さわやかトラウマ日記

さわやかな音楽ブログです from 2004


さわやかでまえむきな人間になりたい男が
好きな「文化」を語る。
そんなブログです。from 2004yaer。

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【聞いて】仕事が毎日暇ヒマすぎて、ナウル共和国のようになるのではと危惧しています

今、考えていることを残しておけるのがブログの良いところですよね。べつにTwitterとかでもいいんですけど。でも、すぐ終わってしまうのです。今日もタブレットをもってきたので、持て余している時間をこれで潰そうと思うのです。

 

今は、一応昼休みです。昼食は買ってきたサンドイッチですませました。そのあといつもの休憩場所のカフェにて、タブレットYouTubeで動画なんかを見ていました。

 

でも、まだ時間があるというか、もう午後はやることがないのです。さすがに16時近くになると、戻らなくては悪いと考えて、席に戻るのですが。やはりやることがないのです。そのまま定時終了の時間まで、呆けているのです。

こんな毎日なんです。とにかくヒマなんです。午前の仕事もすぐに終わらせようと思えば終わらせられるもの。誰でもできる仕事をもう1年以上続けてきたので、もうすぐに終わらせられるんです。

とにかく、内容のない一日が、ずっと続いています。

 

でも、僕はいちおう正社員です。給料は安くて、祝日もくそ出勤、会社が移転して通勤が困難になったけど、肝心の仕事でやることがあまりないので、ストレスとかがないのです。逆に今、こうしてタラタラかいているのでストレスなのかな?と思うのですが。

もうこういう状況に慣れてしまったのかもしれません。

 

楽な仕事で、お給料も生活に困らないくらいはもらえて、ボーナスもないけど、死にはしない。身元も保証はされている。でも、やることはない。別にスマートフォンとか見てても怒られたりしない。お菓子も別に食べてもいい。

 

天国みたいともいえるかもしれません。しかし、ヒマなのです。時間を無駄にしていると思います。脳内を活性化してなにかをあとでアウトプットなんて思っても、呆けているためか、あまり出てこないのです。

人間って働かないとバカになるんですかね?

 

ナウル共和国という島国をみなさんご存じでしょうか。

赤道直下の太平洋にある、絶海の孤島の小さな島です。ここは珊瑚礁の上に、大量のアホウドリの糞がたまってできた島なんです。西洋人に発見されて、原住民が支配されたそのあとに、西洋人があるものを発見しました。それはアホウドリの糞が長年かけたものが「リン鉱石」になっていたんです。リンは燃料として貴重な天然の資源です。採掘をして、売ったり使ったりしました。

やがて、戦争が終わって、ナウル共和国は独立しました。リン鉱石も自分たちのもの。それを売るとかなりのお金になるのです。国はその利益をすべて国民に分配しました。税金もなし、医療費もただ。年金もでます。なので、全国民はもう働かなくてよくなったのです。

 

しかしリン鉱石は天然の資源です。枯渇してしまう。そこで国はタックスヘイブンを国に導入しようとしたり、オーストラリアに全員で移住計画とかいろいろやったのですが、ダメでした。

そして、国民はもう働かないことに慣れてしまっていました。一日中遊んで、好きなものを食べていたので、肥満率と成人病率は世界最悪になってしまったのです。

 

そして、この国を訪れた日本人が「最後におみやげでも買おう」と思ったのですが、でも、この国には、おみやげになるようなものが何もない。独自の衣装や布、食べ物、芸術、ようするに、独自の文化が何もなくなっていたのです。

それはなぜか。

働かなくてよかったから、だと思います。

労働とは対価を生み出すものであり、それだけではない、人間にとって大事なもの、生命のために必要ではないけれども、大事なものを生み出すものなのかな、と考えました。

 

