オレはテレビの生放送番組が好き。朝昼は生放送ばかりだけど、
内容はどれも同じでつまらない。ヒルナンデスは川越特集ばかりでちょっと。。
それ以外のニュースはまあまあ見るけど
バラエティの生放送の選択肢は、今やMXテレビの5時に夢中!とバラいろダンディだけになってしまった。
昔はもっとあったのに。金曜深夜のテレ朝「虎ノ門」が好きだった。
井筒和幸監督の「こちトラ自腹じゃ!」というコーナーが特に面白かった。
監督が自分で金を払って映画を見て、番組で感想を言うというコーナー。
生放送だし井筒監督のあのキャラクターなのでハラハラしたり。
今だったら毎週炎上するのだろう。炎上観察は面白いので、またやってほしいな。
監督がどの映画をどう言ったのかは覚えていないけど。
覚えているのはデヴィッド・リンチの「マルホランド・ドライブ」のときに、尊敬する漫画家である蛭子能収さんが言っていた、この映画の感想は
「監督は撮ってるうちにワケわかんなくなっちゃったんじゃないかな〜」というものだった。これは正しい批評だと思う。蛭子さんは
「オレさ〜デヴィット・リンチのイレイザーヘッドが公開した時に映画館で観たんだよね〜」なんて誇らしげに話していた真のサブカル人間。
なので、この批評も正しい信頼できるものだと思う。実際その通りの映画なのだから。
ああ、サブカル!
今のテレビでサブカルが感じるものなんて、少なくなってしまったチクショウ
バラいろダンディの金曜日はサブカル色が強く、週替り交代で玉袋筋太郎とライムスター宇多丸が出ている時はサブカル度が濃くて楽しい。
この前は真のサブカルミュージシャン、ピエール瀧がゲストだった。
ピエール瀧が小室哲哉とKEIKOの披露宴に面識が無いのに呼ばれて、同じテーブルに何故かマーク・パンサーと小錦がいて、後になってYOSHIKIが来たという話しが面白かった。
ちなみにYOSHIKIは瀧を見て「あっ瀧さん!」なんて反応したらしい。さすが静岡出身!
バラいろダンディの先月と今月のマンスリーMC山田邦子もさすがだと思う。
あまりにもメジャーすぎる、だった人はサブカルに値するというのが自分の考え。
なにもない人にはなにもない。なにもなかった人にはなにもない。
色々な体験、知識と経験がある人こそがおもしろい、単に空気が読めるだけではダメだ。
バラいろダンディのMCのふかわりょうも素晴らしい。メタバースが話題になっていた時にセカンドライフの失敗を懸念点として話していた。さすが慶應義塾大学経済学部を卒業した人だなって。やはり学びが深みになったのだなと。
やはり生放送のバラエティが少なくなったのは、いろいろな知識を話題に添えて話せるような人が少なくなった、それを回せるような人もいなくなったからでしょう。
でも、自分もそろそろテレビ卒業しなくてはいけない。。そう思います><