さわやかトラウマ日記

さわやかな音楽ブログです from 2004


さわやかでまえむきな人間になりたい男が
好きな「文化」を語る。
そんなブログです。from 2004yaer。

ファンレター&苦情はこちら pinkcoatpiter@gmail.com



SKE48 「この日のチャイムを忘れない 」DVD 63人のMV 全員レビュー

なんだか旅行後いろいろすぐれず、最初は「なんだが優れないな仕事もすぐれないな自分ってすぐれないな」っていつものように
思ってたのですが、それが身体にキタらしく、帯状疱疹という病気になってしまいました。もうほぼ完治しているのですが、どうも辛かったです。この病気、原因はストレスらしく、自分的にはストレスなんて無いと思ってたのですが、気づかないところであったんでしょうね。怖いです。 
ということで、久々の更新はSKE48の1stアルバム「この日のチャイムを忘れない」の初回限定版の特典DVD「63人それぞれの思い」 の全員レビューです。
SKE48に関しては(AKB48もそうだけど)特別好き!大好きだ!ということは全く無く、フ〜ンニヤニヤと観察している感じです。
しかしこのアルバムの発売が伝えられて、特典DVDが「SKE63人全員の単独のプロモーションビデオが約2分間収録される」という内容だと聞いて、これは面白い!絶対買う!と心に決めました。
こういう束ドルにおいて、露出に差が出てしまうのは構造上の仕様というか、しょうがない(韻を踏みました)というか、仕方がないことだとは思うのですが、だからこそこのように全員平等に映しだした企画というのは、とても面白いと思うのです。
本家のAKB48でも第1回のじゃんけん大会に参加したメンバー全員に密着した「51のリアル」も一人ひとりにカメラマンが1日密着して本音を聞き出すという内容で、そのあまりの濃さと人間の描き出す自然のドラマ(異なるメンバー同士のザッピングも楽しい)にクラクラしました。
束ドルが個人をフィーチャーするのは楽しい!ということでせっかくなので全員かるーくレビューしたいと思います。
順番はDVD収録順です。


[Team S]
1. 大矢真那「チョコの行方」
このDVDを見る前は正直いくら48グループの資金が潤沢といっても、まあせいぜいニコニコ街角でリップシンクしながらルンルンルンみたいな映像が延々と続くのかしら?と思っていたのですが、この曲が始まった途端意外と作りこまれた感じの映像だったので驚きました。
まあ映像に関しては僕は素人なので、あまり裏方目線でのコメントはできませんので、そのおつもりで。
大矢さんは熱狂的なファンがいる方なので、変なことは言えないですよね
チョコレートの中に浸かったり、チョコレート色に全身を塗りこんだり、非常に凝った映像で、ぱっつんおかっぱやポニーテールなど色んな髪型も楽しめるし、ファンの方も嬉しいのでは。個人的にこの子はチョコレートというより、都こんぶって感じ。

2.加藤るみ「誰かのせいにはしない」
小木曽汐莉ちゃんと中西優香ちゃんがオカマの真似してキャアキャア騒ぐ動画で一緒にキャアキャア言ってた子、くらいしか知らない子ですが、ビックリ。とっても歌が上手い!こういう意外な面(というか歌は基本なんですけどネ)を知られるのもいい事ですよね
マイナー超アップテンポにシリアスな声がよく合ってますね。ルックスも含めてなんかGIZAっぽい

3.木崎ゆりあ「狼とプライド」
すっかりトップメンバーの1員のゆりあたん、可愛いですよね 
このPVでも全面的に可愛さを打ち出してますね。おバカキャラ気取りつつ、「マジすか3」では見せたダントツの演技力、ここでの表情の取り方も完璧です。アイドルに偏差値は必要ありませんね。

4.鬼頭桃菜微笑みのポジティブシンキング
モーニング娘。オーディション、AKB5期オーディションを経た波瀾万丈な芸能生活はチームSに再昇格で落ち着きを見せるのでしょうか。元からまあまあ可愛かった印象ですが、こういっちゃなんですが、アダルト的な魅力が増しましたね。本人も十分にそれを自覚している感じです。良い意味でSKEの器ではないのかもしれないですね。

5.木下有希子「思い出以上」
やはりダンスの名手ということで、ここでも踊りまくってます。この曲は個人的に珠理奈ちゃんのイメージなんですけど。
少し憂いがあるところが魅力だと思うので、この曲も合ってると思います。

6.桑原みずき「女の子の第六感」
なんだかチームSって濃い人ばっかりですね。ワタシ意外と可愛いのよ!!!と言いたげな正統派な曲に正統派な内容ですが、最後に変顔で締めるところが彼女の持ち味?どうせなら超絶ぶりっ子路線だけで責めて欲しかったです。それでこそお笑い芸人!って違いましたね。最近選抜から外れてて残念ですね。

7.菅なな子「1!2!3!4! ヨロシク!」
期待の新人菅さん。制服来て校舎でロケで走ったり踊ったり、割りとスタンダードな内容です。
この子自体、スタンダードな魅力なので、良く合ってるとは思いますが、もう一味欲しかったところ。

8.須田亜香里「Doubt!」
じゃあもう一味ってどんなの、って聞かれると上手くいえないのですが、須田さんみたいにひと味どこからいろいろ味がありすぎてよくわからないのも凄いですよね。浜辺でお得意のバレエ、華麗なターン、陶酔気味のアップなども凄いですが、謎の車椅子はなんなんでしょうか。いきなりなのでビックリします。ストーリーがあるんでしょうね。握手会の伝説を持つ女はやはり一味違いますね。

9.高田志織バンザイVenus
「Premium MOVIE ヤキソバ2012」だそうで、ヤキソバ作って食いまくってます。秦さん目当てにYoutubeで見ていた「アナアナ商会」に出てたのをよく見てたので、基本的に好感を持っているのですが、なぜヤキソバなのか。市川美織ちゃんの「フレッシュレモンになりたいの」みたいなもんなんでしょうか。まあこの子同じでヤキソバも別に嫌いじゃないので文句ないです。

10.出口陽「遠くにいても」
AKBにも関わっていたベテラン。バラードを選曲するだけあって、甘口ながらもなかなかの歌唱力です。
撮影は名古屋のメイン通りで行われていて、なんだか名古屋のOLのセンチメンタル日常って感じがして楽しいです。

11.中西優香ロープの友情
紙芝居的というか、カトゥーン的な演出で、見ていて楽しいし、凝っていて凄いです。良い物を作ろうという気概が感じられて買ってよかったと思いました。内容もヒーローとヒロインを中西さんが演じていて個性に合ってます。

12.平田璃香子「恋を語る詩人になれなくて」
つい最近卒業されましたが、この子も「アナアナ商会」に出てましたね。ロック調の曲に合わせて池袋のライブハウスでバンドをバックに歌っているのですが、振り付けはいつもの通りなので、ちょっと狭いステージで無理があるのと、エキストラ?のバンド役の女の子の温度差が面白くて見物です。キャプテンお疲れ様でした。

13.平松可奈子「大好き」
イメージ通りのロリ声で、レースのドレスで花畑な平松ワールドです。ファンの方は嬉しいでしょうね。
こちらも最近選抜に入ってなくて淋しいですね。本人もCSの特番で「パレオはエメラルド」の頃が一番楽しかったとか言っていてちょっと切なくなりました。

14.松井珠理奈「Glory days」
珠理奈ちゃんの事は好きでも嫌いでもないのですが、マイナーな人を楽しもうと再生したのに、見慣れた顔が出てきてあまりの新鮮味の無さに本人に罪は無いのですが、なんだよとか思ってしまった。なんて酷いおじさんなんでしょう。楽しそうに笑顔で踊っていて、いつまでも僕みたいな汚い大人に染まらないでほしいなって勝手な事を思いました。

15.松井玲奈枯葉のステーション
新鮮味が無いのも2人目だと大分慣れてくる、という事がわかりました。ありがとう秋元さん。玲奈ちゃんの「アタシは女優オーラ」って凄いですよね。としか言いようの無い内容です。1番人気があるのかどうかはよくわかりませんが、1番自分の事を女優だと思ってそうなのは48グループでもトップに入るのではないでしょうか。一つ一つ陶酔している動作に「ハァ・・・女優・・・」と思わずため息が漏れます。水野真紀の結構披露宴の振る舞いを見た時も「嗚呼・・・女優・・・」と思いましたが、それに近いです。さすが・・・

16,矢神久美「花火は終わらない」
ここで矢神さんが出てきて濃いチームSが終わります。ほんと濃いですね。ダンスが上手くて、演技が上手いということはよくしってましたが、脳天まで突き抜けるような高音の歌声もなかなか。しかし個性的な可愛さはこのPVでは上手く出せてないと思います。あと花火やってるのに夜じゃないのがちょっと理解できないです。煙しか見えてないよ!