僕も、今、会社にはきているけれどもまともに働いていません。全く頭を仕事で動かしてしないのです。

でもそれをしていても罰せられない。ナウルの人たちと変わらないと思うのです。何の文化も生み出せなくなってしまう。どうしましょう。。

答えは出ません。おわり

論考:official髭男dismと「メンヘラV系」なぜ差がついたのか、圧倒的な差が。

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某雑誌にて「ヴィジュアル系は今「メンヘラ」が完全なるトレンドになっている」という特集があったらしく、それを取り上げたブログを読み、「なんだろう不思議だなさすが僕のヴィジュアルけい。。新しい闇が見つかった。。」と思った、一瞬思ったのも束の間、その浅さと等身大の自分万歳!みたいな現状であるとしり、すっかり心がつかれてしまいました。「すわ私もメンヘラか」かと思い、メンタルクリニックに駆け込んだら「あなたは正常もう来るな」と医者に言われてしまい、更に傷つけられたこころをずっとひきずっていました。

「あんなあさましい音楽を聞いてリスカとか考えてわかい人たちがうらやましい まず生活の心配しなくていいんだろうしな。いいな楽そうで」「ちくしょうバンドも密に蜜で少額蜜で腹を満たしたりとかたぬき掲示板(仮)でみたぞチクショウ」なんて、恨めしいことばかりが、頭を占領するようになってしまったのです。

論考要約

・かつて愛していたシーンが、レベルの低いシーンになってしまったという事に対する絶望というもの。それが「メンヘラ」「リスカ」を多用をする「メンヘラV系バンド」であった。しかし、自身は「メンヘラ」ではないということが医療機関にも認定されてしまったという、第2の絶望を味わった

 

・・そんな僕を救ってくれたのが、オフィシャル髭男dism でした。


Official髭男dism - Pretender[Official Video]

 もう至るところで彼らが絶賛されていて、語り尽くされているので、このブログで取り上げても仕方ないかなと思ったので、あえて、ゆかりのある自分が好きだったシーンとの比較にて取り上げてしまおう、と加虐的でペシミスティックな視点、V系らしい視点にて、書こうと思ったのです。

この髭男さんたちは、地方にて、インディーズで活動をしていました。それは島根県松江市という、いったことはないのですが、推定に相当な田舎だと思います。しかし、メンバーの名門島根大学を卒業をして、ボーカリストでありキーボーディストであり、このバンドのキーマン、ヴィジュアル系でいえば、「歌えるYOSHIKI」「ちゃんと楽器が弾ける彩冷える時代の涼平」みたいな感じで言えばいいのでしょうか。藤原聡さんは、卒業後にサラリーマンだったとのことです。僕はまずそこに激しい共感を感じました。

 

2年くらいでもサラリーマン、ちゃんとしたところっぽいところのサラリーマン、しかもド地方だった。そして優秀な営業成績を収めていたということ。そして平行をして、バンドもやっていた。そしてそして、バンドの人気が出た。インディーズなのにフジテレビ月曜9時のドラマのタイアップがついた、そして万を持して、会社を退職。バンドのみんなと上京。一年後に武道館ワンマンライブ。ソールドアウト。

なんて全うな道なんだろう。

 

論考要約

・Office髭男dismは音楽の基本をわきまえているバンド、そして人生の基本もわきまえているバンドであった。

 

ミュージシャンを目指して、何のあてもなく上京、または専門学校などに入学をして「おれいつかぜってー武道館にたつんだ」とか喧伝をした後に、下北沢のバイト先で知り合ったサブカルくさい女のいつのまにか小田急池ノ上駅徒歩7分1Kの狭い部屋で同棲するようになって。でもぜんぜん売れない、どころかバンドも続かなくて。「俺、路上からやりなおす」なんて新宿駅南口で歌っても、誰も振り向いてくれなくて。家かえって「やっぱダメだったよミーちゃん」「かわいそうまーくん、でもがんばろう」なんて!やつらとは!!違うんですよ!!・・なんか書いててこちらも楽しそうだな、とか思ってしまいました。

 

