こんにちわ。ヴィジュアル系ブログ界で「最もファビュラスな男」maemukiです。
そんなファヴュラスな僕ですが、現在、長野の山奥、いいえ、スイスの山奥で静養中なんです。まあ無職といえばそうかもしれませんね。でも特に食には困っていないんです。でも、もう飲み物がなくて。水道水を飲んでいるんです。美味しいんですよ。山の中なので水道水でも美味しいです。ああファービュラス!
それに私のお家の廻りは、まるで映画のような風景なんですよ。今朝なんて雪が降った直後なのに空が青いんです。
「空の青さが哀しい・・・」って感じですよね。このネタ分かる人いるかなー??
でもコンビニエンスストアにも歩いていけない、車ない、どこにもいけない。しかも失業中。だからお金ない。東京の会社からは「お見送り」届いてばかり。というひさんな状況なんです。
そして、ひまなんです。
なので、前から書きたくてウズウズしてたバンドを今更紹介します。
それはLAREINEです。
嗚呼LAREINE!聖なる4つの花。彼らが最もファビュラスなヴィジュアル系バンドだということを象徴するアーティスト写真です。これ以上は無いという幻想の「ヨーロピアン・ロマン」をこの写真だけで感じさせてくれます。
私はLAREINEのことばかり考えて人生を生きてきたのに、彼らを冠した記事をここに書いた事がありませんでした。ほんとうはありますがあくまで「抜粋」です。吹奏楽コンクールにおけるカットと同じです。そして、まるで小組曲の第2楽章的な扱いでした。
ああなんて愚かな男なんでしょう。私は枯れたバラです。お許し下さい
冬になって薔薇は枯れたけど、棘はそのまま残っている棘はなくならない僕の心に刺さった棘も
(※私の家の庭にある薔薇です)
LAREINEに冠しては今更私があれこれ説明する必要はないでしょう。
LAREINE これはおそらくフランス語でいう「ra reine」(女王)の造語といえるでしょう。結成当時は「LALIENE」だったようですね。もしかして綴り間違いでしょうか。そんなはずありません!謎です。
そう。LAREINEは結成は1994年。もうかなりの時を経て、今はパーマネントのバンドとしては存在はしていなようですが、とにかく謎だらけなんです。
今日は「LAREINEの謎謎謎」と題して、LAREINEの深さ、素晴らしさを説いていきます。
第1回はそれぞれの謎を抱えるメンバー4人を紹介します。
LAREINEの謎謎謎第1楽章「KAMIJOが美形すぎる」
LAREINEの産みの親。「産みの親」ってなんだかお下品な表現で私は好きにはなれませんね。「星天使降誕の礎」「聖マリアの転生そのもの」「オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェが産んだ息子」などが相応しいと思うのですが。
とにかく、結成から解散までLAREINEの価値観の中心であった、唯一神ともいえる存在です。そんな彼ですが、私はついこの間KAMIJO様の画像をふと見ましたら、びっくり。してしまったんです。それも今更なことを。
「KAMIJOって…美形すぎないか?」
「ヴィジュアル系」というジャンルは「顔が命」なところがあります。もちろん音楽性が本当は一番、または過度なメイクや衣装やシャウトで誤魔化死といった人たちもおります。
KAMIJO様は私が今からウン10年前に「フールズメイト」で見かけたモノクロのデモテープの広告で見た時から「なんて美形なんだ」と驚いたのです。
こちらはCD「Blue Romance」というミニアルバムのジャケットです。
明らかに一人だけ飛び抜けています。
今現在、活動開始から20年以上たっても相変わらずの美形ぶりです。
KAMIJO様の大きな特徴は「スキを見せない美形」だということです。いつもどこでも完璧なヴィジュアルを演出する。または天性もので、演出をしているわけではないのかもしれません。何故ならば今までPVやライブの映像、アーティストフォトで「うわ今日のKAMIJO様おブサイクだな」と思ったことは一度もありません。奇跡…!
