さわやかトラウマ日記

さわやかな音楽ブログです from 2004


さわやかでまえむきな人間になりたい男が
好きな「文化」を語る。
そんなブログです。from 2004yaer。

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お昼にまた近況報告ブログを書きますね 「つかれ三日くたびれもうけ」

ちょっと今、というかずっと数年くらい足が悪くて。なんとかしようと思い、努力をしよう!と考えて、実際に行動を起こしました。

その一つが、としまえんの「庭の湯」というスーパー銭湯、にある遊泳禁止のプールで、歩くことです。これが結構良いのです。がんばって水中歩行や、水中走行への試みなどを試したりするのです。プールはドーム型の建物にあり、ガラス張りの一面の窓からは光が水に差し込んだりして、とてもきれいで癒されます。さらに屋外にはジャグジーもあります。ジャグジーだいすき。

https://www.instagram.com/p/Buxcy2XlUTY/

としまえんの庭の湯でゆったりたっぷりのーんびりホテル三日月してますーー#温泉#ホテル三日月

このように、「足のための努力」というよりはレジャーの誘惑に負けた愚行、ともいえるようなものになってしまいました。。

としまえんは、自宅から案外近い、いきやすい、地図で言えば直線上ということもありましたが、もう少し近くで、ということで、家の近くとはいえない、地下鉄で隣駅に新しくできたスポーツGYM、ライブGYMはB'zさん!汗くせーーあそれは良いのですが、24時間営業のスポーツGYMに入会しました。前も近くのところに入ったのですが、そこは地上4階、更衣室シャワーは地下、登り降りは階段のみという地獄地獄きわまりないくそ施設だったので、辞めたのですが、今度のところはワンフロア!!そしてきれいなところでした。支店は他に1つだけ、という謎のところなので、経営状態が心配ですが、頑張って自転車をこいでこいで小出恵介をして、通っています。

やはり運動をすると、足もなにもかも調子がよくなりますね!まずはストレッチを入念にします。ああ、素人どもめはストレッチは省いていきなり有酸素運動とかをしやがるのですが、それは間違いです。入念に。入念にストレッチをすること。

ああ、ああ!そんなえらそうな事をのたまって恥ずかしいですね。でも、僕には「筋肉実績」があるのですよ!三十代前半、リアル充実、まさにリア充だったあの頃にです。

充実した仕事、充実したワークアウト。。ニューヨーカーみたいだなって。

 

ごめんなさい。なんだかよくわからなくなりましたが、話はここから、心からです。

 

更なる高みを求めて、会社の近くにあるカイロプラティックに行ってみました。前に自転車で転倒をして怪我をした影響が、足にもあると思い、保険適用でやってもらいました。そうしましたら、すごくよくなったのです。明日も来てくださいといわれ、ホイホイといきました。そして、その次の日も。

3日とも、別の人が担当してくれましたが、1日1日、レベルがどんどん落ちていくような気がしました。そして、今、また足の調子が悪くなりました。

その次の日、GYMにまたいきました。ちくしょうちくしょうと。走れないのにランニングマシーンで、回る板にやつあたりを足でぶつけながら、やりました!!

そうしましたら、整体にいくより、よくなったのです。

無駄だったんだ。。。。

 

まあ勉強になりました。しかし保険適用だと1回1800円くらいでした。でも時間はその分短いです。普通のところでも大体10ふん1000円ですよね?くそやすいところはありますけど。

ああ、つかれました。

午後もがんばります。。。

 

 

思い付きました。移住をしてもいいかなって…大阪に!!