論考要約

・筆者はかつての自分の姿をここに見出している。しかしそのような事実は無く妄想であるといえよう

 

ごめんなさい。話がそれました。

彼らの音楽は、ひたすらに全うです。こういう若いバンドにてありがちな、ギターだけ、永遠にギターだけの単純なサウンド。イントロでフロント3人が一斉に飛び上がるような感じのバンドはないです。藤原そう、聡くん?は歌いながらキーボード、ピアノを弾きます。その上手なこと。すぐわかりましたよ。この人うまいって。。

そしてもっとうまいのは歌です。癖がなくて、高音域でも聴きやすい!なんかこう若いバンドにてありがち、そしてヴィジュアル系でもありがちな「ぼくわーーー↑↑↑たかいいーーー↑↑こえがあああでますううポエーーー」みたいなのが、無いんですよね。

それはなぜかなと考えてすぐわかりました。言葉の発音が明瞭だからです。劇団四季さんは母音をひたすらに強調をするレッスンおおおおしているううらしいいですねえええええ←こんな感じで普段から気を付けているとテレビでみました。歌詞を見なくても、何が言いたいのかが伝わってくるから支持がされたのかも?つたわってきました。そして抗えないまえむきさ、さわやかさに僕は癒されました。メンヘラリスカヴィジュアル系のことなんかmyロージーハートな感じで忘れられました。

論考要約

・「これみよがしの金切り声」への憎しみ、ジャンルを超えたもの。

 

この「Pretender」を聞いて、なんか90年代からのCD全盛期にあったような曲だな、と思ったのです。いわゆる、ミスチルスピッツ、とか。それと並ぶくらいの曲かな?しかし、そういうバンドには欠けていたものもありました。それはファンク、R&Bのテイストです。それはキーボードがいるということ。メンバーにはサックス奏者もいるということが大きいと思います。

 

このような、音楽の多様性と、昔のバンドとも並列に語られるような、全うな音楽。

 

メンヘラヴィジュアル系には、全くないと思います。ひたすらにギターと、錆びをてからせる為だけのようなシンセサイザー、品のない歌詞、そして全くトレンドになっていない現状。official髭男dismは2012年結成 インディーズデビューは2015年。ヴィジュアル系でこの間に、これだけブレイクアウトをしたバンドがおりますでしょうか。

いないですよね。「メンヘラが完全なるトレンド」なシーンになんて、誰も目もくれないんだ、おいてかれているんだ。

それはまあ本望なのかもしれないですね。影の中で。ずっとひっそりやっている。そういう音楽なんです。

燃え上がった炎は、何か燃料が足されない限り、燃え続けることはできません。それがないと消えてしまうのです。だんだん減っていって、消えてなくなる。それもまた運命なのかもしれませんね。

全うではない音楽。

この前の「SONGS」では大先輩LUNA SEAがひたすらに真摯に音楽を追求する姿を見せてくれましたよね。そしてそのLUNA SEAの先輩、YOSHIKIも、彼らをヴィジュアルバンドの代表として、シーンを引っ張っていてほしいというような事も言っていました。

全うではない音楽は、受け入れられない。世間が振り向いてくれない。若気のいたりが相手にされるような時代ではないのです。

 

 official髭男dism「Pretender」の意味は「詐称をする人」「何かの振りをする人」

歌詞の内容に添っているけど、歌詞の中では使われていない言葉です。

 

皮肉ですね。皮肉。詐称人、何かの振りをしている人。

 

こういうところで、差がついたんだと思います。終わり。

 

上田映劇で見た映画「新聞記者」「ニューヨーク公立図書館」と旅の感想!

もうやけのやんぱち(死語)で急遽、また愛しい上田映劇に行ってきました!