[Team K2]
17.赤枝里々奈「会いたかった」
メジャーなメンバーが続いてウズウズしてたのですが、それを満たしてくれるメンバーがやっと出てきました。終始満面の笑顔で元気いがいい!とっても可愛い里々奈ちゃん。普段もきっとこんな明るい子でクラスでも人気物なんでしょうね。「会いたかった」という48グループの看板曲ともいえる曲ですが、それに相応しい爽やかなPVです。あいたかったあいたかったという歌詞を聴いてると、あれ?この子AIに似てるかな?なんて思ってしまった。気のせいですよね。

18.阿比留李帆「バズーカ砲発射!」
SKE自体もよく知らないのですが、チームK2もよく知らなくて…この子もほとんど知らなくて申し訳ないのですが、スタイルの良い美少女ですね。さわやかな曲を制服を着て踊っていて可愛いのですが、割りとそれだけで、PVとしての工夫は足りないですね。阿比留さんは悪くないのです。

19.井口栞里「合格Kiss」
初めて聞いたけど凄い歌詞だな。「ねえ4月になればそばに入られる そう信じて勉強するだけ〜」だって。そのままじゃん!さすが秋元先生。学園生活っぽいあれこれを黒バックで表現するのは面白いですが、最後に何故かスタッフのクレジットが入ります。あ、井口さんは普通に可愛いです。

20.石田安奈嘘つきなダチョウ
推されのエリートとして、遂にはAKBにまで食い込んだ石田さん。ダンスが上手いことで有名ですが、歌も上手い!アイドルとしての歌唱力が結構高いです。微妙に音を外したり甘えたように歌ったり、なかなかしたたかな表現力で、推されるのも頷けるという感じです。

21.小木曽汐莉「寡黙な月」
SKEを代表するビジュアル担当だからなのか、PVは万華鏡の演出でお顔が画面いっぱいに多数現れます。この演出を思いついた人は正しい。「これがあの子やあの子だったらありえなくて面白いけどキツイよな」なんて考えたら駄目ですよ!その顔と合わないハスキーボイスですが、HIPHOPのリズムのこの曲には良く合ってます、いい声ですね!

22.加藤智子「Nice to meet you!」
篠田さんと同じ歳?ということで大人の雰囲気を出そうと思ったのか、「智子のルンルンゴルフ体験」という内容になってます。
白いモヤがかかった食事シーンなんて、あまり言いたくないですが「あれ?AV?」と思ってしまいました。最後の「ゴルフ最高!!」という心にも無さそうな手書きのメッセージはアイドルっぽくて安心しました。

23.後藤理沙子「アンテナ」
こんな子いたんだ。。。というのが正直な感想。とっても可愛い子ですね。額縁を自ら持ってワタシの表情を楽しんで!というような内容ですが、何故森の中なのかそこが気になってあまり集中できませんでした。

24.佐藤聖羅ピノキオ軍」
もちろん水着!胸!の内容。売りがあるって素晴らしい。加えて少しふざけたようなノリの良い曲調は90年代のグラビア全盛にアイドルが歌っていたような曲で選曲のセンスもグラビア的で良いと思いました。もちろん本人の歌も良いです。ストーリー仕立てになってますが、どうせやるならイメージビデオ的な感じでもよかったかも。女豹ボーズとか。

25.佐藤実絵子ごめんね、SUMMER
冒頭に書いた街角でリップシンクしてルンルンルンという内容が、やっと出てきました。お姉さんが東京観光していて、ごめんねサマーです。ごめサマといえば若さを強調した小豆島撮影のPVが有名ですが、あちらに対してこちらはお姐さんの東京観光という内容が見事に反比例になっていて凄いと思いました。芝公園

26.高柳明音お待たせSet list
初めて聞いたのですが、凄い歌詞ですね。チームK2のオリジナル公演が遅れていて高柳明音ちゃんが総選挙の席上で秋元やすすに直訴したのは有名ですが、その件をそのまま歌詞するやすすって凄いわあ と思ってたらよく見たら衣装がすごい。いくら鳥が好きでも。。。

27.秦佐和子ラムネの飲み方
美しい佐和子サマ。このPVはまるでシャンプーのCMのような髪がヌラヌラ動いて、官能的な表情を見せてくれます。ドキっとするというか時々うわっとさせられるのも流石ですね。個人的にはコスプレ路線を見たかったかなぁ〜

28.古川愛李「バンジー宣言」
やっぱり2次元!東京コミニケーションアート専門学校とのコラボらしいですが、キャラクターは本人デザインなのかな?AKBってこういうガチのオタクの子がいっぱいいるのかと思ってました。まゆゆもそう思っていたらしいですが、蓋を開けてみたら前田板野篠田たかみなだから困りますよね。最後ストーリーの終わりで花を持って笑ってごまかして終わるのがアイドルっぽくて良いと思いました

29.松本梨奈「クロス」
この曲も初めて聴きましたが、びっくりしました。三原じゅん子路線とニセ明菜路線を混ぜたかのようなヤンキー系マイナーアップテンポ!これが独特な雰囲気の松本さん合っていて凄く良いです。気に入りました。本人の歌唱力もアイドル84年組にいそうな感じでどこかふるめかしくていいですね。ソロデビューしたら推します。しないだろうけど。

30.向田茉夏フィンランド・ミラクル
ちょっと危ういところが魅力のんんんんまなつぅの茉夏ちゃんです。歌唱力は思ったとおりウィスパーで可愛いです。うふふって少し笑っているのをそのまま歌声にしたかのような魅力的な歌声ですね。フィンランドの事を延々と説明するというPV作るには難しい内容ですが、まなつぅの可愛さで強引に押し通した感じです。

31.矢方美紀アイシテラブル!」
指原と同じクラスだってのが凄いですよね。田舎の中学校の同じクラスから2人のアイドルがいるなんて普通ないですよ凄い。最近人気も急上昇ですね。愛嬌があって、明るいところが人気なんでしょうね。歌声は堂々していて、非常に聴きやすい声です。今まで気づかなかったのですが、顔が大島優子そっくりですね。

32.山田澪花「ウイニングボール」
愛称は勉強ちゃん。勉強頑張るなんて素晴らしいですね。制服からチアガールに着替える内容のPVですが、歌声が非常に爽やかでSKEの中でも上位に入る歌唱力の持ち主かと思います。良い大学に入れるといいですね。



[TEAM E]
33.磯原杏華「純情主義」
はあ。。。やっとチームEまで来ました。比較的新しいチームなのであんまり知らないメンバーが多くて新鮮ですね。っていうかまあほかもよくわからないのですが。この磯原さんも初めて顔見たのですが、とりあえず一度見たら2度と忘れない顔ですね。そういうのは芸能人として必要ですよね。1人2役を演じていますが、うまく演じ分けてます。芸達者ですね。

34.上野圭澄「水のないプール」
のほほん系ルックスの彼女がこれでもかとコスプレを見せてくれます。癒し系というか一定の需要がありそうな感じですが、まだそこまで人気が無いのが不思議ですよね。まあこれからかな。

35.内山命「雨のピアニスト」
僕の中ではAKBの仲谷明香ちゃんのソックリさんというイメージでしたが、いろいろ波瀾万丈があったのか(涙)ダークなアイメイクが似合う大人の女性になってました。ミステリアスな内容のPVを上手く演じています。様々な経験が彼女を大人にしたんでしょうね。いやらしい意味じゃないですよ

36.梅本まどか「声がかすれるくらい」
最近人気急上昇のチームEのキャプテンの梅ちゃん。どんな顔なのかな?とやはりアイドルなので顔が見たいのですが、遠まわし遠まわしに写してどうも煮え切らない内容です。どんなに演出であろうと姿を綺麗に写してこそアイドルのPVなのに。この監督はわかっていません。映像は綺麗なのですが、そういう問題じゃないよ!

37.金子栞「羽豆岬」
僕の推しメン可愛い可愛い金子栞ちゃん。天然キャラが売りですが、僕はキャラより純粋にルックスが好きです。埼玉県出身ということで、AKB9期に入っていれば今頃選抜だったかもしれないのに…惜しいですよね。ただ最近体格がよくなってきているのが心配です。
このPVはずっと歯磨きしてて可愛いですが、もっといろいろ動いたり色んな表情が見たかったな。たった2分間なのに飽きちゃいます

38.木本花音天使のしっぽ
エースのかのんちゃん。テレビの企画で餃子を食べるコーナーを持っていたけど可愛かったなあ。ルックスはハロプロっぽいですが、髪型は典型的な48Gテンプレ髪型(触覚、きっちり前髪)が気になります。まあ似合っているからいいですけど。PVは無難な感じです。

39.小林亜実青空片想い
この方も存じ上げませんでして大変恐縮ですが、黒髪ロングの正統派美少女です。ドラマ形式で男の子にいろいろアタックしてみるという内容がアイドルらしくて可愛くてグー(死語)です。何より凄いのがその歌唱力。女子高生と歌広場に来たみたいな気持ちにさせられてハッとなります。

40.斉藤真木子「少女は真夏に何をする?」
増田有華ちゃんが合格したミュージカル「OZ」の最終審査まで進んだ芸達者の彼女。いろいろありましたが、芸は身を助けるとはよくいったもので、このPVでの表現力、歌唱力はさすがです。顔はよく見るとPerfumeのあーちゃんに似ていて可愛らしいですね。

41.酒井萌衣「ときめきの足跡」
この方も初めてお顔を見る感じでしたが、独特なオーラがある素敵な子です。自分は違うけど、こういうルックスが好きな人は確実にいると断言できる感じです。エクボがチャームポイントです。まだ年齢的にはお若いですが、良いお母さんになりそうな気もします。

42.柴田阿弥パレオはエメラルド
SKEの永尾まりやって感じの柴ちゃんです。特徴のある顔でとっても可愛いですね。PVできぐるみみたいなのも着ていますがよく似あって可愛いです。

43.高木由麻奈「青春は恥ずかしい」
可愛い由麻奈ちゃん(この子は知ってた)ですが、このPVの出来はイマイチかも。オバサン軍団と踊るのはなかなか面白いですが、なんか中途半端に画面が暗く、照明の当たり方が悪いのか、あまりかわいく映ってないですね。由麻奈ちゃんもちょっと顔を後ろに引き気味なのか、不自然に写っているところがあるんですよね。気にせず堂々としてほしいです!

