さわやかトラウマ日記

さわやかな音楽ブログです from 2004


さわやかでまえむきな人間になりたい男が
好きな「文化」を語る。
そんなブログです。from 2004yaer。

ファンレター&苦情はこちら pinkcoatpiter@gmail.com



近況報告ですよ!【僕という文化について】

みなさん!みなさん!みなさん!僕の声が届いてますか?僕のこえが・・とどいてますか。。。

僕はげんきですよ!

音楽で表現してみました!元気な自分ををを!

 

soundcloud.com

 

最近あまりブログを更新していないので「みんな心配してくれてるのかな」と思って。

「まえむきさんついに発狂したのかな」とか「まえむきさんべつにまえから狂ってたからな」とか「そろそろブログをさわやかトラウマ日記に戻すんだろうな」とか「まえむきさんってだれだっけ」「まえむきさんとうきょうのことばっかりかんがえているんだろうなあわれ」とかそういう事を考えているんじゃないかと思って、可及的速やかにとりあえず更新しますね!

ブログは書こうとするのですが、書いて「下書き保存」をして止まっているという状況です。どうしましょうー

とりあえず僕さまの今のお気に入り音楽は「ぼくのぼうよみのりりっく」です!


ぼくのりりっくのぼうよみ - 「Be Noble」ミュージックビデオ

意外でしょー

どうでもいいよね。でも、おじさんが聴く音楽じゃないと思われるかもしれないけど、すごーくくらいのです。歌詞が。ラップなのに。めちゃくちゃ暗くて不安定!病的な不安定です!彼はネクラ界の新星といいたいことろですが、19歳とわかく、イケメンなので、嫉妬の対象になるかもしれません。CMで流れていた曲も宇多田ヒカルの「Distance」になんとなく似ていました!なんだかなー

働き始めました

聖なる無職だったこのわたくしですが、働きはじめました!

なんかお祝いくださいよ〜このブログ無料ですよ!読むのも無料!書くのも無料!

小遣い稼ぎのクソブログが繁栄している中、ただただピュアに書いている貴重なブログなのです!ああ、神様お恵みを!

いや、みなさんが僕のブログのことが心のかたすみあるとかんがえるだけでプレゼントなのです。ほんとうです!

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冗談ですよ!

びんぼうです

相変わらず「清貧」です。清貧。素敵なことば。。

「貧すれば鈍す」という言葉もありますが、僕は図書館に通って、ぶぶぶ文学的な本をお借りしたりして、ドンしていません!でも「中村うさぎマツコ・デラックスの文通」みたいな本も借りちゃったり。あと大島弓子さまの「綿の国星」を借りちゃったり。図書館最高・・長野最高!図書館に大島弓子様の選集があるなんて。

通ったら僕も、みつあみにあえて、ちびねこにも会えたりして、ねこになれたりして、なんか森の中で「わーい」とか。

森の中で「わーい」をついこの間までやっていました。。。

別に深くない、冬の別荘地で。。

ほんとうに毎日絶望していました。

 

そんな閉塞的なところにいて、いつのまにか心に暗い影ができていました。

それは、「ヴィジュアル系」よりもくらいものです。

ああ、消えぬ暗黒、あなたは死んでしまった血まみれのドール

侵された貴婦人の呪われた黒い館。。

 

しかし抜け出したのです!

仕事もしてます!

でもひせーきだから、先はわからないです。

「ひせーき」ってミルクセーキみたい。。かわいい。。そんなことないか。ファンシーおじさんだって会社のひとたちにバレたらどうしよう。。

 

ほんとうにお金がまだ泣いのです。泣いのです。って変換で自然に出てきたほどにないのです!自由に使えるお金があまりないので、「安い野菜はねーか 安い野菜はねーか」とくらい長野のまちをひたすら自転車こぐ毎日です!

せつやくのために、「お弁当」も作っています!!