 今日、こんなツイートを見かけました。リプライでも実際に大阪の家賃はとても安いとのこと。そしてもちろん都会なのでいろいろと便利らしいです。

早速、色めきたち「仕事はあるのかな」と最近また急激に進化している求人検索スキル「歩くindeed」と呼ばれてしまうのではないかと思うくらいのスピードで、検索をしてみました。そしたら東京とあまり給料が変わらないような気がしました。

移住したい

大阪に。

そう思い付いてしまいました。

東京の事は好きなのですが、いかんせん家賃が高いです。再上京して1年がたち、あってよかったことは、前から知っている人たちと再会や初対面ができたこと、です。

生活においては、何もなくなり休日は一人になってしまって、やることもいくところもなく、ひたすらとしまえんの横にあるスーパー温泉「庭の湯」で水泳禁止のプールで浮かぶような毎日です。もう疲弊をしてしまいました。

前にすんでいた上田では、僕の居場所、上田映劇や中古CD屋古着屋の高校生の頃からよくいっていたメロディーグリーン、喫茶故郷、そして最後の最後に仲良くなった同じアパートの人。など居場所があったのに、まだ見つけられていません。

友人が1週間に1日だけ、バーの店員になり、そこに居場所があったのに、もうなくなりました。

ほんとうに孤独なのです。東京でひとりぼっち。。。慣れていたはずなのに。

 

大阪に移住をしてもいいな、というのは過去の経験もあります。

もうかなり前の事なのですが、僕がバンド活動をした時に、一度だけ大阪でライブに出演をしました。そのライブの打ち上げで、大阪のバンド、ユニットのラブパンダリンズという米国音楽からCDを出していた人の、2人の男女と仲良くお話をしました。

僕はあまり、ライブの打ち上げで知らない人たちと仲良く話すということはしなかったのですが、その二人とはもう話すたびにどーんドーンと花火がうち上がるような楽しさを感じました。そんな時に、こんなことを言われたのです。

「大阪の方が向いているよ」「大阪に来たらいいのに ぜったいいいよ」と言われたのです。僕のどこがそんなに大阪向きなのかは、わからなかったけど、二人が言ったということ、僕の中でずっと残っていました。

 

その後、大阪には大きな思い出があります。これはまあ孤独な話でもありますが、リッツカールトン・大阪に泊まったことです。ちょっと羽振りがよかった、でも大したお金ではなかったので、今までにできなかったことをしようと思い、1泊だけ宿泊しました。しかもクラブルーム、という飲み放題軽食食べ放題のところにアクセスができるカテゴリでした。接客も素晴らしかったのですが、いちばん思い出深いのは、ホテル内にあるプールの、外にあるジャグジーです。

ビルが立つど真ん中にポツンとある、光るジャグジー。そこには自分以外に誰もおらず、しかしオフィスビルには誰かがいます。そんな中、泡と光とお湯に包まれた瞬間の素晴らしさ、一生忘れません。散財をしたこと。僕は後悔していません。だからここにも書いてしまいました。「さわやかトラウマ一人旅日記」でもその旅行記があります。

 

あと、もうひとつ大阪に移住をしたい、というか大阪に行ってみたいとりあえず行ってみたい理由もあります。

それは「一度も実際に会ったことはないけど仕事はちょっとだけして、その仕事の最後の最後にとても仲良くなった親友疑惑のある人」が大阪在住なのです。不思議ですよね。ちょっとわからないと思いますが、是非あってみたくてみたくて。

とりあえず、現状をなんとかするために

しごとに戻りますおわり><<><

【レビュー】Plastic Tree 初期から「Puppet Show」(1998) まで

 

Puppet Show

Puppet Show

 

 

Plastic Treeを知ったのは、いつだっただろうか。もうかなり前の事になる。Plastic Treeはこの間、メジャーデビューから20周年だったから、もう20年以上前のことになる。

 

初めて存在を知ったのは、番組名はもう忘れたけど、テレビ埼玉で、ライブの映像が流れていた時。その時に演奏されていたライブでの曲目は、後に聞いた「PSYCHO GARDEN」だった。ファーストミニアルバム「Strange Fruits〜奇妙な果実」に収録しているのを聞いて、あの時の曲か、と思ったのを覚えている。後に「サイコガーデン」としてリメイクされていた。その映像と音源の印象とは変わらなかった気がする。映像では、ちょっと「おかしい」ところがあるな、と思ったくらいだった。