今回は、一泊だけですが、ち緻密な計画を練って、その通りに実行をしました。

それを実行するために、大事な関門がありました。それは駅前駐輪場の無料レンタサイクルを借りられるかどうか、です。数に限りがあるので、現地到着が遅くなると、もうだめなのです。なんせ田舎ということもあり、他にあったとしても、とても離れた場所になります。。朝早くいくかどうか。どうしよう。しかし迷いがあったのです。

それは、朝8時からの「朝だ!生です 旅サラダ」を見ることでした。これだけはどうしてもはずせない。でも、旅サラダに人生占有されるのってどうなのかな、という気持ちもありました。しかし、この日のメインゲスト、国内一泊旅行の旅のゲストは、あのアノ氷川きよしさんでした!新曲が最上川がテーマということで、その辺りを旅をするサラダでした~!最上川TSUKASAさん、真のヴィジュアル系演歌歌手の話はでなかったです><闇に降る雨(名曲!)

氷川きよしさんといえば、この間、愛しい東山紀之さんが司会をしたNHKなつかしのメロディで、沢田研二の「TOKIO」を歌っていました。派手な衣装とメイク。。世間では「氷川きよしがまたヴィジュアル系のよう」とか言ってましたけど、、、男でめいくはジュリーが元祖といってもいいのですよ!世間知らずのあほどもめ!あほみがふかいー草草草W

ごめんなさい。結局最後まで旅サラダを見た、後、実は用意周到に前日に買っておいた指定席の電車よりも早い便に乗ってしまいました。僕が気が弱いんです。リスクヘッジに強いとも言えますね!まえむき!

自由席でも普通に座れて、あっという間に上田に到着しました。自転車は。。。普通にありましたたくさん。。

そしてきつい真田坂><を上って、上田映劇に激到着しました!

まず「メモリーズ・オブ・サマー」という映画をみました。ポーランドの映画です。


映画『メモリーズ・オブ・サマー』本予告

ある男の子の夏休みの映画、そのままですが、そのままです。そして悲しい映画でした。片親でお母さんと二人暮らし。お互い仲は良いけど、喧嘩もしたり。そしてお母さんが浮気をしている?もう一人の男がいる?みたいな疑惑もあったり。あと好きになった女の子が荒くれ仲間のほうに入ってしまったり。

一番心に残っているのが、みんなで池にダイブをして遊ぶ場面でした。ずっとその場面が繰り返されていました。最後は、男の子が電車に投身自殺??死ぬのかどうか、死ななかったのですが。よくわからない映画でした。ポーランドは深いですね~さすがショパンの国です。。

この日はもう一本「新聞記者」を見ました!


松坂桃李&シム・ウンギョンW主演! 前代未聞のサスペンス・エンタテインメント/映画『新聞記者』予告編

いろいろ考えさせられる映画でした。これはもちろんフィクションの映画ですが、現実にあったことと類似しているような節もありました。もしこれが本当だったら。。

官僚のレイプ事件を政府が揉み消して、告白をした人を内閣府Twitterで誹謗中傷をしたり、記者会見をしても新聞各社には小さく載ったり。。医療大学を親切するために、政府が関わり、特定の企業に見返りを図っていた。大学を作る目的は人を殺すことができる化学兵器を作るためだった。。など。

それを追求するのが、女性の新聞記者です。彼女の父親も新聞記者で誤報を報じたということで、自殺をしました。

この女性記者、帰国子女の役ということもあり、日本語が一部おぼつかなかったですが、僕は知らなかったです。この人は韓国人女優のシム・ウンギョンなんですね。演技はものすごく上手かったです。正義感だけに頼らず、でも不正は見逃せない記者をクールに熱く演じていました。日本の女優にはきっとできない役だろうなという感想を支配人さんにのべたら、同意の上で、実際に日本人女優にはオファーは断られたとの話があったそうです。日本で主役ができる女優は、美人か、長年のキャリアを持った人だけ。この役には見た目の美しさなどは必要が無い役でした。そしてとても魅力的な演技をできていると感じました。日本はこれでいいのかな?市原悦子さんみたいな人がでてきてほしいです!家政婦は見た!おばさん刑事!!