でも、インスタグラムにあげることはしません。。

したけど。。おにぎりとてきとうなやさいいための寂しいものでしたが、「いいね」がついて恥ずかしくてしにそうでした。

こんなまずしいせいかつ。。。

過去が恥ずかしいとすら思ってしまう!華麗なるヨーロッパ芸術堪能ローマ5泊旅行!

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フィレンツェの大聖堂で聴いたMALICE MIZER「薔薇の聖堂」・・・

 そう、私はmana様信者!もうmana様歴20年は超えているいわばmanaさまの執事的な存在なのだよ。ほら、この毒のような色のワインをお飲みなさい。永遠の眠りを。。

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さようならヴェネチアわたしのまち(ガラスの仮面)・・

とおい、とおいおもいで。みんな消えていった。みんなしんでしまったー(ムック)

 

でもなんとかかんとか、行きていくのです!

誇りはわすれません!

ヴィジュアル系ブログかもしれないよくわからないけどとりあえずそっち系ブログでいちばんあやしい貧乏だけど華麗なファンシーおじさん」を貫きとおします!

 

下書き保存になっているブログのタイトル

「ぼくのはこにわ GUNIW TOOLS」

「kagrraインディーズベスト」

ぼくのりりっくのぼうよみはぼくのおんがく」

ハロプロの変化についていけなくなったつまらない大人」 

ヴィジュアル系という言葉が生まれる解散した「完全にヴィジュアル系」だったバンド Silever Rose「~Dear Argent~終止符 」

【映画】シャイン 聖なる曲「ラフマニノフ ピアノ協奏曲第3番」を巡って

 
これでもまだ一部です!!!
困ったなー
 

ほんとうにくだらなくてすみません!

あとで消すかもしれない!

とりあえず、「みなさんありがとう」ということです。

しあわせをありがとう。ありがとうーー

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僕の青春の音楽 Rocketship 「A Certain Smile, A Certain Sadness」

 

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itun.es

 

皆さんには「青春と呼べる時」がありましたか?

僕にはありました。「あの頃は青春だった」と思ってしまうことは、恥ずかしいことなのかもしれません。

しかし、あったのです。僕には、あった。確かにあったのです。

そう。「あった」から、もう過去のことです。青春というのは「終わったもの」だと、今になって思うのです。

 

しかもその青春と今になっては思える時期が4回もあった、と気づいてしまったのです。

無くした青春が4回もあると感じるだなんて!なんて幸せなのでしょ。。う。

今がそうではないから、そう思っているだけなのかもしれません。

でも、その時に、聴いていた音楽を聴いてその時を思い出して、ありきたりな感傷に浸ることは許されるのではないのでしょうか。

 

僕の大事な青春の思い出のひとつ、それは「バンド時代」です。

バンドマンとして、ドラムなんてできなかった、中学の時に吹奏楽部でエックスの「Silent Jealousy」を吹奏楽アレンジしてYOSHIKI気取って、ドラムとピアノを演って、めちゃくちゃに終わった痛い過去があっただけだったのに「ドラム人口が少ない」ということで都合よく駆り出されたバンドマン時代です!

 

フリッパーズ・ギター」にあこがれているけど、それはあまり口には出さないような、そういう集団にいて、青春の時を過ごしてしまいました!

下北沢、渋谷、新宿、名古屋、大阪、西荻窪東高円寺、吉祥寺、いろんなところでライブをしました。

「ライブは見るより出たほうが多い」とたまに言いますが、単に出不精でライブに行かなかったのもありますが、ほんとうにそうなのかもしれません。

 

みんな、もうバラバラになってしまった。

その人達と集うことすら、難しい状況です。

 

僕は東京から、離れてしまった。

うんと離れたわけではないけれども、遠いところに来てしまった。

絶望的に長い距離を走る通勤列車の中で、田舎の風景を見ながら、かつて青春をすごしていたその街で聴いていた、その時、青春の時に聴いていた曲を、また聴いてしまったこと、悪いのでしょうか。

 

Rocket Shipは、アメリカのインディーズのバンドです。

 

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Rocketship (band) - Wikipedia

 Rocketship is an indie pop band formed in Sacramento, California in 1993.

