さわやかトラウマ日記

さわやかな音楽ブログです from 2004


さわやかでまえむきな人間になりたい男が
好きな「文化」を語る。
そんなブログです。from 2004yaer。

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明日…会社の女子会に参加します!💄🍰💘

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明日、会社の女子会に参加します。

こんなブログのタイトルを書く、男が果たして、今夜この世にいるのでしょうか?

これは、バズるwかもしれない。いやBAZRAないでしょう。BAZURU…

 

しかしこれは虚構でもなく虚像でもない。そしてオチもありません。

 

そもそも、僕が今の会社に雇われた理由は、ちゃんとあるみたいですが、僕は、一次面接加2次面接かわすれましたが、あることに堂々と応えられたこと。それだと思うのです。それは

「入社して配属される予定のチームは、3人全員女性ですが、大丈夫ですか?」即

「全然平気です!!」

と答えたこと。答えられたこと。それが一番なんだと思います。

 

そして、その事を、入社当日の「歓迎ランチ」にて、女性3人にも話しました。

「それは…わかりますね」なんて言われてしまいました!そして、女子会にいたります!

 

でも、残念なことに、その中のひとりが月末で辞めてしまうのです。

どうしましょう。かなしいです。まだ三ヶ月なのに。。

そうなんです。良いことばかりではありません。。

 

でも明日は女子会。楽しくお話して、ちょっとお酒ワインなんかももいただこうかな、なんて。

 

そういえば(なんだかおしゃべりモードですみませんね)この前、女子の雑談(けっこう雑談はげしい)にて、ジャニーズの話しをしていたのです。「今は嵐がいちばん人気?」「ジャニーズうえ?スト??みたいなのも」みたいな。

そうしましたら「まえむきさまの好きなジャニーズは誰ですか??」なんてきかれたのです。

「おかしいなジャニーズなんてぼくおとこなのに」なんて普通に反応してしまい「いませんよージャニーズなんて・・・。 セクゾンは担降りしましたが」(担降りについては事前に僕が説明しました!!)

maemuki.hatenablog.com

 あまのじゃくうが働いて「いませんよジャニーズに好きなのなんて」と言いました。

 

しかし、帰り道に!ハッとして思ったのです。

田原俊彦さま。。ではない。彼はもうジャニーズではないのです。

そうです。僕の尊敬するジャニーズ事務所所属の人といえば、、、、!!

東山紀之さん!少年隊の東山紀之さんです!!!言うのを忘れていました!!!

 

東山紀之さんについて、前にちょっと、っていうかかなりの量を書きましたが、スマートフォンで書いたので変になっていた、ちょっと恥ずかしくなったので、非公開にしました。しかし、東山紀之さんの真の深さ、素晴らしさを伝えていくこと!それは使命だと考えています!

とりあえず、みなさん「少年隊の東山紀之さんは素晴らしい人らしいよ」と3日以内に最低5人に話してください!!ごめんなさい!おわり!!

入会したジムを2ヶ月でやめめました><

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先日入会した24時間営業のスポーツジム、結局あまり…3回くらいしか行かず、今月末で退会しました!

理由は自分が、事前の見学をしなかったことです。すごく狭くて小さく、地下含め4階建て!エレベーターなんてなし!でした…。フリーウェイトが4階で、シャワー室やロッカーが地下です。なので計5階も階段移動になります。。

でも、朝に行ければいいかなと思ったのです。出勤前に。ひとつ先の駅なので、できるかな?と思いました!自分は最近早起き極まり無いので、行けるかなと思いましたが。やっぱり朝はねむいだるいつらい、略してNDTです…!

 

もう一つ大きな理由が、入ったタイミングで会社の福利厚生の会員証が来たのです。「都度利用」で会社帰りに使えそうなところが、ありました。今の会社の駅ではなく、隣りの駅で、とても良いところがあったので、そこを試しに使ってみようかなーと。

そこは前前世の会社の真裏にあるところです。たしか当時の社長さまが通っていていいよーいいよーと言っていたのです。

たしかに、お風呂なんかもあります。プールにはジャグジーも。泳ぐのはあまり興味ない、泳げるのですが(名古屋時代にはスイミングにかよっていました!)、ジャグジーに浸かりにいけます!