その次に確認をしたのは、確かミニアルバムの発売を前後にして行われた、目黒鹿鳴館でのワンマンライブのレポートを、確かフールズメイトかSHOXXだったかで、見たこと。そこにはこのような記述があった。 

元Zi=KillのEBYがボーカリストを指差しをして「あれ、TUSK?ソックリ!」だと言っていたという記述を読んだことだった。TUSKとはもちろん、Zi=Killのボーカルの事。そして、EBYはしばらくPlastic Treeの音源のプロデューサーとなった。そういう流れがあったんだ、と後に気づいた。 

更にその前後かは忘れたけど、その「ニセTUSK」振りを音源でも確認することができた。それは「漆黒のシンフォニーⅡ」という浦和ナルシスがリリースをしていた、オムニバス・アルバムに収録されていた「Rusty」を聞いたときだった。


このオムニバス・アルバムの第一弾には、あのPIERROTがキリトがギタリストだった頃に参加をしたことで有名になった。Plastic Treeはここに2曲参加している。当時のバンドマンには申し訳ないけど、大余所のバンドはちょっとクオリティが低くて、まるで聞けないようなものが多いバンドの中、Plastic Treeは、特に演奏が良いうまいというわけでもないけれども、明らかに放たれていた原石の輝きと、バンドにとって一番大事なもの「個性」がそこに見られた。ひたすらに、何かを提示しているけれども、でも聴く人に椅子はそこに用意はしない、そのようなロックの基本姿勢と美学が感じられた。

そして、ここでのニセTUSKっぷりは見事なものだと思う。彼のことをコピーしようとした人はあまりいなかったと思う。それがわかったということ、それもその時はそれも十分な個性だったと、自分は感じた。この曲は後に前述のインディーズのミニアルバムとメジャーでもセルフカバーされたけど、僕はこのバージョンが一番好きだ。他にはない、ほんとうの地下の輝きがあると思うから。見えない光、密かな光、圧倒的な闇が密やかに表現されていると思うから。

奇妙な果実

奇妙な果実

 

 「奇妙な果実」がリリースされた時には、各誌にインタビューが掲載されていて、そこで彼らのルーツが、UKにあるということがわかった。そして音源にもそれはとても感じられた。中でも「Twice」は彼らしい、湿り気のある、冷たい歌詞と冷めたギターサウンドが印象的なとても好きな曲。

夜が染み渡りまたじわりと 置き去りの僕  泣き出しそう

 ここなんて、それこそ雨の日に口ずさんでしまいたくなる、いや口ずさんでしまう、あくまで、心の中で。頭の中に棲み着いてた虫たちが騒いでいるような気がするから。この歌詞に代表されるように、ひたすらに内省的な歌詞、なのかもしれない。僕には当然のことのように感じてしまう。心の中を素直に表現している、歌詞にしている、それを内省的と評してしまうのは、やはり寂しいと思ってしまう。他、「クリーム」はUKのブリットポップ、当時流行していたものを彷彿させたものと感じた。それはこの界隈にとっては斬新なものだった。それは今でもそうかもしれないけど。

 

その後のシングル「リラの樹」にはいろいろあった。剽窃があった、まあパクリがあったということ。僕はあまりそういうものは気にしないので、それはいいとして、「リラの樹」が封印されてしまったことは、とても悲しい。「リラの樹」の歌詞のように。そして、カップリングの「エンジェルダスト」のように。

光の粒で 無邪気になる 子供達が僕を笑う

消毒された醜い僕を 地下室まで連れていくよ 音もなく 音もなく

 公園での出来事であったような情景に、この描写、具体的な場面が浮かんでくるけど、悲しくて想像したくないけど、想像をする前にも浮かんでしまう。しかしこの曲の題名は「エンジェルダスト」天使達のうみだした粒。タイトルを歌詞にはしないことで、美しい弁明がされていると思う。そして「消毒された醜い僕」を表してしまっている、とも感じた。

 