と、英語のwikipediaにはあります。そうです。インディー・ポップバンド。もう死んだ言葉かもしれません。それを言葉で表すのは難しいです。しかし「インディーズ」、独立した音楽なのです。彼らはいわゆるプロのミュージシャンではありませんでした。

確か「米国音楽」という、「僕ら」に影響を与えてくれた雑誌において、バンドのキーマン、Dustin Reskeがインタビューに応えていました。

その内容は衝撃的なものでした。

「俺たちはアメリカでひどい生活をしている。ほんとうに最悪だ。でも、夢見ることは忘れない。でも夢見るような音楽を通して、俺たちの悲しみと苦しみ、クソなアメリカの姿を伝えたい」とかそういうような事を言っていました。

 

確かに、このアルバム、「A Certain Smile, A Certain Sadness」は、そのような、夢見る音楽です。1曲め、I Love You Like the Way That I Used to Do" 

そして、垣間みえる偉大な「マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン」の影!

とても、チープだけれども、心が入っていると感じます。

 

メロディは、慈悲を求めるかのような、美しいものばかりです。

 

5曲目「I'm Lost Without You Here」

この曲をカバーした覚えがあります。懐かしい。僕はドラムだったか、キーボードだったか忘れてしまいました。西荻窪ターニングというライブハウスで演奏しました。友達のひとりユニットのサポートでした。彼は元気なんだろうか。一緒にタダでドイツに行った彼。彼は何者だったんだろうか。

 

そんなことがぐるぐるまわってきます。

アメリカの彼らなんて遠い国のことなのに。遠い国に感じてしまう。同じ国に僕らは生きているのに。小さなロケット船は宇宙の彼方へ消えていった。ギターのフィードバックノイズと、シンセのダダ押しと共に。そしてささやく。「A Certain Smile, A Certain Sadness」ある微笑み、ある悲しみ。

過去は美しい。

過去は変えられない。

過去から逃げても追ってくる。

 

4度の悪夢にうなされながら、夜を過ごすのです。

たったひとりで。

誰にも邪魔されない。完璧な空間で。

 

【ゔぃじゅあるけい】みんなでぜつぼーしよう〜! メトロノームのさくひんたち。【全日本ぜつぼー連盟】

みなさんこんばんわ。さわやかでまえむきで「ぜんにほん、ぜつぼーしてるひとらんきんぐ」246位というぎわくのさわやかまえむきです!

とつぜんですが、ぼくはいま「ぷちぜつぼー」しています〜

ぷちなのでたいしたことないないのです。ぼくはぜつぼーしていない!

 

ぜつぼーてきなおんがくをきこうとおもったけど、くらいような曲はほんとうにくらいとはおもえない、CDをだしているじてんで、しあわせなんだとおもうから。みんなゆめをかなえている。らいぶをやっている。ファンがさいぜん3人でもうらやましい。やっかみやっかみやっかみだー

シーディーだしてかいとりひゃくまいでもうらやましいーー インストアイベ5にんだけでまじさむいとかレーベルおーなーにうりあげもっていかれたりして、そしてたぬきでたたかれたりしてもうらましいーー

そして、くるしいせいかつもささえてくれるひとがいたりする。「みつ」をあたえてくれる。じぶんをぎせいにして!せいかつのすべて!しゅうにゅうを!

かれらはみつをかてにして、めじゃーのせかいへ・・いけるのはひとにぎり。

そんなぜつぼーてきなゔぃじゅあるけいのなかでも、「とくにやんでるなあ」とかんじさせてくれる、かなりぜつぼーてきなばんど、「メトロノーム」をしょうかいしますね。

 

 

1メトロノーム

1メトロノーム

 

 ぜつぼー!ぜつぼー!

ぜんきょくぜつぼー・・。

どうしたらいいのかな?でもたのしそうかもしれない。そんなことない!