44.竹内舞「パパは嫌い」
なかなかの歌い込みを見せてくれる彼女。最後にパパ大好き!っていう所はちょっと安直で同感できないですが、その場面がいちばんかわいく写ってます。

45.都築里佳命の使い道
SKE5期オーディションのドキュメントタリー映像でもかなり目立ってた彼女。マイナー調のこの曲で切なげに佇む姿は…まるで倉木麻衣倉木麻衣さんが変貌を遂げる前の倉木麻衣に似てるとか思ったんですけど思っただけなのでこの発言については言及しないでください。歌も上手です。

46.原望奈美オキドキ
初めて(そして今の所最後)選抜された思い入れのある曲で登場です。しかしキーが合わずにサビのほとんどが裏声になってしまって、ちょっと微妙な感じ。まあそれも味ですかね。ダンスに定評があるということで、ここでも華麗に踊っています。やはりチームEのビジュアル担当はこの人なんじゃないでしょうか。最近影で「腹さん」なんて言われて本人ダイエット中らしいですが、このビデオの中では気になりません。

 47.古畑奈和「手をつなぎながら」
注目の大型新人の古畑さん。このPVでは探偵もので、女の先輩を尾行したりしています。どこが大物なのかな?と思って見ていたら、玲奈ちゃんあたりがよくやっている、歌いながらうっとりと首をふりつつ、突然頷いて何かに納得した様子という感じの動きを見せてくれました。よくわからないけどやっぱり大物なのかもしれません。歌声は完全に大物。クラクションみたいな存在感とボリュームのある声質で、何十人同時に歌っても残りそうな歌声で正直ちょっと怖いです。

 48.山下ゆかりパジャマドライブ
いよいよ48人目!逆回転を生かした面白い映像です。逆回転に合うようにノンストップで録画していて、撮影時の苦労が忍ばれます。リップシンクもちゃんとしてますが、そこまで計算してやったんでしょうから凄いです。山下さんはかなり美人さんだと伺えますが、あまりここではわからないです。



[研究生]
49.市野成美PARTYが始まるよ
研究生までこんな企画に参加させてあげるなんて、太っ腹というかなんというか。SKEはまだ新陳代謝が良い(特に最近)ので研究生でも未来があるんですかね。AKB研究生とかちょっと可哀想。この曲も結構グループを代表する歴史のある曲ですが、市野さんは臆せず元気に歌っていて良い感じです。パーティー!パーティー!とマネキン2体と楽しくパーティーしています。なんだか哀しみすら溢れてくる設定ですが、市野さんは元気元気!パーリィー!パーリィー!で元気なので問題ないということにしたいです。

50.犬塚あさな「コスモスの記憶」
最近怪しいメールを有料メールサービスで誤爆して一気に名前を売ってしまったワンちゃんこと犬塚さん。ここでは東京観光ルンルンヴィデオかと思いきや、なぜか地面から50センチ位浮いてヒーコラ歩いてます。その歩き方のスピードがとても遅くて、何やってるんだろう感がすごいんです。そういう意味で見てみるのも悪くないと思います。

51.岩永亞美「兆し」
例のテンプレ髪型をした正統派アイドルの趣の岩永さん。この髪型だと制服着なきゃ駄目な掟でもあるんでしょうか。同じ髪型してた木本花音ちゃんも制服着てました。学校の教室で歌ってますが、そういえばこんな子クラスにいたかもなあ〜としみじみと物思いに耽るのも楽しいですね

52.江籠裕奈SKE48
この曲は48グループ恒例の地元の観光名物紹介の曲ですが、なぜか江籠さんは白衣を着て、医療系の扮装でフラスコ振ったりしてます。なんでなのか、もしかして深い理由があるのではと思いましたが、それが全く無い確率の方が高いような気もします。全く病み上がりに何をやっているのかとふと考えてこんでしまいました。

53.大脇有紗ロマンスロケット
チームSやらK2やらは多少知っている顔もありましたが、研究生ともなるとさすがに知らない顔ばかり。次から次へと知らない女の子が一人で歌って踊るのを見るなんて滅多に無いので貴重な体験です。大脇さんは長身の顔はどこか高井麻巳子(秋元夫人)を思わせる美少女です。設定は水泳部のマネージャーでしょうか。爽やかで非常にGOOD!!しかし最後に思い出したかのように宇宙人の格好になります。これは蛇足でしたね><

54.荻野利沙「万華鏡」
青山の綺麗なスタジオでモデル体験?みたいな内容です。本来でしたら綺麗な萩野さんが堪能できる筈のテーマですが、どんな美人でもブスに移す魔法の道具、ヘルメットに付けた小型カメラでドアップから始まってズコーって感じです。まあその後はほどほど綺麗に写ってます。宮澤佐江ちゃん系のルックスでこれからどんどん綺麗になっていきそうな感じです。あと歌声が綺麗です!

55.小林絵未梨「涙の湘南」
うーん曲名そのまんまに海辺の風景ですが、残念ながら天候に恵まれなかったようで、全体的にくすんだ光景に見えます。なんだか小林さんもあんまり体調不良に見えてきます。

56.新土居沙也加強き者よ
東京の街のジオラマの中で巨大化をして、強き者よを歌う新土居さん。初めて見ましたが黒髪ロングで不思議な存在感。右と左に淡々とステップを踏む様はまるで岡村孝子のようです。全体的にシュールでしょ?シュールですって感じで面白いです。

57.日置実希「恋のPLAN」
スタイルの良いはしのえみって感じの日置さん。可愛いですね!そういえば最近はしのえみ見ないですね。どことなく森ガール(死語)というかサブカルっぽい雰囲気もありますね。売れて上手くいったらサブカル方面に上手く媚びる女タレントになりそうな雰囲気があります。

58.藤本美月片想いFinally
シリアスな曲調を物凄いロリ声で淡々と歌う藤本さん。ちょっと悲しげな曲なので、泣いてある顔をドアップで写してますが、ずっと同じ表情で、ずーっと顔を見ているのに本当はどういう顔なのか最後までわからないという凄い事態に。どんな顔なの?と検索して見たら普通に可愛いのでなんか損した気分です。

59.二村春香チャイムはLOVE SONG
SKE死亡カルタじゃないですが、歌詞を一文字一文字カルタで表現していて、作るの大変だったろうな〜という感じです。二村さんも天真爛漫に色んな表情を見せてくれて、可愛らしい感じです。

60.松村香織「青空のそばにいて」
アタシ達バンギャの星、かお≠たんこと松村香織さんの登場ですよ!!!しかしここでは爽やか前向きなウィスパーボイスでほんわか雰囲気で、地下室の香りを感じさせずに、自らの思い描く理想のアイドル像を表現しています。彼女の推しメンは断固のこと「中西里菜」だそうで、その偉い人に対しての空気読まない感がバンギャであることの証明です。次はロック調の曲で、逆ダイ、コロダイ、咲き、などをキメた感じでお願いしたいです。

61.水埜帆乃香ディスコ保健室
日本人形そのままの透徹たる美しさの水埜帆乃香さん。名前まで神秘的で、名前を見ただけで何故か神社に行った気にさせられます。ご本人のお姿も歩く寺社仏閣という感じ。NMBの曲で「日本の美」と連呼する曲がありましたが、水埜帆乃香さんこそ日本の美!しかしここでは日本云々全く関係なく、かわいくディスコの曲を歌っています。次は巫女姿でお願いします!

