さわやかトラウマ日記

さわやかな音楽ブログです from 2004


さわやかでまえむきな人間になりたい男が
好きな「文化」を語る。
そんなブログです。from 2004yaer。

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近況fromドトール「東京で他人を排除したひとりぐらし中」

ドトールMacを持ち込んだのでなんとなく近況報告します。

 

最近はブログを更新していなかった。それは特に何もなさすぎだからだと思う。

なんにもしていません。大したことが何もないのです。便りが無いのは良い知らせという言い伝えそのままです。何もないのです。

 

こんな毎日を望んでいたのです。

図らずしも望む以上のことになってしまったけど。これでいいのですいいのです。日々を無駄に消費をする、普通に生きている。これでいいのです。いいのです。

慣れです。慣れ慣れ。もう再上京をして4年が過ぎたのです。2019年、コロナヵより前に今のだらけ生活がスタートをして、もう…3年めなのです。コロナヵになったのは、自分への戒めなのかもしれない。もしコロナヵではなかったら、もっと良い感じの生活を目指していたのかも。収入を上げるために転職をしようとか、もっとアレコレアクティブに動こうとか、考えていたのかもしれない。しかし、コロナヵは家にいないといけない。なので、ずっと家にいるのです。

そう考えると、なんて自分は運がいいのだろう。世間の荒波も自分にとっては良いように動いていたのです。そうです。天地を司るおとこなのかもしれない自分は。

 

こんな感じで自己完結で全て済ますということに慣れてしまいました。他人に否定をされることがないということです。最悪じゃないですか。他人に否定されるなんて。それが無いのです。「そうなると甘えの構造ができあがってダメ人間になる」なんて思われるかもしれないけど、その完全体が自分なのです。そうです。自分はダメ人間の完全体なのです。完全体だったら問題なし。自分が考えているので問題なし。他人の意見に惑われされない!

 

他人他人他人。

これほどまでに他人を排除した生活を送っている人、社会人として他人を排除した生活を送っている人間は珍しいのでしょう。この「社会人として」というのがミソです。決して引きこもりニートのような非社会的行動人間ではないのです。

「東京で他人を排除したひとりぐらし」

これが自分の現実。なんて素晴らしいのだろう。そう思いませんか?

 

かつて自分は山の中で「働きたいニート」を自称し、そのような環境に置かれていました。「ああ、かつてのように渋谷ではたらくキラキラしたOL生活が夢のよう」だなんて素晴らしい過去を振り帰っていました。

「渋谷ではたらくキラキラした」というのはちょっと恥ずかしいけど><現にそうだった。しかし当時は謙遜があったので、そうは思わないようにしていました。今、そうなっている人も思わないのでしょう。日常とは謙遜の連続により成り立っているものですよね。だからつまらない毎日だったのです。自分は。

 

なぜ、今のようにその時の現状に酔いしれなかったのか。悔やまれます。ほんとうに。

 

そのような過去の反省を踏まえ、もっと現状に酔いしれていきたい。今だけしかできないこと。それは今を大切にすること。山の底辺暮らしから逆のようになってしまった自分を誇らしく思うこと。貧乏でも自分には金持ちには無い時間というボーナスがあるということを徹底的に誇らしく思うこと。

そのために、もっと自分を大切にすること。自分を毀損する他人から逃れること。誇りを忘れない。自分は貴族であり王であり、神である。

こんなことを思っていても、いつかは死ぬ。その時が来る。猫も犬もいつか死ぬ。自分も死ぬ。みんな死ぬ。これはペシミスティックではなくリアリズムである。

だから、だれか焼肉をおごってください。これに結実します。他人大好き!終わり

ぺいぺいデビューした

ペイペイ。Mac OSの変換だとペイペイと打ってもPayPayとは変換されない。

そんな単なるドメスティックブランドであるペイペイに手を出してしまった。

この自分が。

 

「ぺいぺいでおねがいします」

 

なんて、店員さんに言ったりする日がついにやってきてしまったのだ。

 

恥ずかしい恥ずかしい。

 

いいトシをした男が「ぺいぺいでおねがいします」だなんて。ほんとうに恥ずかしい行いだと思う。

レジで先を行く人が「ぺいぺいでお願いします」なんて言っているいるのを見たこともある。「この人はぺいぺいでおねがいします」だなんて言ってはずかしくないのであろうか。と当然に思ってしまった。当然に思ってはダメなのだろうか??