しかし「美形だと思うヴィジュアル系バンドマン」というところで、KAMIJO様のお名前が出ることはあまりありません。「何故だろうあんなブ◯も名前が上がっているのに」「もしかしてそもそも人気が」と思ったのですが、理由はわかりました。KAMIJO様は良い意味で「後を引かない美形」だと気づいたのです。
「後を引く美形」といえば私達の祖神BUCK-TICKのボーカル櫻井敦司様が推測されます。また違う意味での「後を引く美形」といえば、KAMIJO様とも繋がりの深いMALICE MIZERのmana様が挙げられるでしょう。
長年その活動が、時折の休息を経ながら、現在でも続いている。これはKAMIJO様の素晴らしい音楽性が元にあるのはもちろん「後を引かないけど、凄く美形」という居心地の良さ、悪さに価値が見出されているのではと、私は思います。
LAREINEの謎謎謎第2楽章「ギターのMAYUが飛びすぎ」
LAREINEの重要メンバーであることには変わりがないギターのMAYU様。
辛口のレビューサイトでは「MAYUのギターってヘロヘロじゃん」なんて声も上がります。しかし、その脆弱なところ、しかしシンプルながらも美しいギターソロのメロディには、冷静ながらも感情がこもっていて、それを聴くたびに私は悶絶の状態に陥ります。
「LILLIE CHARLOTTE」に収録されている「薄命~散り行く百合を見つめながら~」はMAYU様の作曲です。それだけに大きく、そして密やかにその存在を主張している名曲です。たとえばギターがHIZAKI様だったらこの曲に当てる音符数はおそらくMAYU様の100倍くらいになると思います。それはそれで素晴らしいと思いますが、やはりMAYU様の四分音符、八分音符でのみ構成されたそれは、優雅な花の一輪の支える礎として、素晴らしく光るものなのです。
しかしMAYUさまは繭であり、やがて生化して鳥になってしまうことが何度も何度もありました。LAREINEのファンの人たちが集まる「2の掲示板」において「MAYUが㌧だ」「また?」という会話が歴史上何度も交わされました。㌧だ。鳥が㌧だ。繭が帰った。繭が包み込むのは蛾の幼虫ですが、鳥の卵だったのかもしれません。
要するにMAYU様は活動中に失踪をしてしまうことが、何度もありました。それはKAMIJO様がLAREINE活動停止中に結成した「NEW SODMY」(直訳すると”新たな肛門性交”)からその癖が始まり、LAREINE復活後も何度も何度も空へと帰り、そして最後にはトドメをさしました。まるでフランス革命のようです。
なんてミステリアス。LAREINEを「実写版ベルサイユのばら」と評する声もありましたが、納得です。しかし謎です。謎すぎます。
3.LAREINEの謎謎謎「えみるんという深い存在」
えみるさん。LAREINEの妖精兼ベーシスト。もちろんバンドネームだとは思いますが、本名などそれを明かしてないのに探るという下世話な行為は私は好みません。たとえば私達が尊敬すべき偉大なバンド「黒夢」の清春さんの本名は「森 清治」といいます。あまり変わりません。むしろカッコイイです森清治。しかしファンには「今日の森うざい」などと略すなどのこともあり、そういうのを見かけると「森はやめろ」と言いたくなります。
本名を明かさないということは、それを探りたくのもなるのが人間の本性です。そこで想像してみます 「要瀬 恵美留」「流 恵美太郎」「森永 エミル」(ハーフの場合です)などと考えてみましたが、あまり面白くないので辞めます。
えみる様のキャラクターを表したものそれはやはり名盤「フィエルテの海に消ゆ」収録のご自身の作詞作曲「妖精の国~るんるんマーチ~」でしょう。
この曲はいわゆる歌なしのインストゥルメンタルなのですが、まるでお花畑の中でちょうと、おはなとえみるんときゃっきゃっと遊ぶ気分になれます。まるで幼児になったかのように。そうです。幼児。えみるさんはマンネリだった「ロリータ・ファッション」界にあらたに「幼児性」を持ち込んだ偉大な方だったのです!しかしどこまで本気なのかは謎です。やはり謎。
えみるさんといえば、隠された第2黄金時代である「後期LAREINE」おいて、超名曲「雪恋歌」を作詞作曲されました。LAREINEといえば「冬」それは国民総納得の意見だと思いますが、それを後期にここまでの名曲を作られるなんて。
曲について、動画、その動画についての「海外の反応」を下記拙ブログにてありますので、御覧ください。
えみるさん、深い人。そしてやっぱり謎の人。LAREINE活動休止後のバンドはエジプト系でした。そっちの方が謎です。
4.MACHI様という名のお人形
紹介するのは4人だけ(KAZAMIさんすみません)一番最後なのに一番謎に近い神秘のドラマーがMACHI様です。本名は「マチルダ・ドゥ・ハプスブルグ・エーダス・グリエス23世」とのことです。
MACHIさまといえば薔薇。薔薇。薔薇。薔薇BALA薔薇。いつも薔薇に囲まれたドラムセットで華麗にビートを刻み、ライブなどでは時折一瞬の崩れを見せるものの「薔薇の薫りが要因なのでは?MACHI様は悪くない」という盲目チャソもいたとかいないとか。
MACHI様に関してLAREINE脱退後にソロ活動をされて、新生LAREINEに一時期参加するものの、その後の活動には加わらず、散りゆく薔薇としてファンの間で語り継がれる存在でした。
ソロ活動では「Chantons L'amour」としてシングルをリリースされたようですが、私は未購入であります。崇拝する先輩ブログ「安眠妨害水族館」様によると、
内容が凄くわかる素晴らしいレビューですが、レビューが優秀すぎて作品の方はアレな感じだということもわかってしまいました。購入の機会があってもご辞退したいと申し上げます。
MACHIのソロ活動を語る上で欠かせないのが、ルシファー・羅刹・ヴィオルヌさまです。あ、間違えました。ルシファー・ラセス・ヴィオルヌ様です。このシングルのプロデュースを担当なさっています。
ルシ様に関しては、なんとwikipediaがあります。「なんと」ってなんとなく打っただけです。ルシ様とMACHI様がルシ様のHPにおいて、対談をされていたのを見たのを覚えています。まるで恋人同士のような、とてもお互いを称え合い、高め合う。そのような高貴な関係のように思いました。
スターの私生活にはあまり興味はありません。まさか「和製ゴシックの女王」ルシファー様と「若手ヴィジュアル系微人気バンドの薔薇ドラマー」がそのような仲になるなんて。でも、お人形同士、共にお人形になって愛し合えば許されると思います。
身長36センチ、本当は165センチ(実は160センチとの噂あり)のルシファー様。「ルシファーという名のお人形」は一時期カラオケにも入っていたと記憶してます(現在は入ってません)
この曲は図らずもLAREINEの歴史の一部となってしまいましたのでここに動画のリンクを捧げます。
それでは後味が悪いところで第1回は終わりにします。
第2回はだいたい内容が決まっていますが、書くのはこれからです。
ここまで読んでくれてありがとう!