい男が
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すごい3年間

いまの会社で働き初めてもうすぐ3年目に突入してしまうことになった。

この3年であったことといえばヒマ。それしかない。ひたすらヒマだった。

在宅勤務になりヒマさに磨きがかかり、最近はさらにそれが磨きに磨かれて拍車がかかってしまった。こうなったらもう開きなお。。開き直るのにも、もう飽きてしまってもいる。

 

3年間と半年くらい働いた会社が過去にあった。

そこでは契約社員だったので、更新無しで終了とはなったけれども、今の3年とは比べ物にならないくらいに身になるもの、勉強になることがたくさんあった。日本のどの会社とも比較にならないくらいの素晴らしい会社だったのが、かえって救いなのかもしれない。

 

3年間。

 

先日「3年間」で自分の人生が変わってしまった過去を発見してしまった。

 

自分は、何度もここに書いていて恥ずかしいけれども、20代の時はとても貧しかった。平日のアルバイトに加えて、貧しさの象徴のような「日雇い労働も」やっていた。学生だったらいいかもしれないけど、もう20代後半になっても、そんなことをやっていた。生きるために必死だった。

ティッシュ配り、看板持ち(駅前でマンションの建売モデルルームの案内のもの)、もっとひどい時は食品加工工場で卵をひたすら割るというようなものあった。手にこびりついた卵のキイロさを今でもよく覚えている。悲しい記憶だ。

そんな日々が、29歳までつづいてしまった。

 

あるホテルに撮まった時の写真が、その生活の「3年後」だった。

 

 

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この写真はリッツ・カールトン大阪に泊まった時の写真。スーペリアルームなので一番安い部屋だったけど「クラブラウンジ」にアクセスができるカテゴリのものだった。

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 クラブラウンジではソフトドリンクやアルコールが飲み放題、軽食も食べ放題。そしてリラックスできるソファーで一流の接客を受けられる素晴らしいところだった。誕生日が近いということで、ホテルのミニタオルももらうことができた。クラブラウンジよりも良かったのは、ホテルの屋内プールの屋外にあるジャグジーバスだった。夜はロマンティックな照明が、大阪梅田南部の高層ビル群の中にポツンとあるジャグジー。自分の他には誰もおらず、ひたすら都会の中の天国のような空間を感じることができた。

 

この時が、あの時代から3年後だなんて。

日付を見てびっくりしてしまった。すごい3年間だったんだ。我ながら信じられない、と、同時に3年後、また良いことがあるかもしれないな、とも思った。そう今は何もないくそ生活、日雇い労働すらしないけど、精神的にはまたあの時代に舞い戻った気がする。

3年後、果たして自分はどうなっているのか。またリッツ・カールトンに泊まれるのだろうか。終わり