 

さらに吉野家では持ち帰りで「ぺいぺいでおねがいします」なんて言ったのは、女性だった。しかも美人。ルッキズムと言われるかもしれないけど、美人は美人だ。

そんな美人が「ぺいぺいでおねがいします!」だなんて、男の店員に言ったのだ。なんて素晴らしい気概のある御方なのだろう。もしかして「ぺいぺいで女子力アップ」なんて記事をどこかで読んだ影響があるのではないのだろうか。

これは女性蔑視だった。失礼極まりなかった。それだけぺいぺいならびに「ぺいぺいでおねがいします」は世に浸透をしているということなのだろう。

 

しかしそんなぺいぺいでおねがいしますにも、良いところもあった。それはチャージの速度の速さだ。自分は「どんぶり勘定が服着て歩いている」と揶揄をされるくらいの、テキトウ残高人間なので、支払いの際にぺいぺいの残高がタラないことがあったりもした。あいにくどこにも金もなく。「残高不足です」と響き渡る声があった。

そこで追加チャージをすると、あっという間に反映がされた。そこだけは評価をしたい。

 

しかし、しかしもっとも狂おしいのは支払い完了の際に「ぺいぺいぺいぺい」という効果音が流れることだ!これはオフにはできない。音量を抑えるという抵抗が許されるだけ。

「ペイペイでおねがいします」」という辱めに加えてさらに「ぺいぺいぺいぺい」がたされてしまうのだ。なんということだ。

もうプライドも何もかも崩壊してしまった。

自分は「ペイペイでおねがいします」とつぶやかななければならない、効果音ぺいぺいを受け入れるような、愚かな一庶民なのであった。悲しい悲しい。悲しいぺいぺい。

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ぺいぺい言ってても心は貴族!!

 

ブログ存続の為に「つぶやきスタイル文章」に変えます いいや変えることにした

どうもこのブログの自分の文章が気持ちが悪い。イライラしてたまらない!

なんで「ですね」とか「どうでしょう」とか「ねむいとかつらいとかだるいとか言いますよね」なんて、こんな感じなの文体なのだろう腹が立つ!

 

愚かしい他人というものを意識しているのだ。そうに違いない。

 

このブログがいちばんマトモだったころ。それはもちろん開始初期の2004年2005年くらいのころ。

こんな感じでテキトウに書いていたけど、今読み返すと、今の「ですねスタイル」よりもゼンゼン面白い。

この2004年10月の記事を夜3時くらいに読み返したら素直そう思った。

maemuki.hatenablog.com

中身はない。「オレンジレンジの上海ハニーとロコローションは乱交ソングみたいで楽しい」「怖いけど正直仲間に入れてほしい憧れる…」みたいな内容だ。

しかし、今でもそう思っている自分もいたということに気がついた。つまりこれは真実だということなのだろう。

 

当時はまだ自分も20代!極貧赤貧清貧の時代を送っていたころだ。

今は微貧安貧永貧だ。←これは今は言葉を選んで書いたけど、そのとおりだと思う。

微貧は、あの頃に比べたらマシ少々マシだということ

安貧は、でも安い賃金だということ。

永貧とは、永劫に続くかもしれないそれが許されている貧だということ。

うまくできているな。

 

こうして、独り言をブツブツつぶやくようなブログにしますね。じゃない。する。

するんだよ!他人は…知らない!

 

【近況】ドトールにMacBook持ち込んでやっとWi-Fiがつながったので更新します

今日はせっかくの土曜日。なので毎日のように来ているドトールにきました!

せっかくなのでMacBook持ち込んだのですが、Wi-Fiのログイン画面が出なくて…

原因はわからず。。何回かしつこく再起動を繰り返していたら表示されました。謎だなあ アイフォンのWi-Fiはすぐつながったのに〜

アイフォンといえば

アイフォン12を買いました

今までは時代おくれのヒトケタiPhone8だったのです。特に壊れてはいなかったけど、なんとなくiPhone12を買いました。劇的に変化をしたということは全くありません><

iCloudのバックアップのおかげであっというまに前機種と同じ画面に戻ったせいかもしれない。何も変わらない>< 画面が大きくなったくらいかな

ほんとうは、Android機種でもよかったのです。Googleピクセルとか。まあいいか

つまらない話ですみません。

つまらないといえば、最近の生活です。

最近はドトールとスーパー以外はどこにも行っていません

最近はドトールと食料買い出しスーパー、あとはコンビニエンスストア以外はどこにもいっていません。あとはたまの外食くらいです。理由は寒いからです!!ドトールに行くのは、暖房代の節約のためでもありますよ!!

今年の寒さはひどいです。まだ来週あたりに大寒波がやってきそう。寒いのはほんとうに嫌いなので避けたいのです。これに今は全精力を注いでいます。いかに寒さを凌ぐか。

でもしかし、自分は最悪の寒さを体験しているということもあります。最低を知っているからこそ東京の寒さなんて凌げるはずだとも思っています。ほんとうに最悪の寒さは最悪。こんな感じで人を狂わせるのです寒さは!!