ぼくのこころはエレクトリックにみぎにひだりにゆれうごく。そうメトロノームのように!きみのバーカ!

2.誤Sick

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いきなりとってもくらいくらいきょくだよ・・・

rocklyric.jp

頭が割れる 涙こぼれてる

僕は言葉を忘れて

僕の名前はキミのなかにある

消えそうな想いでも キミに届きますか?

 「もうだめだ」感がすごいよ。のうてんきにきこえるきょくだけど、そうだからこそ、ほんとうにわかるんだ。ぜつぼーしてるんだって。ぜつぼーするしかないよ。だから「誤Sick」をえんじるしかないんだよ。ばかたちには。なにをいってもつたわらない。こころのこえはかれらにはとどかないんだ。。。

いきなりくらいよ。もうだめだよ。。

3.「セルフコントール」

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ぴこぴこしているのが、大きなとくちょうだったりするのです。彼らは!

ダンス・ミュージックではなくて、てくのがるーつなのがかれらの大きなとくちょうなのです〜 こういうバンドはいそうでいなかったのです。とうじは。今でもかもしれない。。しかしーぴこぴこしていますが、えんそうはうまいです〜そして!ボーカルのしゃらくさまは「はくち」っぽいです〜すごくはくちです〜かすけーどのたまさんに似ているかもしれないはくちっぷりです。てくのはくち!・・。

でも、このきょくはまだまし!まだましなぜつぼー。ましなぜつぼー・・・

6.「残念。僕の人生」

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アルバムにはいっているばーじょんとはちがうれあなトラックだよお

「ざんねん!ぼくのじんせいー ざんねん!ぼくじんせいー ざん!(ざん!)ねん!(ねん!)じんせいーの「(ざん!)(ねん!)がはいってなくてざんねんだよお〜アルバムかえば入ってるよー もうはいばんだから、ちゅうこじゃないとないよ〜かなしいね。ようつべにぜんとらっくあるけど。。

ざんねんだな。ぼくのじんせい。なんでこんなきょくきいてるんだろう感がひどいです。たすけてたすけて!ざん!ねん!ぼくの。。

8.「プチ天変地異」

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ぷちてんぺんちい!たいとるが、いいなあああ。こりゃあたまげたてんぺんちい!

ぜつぼうもきわめると、てんぺんちいになるんだな〜とそれらをながめながら、僕はなみだをこらえるのです。そう、僕にとってまわりのけしきはすべーててんぺんちいだから、にげなくてはいけないのに、にげられない。きみはしぬ、ぼくはしぬ、それでおしまいなのです!

rocklyric.jp

11.「三つ数えろ

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三つ数えろ」っていうえいががあるんだよ!ふるいホラーえいがだよ・・・でもこわくてうつくしいすてきなえいがだよ。このきょくのかしはそのせかいをひょうげんしているんだなとおもったよ。みっつかぞえて、そのあとは、かなしみがまっているんだけど、そのかなしみはのぞんでいたものなんだ。ふたりがのぞんでいるとひとりだけおもっていた。そしてひとりだけのこったんだ。ゼツボーだよ。

13「ΦD-SANSKRIT」

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でんせつの「ラップトップ・デスクトップ」だよ〜 羅犬(なつかしーー)でもていばんだったよね。ラップトップってなんだろうってこのきょくでしったことばだったよ!そのごなにかのまちがいであいてぃーぎょうかいではたらいたけど、やっぱりだめだったよ。ほんとうにだめ。ぜんぶゆめのようにきえてしまった。ぜんぶゆめだったんだ。。。ラップトップデスクトップ>< なにげに「サンスクリット」という由来にもとづく、東南アジアっぽいきょくなので、つみがふかい、ごうがふかいきょくだな〜

よくわからないけどいのりたくなります。

ふりつけをますたーして、がんばろう!あかるくげんきにぜつぼうしよう!ラップトップデスクトップ!みんなしねばいいのに・・・

www16.atwiki.jp

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 2.「コンピュータ」

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こわれたコンピュータ ひとにこわされてあコンピュータ

だけでぼくはただのきかいなんだよ だからかなしくない

べつにわるくないけどあさはまたからっぽなんだ

よのなかのしくみたちに ぼくはまけて

ちがうじぶん すいっちおん!!!