 

上映中気になっていて、あとでわかったことがあります。日本の報道自由度ランキングです。それは世界で72位です。韓国より下です。G7の中でもだんとつ最下位です。今、見ている報道は、もしかしたら、そうなのかもしれない。この映画での出来事も、もしかしたら。。ではなく、そうなのかもしれません。

そしてラストシーン、映画館でも「ええっ?」という声がいくつも上がっていました。僕は正しいと思います。主人公達の目的は達成されても、それだけなのです。何も解決はされていないので、喜びのシーンなどは入れなかったのかな?と解釈しました。

 

この日はこの2本を見ました。満足!映画おわりに恒例の支配人さんとのふれあい語り合いタイムがありました!「最近どうですか」「僕は最悪ですうつだしのう」なんて話していたりしていたのです。そうしましたら、映画上映中に、男女2人が「ちょっと見させてもらってもいいですか」と入ってきたのです。

たくさんの映画のポスターを見る感じから、興味を持ち、僕は勇気を振り絞って、上田映劇のフリーペーパーを準備して、「僕はただの客なんですけど」と前置きをして、宣伝トークをしてしまいました><厚かましかったかも。。反省!でも支配人さんは許してくれました!やさしさの権化!!

 

この後は、行きたかった高校生時代から通っていたラーメンこうやに行きました!

https://www.instagram.com/p/B1isSAbgN61/

長野県上田市のラーメンこうやでこってり醤油たまごラーメンを食べました高校生の頃から通ってた店です!こってり背脂で甘めでおいしーんですよ!都内の店に負けてない!#ラーメン#ramen#上田市

 こうやのラーメンは僕のラーメン道の原点といっても良いかもしれません!上田にはその後、ラーメン屋はたくさんできましたが、やっぱりここが一番!この日も回転直後なのに混んでいました。たまごつきラーメンで700円と安いのもいいですよね。たまごないと600円です!

 

ホテルの朝食です。バランスよくバイキングしましたきんぴらごぼうが美味しかったなあてか全部美味しかったなあです#朝食 #朝食ビュッフェ

ホテルは前に泊まった、ビジネスホテル 上田プラザホテルにしました。ホテルってやっぱり落ち着きますよね??高級ホテルに泊まったことがどうこうとか、書くのはやめますね。でも、安いところも、超高級なところも体験できてよかったです。人生いろいろ!!

いつみても波瀾万丈!!!!

悲しくなってきました。。。

プラザホテルの売りは、この朝食バイキングです!おばあちゃんがどうもどうもありがとうありがとうと言いながら接客してくれます涙 どれも美味しくて野菜もたくさん!僕は野菜はたくさん食べますが、種類は少ないので、取れてよかった!

 

この日もレンタサイクルをかりました。さすがに朝イチなので、普通に借りられました。ちなみに無料ですよお!!

 そしてさっそく上田映劇に向かい、この日は3時間越えの大作「ニューヨーク公立図書館」をみました。


『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』予告編

ja.m.wikipedia.org

美しい階段と建物がある、観光地としても有名なニューヨークの公立図書館のドキュメンタリー映画です。1895年に創設がされた、歴史がある図書館です。ニューヨーク州の住民だったら誰でも使えて、運営費の一部は市から、あとはNPO法人として一般からの寄付もある。

と、いうような説明はいっさいがっさいない映画でした。ふつうナレーションがあったり、ナビゲーターが出たりしますよね。日本だと、涼風凛さんとか。。


友近 「涼風 凛」

「みなさんこんにちは。ここはニューヨークの公立図書館。アメリカの歴史を支えた、そんな場所です。この壮麗な建物に見惚れていたりします。風、知の風を感じます。そんなニューヨーク公立図書館の魅力をたっぷり、私、涼風凛が、お伝えします(遠い目)」