その後に、Plastic Treeはメジャーデビューをした。正直に言うと意外だった。まだインディーズとしてアルバムは出していない、当時それは珍しい事でもなかったけど、それでも、彼らにはまだ早いのかなと思ってしまった。デビューシングル「割れた窓」を聞いた時は、それほどクオリティの低さは感じなかったけど、デビュー・アルバム「hide and seek」を聞いた時は、正直戸惑ってしまった。 

プロデューサーはインディーズの時と引き続き、EBYが担当したのに、音のバランスが少し悪いような気がしていた。インディーズの時にはなかった、エクストリームな音像に居心地の悪さを感じてしまった。もちろん曲は悪くない、だから後にリメイクされたこのアルバムの収録曲はどれもそれまでよりも良く聞こえた。「Cut」に収録された、「痛い青」「エーテルノート」どれも素晴らしい。この前の「エンジェルダスト」の再録も良かった。彼らの曲はいつでも悪くないと思う。

 

しかし、そんな鬱憤を晴らしてくれたのが、セカンド・アルバム「Puppet Show」だった。

 

僕は過去の記事、D≒SIRE「終末の情景」の記事にて、こんなことを書いてしまった。

ヴィジュアル系って「良い曲」とかあるんだけど、燦然たる「名盤」ってあまり無いような気がする。結局ベストアルバム一番良かったり。

この発言に矛盾してしまうけれども、Plastic Treeの「Puppet Show」は名盤ということを言いたい。それは各方面でも同じ認識だと思う。

 

Plastic Treeがシーンに新たに持ち込んだ世界観のひとつとして、個人的に思うもの、それは「幼児性」だと感じる。それはintroを挟んだ1曲め「May Day」でもよく表れている。7歳の午後、ブランコの僕、がだんだんおかしくなっていく、5月の緑で。それを竜太郎の声質の所為もあるのだろう。現実と非現実と現在と過去が入り乱れるような、居心地の悪さ、独特の悪さが感じられる。

他のバンドではできないような、説得力のある世界を作り上げる事が出来た、と感じたのも、このアルバムだとも感じた。

「リセット」は、どこか微笑を携えているのに、心の中のナイフで何かを切り刻んでいるような、切迫感のある曲だと感じた。バイバイ、バイバイ、全部リセット。バイバイバイバイ、繰り返されるフレーズに、優しい狂気、そして救いの無い絶望も感じてしまう。けれども、後味は悪くない。

「絶望の丘」これほどまでに美しい曲は、これでもPlastic Treeにはなかったと感じた。メジャーならではの丁寧なサウンドプロダクションが効いている証拠だといえるのかもしれない。

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竜太郎のボーカルの魅力は、力が抜けているけれども、気は抜けていないということだと思う。幼児性を高く感じられるけど、決して、幼稚ではない。子供というものは、大人が忘れているものを、ずっと持ち続けているのかな、といつも感じていることに近いと思う。しかし、ここで歌われている「絶望の丘」で立ち尽くす姿を、子供というものいは、見たくない。という矛盾もある。しかし人生とはそういうものなんだ、と大人はわかっている。そんな心象風景をこの曲には感じた。

「幻燈機械」はこの後のバンドの方向性に近い曲だと思う。より幻想的に、そして現実的に、サウンドを組み立てていると感じた。メジャー2作目にて、漸くの本領発揮ができたのかな、と感じる魅力的なプロダクションが光る。

「ぬけがら」は静と動。静と動というものが、わかりやすく表現されている。けど、それは表現方法というもので片付けられるものではない、かるいものとおもいものが表現されている。うまくいえないけれども、この曲はこのアルバムの特性を象徴する曲だと思う。自然の風景から、心象風景へとやがて映っていく。高い空はあんまり好きじゃない、蝉の悲鳴も自分も好きじゃない、ときて

ほんとうの きもちじゃないなら どんなことも もうしないでよ

このような、竜太郎の悲鳴に近い、メロディが歌われる場面。このフレーズも、近いところに迫りつつ、そのものには迫っていないところ、素晴らしいと思う。このような表現ができるかできないか、ということはとても大きい。でもわかりやすいとは思う。本当の気持ちじゃないなら、どんなことももう、しないでほしい。誰もがそう感じているのではないのだろうか。それは、自分に対しても。

