MALICE MIZERのリーダーでありギタリスト、そして僕が尊敬をする真のカリスマ・アーティストでありこの世の美の真実…血と薔薇にまみれたロック美学の持ち主であられるMana様のソロ・プロジェクト、Moi dix Moisの初代ヴォーカリストのJukaさん??らしき人がMALICE MIZERを歌うカラオケ動画を発見しました。
本人の姿は無いので…あくまで…らしき人です。
そのらしき人はおいておいて、、Jukaさんは自分はとても好きなヴォーカリストでした。Moi dix Moisではアルバム2枚とシングル1曲のみで、参加は終わりました。が、その後に参加をしたHIZAKI Gracre Projectでの歌唱も素晴らしかったのです。
すばらしいプローモーションビデオの出来栄え…このB級ヴィジュアル系具合がたまらない!そしてジャリジャリ感、でもメロディアス…あああ超良い曲ですよね!
その後、ソロ活動、改名をして幾つかのバンドに在籍後に引退しました。。
何年か前にMoi dix Moisの10周年記念イベントに、ゲストで登場をしていたのを見ました。歌声は全く変わっていなくて感激しました。見た目も。。今はずっと釣りをしていると明るく話していましたが>< やはりもったいないなあと思いました。
今回のカラオケを聴いてどう思うか。。そんなJukaさん??のカラオケ動画を紹介します。
「記憶と空」のカラオケ
MALICE MIZERの基本中の基本であるMana様作曲「memoire」収録の聖なる曲「記憶と空」のカラオケです。元の音源はもちろんTetsuです。かなり高いキーをサラッと歌えるTetsuの歌声。。ほんとうに特殊な声です。荒々しくでも優雅、男性的でもあり女性的でもある。これを歌うのは難しいですよね。
Jukaさん??は音源をかなり聴き込んだと思われます。細かなクセも全てそのとおりに歌えていてすごいなと。やはりTetsuの謎の優雅さは出せないように感じましたが、十分だと思います素晴らしい!カラオケでこれだけ歌えるなんてほんとうにすごいです!
「Seraph」のカラオケ
「memoire」に収録された天才Köziさま作曲の激烈ロマンティックまるでオペラの大団円の終幕ような晴れやかな名曲「Seraph」のカラオケ動画です。ショート動画なので短いです。
この曲こそTetsuの真骨頂である優雅さと…隠せないいイイ狂気のボーカルが混在するボーカルりょくを活かした曲です。サラッと歌うのはかなり難しそう…
サビの部分は途中までですが「君のもとへ〜」の高いところも上手く声が出ていてすごいなと思いました。個人的にこの曲を歌うのは、ここがミソだと感じていました。こんなことを書いたら炎上しそうですが、インディーズ時代のMALICE MIZERのライブでこの曲を聴いたとき…その時のボーカルはガクトさんでしたが、ああここが出ていないなーと思ってしまったのを思い出しました><
その時はまだ「麗しき仮面の招待状」しか出ていなかったので、わかんなかったんですよ!すみません。。
「追憶の破片」のカラオケ
「Voyage」に収録されたMana様作曲の名曲「追憶の欠片」のカラオケです。これはフルコーラスで入っていました。
これは飲みの席でのカラオケなので、あまり真剣に批評としたら失礼かなと、今更思ってしまいました。
しかしこの「追憶の破片」の曲の素晴らしさを再認識しました。入り組んだ白い石垣の街に迷い込んだかのようなAメロ…切なさしかないBメロ…そして開放される!サビ!
それをささえる唯一無二のチェンバロギター!カラオケのMIDI音源でも伝わってくる独自性…!!ごめんなさい…MALICE MIZERの曲について、このブログではあまり書いていないので、破裂炸裂崩壊序曲してしまいました・・
このJukaさん??らしきお方のカラオケですが、やはり最後の最後に盛り上がるところでしっかり盛り上げていて、アツくて最高だと思いました。もし自分がこのカラオケの場にいたら「おいJukaさん??らしき君!ボトル入れなよ!鏡月でいいだろ!」なんて盛り上がってしまいそうです。お上手ですよね。カラオケですが、うまいもんはうまいです。
「ヴェル・エール〜空白の瞬間の中で〜」のカラオケ
MALICE MIZERの腐った音楽業界に鉄槌を下ろした(当時のキャッチコピーでしたよね)記念すべきメジャーデビューシングルのカラオケ動画です!
マア〜やはりカラオケでも伝わるMana様作曲の曲の素晴らしさといったら…こちらの意識を昏倒させ、何かに導こうとしているような入り組んだメロディから…大空への問いかけのようなメロディへと繋がる構成!ああ素晴らしい曲だ!
Jukaさん?らしき人も、かなーり聴き込んでいる様子が伺えて、Mana様への敬意尊敬畏敬の意が現れていると感じました。素晴らしいですよね。
この曲の一番盛り上がるところ、盛り上げなければならない!ところ、サビ2回めの最後の最後「そっと〜大空に浮かべたあ〜」の後のところも、きっちり盛り上げてます!かなりエモく…ちゃんとメロディをまるで気が違えたかのようにキーの高いところも声を張って歌い上げて…その後の慟哭の3拍子のフレーズに入るところの素晴らしさ、Mana様の素晴らしいセンスのある作曲能力も映えさせています!!
嗚呼ヴェル・エールってこんな曲だったんだ…とも気付かされてしまいました><
終幕には…酔客?による「うめーww」という感想も!おおああ、これはカラオケだったんだ…とも気付かされてしまいました。。
「au revoir」のカラオケ
ああこれもMana様作曲の疾走フレンチ・ポップス風…素晴らしい激烈フランソワ名曲の「au revoir」のJukaさん???によるカラオケ動画です。ショート動画で、Bメロとサビをちょっとだけです。しかしこの曲が最も「フレンチ・ポップス風」であるところは、Bメロなのです。このコード進行…Mana様はフレンチ・ポップスを研究し尽くした、または産まれがヴェルサイユ宮殿だという環境であられますので、Naturalなものなのかもしれませんが、そこを取り上げられているので良いと思いました。
が、まあこれはカラオケだからいいのですが、ここはもっとサラッと…「ボンジュール、オヴァー」的な感じで優雅に歌うべきなところです。Gacktさんはそれが出来ていました。まあいいでしょうカラオケなのです。
この曲について力説をなるたけ優雅に書いた過去ブログのリンクを貼っておきますオヴァー!
「真夜中に交わした約束」のカラオケ
この短いカラオケ動画が最後です。「真夜中に交わした約束」は…MALICE MIZERの現状で最後になっている「薔薇の聖堂」収録のMana様が作曲をした曲です。ああ薔薇の聖堂は、宗教的な面持ちのあるアルバムでした…。よって聴く人が選ばれる、選民だけが理解できるものであると考えます…私は…高校3年生の頃、インディーズの頃にMALICE MIZERの洗礼を「memoire」にて受けましたので、一連の流れも含めて「MALICE MIZER全肯定」なのです(Quick Japanにも同名の特集がありましたよね)!!
Jukaさん??も当然にこの曲を聴き込んだのでしょう。Klaha氏のオペラ風スタイルのボーカルに素直に合わせてカラオケを歌っています!自分は偉いと思います。「薔薇の聖堂」もちゃんと聴いていた…当然なのかもしれませんが。
やはりJukaはManaさまチルドレンであり、直系なのです。なのでJukaさん??もこの曲を選んでもおかしくないのです。素晴らしいですよね。
と、いうわけで終わりです!MALICE MIZERよ永遠に…!!