 

みんなぼくのこと ほんとうのぼくのことなんてしらないくせに

ほんとうのぼくのことなんてしるきもないくせに

 

みんなコンピュータなんだ ぼくにきょうみをもたないぷろぐらみんぐがされた、しーげんごとぱーるでかかれたことばなんだ ぼくはばぐをおこしてほうこくされたけど、かいはつしゃがなおさなかったんだ ぜんぶかいはつぶがわるいんだ!

このきょくは、たのしいけどくらい、かなしい、さみしい、まいなすがぜんぶはいっていて、きもちいーです。ぜつぼーぜうぼーああぜつぼう。

6「一週間」

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げつよう→いちばがおやすみ だったので

かようすいようもくようきんよう むだにした

どようとにちようはなんだかうんざり〜!

 

そもそも、げつようすらなかった!なんてゆうがなんでしょうか〜みつのおかげでしょうか!のうみそわいてる!かれらはひ・げんじつのにんげんなんです。でも、かれらはほんとうはくるしくてしかたないから、こんなきょくをやっているのです。きっとそうなはずだ!ぼくはこのきょくがすすすきで、いちじきマイニチのようにきいてました!

そのころは、ふつうにはたらいてりあじゅうのようだったけれども、やっぱりプチうつだったから、もうこんなじぶんはかえられない。じんせいにリセットボタンはないけれども、でんげんていしぼたんはあるのです!そんなことをおしえてくれたメトロノームさんありがとう〜!うそ!

「絶望さん」

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ぼくはやまのなかでひきこもりせいかつをしていました><

でも、たまにはそとにでるんです。そしたら鳥さんがたくさんいて、いつしかもりのなかを「鳥さん」「鳥さんいないかな」「鳥さん鳥さん」ってさまよう「鳥さんさんぽ」がにっかになりました。

 

あすはない、もうこない。

あすはない、もうこない。

 

この「絶望さん」をおもださないように。ぜつぼうさん、鳥さん、ぜつぼうさん、鳥さん、ぜつぼーさん。みなさん、ぜつぼーですかーー?フィッシュアンドボール!

 

ぜつぼーなんてことばかるくつかうなというけれども

ぜつぼーは、そのへんにころがっている。そういうニンゲンもいるのです。

そういうひとがうけいれられない世のなかだということはわかっているのです。

だから、おんがくのなかだけでも、ぜつぼーくらいたのしませてよ。だからいっしょにぜつぼーしませんか?ぜつぼーしませんか?

ぜつぼー しないよなあ。

 

希望はここにしかないよ!「強くてNEW GAME」

よくわかるけどまえむきだね!!アハハハ強くてニューゲーム!!!

あはは 絶望さんありがとう!

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おわり

アメージングな人生に乾杯 HIGH and MIGHTY COLOR「Amazing -Prelude of ROCK PIT-」

 

ROCK PIT

ROCK PIT

 

 なぜかそのバンドの1曲に惹かれてしまう、その1曲以外も好きなのだが、どうしてもその曲だけ。しかもHIGH and MIGHTY COLORという、僕の「J-ROCK苦手」体質な僕にとっては門外漢的なバンドの曲。なんでだろう。彼らの音楽をちゃんと聴いたのはLUNA SEAのトリビュートアルバムでカバーした「ROSIER」だった。

 

maemuki.hatenablog.com

 ここでも、僕は軽くだけど絶賛してる。彼らを。「どうせ誰も彼らを評価しないだろう」と思ったからだ。だから、「その曲も収録されているアルバムを聴こう」と思っても普通なのだ。普通普通。

