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さわやかでまえむきな人間になりたい男が
好きな「文化」を語る。
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【テレビの感想】 2017年2月14日 ドラマ 「カルテット」第五話の感想 絡まった糸

本日はバレンタインデー。軽井沢いや、軽井沢の隣の市で寂しく凄く孤独な男の私には、関係のないこと。本当に何も関係ない。あんまり興味なさすぎて本当に意識してなかったのに。なんとブログをいつも読んでくださる方から、素敵なメールと共に、スターバックスのギフト券という「プレゼント」を頂いた。

https://www.instagram.com/p/BQfizWyjjYT/

ブログをご覧になってくれてる方から暖かいメールとプレゼントをいただきました!今日はバレンタインでしたね!嬉しいです!ほんとうにありがとうございます。ここは見ててくれてるのかナ?いつもインスタントコーヒーばっかりでスタバなんてものは久しく口にしてません!しかし奇跡的にいつもいくイオン佐久平店にスタバがあるので行けます!おやはイオンのことを未だに「ジャスコ」と呼んで悩み深いですが、ほんとううれしいです!\(^-^)/

なんて嬉しい。ドラマと関係なくて申し訳ないが。そんなドラマ的なこともあるんだな。今は何もなくなった人生なので。すごく嬉しい、そんな感情は非現実なほど嬉しいのです。

 

本日はバレンタインデー。その事は最初からわかっていたことなので、絶対その話、女性キャストが男性キャストにチョコ云々、みたいな事が絶対にあるはずなのに。

特にこの日について触れることはなかった。それどころか、やはり波乱に波乱。もつれた糸と意図が、絡まってしまう。

冒頭、質問に対してカルテットが同時に答えてしまい、よく聞こえない。「ひとりずつ話して」と終わるのだが、「同時に話して何言ってるか聞こえない」というのがこの回の大きなモチーフになっていることに、後々気づくことになった。

 

弦楽器が4つ。整えられた音符の楽譜があって、練習をして、相手に伝わる。

同じ譜面を見ていても、どこかが合っていないとメチャクチャにしか聴こえない。

 

「音楽のドラマ」ということで、どうしても音楽的な断片をそこに発見しようとする。

自意識過剰だろうか。

 

カルテット・ドーナツホールに、「夢のような話」が舞い込んでくる。松たか子演じる巻は謙遜しつつも「うれしかったですね」と一人ひとりの夢を語り合う、なんだかぬるい展開に。しかしこれはやはり厳しい伏線へのひとつだった。

別荘の持ち主、別府司が弟に別荘を出ることも含めて「カルテット」をビジネスとして成立させろと迫る。巻の秘密にすずめが迫る。秘密を探る。でも、巻は秘密じゃないようにしている。不思議だ。すずめは逆の疑いをかけるようになる。

 

「カルテット・ドーナツホール」がここで大きなフェスティバルを開催するので演奏してほしいと言われたホール。あそこは実際に軽井沢にある、「大賀ホール」です。

私はそこに一度だけですが、行ったことがあります。

軽井沢大賀ホール - Wikipedia

ソニー名誉会長の潤沢な資産から作られた最上のクラシック音楽のためのホール。

軽井沢を舞台にしたクラシック音楽のドラマに、ここが出てこないわけがないと思っていたけれども、やはり出てきて、そして大きな意味を持っている場所のように扱われていた。

ここのホールは素晴らしい。音響だけでなく、視覚的にも、陽の光が客席に降り注ぐように。ちょうど昼過ぎの公演(バッハコレギウムジャパンによるヘンデルのオラトリオ「メサイア」の公演でした)だったのですが、曲が進むに連れて、窓から光が差し込んでその光とバッハ・コレギウム・ジャパンという世界に誇るバロック音楽専門のオーストラによる演奏、素晴らしかったです。

当時のレポートもこのブログにあります。

【タスケテ日記】20151219 バッハ・コレギウム・JAPANのコンサートに行ってきました! at 軽井沢大賀ホール - さわやかトラウマ日記

 

この日のもう一つの見どころは「コスプレ」でした。

コスプレが商業的なものとして扱われていて、これをみたセンシティブなアニヲタ様が刺激されてバッシングを始めないかと思いましたが、満島ひかりのメイド姿のコスプレ姿のあまりの可愛さに、キュンキュンしてしまって大丈夫かなと思いました。

家森さんのコスプレは…正直可愛いと一瞬思いました。病気かもしれません。

そして、変なピアニストの大袈裟なセットと衣装のミニチュア。「これが見られるのか」と思いましたが、やはり、出ませんでした。見たかった。

当て振り」を強要されて、もちろん反抗して、結果受け入れたのだが、いろいろ「普通に厳しい」現実となり、普通にがっかりで終わった。

プロデューサー的な人が「時間がなかったのでこのまま練習したい」と言ったところ「この後スポンサー様と飲み会に行く」と断れる。そして

注文に応えるのは一流の仕事

ベストを尽くすのは二流の仕事

三流は明るく楽しく、お仕事をすればいい

と諭される。

彼らは「芸術」としてカルテットに関わっているのに、それらはイベント主催者には関係がない。あちらは商業、こちらは芸術そんなことは普通気づくはずなのに。

なぜ?

 

それはカルテットのメンバーが純粋だから、世間しらずだから。だから、お互いに秘密を持って、守って、だけど同じ家で暮らし、楽しく話して、「夢の話」なんてしたりする。そして「おとな」だった巻真紀がそれに気づいたのか、メンバーを「商業」に折れろと説得する。

 

もう一つの今日の大きなポイントは、吉岡里帆演じる来生有末が、松たか子の「秘密」を探ろうと必死になるところだった。そこにはかつては秘密を探っていたすずめもいた。だんだんと、糸が絡んでくる。めちゃくちゃになる。そして二声が同時に発音され、止められ、発音され、最初に見た風景だ。

吉岡里帆の演技は最初はいつもの通りの「頭悪そうな若い女の子」だったのだが、徐々に徐々にクレッシェンドで狂気が沸いてくる。この場面はノーカットだったと思う。

松たか子満島ひかりと比べたら、まだ浅いキャリアだけど、堂々と渡り合って、正直怖くなった。ゼクシィのCMで見慣れた彼女だが、結構良い女優になるかもしれない。

 

今後どうなるのか。

今日の、一番の見どころはやはり、四人で「自分たちは三流以下だ」と気づいたのか、(志のある三流は四流とプロデューサー的な人の一言あり)街角で演奏し始めた時。照明がきれいな街角で、聴衆はまず外国人がノリノリになる。そしてカルテット、特にすずめがノリノリ。

美しい風景だった。結果として彼らの芸術は受け入れられたのだ。

 

今日は珍しく家に両親がいるのだが、僕が部屋で「カルテット」を見ていると、酔った父親が部屋でテレビの画面をみて「お、見てるな」と言った。「あ、カルテット」

家にはもう一つテレビがあってそこで見ていたのかな。「あの、さっき出た教会な。あれテニスコートの横」と言った。軽井沢にはテニスコートは山ほどある。どこなんだろう。実は両親が普段いる「軽井沢」ではないけど地名に軽井沢がついている家にはテニスコートがある。まさか、家の近くで。。

と思ったけど、まずない。あそこの廻りは森しかない。

 

もしかしたら「カルテットドーナッツ」に会えるかもしれない。

そんな夢みたいなことあったらいいのにな。

いろいろなさそうであった今日の五話。よかったです。キュンキュンしました!

ここまで読んでくれてありがとう!