みたいなのがなかったんです!ごめんなさい。暴走してしまいました。

実際、映画の内容もある意味暴走をしていました。関係者や証人らが、ひたすらに話すのです。そして図書館職員によるディスカッションもあります。予算の使い方。インターネット(ネットと本は切り離せないものとされていました)とのつきあい方、ネットを広める為、デジタル難民を増やさないために、図書館としてなにができるのか。

そして、アメリカにとって大きな問題、人種差別、黒人差別との対峙もありました。ここには膨大な資料があり、差別の戦いの為に使用をされたものなども、あるとのことでした。本で学ぶことにより、差別も格差も解消がされた、と黒人の男性が言っていました。図書館とは学ぶためにあるんだな、ということを認識させられました。

そして、自由の国アメリカを象徴をするような場面もありました。利用者それぞれが、ふつうにここを利用をしているさまが、カットインされてたくさん映っていました。

ふつうに本を読んだり、音楽を聞いたり、寝たり、新聞を読んだり。

日本でも問題になっているホームレスの図書館利用問題も取り上げられていました。結局は、同類として迎えるしかない、というような結論だったような気がします。

 

ここまでダーっと書きましたが、それぞれ時節に分けて、脚本があるかのように進めていたわけではありません。ずーっと話す姿、仕事をする姿を写しているだけ、でした。最後は、図書館で開かれた、人生差別に関する、感動的なトークの後に、バッハの「ゴールドベルク変奏曲」が流れて、終わりました。


バッハ - ゴールドベルク変奏曲 BWV.988  グールド 1981

そんなこんなで、旅の目的は果たしました。上田映劇は僕が通っていたころより、たくさんのお客さんが来ていて、そして興味をもってくれていることがわかってよかったです。もっと上田、東御、青木村、長和町><のひととか、あと東京から新幹線で90分くらいだから、もっと東京の人もきてほしいです!

4月にはるやすみと題して、ここに来て映画をみていらい、僕は東京で映画をみていないのです。それはここで映画を見た後に、支配人さんと感想をシェアできるからです。他ではそんなことができないです。ほんとうは友達とかがいたらいいんだけど 涙

でも、がんばってみにいくようにします東京で。ほんとうに。時間を有効に使いたいなと。

 

自転車でわが母校上田東高等学校の横を通りがかりました。当時20うんねん前と全く変わっていない校舎です><外壁だけ何度か塗り直しているようです。。僕が入学する1年前?に野球部が甲子園に出たのです。長野県代表で。その時は急遽、校舎の外壁を塗り直したと聞きました。あれからまた塗り直したのかなあ、それ以来甲子園の出場はないはずです><><

https://www.instagram.com/p/B1k44S8Amyf/

せっかく長野に来たのにはま寿司に来てしまいました都会では回転寿司が縁遠いということ、アーバンライフを送る人ならわかりますよね ここははま寿司デビューをしたところなのです 許して!#sushi

そのあと、なんとはま寿司に行ってしまいました。どうしてもはま寿司に行きたくて・・東京では高田馬場にあります。。でも上田で僕ははま寿司初はま寿司だったのです。だから思いでのはま寿司だったので行きたかった。許してください!!ちなみにかっぱ寿司は長野発祥です!!

この日と前日、上田はよい天気で過ごしやすかった。湿度もなくて、サイクリングにはもってこいでした。風も気持ちよかった。良いところに住んでいたんだなーと実感しました。今回は、支配人さんだけでなく、知らない人とも話せてよかったです。

でも、東京でぼくは黙している感じです。コミュニケーション能力の低下を懸念しています。ほんとうに。退屈な毎日。くやしいです。このくやしさをバネに!がんばりすよちくしょう!

