急性骨髄性白血病は、原因は不明で、予防策も無いようです。でも、必ず死に至る病気ではないようです。
他にはない、すばらしい声を持つ人です。そしてとても優秀なソングライターでもあります。復帰して、また活動をしていただきたいですね。
岡村孝子さんは、前述の通り、シンガーであり、ソングライターでもあります。超有名なあみんの「待つわ」も彼女の作品です。その後、ソロデビューをして、「夢をあきらめないで」スタンダードソングとして定着をしました。
そんな岡村孝子さんが、唯一、他人の曲を歌った曲があります。
それが「はぐれそうな天使」です。これは今井美樹が出演をしたCMにて流された曲です。そして、作詞は来生えつこ、作曲は来生たかお。来生たかお先生です!!
元々、この曲は来生たかお先生の曲として、リリースがされた曲です。提供をしたのではなく、カバーでした。薬師丸ひろ子の大ヒット曲「セーラー服と機関銃」も、実は元々は来生たかお先生の「夢の途中」という曲だったのです。それがいつのまにか、薬師丸ひろ子が同名映画の主題歌として、タイトルを変え、詞も一部変えられて、ソロデビューシングルとなったのです。
この「はぐれそうな天使」は歌詞、メロディはそのまま。アレンジは変わっています。
もともと、歌詞は「女言葉」のものです。だから女性が歌っても違和感はないです。「セーラー服と機関銃」は「男言葉」ですよね。そういえばそうでした。
そして、たかお先生の優しい控えめなメロディ、でも内なる激しさも感じさせるメロディが、岡村孝子によく合っていると思います。まるで本人が作った曲のようです。
こーいーしーたーらー のところはレコーディングのバージョンではメロディの下にハモりが入っていて、すごくきれいです。
そして「はぐれそうな天使」という悲しい恋の行方を、海のほとりでひっそりと涙を流しているさまが見える、来生えつこ先生の歌詞も素晴らしいです。
こういう、シンプルで聞きやすい、ポップス・ソングは最近見当たらないような気がします。流れるようなメロディと、心に残るシンプルなフレーズ、自然の風景と重ね合わせた心象風景のような歌詞。いとおしいですね。。
どのような経緯で岡村孝子がこの曲をカバーすることになったのかは、不明ですが、とりあえず、とても良いコラボレーションだと感じました!来生先生大好き!
岡村孝子さんの快方をお祈りいたします。