休日は、ちかくにコナミのスポーツジムがあるのですが、「都度利用」が2000円もします>< 行こうとしているところは、1000円です。チケットを購入するともう少し安くなる。月9回以上行けば、月額利用でも良い感じです。

やっぱり、お金がかかっているところが良いと思いました。ほんとうは、志木のコナミスポーツ、プール、スタジオなしで、なぜかジャグジーありというよくわかんないところ、あそこが好きでした。埼玉時代にはそこでがんがんきたえて、別人のような体つきになりました。まあ今度は、からだ云々よりも、足を鍛えてなんとかするのが目的です。でも、ジャグジーが一番たのしみかもしれないです><

 

【き近況】在宅勤務辞めて就職して3ヶ月が経ちました!

4月の中旬から、新しい会社ではたらきはじめました。なのでちょうど今が三ヶ月くらいになりました。最初の1ヶ月は短いようで長く、長いようで短かった。感じでした。

 

○在宅勤務の利点

在宅勤務、自宅作業で1対1でチャットで仕事、長くて6時間。楽そうでしょう?でも、とても辛かったのです。6時間が長くて長くて。不規則な勤務時間でもありました。

新しい仕事は、普通の時間にはじまり、おわります。奇遇なことに、東京の最後のオフィスだったところ、ほとんど隣り、そして同じ勤務時間でした。だから、楽でした。家は変わりましたが、通勤経路も変わりなし。いろいろ勝手がわかったこと。それはよかったです!

しかし、在宅勤務のしごとがあって次につながったこと。居を田舎から東京にうつしても、そのまま仕事ができた、ということは良かったです。自分は資格もなく、どこへ行っても通用するスキルは全くないのですが、東京での仕事が役にたったんだなーと改めて思いました。

○普通に会社勤務に戻って、健康てきになりました

会社は10時開始、19時に終了です。それはその前、前前前世でも同じでした。だから戻ってラクでした。そしてどこも山手線沿線、品川〜渋谷の界隈でした。そのような生活に慣れていたんだ〜私って山手線OLだったんだ、また「港区ではたらくOL」に戻れたんだ、と日々実感して、「東京ってやっぱりイイナ、好きよTOKYO」なんていつも思ってしまいます。

在宅勤務では、ほとんど外にでず、出るとしたら、上田映劇に行くこと、あとはメロディーグリーン(老舗の中古CDやさん)くらい、あとは長門牧場のソフトクリーム(ちょうおいしい)などに行くくらい、結構でかけていたのですが、やはり体を壊すことがありました。でも、普通の時間に起きて(前は5時起きでした><)普通の時間に寝る繰り返しで、体調はよくなり、風邪をひいたりすることも、なくなりました!

○品川駅港南口はとても働きやすいところです

何度も言いますが(これは在宅勤務のチャットでよく怒られる時に使われた言葉です(●`ε´●)品川駅の港南口、改札を出て、ちょっと鬱な「自由への奴隷行進〜ブルーボトル・コーヒーを見上げて〜」があるのですが、それすらもやはり直前田舎暮らしには愛おしく思えます。

ほんとうに働きやすいです。前からずっとそう思っていました。でもまた働けてうれしいよかった、と感じています。会社は変わったけど、全然良いのです。もう広いカフェテリアも、手作りパンコーナーも、サラダバーもソフトクリーム販売もないけれども、いいのです。コンビニもたくさんある。そうです。結局食べるところがたくさん近くにある、それは重要なことです。さらに、ドラッグストアや、なんと銀行のATMも自分のメインバンキングが2つ、あるのです!きせきーー

僕が港南口でちょうお気に入りのお店は、昭和の香りしかない「喫茶ダリ」です!

