ここ最近、惰性でテレビを付けたままにしておくことが多くて、特番シーズンだということもあり、長尺のなんとか歌謡祭とかスペシャルなんとか等(てきとうでごめんなさい)を見てしまいます。やっぱりつまらなくて。。別にこの日でなくてもいいかな?みたいな人たちがいつものような曲を「スペシャルライブです!」なんて煽りで次々と登場して。。
気を引くのは、ミュージカル俳優さん達や、宝塚歌劇団、などのちゃんと歌える人達です。毎回素晴らしいなあ、なっちは山崎健三郎さんと結婚してよかったなあー><と感慨にふけったりします。
はっきり良いと思えたのは、FNS歌謡祭に出ていた、薬師丸ひろ子です。
ちょう名曲、中島みゆきのカバー「時代」と名曲「メイン・テーマ」を歌っていました。数年前に、コンサートを見たのですが
この時のMCで「歌う仕事が無い時でも、ボイストレーニングをやっていました。キーが変わってファンの人が残念に思うことを避けたいからです」と言っていました。なんて素晴らしいんだろう。そしてこの日もそれが活かされていたと思いました。
「メイン・テーマ」は薬師丸ひろ子の数多いシングルの名曲のひとつです。
代表をするものではないということもあわせて、とても素晴らしい曲だなあーと感じることができました。作曲はシンガーソングライターの南佳孝(スローなブギにしてくれ)ということもあって、歌いやすいように作曲されているのか、隙間の多いメロディを豊かに歌っていました。
松本隆の作詞は言うまでもないです。
「笑っちゃう涙の止め方も知らない 20年も生きてきたのにね」というサビの最後の歌詞が心に残りました。なんて素敵な歌詞なんだろう。そしてこの時に薬師丸ひろ子が20歳だったんだな、と。さすがプロの作詞家ですよね!
この曲は映画「メイン・テーマ」の主題歌で、自分はその映画を見たことがないのですが、歌詞は物語のようになっていて、20歳の大人になりたての女性の心境を美しく表しているなあと。大人ぶっていなくて、でも幼稚さは感じられない、そんな歌詞です。
この曲に浸っていたら、中山美穂さんの歌が始まりました。歌がアレなのも懐かしい。でも本当に人気があった、一流アイドルであったことは間違いないです。
歌が下手。
もうアイドルにおいては、あまり問題がなくなりました。うまいもへたも判断がつかなくなってしまいました。たった一人でずっと歌うということ、テレビカメラの前で歌うということは、もうなくなってしまったからです。さみしいなあ。
でも、そんな時に、今は強い味方があります。それはYouTubeです。最近は、削除がゆるくなったせいか、昔の歌番組の動画がたくさん上がっています。まだ「ビデオ」の時代だった、そしてアナログテレビだった頃の動画です。
「ザ・ベストテン」「歌のトップテン」「夜のヒットスタジオ」歌番組ではなくても、よく芸能人が歌っていた番組も。貴重な動画がたくさんあがっています。
ついでに、バラエティ番組。「スターどっきりマル秘報告」 「ダウンタウンのごっつええ感じ」「元気が出るTV」あと「夕やけニャンニャン」なども。
ほんとうに楽しいです。インターネットが発達して、良かったことは、インターネットが発達する前のものが、たくさん味わえるようになったことなんだ、とその恩恵に感謝するしかないです。
今日も、テレビ神奈川TVKで、平成3年のドラマ「もう誰も愛さない」を見ました。ほんとうに楽しくて。。当時に見たのですが、もうどうなるんだろう、すごい、こんなことになるなんて、今のドラマじゃ無理だ、クレーム殺到?一時間が短い!CMがより長く感じる!まだ!!??だ、なんてワクワクしてしまったり。吉田栄作って本当にかっこいいなあ、観月ありさが幼い。。僕と同じ歳><
なんて、新たな楽しみも見つけてしまいました。ドロドロドラマって楽しいですね。韓国ドラマでも見ようかなあ!
そんな感じです。インターネット万歳です。終わり
追伸:今度「さよならテレビ」という映画を見ることにしました><