62.宮前杏実ガラスのI LOVE YOU
確かAKBの研究生は髪型を変えてはいけないというルールがあったはずが、SKEはどうなんでしょうね。宮前さんは爽やかに歌い上げて、色んな表情を付けていて素敵ですが、カンタンに縛っただけの髪型が、グシャっとしてあまり綺麗に見えないです。48G テンプレ髪型もどうかとおもいますが、アイドルとしてあんまり飾り気が無いのも問題だなと。

63.山田みずほ目が痛いくらい晴れた空
いよいよ63人!
最後の最後に異色の演出?波打ち際を歩きながらの映像をバックに、アカペラではじまります。そういう曲なのかな?繊細なバラードを丁寧に歌い上げていて、好感がもてます。


63人それぞれの想いというのがこの特典DVDのタイトルですが、本当にそれぞれの想いが伝わったような気がします。
そのクリエイティブに関しては褒められることが滅多に無い48Gですが、全員のPVを撮るなんて、単なる金儲けを考えていたら絶対やらないし、制作や進行のコストを含めてもどれだけの人の手がかかっているか想像もつかないものを、わざわざリリースするのは本当偉いし凄いと思います。
僕は監督さんを含めスタッフの皆さん、ディレクションに携わった皆さんに賞賛の声を送ります。
今後も生暖かく観察して行きたいと思います。〜終わり〜

実写版ねるねるね!T-ARA「Jewelry BOX」



 結局アニメ、V系のような「人気のある特殊ジャンル」に収まった感のあるK-POP
生活の全てを韓国に捧げるようなイタi 、いや。。。とても健気(物は言いよう)で熱狂的な女性ファンがついたのは、ドラマと俳優がブームになった第一次韓流ブームの時と同じですね。
女性が支持の中心だけに、女性アイドルのKARAと少女時代がここまで売れるなんて、全く予想できませんでした。
そして結局KARAと少女時代しか売れなかったというのも予想できませんでした。やっぱり支持層の問題?男がこぞって韓国グループを応援している姿はあまりイメージできないですよね。
今日取り上げるT-ARAは韓国ではかなりの人気があるらしいですね。
その人気ぶりは少女時代には及ばないながらも、KARAよりは大分格が上(でもT-ARAの方がグループとしては新しい) 
正直「ウリ達はKARAより売れてるし、なんか名前も似てるから日本でも売れるんじゃね?」なんて思ってたんじゃないでしょうか。
それに売上も日本では少女時代、KARAの次くらいには売れてます。
日本デビューが決まった時も鳴り物入りでニュースになりましたね

T-ara(ティアラ) 日本のJ-ROCKと50億ウォンの契約!
http://www.bntnews.co.jp/app/news_viewer.php?mg=2&nid=5506&sg=3

50億ウォン!
今は円高ウォン安なので、大体3億ちょっとくらいかなあ?まあ韓国の芸能関係の数字はあんまり信用できないけど。。。そんなことより目を疑ったのが「J-ROCK」の文字。ここって。。。
あのJ-ROCK??かと思ったらやっぱりそうだった!
スイート・ハート亡き後にPlastic Treeラクリマ・クリスティが移籍した事務所ですね。
T-ARA関係の記事では「柔道の吉田秀彦の事務所」なんて言われてるけど、どうなんでしょ。あと、他の記事ではスマイルカンパニー山下達郎竹内まりや玉置成実、あとこの前までDがいた)が関わってるとも一部の記事にはありましたね。
それでも3億円とか、いったいどこから用意したんだろう?失礼ながらそんなお金がありそうにも…


少女時代とKARAは韓国では事務所が違いますが、日本ではプロダクション尾木を通しているのは有名ですよね。
結局この2つのグループが日本で売れたのは、尾木を通したからだと思います。芸能界の権力的な、というか音事協(プロ尾木の社長は音事協会長)の流れがあると、風通しも良くなるし、いろいろ仕事がやりやすくなるのは事実なんですよね。
あとこれは幻想かもしれないけど、尾木プロといえば、うしろ髪ひかれ隊やCOCO、AKB内でもノースリーブス、渡り廊下走り隊とユニットのアイドルの音楽活動に力を入れている社風があり、そういう所が日本の活動にプラスに働いたんじゃないかなあ?と推測してます。


しかしJ-ROCKはそんなノウハウあったのかな?それに…ちょっとコネクションというかバックが弱くない?T-ARAの韓国勢はそこまで見通していたのかは疑問が残りますね。
まあそんな裏側はどうでもいいんですけどね

Jewelry box(ダイヤモンド盤)(初回生産限定盤)(DVD付)

Jewelry box(ダイヤモンド盤)(初回生産限定盤)(DVD付)

  • アーティスト:T-ARA
  • ユニバーサル ミュージック (e)
Amazon
そんなこんなで4枚のシングルを含む日本での1stアルバムはめくるめくヒット曲だらけの13曲入り。

Bo Peep Bo Peep (Japanese ver.)
yayaya (Japanese ver.)
ウェイロニ (Japanese ver.)
Keep Out
Apple is A (Japanese ver.)
T.T.L 〜Time to Love〜 (Japanese ver.)
Roly-Poly (Japanese ver.)
LOVE ME! 〜あなたのせいで狂いそう (Japanese ver.)
コジンマル 〜嘘〜 (Japanese ver.)
Breaking Heart 〜私がとても痛くて (Japanese ver.)
Cry Cry (Japanese ver.)
Lovey-Dovey (Japanese ver.)
T-ARATiC MAGiC MUSiC

と、ほとんどジャパニーズバージョン!つまり韓国からの曲使い回し。
そのおかげで、ここまでの代表曲が全て入ってます。
KARAが「ミスター」を出した後に出した韓国語の代表曲を集めたベストが、売れに売れて20万枚ぐらい売れたので、KARAより韓国では売れているワタシ達ティアラはそれと似たようなのを日本語で出します!こ、これは売れる!!!絶対売れるわ!!!売れてカムサハムニダコマうぉ〜〜!!!みたいなやる気と殺気がアルバム・ジャケットからも伝わってきます。
T-ARAは日本デビューのちょっと前くらいに知ったのですが、最初に知ったのは、日本デビューとなったオリコン1位も奪取したあの名?曲、このアルバムでもオープニングを飾る「Bo Peep Bo Peep」です。
ティアラという韓国アイドルのボピボピという曲がヒドイらしいという噂を聴きつけて、早速Youtubeで聞いてみたのですが

曲はフ〜ン ボピボピ(笑)いいんじゃないの、位だったのですが、このPVのヒドいこと。

  • クラブで踊る女
  • 見つめるイケメン
  • 人気の無いところでヤリはじめる
  • タクシーでもたまらずヤリはじめる
  • ラブホについてエレベーターでもヤリはじめる
  • 部屋についても粘着質に誘ったりしてエロ狂い
  • また他の男を探してやりはじめる
  • 彼女に異変が…
  • か、彼女はなんと盛りの付いたメスネコだったのだぁぁぁぁぁぁボピボピボピボピボピアアアア〜ん


げげげげげ下品!!!!
韓国ってこんな下品だったっけ?なんか儒教の影響でいろいろキビシーと聞いていたんですけど。
このタガが外れた下品さ、正直嫌いじゃないと思いました。
一体T-ARAってどんな人達なの?韓国の人気アイドルだからさそがしオキレーで実力派なんでしょうねえと。
写真を見たら、ソウルのイテウォンとかにいそうな売sy(以下略)と思ったけど、とっても綺麗なお姉さんばっかりで素敵じゃないですか!特にリーダーのヒョミンさん!素敵な人ですね。

素敵なヒョミンさん。
あっ!!!!!
これは!!!別人の写真でした!!!!!!!



こちらが正しいヒョミンさん。
チャームポイントの顎を何故か上手く隠してます。上の写真は別の方ですが、やっぱり隠してますね
ヒョミンのそういうところ、好きだよって言ってあげたいですね(照)


噂によると、7人中6人が魔法のビューティーマジック・ビルディングを体験済みらしいですよ(出典:T-ara 7人中6人が整形、韓国らしい化け物集団 http://sugaspa.blogspot.jp/2012/04/t-ara_29.html
別に自分には何も関係もない、無いから言えるんですけど、それだけ本気だってことですよね。凄いなあ。体張ってる。
そこまで体張ってボピボピなの?とも思うけど、体張ってボピボピなんてよくよく考えたら素晴らしいじゃないか。熱い涙が止まらないヨおーー!


この「Jewelry BOX」ですが、全13曲ほとんど四つ打ち!ほとんど全部ズンズンズンズン!
最初から最後までドンドンドンドンでシンセでピーロロロって感じのチープな感じで、なんていうか、こう。。。
良い意味で(ここまで読んでこれが叩き記事だと思ったあなたは読解力が無いです)ほんとうに良い意味で頭が悪い感じがアルバム全体に満ちていて、なんだか…リラックスできます。
しょっぱなからボピボピで「頭悪いのはよくわかった」って感じなんだけど、2曲目の「YaYaYa」も強烈。
T-ARAといえば、なぜか都内の至るところにビルの屋上に立てるような、大型ポスターを掲示してたのですが、セカンド・シングル「YaYaYa」の時は「今度のT-ARAはネイティブ・アメリカン!!」なんていうキャッチコピーと共に、リンリンランランか黒木真由美かってくらいのインディアンの格好したT-ARAの皆さんの写真にものすごくツボを押されました。
「今度の●●はネイティブアメリカン!!!」のインパクトが凄すぎて「これは売れない!」と思ってしまいました。ティアラの皆さんごめんなさい!

しかし聴いてみるともちろん4つ打ちのサウンドに、やたらテンションの高い、全く意味不明な掛け合いが同じテンションで起承転結無く延々と続くという、ネイティブ・アメリカンを自称するだけあるパワーに満ちている迷曲だったので驚きました。歌詞の意味もさっぱりわからない!!とりあえず「ウフンアハン」って事でいいのかな?まあ全曲「ウフンアハン」なんだけど。
結局この曲売れたのかな?