わがマイルストーン 中学3年の時の合唱コンクールでクラスで歌った曲です

www.youtube.com

たまにこの曲を聞くたびに、心の中がありふれた慕情で満たされてしまって、うるっとくる、どころか本当に泣いてしまいます。ほんとうです。大げさではなくて。

これは、僕が中学校3年生だった時、文化祭のクラス対応の合唱コンクールで歌った曲です。僕はピアノを担当しました。1年から3年までずっと担当でした。いつも伴奏だったので、最後の3年全員でヘンデルのオラトリオ「メサイア」のハレルヤを歌う事が決まった時は、最後は僕も歌いたいと、伴奏の依頼を断りました。だから軽井沢の大賀ホールでバッハ・コレギウム・ジャパンが公演で「ハレルヤ」を歌った時、僕も歌詞がわかってくちずさめたりしたのです。覚えていたんだ。

 

「わがマイルストーン」の歌詞は、やはりあまり覚えていませんでした。でも、よくわからない歌詞だったかも、曲は短いけど、最初のピアノの独奏部分がすごくきれいで、好きでした。悲しい曲なのかと思っていました。

あれからもう何十年がたち、ネットで歌詞を読み直してみたのです。マイルストーンというタイトルにある言葉ももう理解ができていました。後に歩く人達の為への指標として残しておくもの。仕事で使うこともありますよね。

そして、この歌詞を読んで、僕は泣いてしまいました。中学校3年生には理解ができないもの。中学生である自分に、未来の自分が歌ったような曲なんだ、と気づいたからです。

時を追いかけ 駆けて行けば
光る街角で出会う まぶしい愛
生きるよろこびを 心にこめて
石に積もう
それは
青春の日々の里程標(マイルストーン

時に抗(さから)い 立ち止まれば
闇の沈黙(しじま)に深まる 永遠の謎
生きるのぞみさえ 見失って
悩み惑う
それは
青春の日々の迷い路(みち)

けれど ふたたび陽はのぼり
行く手に並ぶ里程標を照らし出す
それは
先に歩いて行った人々の
勇気のあかし
さあ 一歩をふみ出して
あしたに石を積もう

 今では、歌詞を見なくても、この曲がくちずめるようになりました。何度も聴いたからです。ピアノはもう弾けない、楽譜がないから弾けないけど、歌詞は覚えられるようになったからです。まさに青春の日々のマイルストーンがこの曲であったということなんだと思います。

この曲について書いたのは、明日、長野に帰るからです。1泊だけですが。そして、この中学校からは近いけど離れていて、車でないと行けないところ。そして、今はもう誰ともつながりがないのです。でも、僕のことはみんな覚えていてくれてると思います。

ほんとうに、美しく力強い、そして悲しさも感じられる曲です。みなさんにも合唱の思い出とか、ありますよね? 

高校では、合唱コンクールはおふざけみたいな文化祭の演物でありましたが、その時、僕のクラスでは「タッチ」をやったのですが、僕が超絶技巧アレンジで「星屑ロンリネス」の後の間のところでグリッサンド(鍵盤をジャーと流すやつです)をキメたりして、爆受け大受けしたのを、よーく覚えています。

ああ、過去はいつでも美しい。こんやくらいひたらせてください。終

稲垣吾郎さんのブログとインタビューの素晴らしさにいよいよ…以下略!

 

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僕は毎日、通勤の途中はバスに乗ります。必ず同じ席に座れるので、同じ席で同じ風景をずっと見ています。都内の路端には植栽があり、季節毎にそれぞれの色合いを持つ景色を楽しんでいます。この前は、ツツジがひたすらに咲き誇り、そして、紫陽花がそれぞれ、似て異なる微妙な色の違いを見せてくれたりしました。

しかし、いつもここには何が植えられていたんだろう?と疑問に思いました。

そんな中、「素敵なお便り」が届きました。それは稲垣吾郎 オフィシャルブログの更新通知でした。

「六月の気分」と題されたブログに、こうありました。

この時期、冬の間は目もくれなかった場所に咲く紫陽花を見つけると、時間を忘れて見惚れてしまいますよね。

 たった2行の文章に、僕は感銘を受けました。自分も同じ事を思っていたからです。全く目もくれなかった場所に、いつのまにか咲いている鮮やかな紫陽花に見惚れてしまう。同じ気持ちを共有できていたんだな、と嬉しくなりました。