そうして、聴いてみた「ROCK PIT」この1曲目、「Amazing -Prelude of ROCK PIT」

この、4分弱の短い曲。


High and Mighty Color-Amazing.mp4

いきなり惹き込まれてしまった。

穏やかなピアノから(このPVではオルゴールだけど)始まり、徐々に曲の世界が開けていく。そしてマーキーの声で、高らかに曲が始まり、疾走する。

なんの変哲もない前向きな歌詞だけど、切望感を感じる。そう、疾走感と切なさ。それは、もしかしたら怒られるかもしれないけれども、彼らがカバーしたLUNA SEAに通じると感じてしまうのだ。このアルバム「ROCK PIT」にもその片鱗が見えるような気がする。

「気のせいかも」と何度も聴き直してみたけど、やはりトリビュートアルバムに参加するくらいだから、きっと影響は受けているのだろう。

このボーカルのマーキーさんは、もしかしたら素人、のように聴こえてしまうかもしれない。でも僕はそれがいいのだ。完成された歌声なんて必要ないと思っているから。

「ROSIER」も、ボーカルはAメロ、Bメロは男性がつとめて、「揺れて揺れて」は彼女が歌った。そこが良かった。高い声であのメロディを歌ったからこそ、曲の別の真価が見えた。

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この曲なんか、やはり幻影が見えてしまう。

実はLUNA SEA様は、インディーズ時代から聴いていて、「MOTHER」を最後に「あがって」しまったような、畜生なのだから、ちょっとずれているのかもしれない。。

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この「マーキー」さんは、なんとなんと「ドリカム」の人と結婚して脱退した。

結婚相手としては、何の不足もない人だと思う。まさに夢のようだ。アメージングだ。

「Amazing」の歌詞の中では、アメージングなものを目指して、突き進もうという姿が見える。まさに、アメージングな人生になったのだと推測する。

夢が叶えられたんだと。

僕もアメージングな人生を送りたいので、「Amazing」を聴き続けようと思います。

【女優の歌シリーズ】最初から引き算なんてなかった引き算の音楽 中谷美紀「私生活」

 

私生活

私生活

 

 

麗しの美紀さまについてご紹介するのも3枚目。そして、あと1枚です。

悲しいですね。しかし美紀様はお元気であられます。番組か映画かの宣伝かわかりませんが、おくだらないおバラエティになんかに出ていて、「私生活」のことなんかしらないとばかりに、わりかしおくだらない事をお話になられていて「中谷美紀ってすごくびじんなのにしたしみやすいね」なんて一般人さま達に言われていたりしますね。良いことだと思うのです。

 

3枚目のアルバムは「私生活」です。

このアルバムからフォーライフから坂本龍一の所属するワーナー・ミュージック・ジャパンに移籍しました。

まず気になるのはやはりそのタイトルです。「私生活」気になります。「芸能人の私生活」どうでもいいと思いつつもやはり気になってしまう。そして「中谷美紀の私生活」ときくと、やはりどうしても気になってしまう。それを自分のアルバムのタイトルに付けた。どういう意味があるのでしょう。

 

この頃は確か・・・彼女の「私生活」について騒がれていたかもしれません。それは俳優との禁断の愛、のようなものだったと記憶しておりますが、所詮ゴシップの範疇にとどまっていて、真偽は不明でした。つまり、「私生活」でこちらが想像するようなことはなかったのかもしれない。

また下世話な話ですが中谷美紀さまの「おうわさ」として、最近はドイツ人のチェリストとおつきあいをされているという噂を耳にしてしまいました。

なんて素敵なんだ。ドイツ人!チェリスト!美紀様!すてきー

 

そんなものなのです。

音楽とはその人の「私生活」が入っているもの、というのが一般的な認識ですが、そもそも音楽とは音を使ったもの、なのです。言葉とか気持ちとかそういうものは関係ないはずです。言葉はそれを助けるものである。主役ではない。でも人々はその「言葉」の強さに負けて、それだけに歌詞を見い出したりしてしまう。