「本当の嘘」は当時はあまり好きとは感じなかったけれど、今、聴いてみるとなぜか新鮮に感じてしまった。現在では、このようなサウンドや曲調のバンドがヴィジュアル系ではなく、いわゆるJ-ROCKには沢山いると感じたからもしれない。他ジャンルのリスナーとの協調性も、Plastic Treeにはあったと思う。あまりまだ知られてはいらないとは感じてしまうけど。

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このアルバムにはスタジオライブバージョンが収録されているけど、シングルバージョンより全然良いと思いました!やっぱりライブが良いですね。ライブ・バンドだし。

monophobia」タイトルはどんな意味なんだろうと長年疑問に思っていたけど、歌詞から伝わるものがあったから調べなかったけど、調べてみたけどそれは間違いではなかった。孤独恐怖症。日が差したら、僕の目が、僕の目が。「孤独恐怖症」そのままのように歌詞にはしなかった。それはプロとして当然だと思う。日が差したら潰れてしまう。そのような切迫感は、例え歌詞がなくても伝わってくるかもしれない。

「3月5日」なぜこの日付なんだろう。竜太郎の誕生日の前日だということはわかったけけれども、素直に検索をしたらこんな文章を見つけた。

plastic-tree-special.com

転載は禁止とのことなので、控えるけど、何となくわかるようなわからないような。少し、外向きになったということなのだろうか。しかしバンド・サウンドはヘヴィであり、内向きにも感じてしまう不思議さ魅力の曲だと思う。

「サーカス」まさにラスト、オーラスという死語があるけれども、それに相応しい曲。7分という彼らにしては珍しい大曲だ。

「寒くない冬になれば 僕の町にサーカスが来る」という歌詞に、心を打たれた。寒くない冬、北半球ではありえない寒くない冬にならないとサーカスは来ない、もう来ないのかもしれない。来てもサーカスに関しては、ひどい描写しかされていない。「君」は吊るされて落ちてしまう。来てほしくない、でも来てしまうのかな、なんて考えたりする。サーカスはやがてやってきてしまって、そこで繰り広げられてしまったのが、人形劇、パペット・ショウ「あやつり人形劇」なのではないか。実際のサーカスにあやつり人形劇があるのかどうかは知らないけど、作品の中の主人公は、もしかしたらその中の人形にされてしまった少年なのかもしれない。なんて、考えてみたりする。いずれにしても、美しさと激しさ、儚さと力強さ、相反するものが表現されている、ラストに相応しい曲だと感じた。

 

Plastic Treeこのアルバムが礎となって、次につながった、そしてそれは、いま現在2019年でもバンドが続いている事が、それを証明しているといえるだろう。

メジャーデビュー2作目だけど、フルアルバムとしても2作目だった。そこで礎を築き上げられたということには注目してほしい。環境にも恵まれたということもあったのだろうけど。

しかし、ここまで彼らが続けてこられたのは、他には無い個性と魅力と世界観があったから、それには違いないです。そしてそれはこの界隈、ヴィジュアル系では一番に重要な事だと思うのです。ああまた、おじさんくさくなりました。

 

僕が彼らを真剣に追いかけていたのは、正直に言うとここまで、です。ここからが彼らの真骨頂だということはよくわかっています。真剣においかけていない部分を知ったかのように書くということは、今でも真剣に追い続けているファンの人達に失礼だと感じたので、ここまでにしました。以上です!

