さわやかトラウマ日記

さわやかな音楽ブログです from 2004


さわやかでまえむきな人間になりたい男が
好きな「文化」を語る。
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【ヴィジュアル系】LAREINEの深さ、素晴らしさ 第3回 作品を思い入れたっぷりにレビュー インディーズ編

嗚呼ラレーヌ、おおラレーヌ。どうにもこうにもつかレーヌなmaemukiです。

いきなりですが、残念なお知らせがあります。

私どもの価値観の中心であり偉大なる祖。元MALICE MIZERで現Moi dix moisのmana様が、重大な内容についてツイートをされていました。

 これです。おおあの頃のMALICE MIZERのお話を聴けるとは。なんという大らかなお方。別路線になって、過去を隠そうとして各箇所にクレームをつける某バンドとは違いますね。ほんとこっちが狂います。

そして、この後にmana様はその「犯人」の名を告げたのです。ダレだ?それは・・・

しかし!もうそのツイートは予告された通りに、消されてしまいました。mana様いわく、関係者が思い出したころに消すとのことでした。そして消えましたが、そんなにテキトーでいいのでしょうか。しかも火種のこのツイートはまだ残っています。まあいいでしょう!DIX!!

「犯人」はこの時のMALICE MIZERのローディーの方々でした。その名前がありました。も・ち・ろ・ん 私達のMAYU様の名前が真っ先に出ていました。シンセギターで苦労していたことを暴露されてました。そしてLAREINEといえばやはりKAMIJO、KAMIJOといえばMAYU様と共にMALICE MIZERのローディーして有名な方でした。

そこにmachiさまです。machi様もローディーでした。kami様をサポートされていたのですね・・。ああ。「薔薇といえばマチ!」みたいなお元気な発言をされているmana様。素敵ですね。

この日の一連のお戯れツイートはkami様の2月1日の誕生日を祝ってとのことです。なんて哀れみ深いmana様。褒めても褒めても足らないので、ここで止めにします。そして犯人がダレだったのか、見逃してしまいました。誰か覚えている記憶と空の方がいたら、教えてください。

 

ではレビューをはじめます。

LAREINE歴史は長く、できればそれを全部レビューしたいのですが、正直に申し上げますと、私は「四人のLAREINE」以前の音源、つまりKAMIJO MAYU えみる MACHIこのメンバーが揃ってからものしか、聴いたことがありません><確か初期音源も再発されていて是非聴きたいのですが、とりえあず持っているものをレビューします。

 

4人インディーズ時代

Fleur1998.5.10)

3曲入りのシングルです。

憂いの花が綴る愛 作曲はKAMIJOさま。いかにもKAMIJOさまっぽい曲調です。KISAKさまのプロジェクトによるカバーもありましたね。ヴォーカルが当時ヴィドールのジュイさんで。ジュイさん素晴らしいと思いました。素直な感想です。

イントロはマイナーで始まって、Aメロで突然メジャーコードになることで、華やかな世界が始まって、それが待ち受けてるような気持ちになります。最初からメジャーじゃない。サビではBマイナーに完結するコード進行ですが、せつないメロディ、そして「失った」こと告げるかなしい詩で、やはりほのかな花の悲しみを感じさせる名曲です。コード進行で、全てを表現しています。ちょっとつまらない解説でしょうか。あーLAREINEの深さ素晴らしさ!

2.白いブーケ 作曲はMAYUさまです。いかにもMAYU様っぽい曲調です。すみません。1曲めと被りました。しかし、ほんとうにMAYU様っぽい曲調なのです。それ意外にありません。こういう曲はKAMIJO様では作れません。そういうはっきりした個性の違いがLAREINEの良いところなのです。

また、名物のシンプルなギターソロ、4部音符と8分音符のみで表現されるメロディはやはり感涙ものです。

3.Fleur

フルール。フランス語で「花」です。そう、ファンへの思いを告げるアニバーサリー的な曲のように聴こえます。華やかに始まり、さらにサビで転調をする。しかし、よく歌詞を聴きながらきくと何やら「悲しみ」がひどく現れた歌詞です。なぜもっと花の美しさをたたえたような、そんな歌詞にしないのか。おお神よ。KAMIJOさま!