※参考画像 元祖ネイティブアメリカンの黒木真由美さん




Apple is A」は落ち着いた感じ(でももちろん4つ打ち)のフレンチポップスを思わせるような音階の曲ですね。日本でもそうだけど、こういうフレンチ要素をもってくるとビミョ〜に演歌ぽっくなる感じが独自の魅力があって良いとおもいます。
日本のSDN48のデビュー曲「GAGAGA」はこの曲を参考にしたと思われます。あと、セカンド・シングルの「愛チュセヨ」も。さすが48グループは節操が無いですねw


T-ARAの曲に漂う「一発屋」臭はなんでしょうね。
どれもこれもが「恋のマイアヒ」「マカレナ」ミー&マイの「ドゥビ・ドゥビ」なんかを思い出させる曲調だからですかね?
1つのグループで何曲も一発屋臭のする曲を出し続けるという意味では、ピンクレディー的な危うさがありますよね。
この「Roly-Poly」(もちろん4つ打ち)も韓国じゃかなりヒットしたらしいですね。
日本でもこの曲で・・・勝負!という感じでしたが、残念ながら若干コケ気味でした。
というか今の状況、もしかして「ボピボピで一発」屋になっているような気がしますね。大丈夫かな><



この「コジンマル〜嘘〜」という曲がグループのデビューだったんですね。
アルバムだとこの前に入ってる「T.T.L -Time to Love- (Japanese Version)」もそうですけど、演歌チックというか歌謡曲というか、ケイ・ウンスクっぽい(ケイ・ウンスクの曲は日本人作曲だけど)というか、こう韓国人が持っているウエッティーな感じがよく出ていて、とても良い曲だと思うんですけど。
少女時代はちょっとスカシたエレクトロ、KARAは韓国自体はソウルフルで日本では正統派アイドル系、と来て
T-ARAは一発屋インパクトボピボピ路線で、とりあえず売りだしたようですが
今後はこの曲のような哀愁演歌ちっく歌謡四つ打ちハウス路線で行くのががいいんじゃないんでしょうか?
日本人はこういうの好きだと思うんだけど。
ただし、日本語の歌詞を書く人はもっと考えてあげてほしい


優しい笑顔で わたしをつつんで 気かせもしない るい アナタでした


こういう歌詞があるんですけど、「つつ」んで 気「づ」かせも 「ず」るい 
これが全部「チュ」になってるんですよね。
もともと日本語が話せない人に、この発音を分けろというのは辛い!
KARAと少女時代はここまでアレな感じの日本語の乱れは無かったので、やっぱりディレクションの違いなのかな〜と正直思ってしまいます。


いろいろ書きましたが良い意味で(こう付けておけば何言ってもいいと思って…ないですよ!)頭悪い感じが結構好きです。
ボピボピ!ヤヤヤ!ロリポーリーロリロリ!!
と遠慮無くいろいろ形を変えて(姿も変えて!!)
インパクトを見せて、まあ〜あんまり栄養は無いよね?
って感じで思い出すのは、ねるねるね!!!

練っておいしいねるねるね!
ということで次の展開は「NERU NE RU NE」みたいなズンズン四つ打ちでねるねるねのタイアップ付きで
といいたいところですが、このニセ一発屋路線を今後も続けるのはちょっと辛いとおもいます。
次の展開があるとしたら、「コジンマル」のような哀愁演歌ハウス路線、もちろん四つ打ち!
前列はもちろんヒョミンさん()でお願いします!
ということで終わりです。
さようなら!!!

さわやかぼっち旅行記 サムイ島編 13.おじさんぼっちリゾート〜旅の終わり

ミャンマー&タイ旅行記

まえがき
ミャンマー編1.ひたすらEMIKAと移動
ミャンマー編2.Prawn is Prawn
ミャンマー編3.ポッパ山
ミャンマー編4.恩着せバガン
ミャンマー編5.古都を馬車で行く
ミャンマー編6.恩着せバガン今度は2人組
ミャンマー編7.ピンダヤまでの美しい車窓
ミャンマー編8.洞窟でおじさんぼっち
ミャンマー編9.インレー湖ショッピング大会
ミャンマー編10.楽園
ミャンマー編11.楽園でお金がない
ミャンマー編12.ヤンゴンへ
サムイ島編 13.おじさんぼっちリゾート〜旅の終わり



ワタシの名前は鳥山えみか。
都内のIT関連、まあわかりやすくいうとウェブ関係の会社で働いている。
最近はスマートフォン関係の仕事が多いの。STOREにつくユーザーレビューに一喜一憂する毎日。
そうね…彼氏はいない。仕事に夢中なわけでもないけど、恋愛にもなんとなく興味もない。
そんな難しいお年頃の30代
いつのまにか淋しいっていう感覚すら忘れてしまった。
だからアタシは思ったの。
そうだ、旅行に行こうって
南の島で、たった一人で、砂浜で、何も考えないの。
誰もワタシを知らないし、ワタシも誰も知らない。
青い海が見える砂浜で、アタシは自分を失くしたい。
そして取り戻したいの。
誰かに愛されていたあの頃のワタシ。。。
出会えるかしら。。。


タイのスワンナプーム空港に着いたのは10時くらい。14時にこの空港から国内線で、バンコクエアウェイズに乗って、サムイ島に向かう。
サムイ島行きのバンコクエアウェイズはほとんど独占路線らしい。
そもそもサムイ島の空港自体がバンコクエアウェイズが建てたらしく、単なる国内線で、ビジネスクラスでもないのに待合ラウンジがあって、席の種類関係なく乗客はここを利用できる。


ラウンジのWiFiは快適で、久々にiPadlivedoorニュースなんかを見ていた。
日本のニュースに触れるのは1週間ぶりくらいだが、その間日本は平和な感じで特になーんにもなかったみたい。つまんないの・・・いやいや!何もなくてよかった!
あまり清潔とはいえない安っぽいラウンジを見合わすと、やっぱりカップルが多かった。たまに家族連れ。
でも意外と男性一人もいた。女性一人は僕が見た中ではいなかった。
なんでまた自分は一人で南国リゾートに行こうと思ったのか。
本当はまずはフィリピンに行く予定だった。フィリピンのボラカイ島に行って、世俗から解放され、無になる予定だった。
セブ島は一人だと辛そうだけど(イメージ)、ボラカイ島というセブ島近くの鄙びた感じの島だったら、一人でも平気そうと思って、そこへ行こうと計画していたのだ。
しかしその予定が駄目になった。そしてミャンマーに行くことになった。
ミャンマーの後、本当はバンコクに3泊する予定だった。しかしバンコクはこれで5、6回めくらいなので、正直飽きたというか、他のところに行ったほうがいいなと思った。チェンマイでもいいかなと思ったけどそういえば南の島を忘れていたああああ!と思い出し、この時期シーズンだけど人が少ないというサムイ島に行く事にした。


南の島に行きたいと思ったのは、世俗から解放されて無に云々というのもあるが、僕の心に住むOL力がそうさせたのかもしれない。
えみか?やっぱり君だね。君が、そうさせたんだね。
君は僕なのか?それとも・・・
とにかく南の島で、キレイな海で、ボーッとしたかった。いつも会社でボーッとしてるような気もするけど。


サムイ島についても結構勉強した。
人気のある「チャウエンビーチ」は店が沢山あり、ホテルもある。そんな栄えた地域なのにビーチは島で一番キレイらしい。しかし人が多くて落ち着かないらしい。他のエリアはそんなに海はキレイじゃないらしい。
いろいろ検討して、店とか無くていいので、とにかく人がいなくて静かなところがいいなと思い、空港から一番遠いところにあって、トリップアドバイザーの口コミの評判がよくて、しかも部屋代が安かった「The Sunset beach Resort&SPA」(http://www.thesunsetbeachresort.com/)というところにした。
空港からは本当に遠かった。サムイ島のタクシー料金は高いということで有名らしいのだけど、空港から1000バーツだった。1000バーツって今円高だけど大体3000円ってことで良いと思う。相当高い。ただ40分くらいかかるので、まあ〜仕方ないかなと車に乗りながら思った。
車窓を眺めていると、ミャンマーから直接来たせいもあるのか、サムイ島が物凄く進化した都会に見える。



こじんまりとしたリゾートでした。隣は大きなリゾートのインターコンチネンタル。
部屋からビーチ、プールまでも歩いて行けて良い感じ。あんまり広いところだとわざわざカートで移動しなきゃいけなかったりする。


かなり人里離れたところにあるので、ビーチは人がいない!隣のホテルの人もあまり来たりしないので、ほとんどプライベート。
ビーチチェアで横になって、うとうとしたりして、なんかOL力が満たされていきました。
風が気持よくて、こう。。。なんていうの?
自分が開放される???
ほんとうの・・・ワタシ・・・見つけた?????
中原めいこの曲みたいな感じ?古い><




プールはかなり深い!プールの中に椅子があって、カウンターで飲めるようなバーがある。
そこでモヒートなんか飲んだりしました。酔わせてモヒート

ちょっと階段上がったところに子供用?の浅いプールがある。ここは気持ちよかった。


サンセットビーチだけに夕陽が名物らしい。
例のごとく、あまり完璧に夕陽が見られる日がなかった。雲が多くて。。。昼間は毎日快晴だったのだけれど、何故か夕方になると毎日雲が出てきた。日頃の行いが悪いのだろうかとか勘ぐってしまう!
チェアに座って夕陽を眺めていたら、なぜか白人の女がギターを持ってやってきた。そしてシェリル・クロウみたいな曲を歌い出した。
あのギターはどこから持ってきたのか。





毎日朝5時から6時の間には起きて、散歩をしていた。
実は着いた日の夕方にビーチを見たらあまりの汚さ(藻が浮いて濁っている)に絶望したのだが、次の日の朝に起きたら、すごく綺麗だった。午前はとりあえず綺麗で、潮が満ちるとだんだん汚くなってくる。海ってそういうももなんだろう。実は海に縁のない人生なので、(山で育ったし…)海の勝手がよくわからない。広島の宮島に行った時も、例の鳥居はずっと海の中にあるもんだと思っていたので、潮が引いて歩いてあの側まで行けるということを現地で知って驚いた記憶がある。