【人生】楽しく仕事をしていた、できていたら、良い人生になっていた過去の例を書きます

僕は、貧しい とても貧しい二十代を過ごしてしまいました。

前半は、バンド活動があったりして、貧しくても楽しい時代でした。が、それがなくなってからは灰色のフリーター生活でした。将来のことなど考えられないくらいに、もうぜつぼうの毎日でした。

貧すれば鈍する、という言葉がありますが、まさにその通りの毎日でした。ある時期から、アルバイトでも保険や年金が強制的に給料から落とされるようになって、もっと貧しくなってしまったのを、よく覚えています。家賃を支払って、あとはもうずっと苦しい。翌日からもう苦しいのです。よく電気ガス水道、携帯電話も止まりました。。

そして迫ってきた30歳。あまり年齢を気にしなかったタイプなのですが、いい加減こんな生活はやめにしたい、と強く願うようになりました。

そんな時に、転機になったことがありました。度々書いているのですが、お電話ありがとうございます、の仕事から、お問い合わせありがとうございます、とメールで返す仕事に変わったのです。メール対応のキャリアができた、ということを活かし、好きなサービスのユーザーサポートに応募をしてみました。初のベンチャー企業です。正直、ベンチャーがどうこうもわからないくらいの世間知らずのアホフリーターでした。

 

実際に入ってみると、ベンチャーは、コールセンターとは全く異なる世界、自分にとっては、天国のようなところでした。休憩に行く時間は自由、コールセンターでは「休憩ボタン」を電話で押してからいく必要がありました。完全に奴隷です。おかしとか食べたかったら、下にあるコンビニで買って食べればいい、ということも、驚きました。普通のことなのかもしれませんが。そして「まえむきさん、音楽とか好きですか」と隣の席の人に聞かれて「はい好きです!!」「iPodとか持っていたら聞いてもいいんですよ」と言われて、もの凄く嬉しかった。夢のようです。

 

そういう環境は、自分にとって高いモチベーションとなりました。基本的に、拘束されることが嫌いだったんた、と気づいたのです。

拘束されないのは、それだけではありません。

 

コールセンターで一番、不満だったのは、仕事の内容が「言われたことをただやるだけ」でした。言われた通りにやれば、誉められる。まあ仕方ないです。創造性のない、くだらない仕事。なんでこんなことを続けているんだろう。人生の無駄じゃないかちくしょう、とずっと考えていたのです。

新しい所では、自分がそのサービスについて詳しかったというのもありますが、自分で答えを考えて、わからない場合は、人に聞く、そしてなにか問題があったら、とにかくなんとかする、そして、お客様への答えを導き出す、ということができました。

そのサービスは、日本においては、初めてといってもいい、そして当時は市場を独占している状態でした。つまり、前例の無いサービスなので、答えを自分で考えなくてはいけない、という体験もできました。

人とコミュニケーションを取って、結果に繋げる。こういうことが仕事とというものなんだろう、会社とはこういう所なんだろうと、30歳にして、やっとわかった、と思いました。

その会社には契約社員として入社をしました。なんせ長らくアルバイトだったので、それでも嬉しかった。そして、そんなフリーターあがりで、何もわからない中でもエンジニアや開発者そして社長などとも臆せず、対峙できたこと。これは後の人生の糧になりました。

そうすると、ある日僕を正社員にする、と告げられました。その時は、嬉しかったというより、僕は別にその為にがんばってきたわけではない、と気づきました。

 

そうなんです。好きなサービスで働けたということ。そしてラッキーだったのが、会社がどんどん大きくなってきた、その途中に入れたということ。マニュアルが無いような所でも、なんとかやれたということ。そこで得られたものは、お金には代えられない、そして正社員という立場にも代えられないもの、でした。そして、ラッキーな形でわずかですが、お金も入ってきました。そして全部使いました><

 

その後、僕は会社の為を思ってやったことが、自分に仇となって帰ってきてしまい、その会社を退職しました。その後は、ずっと非正規雇用でした。それでも、僕はそれを気にしないで、仕事を続けていました。が、その次に入った会社ではクビになってしまいました。

しかし、先日、そのクビになった会社で、僕が関わっていたサービスのWikipediaを見てしまいました。会社のWikipediaがあることは普通だけど、サービスのWikipediaの項目があるとは知らなかったのです。そして、その中の「沿革」というところに書かれていた、リリースをした機能のすべてが、自分が関わっていた、ということに気づきました。