 

https://www.instagram.com/p/BjesY9YnirH/

品川サラリーマンのオエイシスモーニング・グローリー喫茶だりにきました!あー落ち着きますでも今日は私服なので、Web企業サラリーマンの気分です!バズってるー?ビットバレー!コンテンツをブラッシュアップ!! #喫茶ダリ#品川#喫茶店 #サラリーマン

https://www.instagram.com/p/Bkt4EjWnwrO/

今日のランチです!!!!いやしの喫茶ダリのフルーツパフェです!!悪いかちくしょう男👨しかもおじさん👴がランチでパフェ喰って悪いかのかよちくしょう おいしかったです!!!#パフェ#parfait#喫茶ダリ#ランチ#今日のランチ#パフェランチ

実はここは以前は存在だけ知っていて、入ったことはありませんでした。なんせぼろーいビルのちかにあります。き急な階段がこわくて…というのもありますが、かなりおそろしい風体のエレベーターを発見し「えい」とばかりに乗り込むと、なつかしい「食品サンプル」がならんだガラスケースがお出迎え!「ああ」と吸い込まれ、入り口ちかくの変なソファが異様にふかふかしていて「ここは気に入ったぞ」とすぐに思ったのです!

このパフェのおいしさ。この日のランチはほんとうにこのフルーツパフェのみでした。「お前OLにもほどがあるお(2ちゃん用語)」なんて思われても仕方がありませんよね。自由にさせろや!!?おまえら、俺がどんだけ田舎で苦しんでいたのか??わかるのかよおおおおおおお〜こんな、だいとかいで、!!パフェくらうなんてよおおお「うぐいすのもり」(リアル)でひとり、石油ストーブにいらついていたとか!!しってんおかこのやろうめーーー!!

○毎日のように新宿駅の「ベルク」に行っていますよ(‘д‘)

https://www.instagram.com/p/Bk_405wnwh1/

またたBergにきました!朝こそちゃんとたべないと!#Berg

ぼくの聖域・セントサンクチュアリサンクトペテルブルク、ベルクに毎日のように行っていますがなにか????ここは狭くて席も少ないので、こないでください!!もう十分に繁盛していますので!!??そんじょそこからの「にわかベルガー」と僕は違うのです!!ぼぼくめはなんと!高校生の時からここにきているんだよおおおお!!!ほんとうにです。ほんとうに。またここに来て、いつでも、出勤前にこれるように。。。

実は、前はここに出勤前には来なかった。新宿駅まで、歩いていけたのにいいいい!!

という悔いもあり、ということもありますが、ここは普通にうまいおいしい美味しんぼなのです!!

他にも「定期券悪用し山手線途中下車にて外食ひとり外食ざんまい」とかもありますが、もうやめます!!

○いいことばかりではありませんよ

そうなのです。このように外食に耽るということ。それは自分の、体型変化にも繋がりました。。かなりふとってしまい。。体重計にものれません。。でもまあきにしないんのです。いいです。それより、深刻なのが、仕事が単調で単調嬰ハ短調だということです。いや嬰ハ短調はシャープさん(トットちゃん!)がたくさんあります。イ短調にしておきますか。そんな感じです。音大でみせびらかしのようで、と言いたいところですが、短大なので安心してくださいね。そんななのです。

いろいろ、あります。

 

しかし、「短大」で思い出したのですが、僕は短大卒、専門学校中退、しかも時代はロストジェネレーション不況まっさかり、というかなりのハンデを負ってきた社会人スタートでした。最初はドトールの深夜アルバイト、セルフ式ガソリンスタンド併設、という説明がややこしいやはりややこしいのですが、そこからのスタートというものでした。

そんなくそやろうが、よく、ここまでやってきたなあ、と思ってしまうのですが。

それが

よくなかった。

んだと今は思うようにしています。

 

結局、僕が一番得意なことは、生きる糧にすることはできなかった。「いいやここでラッキー」みたいなことを、ずっと思ってしまったのです。

 

そして、今、またそうなってしまうかもしれない。。。どうしましょう。平凡な社会人生活なんて、何の価値もない!早く抜け出せなければ、でも、そういう目的で音楽をやりたくない。ただ、純粋にやりたい。。しかしこうして、また夜は過ぎていく、また会社にいく。帰ってくる。その繰り返しです。頭の中は外に向かっているばかりなのに。

僕はここ数年、いろんな事があったのです。ほんとうのことをいうと、もう疲れてしまいました。しばらく休みたい。精神的に。何もない日々が、続くこと。しばらくそれでもいいかな、と思っています。

そうします。何も考えず、仕事をこなし、休みは休む。やりたいようにやる。次を考えるのは、また先にします。まだ生きられそうだと思うから。

とりあえず書きなぐり、書いてないけど!書いてスッキリしました!