 

僕もかつてはそうでした。しかし、聴く音楽の幅が広がって、それを克服しました。ですが中谷美紀さまについては、やはり作詞家、売野雅勇さんの素晴らしい詩世界に魅了、そして美紀さまの声に集中をしてしまっていて「そういう音楽なんだ」と決めつけていました。

そんな僕が「私生活」を聴いて、最初はどんな感じを覚えたのか。

それは「なんかつまらないな」「地味だな」「食物連鎖とCUREの方がいいな」と思ったのです。無理もないです。

 

しかし、ある時、いつもはイヤフォンやヘッドフォンで音楽を聴いていたのですが、その時は「24時間大音量出し放題」という狂うほどの山の中に住んでいたので、CDを発見した、そうだスピーカーで聴いてみようと思って、限りない大音量でこのアルバムを聴いてみたのです。

そしたら、スピーカーから、銀色の凍てついた空気が流れ出したのです。そうだ、これは今まで違う耳で聴かなくてはいけないアルバムなんだと思いました

音楽とはクラシック音楽でも「標題音楽」というのがあります。例えばドビュッシーの「亜麻色の髪の乙女」や「音と香りは夕暮れの大気に漂う」など。作曲家がその曲に、ピアノ単独曲であるのに、器楽曲であるのに、付けていたりするのです。

聴く側は、その曲について想像ができやすくなる。そういう利点があります。

 

この「私生活」はそういうものを排除した、「絶対音楽」だと感じました。

絶対音楽とはそのような「標題」がついていない音楽のことです。例えば「ピアノソナタ第1番」「交響曲第1番」という名称だけのもの。

もちろんこのアルバム収録曲には歌詞はあります。ありますが、歌詞を届けるだけの音楽だけではないと感じました。

 

圧倒的な音像に支配されています。坂本龍一中谷美紀ワークスは、坂本龍一ファンには不評だということを聞きましたが、おそらく今までの作品に彼にとって足りなかったものが、ここにはある。

驚くくらいの太いバスのドラムの音、シンセが主導する曲の世界、きらめきどよめくノイズ。そして響き渡る中谷美紀の硬質な、硬質すぎる声。

圧倒されました。これは「絶対音楽」なんだと。

 

  1. フロンティア

エレキギターの乾いた音からスタートする。何かが起こっているのに、何も起こっていないような、中谷美紀のボーカルが冷たく冴える。4AD的な深いリバーブ。限界に近いと思わせるようなハイトーンのファルセット。全てを銀色の世界に包んでいく。

全ての「音階のある音」が、何かに包み隠されている。

  2. 雨だれ

やはり4AD「This mortal coil」に似た響きのある曲だ。最低限の音数に、贅沢なリバーブ。美しい悪夢、つまらないたとえだけれど、そうと言いようがない。不思議なけむりに包まれてしまう。そして見えなくなる。女優の私生活は見えないのが相応しい。

  3. temptation

フランスの作曲家ガブリエル・フォーレの「シシリエンヌ」

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「Temptation(誘惑)」と名付けられたこの曲は、原曲の流麗で悲しげなイメージは控えめに、あたかも大人の女性の誘惑というべき、淡々として抑揚のないアレンジになっている。ところどころ入ってくるピアノが坂本龍一らしい。坂本龍一チェリストと組んでピアノを弾いて、アスラット・ジルベルトをカヴァーしたアルバム「casa」を思い出す。

 

カーザ

カーザ

 

 

これはかなり名盤だったのでよく聴いていた。中谷美紀より聴いたかもしれない。ただし、そのアルバムはチェロとピアノとボーカルだけだった。この曲のバックトラックは、全く違う趣で、ブラジル音楽ではないけど、どちらとも取れないようにやっているのだと思う。

