僕のブログを読んでいる方、マニアックなほどに読み込んでいるかたは希少種だと思いますが、お気づきの方がもしかしたらいるかもしれません。
僕のブログには、単語を略した言葉があまり出てきません。
自分は、「単語を安易に略す」ことがいつからか許せなくなりました。
理由はいくつかあります。
「そんな略し方をしていなかったのにいつのまにかそうなってすっかり定着した」もの
例は「スマホ」です。
◯スーマーホだあ?
僕のブログにおいては「スマホ」とは書きません。「スマートフォン」もしくは「携帯電話」と書きます。
ためしに過去の記事を検索してみたら、ありませんでした。しかも
(スマホという言い方嫌いです!)
のような表記だけです。その徹底ぷりにちょっと自分を見直しました。
スマホスマホスマホ。いつかそんな言葉がすっかりさっぱり定着してしまったのか。今ではあの天下のNHKでも「スマホ」「スマホ」「スマホ」と連呼しています。そしてアホの民放はもちろん朝から晩まで「スマホ」「スマホ」「スマホ」!!「スマホ」の産みの親ともいえる広告代理店に支配されたCMはもちろん「スマホ」「スマホ」「スマホ」クソバカの集い、SNSでも「新しいスマホ何にしようかな」「このスマホ使いにくい」「スマホばっかり見てる…」「彼氏のスマホ見ちゃった😱」
このように「スマホ汚染」は深刻なまでに広がっている。それは事実です。それは汚染ではない、というのが多勢になってしまった。
恐怖です。なぜ「Smart Phone」「スマートフォン」の略が「スマホ」なのでしょうか。「フォ」を「ホ」で処理するなんて、なんて雑なんでしょう。
しかし、僕の「スマホ」への憎しみをスカッと成敗してくれる方たちがおりました。
それは英語圏の人たちです。「Smart Phone」を日本語ではつおんすると「すまあとふぉん」すう まあ とお ふぉ ん」と母音がいくつもつく日本語らしいハッキリした発音になりますが、英語だと母音としてはっきり発音するのは「スとフォ」だけであとはサラッと言える。「スマァトフォン」だから言うのが楽。「すうまあほお」より明らかに楽です。そしてわざわざSmaphoなんて略して書いたりもしません。
ソフトバンクのCMにて、大スター・ジャスティン・ビーバーが出演していました。彼はそのCMの中で英語でセリフを話していました。画面には字幕がでていて「スマホが新しい世界をなんたらかんたら」みたいなものが出ていました。しかし、彼が口にしていたのは「Smart Phone」そう言っていました。「SU MA HO」なんて言っていなかった。「スマホ」を優先して彼の発言は歪められたのです!
僕は仕事において、一般にまだ浸透しきっているとは言えない頃から、スマートフォンを扱うことができました。その時には「スマホ」なんていう言葉はなかったと記憶しております。しかし明らかにスマートフォンの隆盛に従い、ここ数年から「スマホ呼び」は浸透して、ついにはNHKまで陥落した。さすがに報道のニュースでは「スマートフォン」を使っていますが…。
僕の年老いた両親も「スマホ」「スマホ」を連呼しています。まあそれはどうでもいいです。
そして仕事において、使う必要もあるようになってしまいました。今はもう辞めたのですが、コンビニエンスストアのアルバイトにおいて、お客様のスマートフォンになんたらかんたら、と説明をするようなことがあり、「スマートフォン」と言えば別に通じるけれども「スマホ」と言ったほうがいいんじゃないか。でも「スマホ」という言葉は自分に取っては恥ずかしい。どうしよう。ええい、いいや「お客様〜おきゃくさまの…すまほを…」
負けた。。負けてしまった。スマホなんかに負けてしまった。くやしい。僕はそのアルバイトを辞めました。スマホはあまり大きな問題ではなかった。「メルカリ」の独自の送付のやり方がくそ難しくて腹たったことにしましょう(ほんとうにアレはむかつきますなんとかしろ中の人)
もうスマートフォンの話はやめにしますね。どうせみなさんどうでもいいと思っているのしょうから。「ヴィジュアル系」「ビジュアル系」Vだからヴィ、ビはB。なんていってもわかってもらえません。どうでもいいから!
最後に僕が「略すのが恥ずかしい単語」を並べておきますね。
・コンビニ(コンビニエンスストア)
・リーマン(サラリーマン)
・ポケベル(ポケットベル)
・エアロビ(エアロビクス)
・ケータイ(携帯電話)
・デリ(デリカ)
・スケボー(スケートボード)
・リゾラバ(リゾートラバー)
・ドリカム(ドリームズ・カム・トゥルー)
・イエモン(イエロー・モンキー)
もっとあるはずですが、思い浮かびませんでした。でもなんだかこわいです自分が。もしかしたら、精神的疾患があるのかもしれません…。
ああ、もう打目です。図書館にいって調べてみます。しかし果たして「安易な略語が許せない」ということに触れられている書籍などあるのでしょうか
眠れぬ夜が続きそうです。全てスマホ!のせいです!