また、こんな他の日にこんな件もありました。

 

「白い空を見上げて」という題名のブログの中に、こうありました。

ずっとずっと雨ですね。
まるで白い空の惑星に住んでいるようだ…

皆さま、変わらず元気にお過ごしでしょうか?
近頃の僕といえば、舞台稽古で忙しくなるまでの時間をゆっくりと過ごしております。
 
(白い薔薇の写真を挟んで)
 
窓外の白に溶け込んでしまいそうな薔薇。
朝目覚めたらこんなにも美しく花開かせていました。
大切なのは目を閉じて心で想うこと。。

 

 あの憂鬱な曇り空を「白い空の惑星」に例えるなんて。そんな発想は自分になかったです。ひたすらにちくしょうな曇り空めくそう、なんてきたならしい事を思っていたのを、反省致しました。

 このように、随筆というものは、本来の「季節の映ろい」を心象風景と重ねること、という事を、稲垣吾郎オフィシャルブログが教えてくれました。素晴らしい感性ですよね!

また、香取慎吾くんの初個展を鑑賞した感想を書いたブログにも、感銘を受けたのです。

一日たった今もまだ興奮冷めやらない。
自分がミクロな存在になり彼の細胞内部を旅してきた感覚のようであり、彼自身がマクロな存在として僕らを大きく包み込んでくれているような穏やかな気持ちにもなり…こんなアート鑑賞体験は初めてだ。

 親しい人の展覧会の行った経験はなくても、何かしらの親しき人の発表を見に行ったこはあります。そんな時に、ミクロだマクロだのと言及をするなんて、凄いと思います。でも伝わりますよね。そんな思いを生み出せる人が近くにいるなんて、羨ましいな><と僕は思いました!

 

そして、プロディースをするカフェ&レストランもオープンするとのこと。僕は…いつも単独行動なので、行きづらいかな?と思っていたら、おひとりさま対応だという話がありました。おじさん一人で行きづらい…でも、稲垣吾郎のファンの方たちだったら、彼のようにダイバーシティの塊のようなお方達のはずです!大丈夫!だから行きたいなと思いました。

 

そしてそして、音楽批評家の柳樂光隆さんが、稲垣吾郎にインタビューをした記事が公開されていて、それを読み、とても感動しました。

realsound.jp

稲垣:周りにそういう人が多かったんですよ、DJとか音楽が大好きなファッションデザイナーとかもいたし。あと、坂本龍一さんにかわいがっていただいたりして、いろんな音楽を教えてもらいました。渋谷系が流行ってた頃だったから、オザケン小沢健二)くん、カヒミ・カリィさん、小西(康陽)さんとかに夜の街で会ったり。僕はアイドルだったけど、そういった人たちが周りにいて、一緒に遊んでたんですよ。この頃はフリッパーズ・ギターとかも聴いていたし、洋楽も聴いてましたね。

 このインタビューは『君の輝く夜に~FREE TIME, SHOW TIME~』の為のインタビューで、演出の鈴木聡さんとともに、受けています。あくまで、その中で「音楽好きの皆が気になっていたことを聞いた」ということで、上記のように答えたのです。僕はここを読んで、とても感動しました。このブログはたまたまヴィジュアル系バンドの事ばかりになりますが、実際には、渋谷系バンドにいて、フリッパーズ・ギターの真似事みたいなバンドに関わっていたりもしたのです。ああ、稲垣吾郎さん!

それ以外にも彼の音楽と舞台に対する深い見識と果てぬ好奇心が読める、素晴らしいインタビューでした。

 

僕は感動しました。『君の輝く夜に~FREE TIME, SHOW TIME~』を観たいな、と思ったので、観に行くことにしました!チケットもう取りました!楽しみです!!

ああ、初めての生ゴローちゃんさんです!8月は良いことが何もなかったので、最後の最後に自分へのご褒美として、楽しみます!!おわり

 

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