朝はこんな感じで水質も綺麗だし、(潮が引いてるところに打ち上げられた藻やゴミがあったりするけど)、とにかく誰もいないし、散歩は楽しかった。ちなみに全体的に浅瀬で岩が多くて、泳ぐという感じではなかった。




このホテルはなかなかご飯が美味しかった。オーソドックスなタイ料理は、さすが本場という感じで美味しい。
1回ピザを頼んだんだけど、やっぱり美味しくなかった。
なんといってもマンゴージュースが美味しくて、1日に3杯くらいは飲んでました。
最後にはご飯頼んだあとに、マンゴージュース?と向こうから聞かれるくらいに注文していた。


というわけで3日間ホテルから出ないで好き勝手に過ごしました。結論として3日じゃ少ない!ぐうたらが骨まで染み付いてる人間としてはこういう生活は2週間平気かなと思いました。





最終日はバンコク22時発の便。それまではバンコクをうろうろしました。
あんまり時間がなくて、暴動で焼き払われたZENというデパートとか見たかったんだけど、殆ど見られなかった。
サイアム・パラゴンのあたりは前に来た時と何も変わってなくて、暴動なんてなかったかのよう。
ちょうどユーロ2012の時期で、バンコク中が大騒ぎのようだった。パブリックビューイングをやっているよ!っていう看板も沢山!


後ろ髪を引かれつつ、バンコクを発ちました。
ちなみにこの時期、スワンナプームの空港の滑走路の工事の影響でスワンナプーム発のヤンゴン行き以外は全部激しく遅延しました!
成田へ帰る便も22時発の筈が、機内搭乗が23時くらいになり、それから更に1時間以上遅延して飛び立つしまつ。
実はこの翌日にはもう仕事で、成田についたのは朝の7時!それから会社のある品川区まで、果たして始業時刻に間に合うのか?とドキドキしたけれども、品川までの成田エクスプレスがあり、余裕で間に合いました。


家に寄らず、荷物も服もそのままで(さすがに着替えたけど)切り替えを何もせず会社に行ったのですごく不思議な感じだった。
ちょっと前まで、湖の上のホテルでドル札を引き伸ばしていた。
ちょっと前まで、何もない素朴な風景に感動していた
ちょっと前まで、馬車に乗って遺跡の街を移動していた 
どれが現実で、どれが非現実なのかわからなくなる。
まるで対照的な都会のビルの中で、コンピュータをたちあげてメールを追っていく。
そのどちらもが現実なんだとすごく醒めた気分で振り返る。ああ旅は終わった。やっと気づく。


というわけでこの旅行記も終わりです。乱文で失礼しました。
機会を見てもう少し書き加えたり、文を整えたりする予定です。。。

さわやかぼっち旅行記 ミャンマー編 12.ヤンゴンへ

ミャンマー&タイ旅行記

まえがき
ミャンマー編1.ひたすらEMIKAと移動
ミャンマー編2.Prawn is Prawn
ミャンマー編3.ポッパ山
ミャンマー編4.恩着せバガン
ミャンマー編5.古都を馬車で行く
ミャンマー編6.恩着せバガン今度は2人組
ミャンマー編7.ピンダヤまでの美しい車窓
ミャンマー編8.洞窟でおじさんぼっち
ミャンマー編9.インレー湖ショッピング大会
ミャンマー編10.楽園
ミャンマー編11.楽園でお金がない
ミャンマー編12.ヤンゴンへ
サムイ島編 13.おじさんぼっちリゾート〜旅の終わり

ヤンゴンへ戻る
目覚めると、やっぱり曇りだった。
今日はヤンゴンへ戻り1泊してから、明日ミャンマーを出国する。
ヤンゴンへの飛行機は午後3時の飛行機に乗る。空港へはボート、タクシーを乗り継ぐので、正午にはここを出る。空港まで合計2時間程度。船と車の運転手。人件費を考えても60ドルとかそんなに高くないかもとか今更思えてきた。
朝食を食べてから正午まで、あまり天気はよくなくて眺めはイマイチだったが、部屋でゆっくりゆっくり過ごした。

自分はちょっとせっかちというか、焦ってしまうタイプで、チェックアウトのある日とか、そういう時間が限られていると状況だと全くゆっくりできないと考えてしまう。こういう時は理由をつけて早くチェックアウトをしてしまいさっさと出かけるのがいつもだが、ここは湖の上、どこにも行けないし開き直って堂々とゆっくりする。
自分は●●な人間だから●●だと狭めることこそ、何もかもの不和の始まりで、もしかして戦争だってこういう考えから始まっているのかもしれない、と昨日のカードのメッセージに影響されてアンリミテッドユニバースなことを考えていたら、いつのまにか寝ていた。

そんなこんなでチェックアウトをした。昨日いなかったスタッフの女性に「このホテルの滞在はいかがでしたか?」と聞かれたので「私はとても素晴らしい時間を私は過ごせました。スタッフの皆さんに感謝します」と言った。完璧だ。なぜならばつい先程までiPadの旅行英会話アプリでこう聞かれることを想定して、練習してたからだ。でもそのあと他のスタッフの人にまた話しかけられたがさっぱりわからなかった。おおイエースとか言っておいた。
ボートに乗ってニャウンシュエの街へ帰る。

ボートを降りると、そこには空港への送迎車が待って…はいなかった。何らかの手違いがあって、しばらく待たされた。
まあそんなこともあるかなと、その辺ブラブラしたり何か売っているところを適当に覗いたり、子供にミンガラバー(こんにちは)と言ったりして適当にすごしたら、車が来た。悪いと思ったのか、空港へはかなり飛ばしてくれて、途中山道なので結構怖かった。大分早くヘイホー空港に着いた。


ヤンゴンに降り立つ。もうミャンマーの旅も終わりに近づいてきたと思うと寂しくなる。
ヘイホー空港からマンダレイ空港、バガンの空港とその都度降りて飛び立って、バガンヤンゴンの間も1時間半くらいあるので、ヤンゴンに着いた頃にはもう18時近くになっていた。疲れた!もう飛行機飽きた!でも明日も飛行機三昧!!!ちょっとプランニングに失敗したかもしれない。
国内空港からのタクシーで「勝手に荷物運んでチップ請求野郎」にかかってしまった。こういうのには気をつけてたのに!だいたいあんな軽い荷物運んで何がチップだこの●●(ひどい言葉)!!と人を軽蔑する目で喧嘩を売るようにお金を投げつけるように渡す。
ヤンゴンとはもしかしたら折り合いが悪いのかも?そういえばさっきから尻が痛い。というかなんだこの車は!めちゃくちゃボロい!本当に走ってるのか?と一瞬疑ってしまった。走ってるのに。意味がわからない。尻が痛いのは、席が完全に崩壊していて、本来クッションがあるような部分、なんか板が乗っていた。
運転席のメーターがあるようなところもも本当に今ここで走っている車とは思えない。大宮の荒川河川敷に捨てられている車そのものだ!「お兄さんこれ荒川で拾ってきたでしょ??」とか言おうと思ったけど止めた。
相変わらず排気ガスも酷い。トンネルの中、窓を全開でディーゼル車のトラックの後ろを走っているような感じだ。単純に臭い。
ギャッツビーの顔を吹くペーパーで鼻を覆う。運転手には「フン日本人め スカしやがって」と思われたかもしれない。
東京は本当に空気がキレイだと思う。バンコクとか他の都市にいくたびに思う。東京に住んでる人は気づかないだろう。台湾の人が「東京は都会なのに空気が澄んでいてキレイ!」と言っていたのを思い出した。
広い道路を、横切ろうする人達。車線の異なるところで横を見て途切れるまで待っている。滅多に信号が無いので仕方がない。
ヤンゴンは都市としての整理整頓が行われる前にどんどん人が増えているような印象を受けた。もしかして都市化のインフラ整備に必要な予算を全部新首都のネピドーに使ってしまったのだろうか。


今日のホテルは「イーストホテル」1日目にお茶をした高級ホテル「トレーダーズホテル」の真向かいにあるので、場所はわかる。運転手さんはなんとなくしかわからないらしい。生涯ヤンゴン滞在時間4時間弱の僕の方がわかるなんて。近くまで行って後は歩く。
イーストホテル」はagoda.jpで予約して、4000円くらいだったので、「結構ボロくて安っちいところかな?」と思ってたらかなりスタイリッシュでビックリした。小さいけど洗練されたフロントの横には最新型iMacが置いてあった。
受付の方も英語もスムーズ。聞き取りやすい!なんでも館内は禁煙で、部屋もロビーも全部禁煙だという。吸わないので問題ないが、それについて了承してサインしてくれとまで言われた。そこまでするのは日本でも無い!今までのホテルも普通に灰皿が置いてあった。経営者は相当な嫌煙家なんだろう。
部屋もスタイリッシュでキレイだった。見ないけどテレビは大きく、ベッドはクイーンサイズで大きい。よくよく見ると床や天井が古い。でも4000円だと思うと何の問題ない!WiFiもタダでiPadで繋げてみたが、ちょっと遅かった。まあ仕方ない。しばらくすると呼び出しの電話がなった。代理店の方が来てくれたのだ。下まで降りると、1日目に空港で会ったSさんがいた。
「こんばんわー ミャンマーはどうでしたか」
「とってもよかったですよ それより ご迷惑かけて申し訳ありませんでした」
「いえいえ」
丁重にお礼を行って、料金を支払った。この後はどうするんですか?と聞かれたのでシュエダゴン・パゴダ に行こうと思いますと言った。
「あそこは21時には終わりますから、早く行かないとですね!」時計を見るともう19時になっていた。
挨拶をして別れ、早速部屋帰り再度準備をして、シュエダゴン・パゴダに向かった。