ああ、ほんとうに寒さ寒さ。最悪だ。実家の横がスキー場だった。そんなこと想像できますか??スキー場なのでもちろん山奥ですよ山奥。冬は雪がずっと積もっているのです。雪不足であっても気温は低いのです最悪。

そんな中、朝はやく、5時半に起きて学校に行くのですよ最悪。路線バスに乗るためにバス停まで車で送られて…最悪。路線バスの暖房のくそ暑さと外のくそ寒さが一体になって。。こんなおかしな人間が造成されてしまったのですあああ。

つまらない病を発病

最近はこんなこと寒さDISばかり考えていて、さらにつまらない病も発病しています。

つまらない病とはその名の通りです。すべてがつまらない。主にそう感じるのはやはり海外旅行に行けそうにないということです。

「さわやかトラウマ一人旅日記」を読み返したりすると、悲しくなったりするのです。もうこんな思いができないのか…なんて…ああ、つまらないつまらない。ほんとうにつまらない。2020年の長期旅行は楽しかったけど、やはり日本は日本なんだという結論に達してしまったのです。そりゃあ日本は楽しいけど…。違うのです海外は日本と!当たり前だけど…違う国に行きたい

遠いところへ行きたいどこか遠いところへ♪なのです。


www.youtube.com

名前も知らない街と名前も知らない人 あの空の彼方のどこかまで…行ってみたいな♪

こんな気持ちなのです森高千里と同じ気持ちなのです。。

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こんなところにももう行けないのかもしれないのです。悲しんな。これはバンコクのルブアアットステートタワーの地上63階にあるスタンドバーですよ…オープンエアーで63階!しかもスタンドバー ほんとうはレストランもあるのです。ああ。渋谷なんとかスカイよりも高いですよね??夜景も夕景もきれいだった。。また行きたいなあ

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僕のホーム基本である欧羅巴独国にあるケルン大聖堂にもまた行けないのでしょう。悲しい愚かしい…ここでの聖なる祈りも通じなかったのです。神なんていないのです。精神離脱もしていないけど神は死んだのです!!

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ITALYのFirenzeのDuomo(教会)にて磔にされるべきは自分だったのかもしれませんね。こんなのでは罪でしかない。わかっています。

あーあほんとうにつまらないです。つまらない。どんなことより現実で見たこと感じたことがすべて!だと思うのです。その現実がまいにちつまらない。どうしたらいいのだろう。コロナがすべて悪いのです。自分のせいではない!!!

ああつまらないです。どうにかしないと…。

なんか愚痴ばかりですみません。終わりです。

【レビュー】Lacroix Despheres「Resurrection Symphony」〜行動の芸術がここにある

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7年振り 新作の発表となったロックオペラバンド、Lacroix Despheresのシングル「Resurrection Symphon」についてレビューします。音源の視聴リンクは下記にて。

1、オーケストラとの共演について

  • 曲中のストリングスは、伝統のあるブルガリア国立放送交響楽団とのリモート録音によるもの
  • その為に必要な手配はヴォーカルの翔さんが行った。
  • スコアや各パート譜も翔さんが作成をした。
  • レコーディングの編成はストリングス以外はバンドメンバー(男女ツインボーカルとフルート、オーボエ、ギター2人)に加えて、クラリネットバスクラリネット、ホルン、パーカッション、ドラムは国内にて録音された。
  • レコーディングの総トラック数は300を超えた。

こう淡々と記してしまうと、いとも簡易にできてしまったように見えてしまいますが、これは…とても大変なことです。まず、スコアを書く。これが大変なことは想像に易い事ですが、それを遠く離れた各奏者、そして指揮者とのコミュニケーションも取る必要があります。もちろん英語などを使って…。それには計り知れない手間と時間がかかったのだと推測できます。

また、スコアを書いて演奏をさせた後に、思い描いたものとは異なったりすることも、あると思うのです。卓上だけではわからないですよね。音の厚みや和音の重なり、指定したアーティキュレーションの感じ方の違いなどは…。もちろんスコアを書いた翔さんは素人ではありませんので、問題は少ないのかも、しれないですが。

やはり遠く離れているので、うまくいかないこともあったのだと思います。が、プロジェクトは終わり、この度のリリースとなったことで問題があったとしても、それは解決したのだとマエムキに考えました!