別に僕が発案したというわけではありませんが、確かに関わっていました。がんばってたなあと、思い出しました。よくわからなかったけど、必死に理解をしようとしていたんだ、とあの頃を思い出してしまいます。

 

こんないたい過去話を書いてしまうのは、今の自分がそこからほど遠いところにいるからです。しかし、立場は正社員です。でも、収入もそのときとさして変わらない。何よりも、絶対にWikipediaに載るような仕事ではない、というのはくだらない価値観かもしれませんが、何よりも、社会に貢献ができていない、スケールの小さい仕事だと思うとただただ悔しいです。

 

僕は、次の仕事はもう正社員でなくてもいいと考えています。現状、僕がやりたいと思う仕事、働いてみたいと思う会社は、契約社員の募集しか無い状況です。

正社員はクビにはならない、と正社員になった時に、教えてもらいました。なので、ゆっくりほんとうにやりたい仕事に就けるまで、待とうと考えています。自分はプログラミングのスキルも、DTPのスキルも、何もありません。エクセルもよくわからない。何もない。

でも、このような仕事の体験ができてきた、ということ、それは事実です。それでなんとか、、、と考えています。空しい正社員より、楽しい非正規雇用のほうを僕は選びます。ほんとうにやりがいの無い仕事を毎日やるということは、辛いです。幸せになれない!

 

でも、本当は、僕は音楽がやりたいです!!!!

結局それになります。その気持ちも捨てないように、頑張っていきます。おわり

 

【若者】「邦ロック」って呼び方…ダサ っていうかナンカ山田邦子みたいじゃないですか??

twitter.com

#邦ロック好きな人と繋がりたい

 

というハッシュタグを見かけるようになりました。

僕は素直に、昭和生まれの僕は素直に、すぐに「あの人」を思い出しました。

あの人です。そうです。

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そうです。山田邦子さん。昭和〜平成初期を代表するお笑い芸人、女性芸人、ピンの女性芸人で、冠番組を持った初めての人と言われています。

山田邦子冠番組といえば、そうです。「邦ちゃんのやまだかつてないTV」!!

ja.wikipedia.org

ああ平成元年、まさにバブル、の末期の頃です!!あの頃は良かったです。テレビが輝いていた時代でした。山田邦子、通称邦ちゃんも輝いていました。くにちゃんですよ!ほうちゃん、ではないですよこのやろう。くにロックだこのやろう!!

くにちゃんも、かなり調子にのっていて、「やまだかつてないTV」通常やまかつの中でのものまねコーナーで、Wink(当時大人気)をしたのきっかけで「やまだかつてないWink」なんていうのも、素人オーディションで鈴木早智子役を探して、CDデビューなんかもしたんですよ!「さよならだけどさよならじゃない」は名曲…!これぞ邦ロック真のくにロックですよこの若造め!

そして「やまかつ」から産まれた大ヒット曲は、オープニングテーマのKAN「愛は勝つ」ですよ!!売上200万枚!くにロックの皆さんなんて、売上良くて5万枚とかでしょう???ケタが違いすぎるのです。。

それにしても、ほんとにダサくないですか??邦ロックなんて呼び方…。

「そう思っているのは僕だけなのかな」と思ってTwitterで調べてみたら

そんなことありませんでした。

 

 ほら、同じ事を考えている人たちがいました!

僕も#邦ロックって山田邦子さんみたいでダサい ってハッシュタグをつけて投稿しようかな??

www.youtube.com

最後に、山田邦子さんの名前を全国に轟かせるきっかけになった「邦子のかわい子ぶりっ子」を紹介しますね。なんてファンキーなトラックなんだろう。。ハイクオリティなブラスセクションの響き、強い跳ねるリズムとベース、厚いプロによるコーラス!そして邦子さんのリズム感抜群のライムもたまらない。音楽センスが感じられますよね??邦ロックよりもかっこいい!!ロックしてませんか???これぞくにロック!バンザイ!!!