シュエダゴン・パゴダ
ヤンゴン観光、唯一の見所 なんて言われたりもするシュエダゴン・パゴダ。事前にWikipediaなんかて見てみるとただのお寺じゃなくてドラマティックな変遷があるらしい。ポルトガルやイギリスに侵略され、奪われたこともあり、それでも6世紀から、この地に住む人達の中心であったらしい。信仰の中心であり、それは全ての中心であるのかもしれない。
ホテルを出て、外に止まっているタクシーに声をかけたらガイドブック通りの値段で行ってくれた。
というかこのタクシーのおじさんはかなり聡明だった。英語は聞き取りづらいけど、しっかり喋れて、ここの2階を上がったところが入り口でとか説明してくれた。確かに拾ったのは外国人が多い通りだけど、あんなにしっかり英語で対応する人が流しのレベルでいるんだろうか。やはりミャンマーは侮れないと思った。


シュエダゴン・パゴタはガイドブックを見てもよくわからないほど広い。とても2時間程度では見きれないので、今回は行ける範囲でウロウロしようと決める。入り口はエレベーターを上がって、通路を登っていく。しばらく歩くとメインの仏塔が見えてきた。
あまりの仏塔の大きさに驚いた!大きいとはわかっていて、写真でも見ていたが、写真ではこの大きさは全く伝わらない。しかも「大きい」という言葉を見たり読んだりしても「ふーんそうなんだ大きいんだ」くらいの期待値くらいしかなかったのだが、実際に目の前にすると「驚くほど大きい」ということが、文字ではなく体感として身体で感じる。



夜に金が映えてとても美しかった。夕食を済ませた人たちがどんどん集まってくる。外国人観光客は5ドルの入場料を取られるが、ミャンマー人はもちろんタダ。ただし、お布施も多いらしい。ミャンマー人が貧しいのはお寺に寄付をしすぎるせいだというのも聞いたことがある、本当かどうかはわからない。




寺院内はもちろん裸足。夜のひんやりした空気の中、ペタペタと歩いていくのは気持ちが良い。昼だったら大変だ。あの日差しの中、裸足で歩けるのだろうか。巨大な仏塔を取り囲む豪華絢爛な施設を見ていく。どれも夜に映えて美しい。
突然雨が降り始めた。あ、雨だ傘を…なんて思っている間に豪雨になった。
日本だったらひどいゲリラ豪雨だなんていって、で2ちゃんまとめサイトにまとめられて、古舘伊知郎がやはりこれは地球温暖化の影響だとか言い出すレベルの豪雨だった。毎日といっていいほどあるのだろう、ミャンマーの人たちは落ち着いている。

大きな仏像のある建物に逃げ込んだ。仏像の上には板のようなものがあって、紐で引っ張ると仰いでいるような感じになる。子供が何度も引っ張っていて仏像を仰ぐ。
広い建物の中には同じように座って雨が止むのを待っているのか、ただここにいたいだけなのかはよくわからないけど、ミャンマーの人たちが仲間や家族や、恋人同士で老若男女、全ての世代が入り交じって座っておしゃべりしていた。
仏像の前だからといって、特にかしこまったりせず、もちろんお祈りを捧げる人もいるのだが、集会所みたいな和んだ雰囲気だ。
雨は意外としぶとく振り続ける。赤ちゃんがバアバアとか言って、それを取り囲んで笑っている女の人達。寝そべって、足を開いて、だらしいない感じでくつろぐ若者。
そんな雰囲気の中で雨が止むのを待つのも悪くないと思った。しずくで金色がますます光って眩しかった。


だんだん雨が止んできた。まだ閉園までは時間があるので、どうしようかと思った。
もう一度仏塔を見ていると、男3人組に突然話しかけられた。僧侶の格好をした男と、インド人っぽい2人。
例の如く日本人かと聞かれると、インド人が「コンニチハ〜ワタシのイモウトはナラにスンデマス」とか言い出す。
握手を求めてきたので、なんとなく握手する。なんだかんだといううちに「じゃあ付いてきて」みたいな話になる。
インド人には申し訳ないけど、こんな状況で見ず知らずのインド人に付いて行くバカはいないだろう。
それにあの僧侶の格好をした男…目があったけど久々に殺気を感じた。あれは絶対僧侶ではない。一体僕をどうするつもりだったのか。ああ怖い。
雨上がりで床がつるつるで歩きづらい。ついていく振りをして、サッサと逃げ出した。巻いたらどっかに消えた。もういいかなと思ったのでそのまま僕もホテルに帰った。


ホテルに着いて食事をしようと思った。近くを歩くと人は多いのに、妙に暗い。なんだか怖い!と思ってすぐ近くにある、1日目に行ったビリヤニ屋に行く事にした。今度は白人の男の観光客2人組が既に店の中にいた。やっぱりビリヤニは美味しかった。
食事を終えてまだ21時にもなっていない、しばらくうろうろしようかなと思うが、街が本当に暗いけどうごめくもの(人間)が溢れていて、街全体に危険なオーラを感じる。いくじがないと思われても仕方がない。ちょっと興味はあったけど、明日は早朝5時起きだから!仕方ない!仕方ない!といって、早々にホテルに帰る。


翌日ホテルをチェックアウトし、朝の爽やかなヤンゴンを堪能して、エアアジアヤンゴンからバンコクへ向かった。
こうして僕のミャンマーの旅は終わった。
今回の目的は「変わってしまうミャンマーの変わる前を見る」ということだった。
予想以上にミャンマーは素朴だったが、それでも周りの世界の変化に併せて少しづつ少しづつ変わってきた国なんだなとも思った。
テレビのニュースではミャンマーの政治が変わり、もう今すぐにでも全てが変わり始めるかのような性急なイメージを与えてくる。
しかし実像は昨日までの世界が明日も続くような世界だった。周りの世界の大きな波が取り巻いて、変わってしまうことが悪いというのは、傍観者ゆえの傲慢なんだろう。とにかもかくにも、ミャンマーの人たちに更なる平和が訪れますように。


この後はお気楽のんびりサムイ島編です。3泊したのですがなんせなんにもしてないので、短くて内容が無いです。

さわやかぼっち旅行記 ミャンマー編 11.楽園でお金が無い

ミャンマー&タイ旅行記


まえがき
ミャンマー編1.ひたすらEMIKAと移動
ミャンマー編2.Prawn is Prawn
ミャンマー編3.ポッパ山
ミャンマー編4.恩着せバガン
ミャンマー編5.古都を馬車で行く
ミャンマー編6.恩着せバガン今度は2人組
ミャンマー編7.ピンダヤまでの美しい車窓
ミャンマー編8.洞窟でおじさんぼっち
ミャンマー編9.インレー湖ショッピング大会
ミャンマー編10.楽園
ミャンマー編11.楽園でお金がない
ミャンマー編12.ヤンゴンへ
サムイ島編 13.おじさんぼっちリゾート〜旅の終わり


今回のタイトルは「楽園でお金がない」
あまりに酷いタイトルだが、そのとおりだったので仕方がない。
せっかくなので、前回とほとんど同じものですが、美しい写真を交えてひどい話を書くので、その対比を楽しんでください。


60ドルの憂鬱
実はこのホテルに来る前、前日のニャウンシュエのパッとしないホテルに泊まる頃からある疑念が頭を過ぎっていた。
明日は、湖上のホテルに泊りその後チェックアウトをして、明後日の午後の便でヘイホー空港からヤンゴンへ飛び立つ。
実は湖上のホテルから空港までの交通費、これがいくらなのか?現金が寂しくなってきたので、これは結構な問題だった。
ちなみに、ミャンマー経済制裁の影響でクレジットカードが使えない。なのでVISAのネットワークなどで現金を引き出すこともできない。
円は出まわっておらず、円からドル、ミャンマーの通貨であるチャットへの両替はできない。


ニャウンシュエの街にネットカフェがあったので、ちょっと入ってみて、明日泊まるホテルの送迎代がいくらか調べてみた。
ホテルのサイトには書いてなかったが、クチコミサイトのトリップアドバイザーに、英語で口コミ情報が書いてあった。
「このホテルは素晴らしいホテルだが、問題がはどんなことにおいてもドルの支払いを要することです。空港までの送迎費は60ドルが必要でした。」みたいな事が書いてあった。ろ、六十ドル!高い!
「ろろろ六十ドル」ホテルに帰って残りの現金を見つめてみた。もちろん60ドルはあるけど、明日のボート費用を併せると少し心もとない。もうミャンマー・チャット(現地通貨)も少ない。幸い、日本円の残りはある。どうにかなるか?