これからもよろしく(‘д‘)!!!(‘д

【METAL】Gargoyle「璞」(1992) 人の為と書き 偽と読むだろう

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璞

 

 本日、GargoyleのKIBA以外のメンバーが脱退するというニュースがありました。便乗しているようで、恥ずかしいのですが、これを機会に彼らの代表作のひとつである「璞」をレビューさせていただきます。

このアルバムは、初回版の縦長の絵本のような装丁のものを、高校生の時に買いました。この時の最新音源だったのは間違いないですが、発売当時に買ったのかはもう覚えていません。

Gargoyleを知ったのは、もちろん「ロッキンf」です。METAL雑誌に載っていた、ド派手な衣装、きわめて和風のような衣装は、今ではありきたりなのかもしれませんが、当時は新鮮でした。当然当時は「ヴィジュアル系」という言葉ありませんでしたので、自分としては聖飢魔Ⅱみたいな感じなのかなあーと、思っていました。

そのうちに、過去にGargoyleに対してメジャーのレコード会社が「公開質問状」を雑誌の広告に掲載した、ということを知りました。内容は「なぜメジャーデビューの交渉に応じてくれないのか」というような、内容だっと聴きました。それを見た覚えないのですが、確実にあったようです。そんなに価値のあるバンドなんだ、と聴く前に知ることができました。そんなこと、後にあったのでしょうか??

そして「璞」以前に、もう渋谷公会堂でワンマンライブを成功させていたということも知りました。渋谷公会堂でワンマンライブができるインディーズというバンドは、当時ほとんどいなかったと承知しております。

 

初聴きの感想は…「これは聞き手を選ぶ音楽だな」ということです。当時はインターネットもなく、僕の住んでいるど田舎では「試聴機付きのCD屋」なんてもちろんありませんでした。それでも買いました。雑誌にのっていた、情報源がそれだけだったからです。

そして重要なことに気づきました。個性です。こんな個性的な音楽は他にはないのではないか?ということに気づきました。個性的な音楽。そう言い切れる音楽を、もう久しく聴いていないような気がします。しかしGargoyleの音楽は、時を経ても個性的であるということ、そして、それは単なるオリジネーターではない、「後に続くもの」が到底表れないものである、というのは、今の意見です。

「璞」収録曲

  1. 真王
  2. 凱歌
  3. OPEN SESAME
  4. 人の為
  5. Cogito,ergo sum
  6. PROPAGANDA
  7. HALLELUYAH
  8. 不倶戴天
  9. 頭ガコワレタ
  10. DOGMA

「璞」のブックレットには各曲にたいして、よりイメージを増幅させる素晴らしいイラストが掲載されていました。1曲め「真王」はなにかの王の首を獲り、KIBAの顔に似た生首に変えるイラストでした。メンバーは共に「謀反敢行」をしているような描かれてかたでした。しかしこの曲は、メロディアスだと感じます。KIBAの声がダミ声ですが、メロディアスです。そしてダミ声なのに歌詞が聞き取りやすいです。不思議です。

そして1曲めから炸裂するギター、流麗なギターソロは、屍忌蛇です。屍忌蛇もこのアルバムの重要な鍵となっています。

2曲め「凱歌」はただのメタルバンドではない、という事を見せつけてくれる曲です。ベースのライトハンドの浮遊感ただようイントロから、アップテンポ、しかし突然KIBAが細かく詩を叫び「もっと上へ!」と何度もさけびそして「凱歌」のような歌い上げをする。そしてダミ声をやめ、「凱歌」を子供の声と歌う、そしてまた戻る。そんな演出もひかる、ものすごくドラマティックな曲です。

3曲め「OPEN SESAME」はそのまま「開けゴマ」ななのですが、4分の4と4分の3と4分の5拍子が入り乱れる、変わった曲です。しかし貫かれるポジティブなメッセージを感じる曲でもあります。「空よ開け」「ゴマ!」なんていうやりとりがライブでは繰り広げられいたのでしょうか。僕はGargoyleのライブを一度も見たことがありません>< でもまだGargoyleは無くなっていない。いつか見られたらなと思います。