  4. Confession

ノイズと共に、中谷美紀のセリフが入っている。朗読ではなくて、セリフ。短いもの。

「私生活」を少しだけ見せている。ただし、力強い囁き。悲しい。

  5. クロニック・ラヴ

ポップなナンバーだが、調整の定時は極めて曖昧であり、しかしボーカルは大きく響く。不思議な音響だ。コードがより複雑にきこえる。基本和音に上に重ねている、それはボーカルを邪魔してしまうこともあるのだが、それが無い。上から下まできれいに構築されている。

  6. Spontaneous

こちらもノイズセリフ。バック担当は竹村延和。声をサンプリングしてリズムのように刻まれてあらわれる。もちろん、そのせいで何を言っているのかはわからない。

  7. 夏に恋する女たち

全2作に続く大貫妙子の曲。どこか朴訥で明るいメロディと曲調が中谷美紀には合っている。引き続き、「つかのまの安らぎ」のような曲。しかし柔らかな空気の中に、針が隠れている、そんな感じも引き続いています。

  8. Automatic Writing

4と同じ半野喜弘のトラック。「きたないな」という声がよく聴こえる。ポンポンとした16譜が右左を駆け回る、可愛らしいエレクトリック。

  9. フェティシュ〜Folk Mix〜

「クロニックラブ」のカップリングに入っていた曲のリミックス。folk mixとのことだが、ボーカルとともに、延々とバックトラックは打楽器のループのみ。調整感はまるでない。たまに入ってくるボーカルに対してのコーラスのみに和音が感じられる。

音が無い。音が少ない。このような、「メロディアス」で売野雅勇のセンチメンタルな歌詞に見合った音が省かれている。

そのような音楽を「引き算」として表現したというミュージシャンが沢山いるような気がする。あえて、少なくしたそんな音楽なんだ、素晴らしいだろう、みたいな心が感じられる。それと、この「フェティッシュ〜Folk Mix〜」は、その類と同じようには思えない。最初からそれらは全て省かれて、ボーカルのみが遺されて最低限のものだけが足された。「ミニマル・ミュージック」については詳しくないけれども、そのようなものなのではないのか。

坂本龍一は、とても悔しいけれども、やはり「ポピュラー・ミュージック」の範疇では、「音楽に対して最高の学識」を持っている。それも世界で受け入れられている。なんだかわからないけれども「教授には引き算なんて必要ない」というのを感じた。

ちなみに次作「Miki」には通常のバージョンが収録されている。どちらが聴きやすいのかといえば、やはり後者。

10.Leave me alone… 

「はあ、うるさ」

 「…怒っちゃったのかな」

  11. promise

作詞作曲、そして坂本龍一と共同クレジットにて名前がある京極和士さんは、ラジオの企画にて入賞した方。とうぜん坂本チルドレンなんだろう。

坂本氏の独特なコードプログレッションに対抗すべく出来たような曲。

  12. all this time

「フロンティア」のバージョン違い。歌詞とタイトルが違っている。

よりシンプルに耽美的になっている。ビートがない。ボーカルはコーラスのエフェクトが深くなっている。

アルバム後半に、最初の曲を違ったかたちでまた見せる、という方法はよくあるような気がする。しかし、そこに大きな衒いは感じられない。ひたすらに透徹にそれらがこなされていく。ただただ、そこに椅子をもとめて、観客はさまようだけ。

  13.  temptation〜Drum Mix

3曲めのガブリエル・フォーレの曲のドラム・ミックス。

その名のとおり、淡々としたドラム、声のような音のループが優しく響く。

透徹な音楽だ、と思った。

透き通るようなもの、筋が通ったみずみずしいもの。それは「あらかじめ引かれた音楽」でしかなしえないのでは、と考えてみた。

 

以上。中谷美紀のアルバムはあと残り1枚だけ。

インディーズでもいいし、坂本龍一はいなくてもいい。歌手活動をまたやってほしい。

そしてまた、「食物連鎖』の時にやったような、渋谷のライブハウスで公演をしてほしい。「私生活」のおかげでそれは遠そうだけれども。

 

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