そんなこんなで湖上のホテルに到着した。上記の問題を抱えたまま、インレー湖ショッピング大会を行ったのだから、気がすすまないのも仕方ないだろう。ほんと馬鹿だったと思う。
ホテルに到着し、ひと通りの絶景を楽しんだ僕は

意を決してフロントに歩いていった。帰りの空港までの交通費を交渉するためだ。
僕の拙い英語にも負けずフロントの女性はちゃんと説明してくれた 交通費に関しては、本当は60ドルだが52ドルにします。しかしマネージャの連絡が必要なので、夕方にもう一度確認してください。と言ってくれた。50ドルだったらなんとかなるかも。
しかし、旅はまだ今日を含めなくてもあと1日あった。ヤンゴンに戻って、、、ヤンゴンでのホテルも予約と支払い済みである。
ヤンゴンの空港からホテルまでのタクシー10ドルなども問題もあった。
もしかしたら今日は夜ゴハン抜きか???美しい景色の前で、俺は朝まで(朝食は料金に含まれていた)ひもじい思いをして過ごすのか…



はあ…
美しい風景の前で、自分のダメさ加減に呆れていた。

自分はまだミャンマーに来るのは早かったのかもしれない。
ATMがあったり、クレジットカードが使えたりするような、普通の国で旅行ごっこして鼻息荒くしてるのがお似合いだったのかもしれない。
甘かった。人生のトラブルにあった時、全て間違った選択をしてきたような自虐的な気持ちになる。
フロントでもう1つ聴いたことがあった。ボートでニャウンシュエに戻るには幾らかかるのか?もちろんそれは払える距離だった。
明日、ニャウンシュエに戻ってタクシーに交渉したらもっと安い価格で帰れるかもしれない。幸い早朝便ではなく午後便だし…
それにしても、日本円で両替できるところはないのか。
ふと思い立って、ヤンゴンの空港でホテルのバウチャーと国内線の航空券を渡してくれた代理店の方に渡された名刺を思い出した。
「何かあったら連絡してくださいね〜」と言っていた。何かあった!
一か八かで名刺を持参して、フロントにここに電話してくださいと言って繋げてもらった。
最初はおそらくミャンマー人の男性の方が出た。事情を説明して、ニャウンシュエで日本円で両替できるところが無いかを相談するも、やはり無いとのこと。
ダメだったか、と意気消沈して部屋に帰った。もうダメだオワタわ、まーいっか。
正直のこの時は「これをさんざん旅行記のネタにしてやろう」と思いついていた。バカ曝け出すだけなのにそうでもしないとやっていられないような気がしていたのだ。


やる気! IT'S EASY
いや、自分にできることをやろう!
一人旅というのは、誰かに励まされるとか、気分を変えるというかそういうことを自分でやらなければいけない。
一つのムードに浸っていてはダメなのだ。負けてはいけない!
「負けないで!最後まで〜走り抜けて〜」
やけくそになった僕はZARD「負けないで」をくちずさみながら、「なんとか今使えるドル札を創りだそう」と考えだした。
実はお金の計算にはボロい1ドル札や5ドル札(ニャウンシュエの入域料5ドルの支払いの時のお釣りがほとんどボロ札だった)を含めていなかった。
ミャンマーではドルにおいてはピン札でないと、受け取らないので、全く使えないという本当に困った国なのだ。
汚れて使えないと判断されたお札の中には、20ドル札もあった。真ん中にインクのようなものがこびりついている。
よし、これをなんとかしよう。
洗面所に水を張って、とりあえずお札を浮かべたりした。
それをタオルで吹いたりするとなんとなくキレイになった気がする。しかしインクのこびりつきはあまり落ちず、そのままだった。
今度はアメニティの石鹸を使って洗ってみた。少しはキレイになった気がする。
しっかりとタオルで挟んで水分を取った後に、ドライヤーで乾かす。
他の1ドル札も少し洗ってみる。それでも古いお札のシワシワ感は、なかなか取れない。
本当はアイロンがあればいいんだけど、部屋には無いし、聞いてみてもいいかもしれないけどそれは後にしようと思った。
どうしようかと考えていると、シワシワの反対は→うるおい→うるおいお肌→スキンケア→乳液と思いつき
アメニティグッズの中に乳液があるのを思いだした。脂分が紙幣を伸ばすのに適切かもしれない。
まずは1ドル札から試してみる。白い液体を指で広げる。あれ?なんかキレイなってきたかも。
タオルで包んで、パン!パン!と上下から叩く。
あれ?いけるんじゃね?
20ドル札にもこわごわ塗って、パンパン叩く。
このへんになると、感覚というか判断基準がよくわからなくなってくる。作業とはそういうものだ。

大丈夫きっと大丈夫
絶景に対して僕は呟いた。


そうしていると、部屋の電話が鳴った。フロントからだった。英語はよく聴き取れなかったが、代理店の名前を言っていた。ああイエスおおイエスとか言っていると、電話から日本語が聴こえてきた。
先ほどの男性が上司の方に報告したらしく、今度は女性の日本人の方が電話を掛けてきたのだ。事情を説明する。
しばらくのやり取りの後、「では帰りの送迎代をこちらから振り込むというようにしてもらいましょうか?」と言ってくれる。それができたらありがたい!何度かのやり取りの後、結局送迎代は代理店から振り込むという事になり、明日ヤンゴンで代理店の人にあって、改めて円で支払うということになった。
よかった!よかった!解決した!昨日からの悩みが解決した!
人生って素晴らしい!ライフ・イズ・ビューティフル!!
しかしながら反省点は多いと思った。肩の荷が降りると同時に、やるせなさも感じる。
それでも、ミャンマーに来てよかったと思った。馬鹿やって人に助けてもらっただけなのに僕は感動していた。
ごっちんありがとうと思った。
大丈夫きっと大丈夫。彼女は歌った。
大丈夫きっと大丈夫。僕も歌った。 全部自分次第〜♪



せっかくなので、作業を再開することにした。
乳液を塗りたくったお札はいい香りがして、そのせいかお札しての新鮮さが蘇ったような気がした。
しかしなんだかツヤが足りないきがした。
「ツヤ・・・」部屋中をウロウロした何か無いかを探した。
ウェルカムフルーツのバナナが目に入った…しかしなんだか違う。
自分の荷物に何かないかな、とキャリーバックとリュックの中のものを床にぶちまけて漁った。しかし虫よけスプレー、ムヒ、くらいしかなかった。
キャリーバックの横には、服を欠けるハンガーと靴置き場があった。そこに靴を磨く時につかうワックスのようなのが置いてあった。さすが高級ホテル。
これだ!と思い実験用1ドル札に付けてみた。スポンジのようなものに薬品が染み込ませてあり、そのまま伸ばすことができる。
おっ?いけるかも?ドル札は更にツヤを増したような気がした。そういえば陽が落ちて部屋が暗くなってきた。
この20ドルを晩御飯代に使ってみようと、ドライヤーをかけながら思った。


夜ご飯はホテルの中のレストランで食べる。天井は高いが、照明がかなり暗く各テーブル事にロウソクが立ててある。
やはりオフシーズンで客は少ないらしく、自分を含めて4組ほどしかいない。
僕が案内された席の横には白人の男性が一人でサラダを食べていた。海外一人旅に行く人間は世界中でも白人か日本人かで決まっている。出張でも無いの一人でうろうろしてレストランでも平気で一人で食べられる立場にあるというのは、ラッキーなのか。そうは思わない人には良くは見られないのかもしれないが、別に気にしても仕方がない。
ここではミャンマースタイルのカレーを食べた。バガンのホテルで食べたのと同じ、野菜の皿とカレーの皿で分かれている。味はまあまあ美味しかった。
湖上のせいか壁にヤモリが沢山いる。2、3匹がもそもそと大きな壁を張っている。
横の白人男性が支払いをしていた。給紙の女性がロウソクの光にドル札を透かすようにして、苦い顔をしている!やはりチェックが厳しい。
結局「このドル札は使えません」みたいなことをいって、白人男性は別のお札を出していた。
いよいよ自分の番になった。請求書には飲み物2杯とカレーで16ドルと書いてあった。
信じられないほど手間を掛けた20ドルを出した。気のせいではないくらい、お札からは良い香りが出ていた。なんとなく湿っている気もする。
給紙の女性は先程と同じように、ロウソクの光にドル札を透かすようにして確認した。「オッケー」と微笑んで言った。やった!
ピカピカの4ドルのお釣りを持って彼女はやってきた。僕はいい気分だった。真っ暗な中僕は部屋に帰った。



部屋に帰ると、ターンダウンサービスがされていた。ターンダウンのあるホテルなんて久しぶりで、すっかり忘れていた。
あまり整理整頓できていなかったので恥ずかしい><
部屋の照明が調整され、カーテンは閉められ、ベッドの蚊帳が広げられていた。
おじさん一人にはちょっとロマンティックすぎる雰囲気で照れる。
でも蚊帳は別にロマンティックアイテムじゃなくて、あくまで虫を防ぐものである!!湖上だしコテージもラフな作りなので虫が結構いる!
それでもちょっと照れくさいと思ったけど、誰も見ていないから何の問題も無い。


ベッドの上には、自分の名前入りのメッセージカードがあった。
You are as unlimited as the endless universe なんて書いてある。よくわからないぐらい壮大だ。
今日はいろいろあって疲れた。お風呂に入って早く寝た。