4曲め「人の為」この曲のこの歌詞がずっと心に残っていました

人の為と書き 偽と読むだろう

ほんとうにそうですよね。「自分の為に生きろ」という事を問う曲です。人の為、なんて偽り。ほんとうにそうです。

この曲は屍忌蛇の好きな高中正義を意識した、ポップな曲です。後の「Natural」にもこのような曲がありました。みんなでライブで楽しむ感じの曲です。女性ボーカルとの掛け合いも聴いていてたのしい。ほんとうにGargoyleはエンターテイメントであり、すばらしい音楽集団なんだなと感じさせてくれる曲です。

5曲め「Cogito,ergo sum」はリメイクであり、より劇場的になっている感じました。KIBAはインタビューでかつて、こんなことを言っていました。

「ライブは時間の芸術である」

Gargoyleにおいて、ライブは重要なんだ、ライブこそがGargoyleの命であり、芸術の表現なんだ、ということ。この落ち着いた曲は、「時間」の中のひとつであるのかな。と中間に停止をあえてしている、ような曲だと感じました。

6曲め「PROPAGANDA」プロバガンダ。政治的な宣伝。北朝鮮とかによくいわれるもの。この曲の歌詞は「暗黒大陸」「透き通る」「荘厳な異形」「臨月の傀儡」だけ、です。あとはP・R・O・P・A・G・A・N・D・A、だけ。しかし、何かをかんじさせるもの、ここの言葉だけでは到底語りあげられない、そんな曲、として書けないのです。申し訳ありません。

7曲目「Hallelujah」はGargoyleの代表曲のひとつです。ロッキンfソノシートにもなりました。ツーバスドコドコに16符音符のバッキングに、KIBAの暴力的な声と、女性コーラスとともに冴え渡る、神秘的な曲です!そして一瞬のブレイク、KIBAの「普通の声」を経て、「いざ坩堝へ」の掛け声ともに、始まる屍忌蛇の圧巻のギターソロ!これは、日本METAL氏に残るギター・ソロだと感じます。あまりこの界隈、METAL界隈に明るくないのですが、僕はそう感じました。とにかく素晴らしい曲です。アルバムのハイライトにふさわしい、名曲です!

8曲め「不倶戴天」

不倶戴天とは、「同じ世界に生きていたくない」という意味です

だそうです>< 意味を知らなくて…調べてしまいました。どうりで怒りを感じさせる曲です。パンクなのかな?しかし、静かな怒り、しかし重い、音も重いのですが、つたわる気持ちもヘヴィです。

9曲め「頭ガコワレタ」最近のヴィジュアル系バンドでもモチーフである「頭がコワレタ」みたいなのがよく使われているような気がします。軽いちょっとおもしろおかしいような曲に聴こえてしまいますがしかし、ボーカルはKIBAです。「ちょっとおかしなかわいこボクチャン」みたいなものとは違います!!ととととととまらない!この「とととと」のバリエーションが楽しい、ライブではもっと変わったりするのかな?

あらためて、Gargoyleは「ライブという芸術を用いた、エンターテイメント」なんだな、と感じさせます。それにしても演奏のなんとうまいこと。ギターはもちろん、ベースもドラムも、超一流だと感じます。僕はGargoyleの前に、筋肉少女帯を聴いていました。筋肉少女帯もエンターテイメントで、演奏は超一流で、ボーカルは大槻ケンヂさまのアレな感じなのです!通じるものがあるな、と今感じました。

10曲め「Dogma」きました。アルバムラストにて、ついにきました。まさに「ラスボス降臨」という面持ちの曲です。KIBAのまさしく地獄のそこから這い上がった真王のような、歌声で繰り広げられる、他には無い世界感をあらわす、音!ギターリフにもとづいてた歌のフレーズ、それにまた絡みつく、百万本の刃のようなギターのバッキング…