2,注目すべき楽器編成について

Lacroix Despheresは通常のバンド編成に加えて、フルートとオーボエがメンバーにいます。これは通常ではあまり無いのですが、オーケストレーションの手法として考えるとフルートとオーボエのコンビは抜群のものなのです。この2楽器のスタッカートを用いたアンサンブル、各1オクターブ離れたフレーズでのオブリガートサウンドに添えることで、Lacroix Despheresの音楽にスリリングな華を添える重要な役割を得ていると感じています。

また、今回はフルート奏者がピッコロを兼任、オーボエコールアングレ(イングリッシュ・ホルン)を兼任しています。これも凄いなと思いました。これはポピュラー編曲家には思いつかない事、ただしクラシックの世界では普通のことなのです。だから凄いなと。「ここにはオーボエではなくコールアングレを入れたい」と思うことは、ポピュラー界で無いことです。また、冒頭部にゲストのクラリネット奏者が兼任をしてバスクラリネットが入っているのもシブいなと。

そしてゲストのパーカッション奏者による、ティンパニ、スネアドラム(ゲストの方の演奏なのかはわからないけど)、クラッシュシンバル、グロッケンシュピール、そのような打楽器が使用されているのも面白いなと思いました。

このように手間がとてもかかっているのです。それはそのような状況だけではなく、音楽においてもです。

レコーディングの総トラック数は300を超えたとのことです。壮大ですよね。

3,「Resurrection Symphony」について

この曲は「Dernier Paradis」シリーズの3作目「Dernier Paradis act3」の中に入る1曲とのこと。

「Resurrection Symphony」というタイトルはファンからの募集をしたもので、Resurrectionの意味は「復活」です。マーラー交響曲第2番にも「復活」と付いていますが、それも想起をさせるものとして敢えてこれを選んだということ。

一連のシリーズの冒頭の各ナンバーに共通している、テンポの速い目まぐるしい展開がハ短調によって進められていきます。ラクロアデスフェールの特徴である男女ツインボーカルもそのままに、一連のストーリーを追って進められていきます。

今回、気がついたことは、あるモティーフを繰り返し使用をした手法を用いての展開があるということです。1分30秒あたりからクワイアにて提示されるモティーフに、木管が入り、そのモティーフを基に曲が展開されていく。ある時はストリングス、または他の楽器とのトゥッティにて。

このモティーフの連用は、この曲の何かに追い立てられているような歌詞に添っているのかなと感じました。その追い立てられているさまが、このモティーフの度重なる提示と使用される楽器類の変化によって表されているのではないか?と。モティーフを定点いおいて、その他の主軸にあるものが、違う世界に駆け出して行きたいかのような風景が浮かびました。

このような音楽的な背景を想像させてくれるのも、ならでは、だなと。

 

中盤からは、曲の拍子が代わり、3拍子(自分には8分の6拍子に聴こえた)になり、また展開をしてという複雑な流れにはなっていますが、流麗さはそのまま。ギター・ソロも交えて進んでいきます。短調から長調になり、また短調になる。そのドラマティックさにオーケストラのサウンドはとても合っています。ストリングスの重厚さは、音楽における説得力を増す効果がある、ということは映画音楽においても証明されていますよね。それには今回のような生の弦の音が一番なのだと、感じました。

 

やがていわゆるサビ、メインのメロディに戻り、「Resurrection Symphony」は終演します。しかし、この曲で終わり、という感じはしません。きっと何かの続きがあるのだろうと感じさせる終わりだと感じました。

 

今回はカップリングとしてオーケストラだけのトラックも収められています。これを聴いた時、また違う感動がそこにありました。

たった一人で書いたスコアが、たくさんの奏者によって奏でられる。今回は既存の曲ではなく新しいものだった。とてもロマンがありますよね。スコアを書いた人はどんな気持ちで最初にこのトラックを聴いたのだろう、と思いました。さぞかし素晴らしい体験になったのだろうと。自分も昔に吹奏楽部でスコアを書いて演奏をしてもらった経験があり、それを思い出したりもできました!

 

このブログにLacroix Despheresが初登場は12年前のこの記事です。

maemuki.hatenablog.com

ここではラクロアデスフェールはV系界に現れた小室哲哉ではなくアカデミックな坂本龍一だ、なんて書いていますが、、それは別として、そのような方たちが成し遂げないことがあります。

それは全部自分でやるということです。翔さんがスコアを書いてそれぞれへの交渉や手配もした。ディレクションもした。ドルビーアトモス対応のための専門エンジニアも手配もした。リモートにて海外のレコーディングも行った。もしかしたら誰かの手も借りていたのかもしれませんが。

そのアカデミックさがすごいものはもちろんとして、その個人対その他へ向けた行動力と実現力、これもすごいなと素直に感じました。なかなかできないことですよね。現代においてやれるべき芸術の形を創ったのだとも思います。これも芸術のひとつなのかなと。

7年間ずっと待っていて良かったです!芸術万歳!

 

終わり

 

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