そして、いよいよはじまる間奏…。Gargoyleではおなじみの、ヴァイオリニストが参加し、ギターの屍忌蛇と繰り広げる速弾きの死闘!屍忌蛇はこれを楽譜に起こしてヴァイオリニストに弾かせたとのこと。当時、ロッキンfにて、有名な海外のギタリストと屍忌蛇が対談(クリス・インペリテリかなあ??」)がをしていたのですが、この「Dogma」を聴いて、驚き、そして絶賛していました。ギターもヴァイオリンもすごいね!と。なによりも圧巻なのは、一度途切れて、また始まるその展開。歌の咆哮と共に、「璞」の物語は終わります。

聴きながらレビューをしたのですが、ほんとうに楽しかった。普通に。エンターテイメントとして上質です。とてもわかりやすいです。

 

Gargoyleを聞こうとしたきっかけのひとつ、がもう一つありました。

それは黒夢清春がKIBAの歌詞を絶賛し、今、影響を受けていると言っていたことからです。その後、帝王切開というイベントでもツーマンで共演をしていました。今はどうかはわかりません。が、そのような影響力もあったということです。

 

孤高のバンドとして、長く活動をしてきた。正直、ほんとうにお疲れ様でしたと言いたいです。辛いこと、たくさんあったと思います。このまま続けることができたら、どんなによかったのか。メンバー脱退の真相、僕はもちろん知りません。でもここまで長く続けてきたこと、それは事実です。ほんとうお疲れ様でした。

まだ、Gargoyleは続いていきます。そしてたとえ終わってしまっても、僕は忘れません。

おわり

Dir en grey「予感」(1999/7/14) もし、この曲の路線で…なんて思って…

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www.youtube.com

この曲Dir en greyの「予感」を聴き直したりしていたら、ちょうど、1999年の7月14日が発売日だと知って、ちょっと書いてみます。

アルバム「GAUZE」からの先行シングル、編曲としてバンドとYOSHIKIがクレジットされています。アルバムの中のシングル曲だけ、YOSHIKIプロデュースだったんですね。

そして、中谷美紀さま主演のサスペンス・ドラマ「女医」のエンディングテーマでした。こう書くと普通のことですが、今のDIR EN GREYとは大きくことなる音楽性です。カラオケでもよく歌われるような、聴きやすいポップな曲です。

僕が素直に気になったのは、「Bメロ」のところです。

「歌メロはBメロが大事」ということを、ある方が仰っていました。それは、黒夢清春です。黒夢は、作曲は人時、ならびに臣が行っていたけれども、歌メロは、清春が考案していた、とインタビューで語っていました。そこで「Bメロが重要」だ、と語っていました。

わかりやすい例でいうと「for dear」「Beams」のBメロが印象的だと思います。あとは、「優しい悲劇」ではCメジャーに転調して、「また黒夢は変わったんだ」と思わせても、くれました。

 

「予感」のBメロは、Aメロとサビをつなぐもの、としてとても印象的だと感じます。

心無口に 心静かで 心に刃向けて

この部分が、うまく譜割りと合っていて、キャッチーというか心に刻まれます。そして更に覚えやすいサビにつながる、この部分は影響を受けていたのかは定かではありませんが、同じような意図、Bメロが大事だ、という考えもあったのかなーと。

そしてサビの最後前の部分で少し今までとコード進行を変えて色をつけているところなど、「プロだなあ」と思いました。そうです。これメジャーデビュー・アルバムの先行シングルでした。

正直、ここでのDir en greyの進化は驚異的でした。それはYOSHIKIのちからだけではないのは、アルバムの出来、いや先行シングルを聴くだけでも明らかでしょう。

特に、ボーカルの京にそう思います。インディーズ時代とは全く別人と感じました。メンバーの演奏も、何もかもすべて。ゴールデンタイムのドラマのタイアップに相応しい曲が作れるなんて、凄いです。「MISSA」の頃と比較しては…いけないですけれども。認められるバンドが、ここぞという時に真価を出せたんだなーと。

 

その後、彼らは全く別の進化を遂げ、ずっとその進化は続いているようです。全く問題ないです。今のスタイルとは全く異なるこの曲の出来の良さを感じると、「この路線で…」なんて、考えてしまいます。

 

・・とりあえずToshiyaの出身地!戸倉上山田温泉はさいこう!!一泊しました!!

終わり!!