と思ったところ、最後のほうでトドメが刺されます。

「もう枯れてしまった花を抱えて 背景が僕を染めていく セピアに染まった過去 Fleur」これは・・・どういう意味なのでしょうか。花は枯れた。背景が僕を、染めて、背景とは何の背景?枯れた花が背景?セピアに染まった過去?まさか、「Fleur」のこと?

どうにもこうにも、やはりLAREINEというか、KAMIJOさまは謎です。「考え過ぎだろ」と優しく声をかけてくれる人いませんか。

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 KAMIJOさまが気が狂うほど美しいような気がするPVをどうぞ

 

リリー・シャルロット(98/10/1)

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LILLIE CHARLOTTE within Metamorphose

LILLIE CHARLOTTE within Metamorphose

 

 

伝説の「箱」アイテムとして、中古屋を悩ませたというあの作品です。

そしてこの作品がブレイクに向けての大きなきっかけになったと思います。

この頃から「フールズ・メイト」などで見開きのカラーの広告、そして撮り下ろしのグラビア付きのインタビューなど。「ド派手」な展開が始まったような気がします。

 

2.薄命~散りゆく百合を見つめながら~(作詞:KAMIJO 作曲:MAYU)

クラシカルなギターソロ、転調を交えてドラマティック!まさに「ギターリストが作った曲」です。間奏のソロも「ここはまかせろ」というMAYU様の男らしさ炸裂です。どことなく北欧メタルの薫りもしますね。そして最後の最後にも転調!なんて素晴らしい。歌メロも臭く、KAMIJOさまの麗しき震える声、震える音程、いや、音程は震えていません。

どなたかが仰っていたかと記憶しているのですが「MAYUの曲には駄曲なし」とのことでした。「そうだったけ見直そう」と調べてみました。

悲愁の花園 KAMIJO MAYU
再会の花 KAMIJO MAYU
白いブーケ KAMIJO MAYU
Fleur KAMIJO MAYU
gerbe KAMIJO&MAYU MAYU
薄命~散り行く百合を見つめながら~ MAYU MAYU
砂の城で眠る恋人 KAMIJO&MAYU MAYU
白い糸 MAYU MAYU
gipsy KAMIJO MAYU
a wish of monika KAMIJO MAYU
愛されていた日々 -Ever Love- KAMIJO KAMIJO&MAYU
gipsy KAMIJO MAYU
Knight&Priest KAMIJO MAYU
SOLITUDE KAMIJO MAYU
未完成組曲 KAMIJO MAYU
Trailer KAMIJO&MAYU MAYU
道化師の舞曲 KAMIJO MAYU
さくら MAYU MAYU

あくまで一部です。堕ちていたらすみません><

どれもこれもいぶし銀、という言葉はふさわしくないかもしれません。「華やかではないが、味があるもの」という意味ですから。どれも華やかながらも密やかな名曲、真のLAREINE好きにはたまらない、まさにいぶし銀の名曲ばかりです。

この曲も、LAREINEの代表曲のひとつ言い切れることができる、名曲です。

 

3.薔薇は美しく散る(作詞:山上路夫 作曲:馬飼野康二

なぜLAREINEが「ベルサイユのばら」のアニメ版の主題歌であるこの曲をカバーしたのか。その当時のインタビューで答えていて、それを読んだ記憶はあるのですが、核心の部分は失念してしまいました。あいすみません。

しかし「LAREINEWikipedia」を読むとLAREINEの活動方針として「究極の期待通り」というのがあるとの記載がありました。

KAMIJO自身の語る「究極の期待通り」という言葉に相応しい

 このバンドが、この曲をカバーするということ。まさに「究極の期待通り」です。金髪のロングヘアーで青い中世ヨーロッパ風の格好で、「なんとなくそれっぽい曲」を演っていた彼らに、それを期待すること。それを実現したこと。そしてこの曲が選ばれた。他のバンドにはその勇気、やろうとしたと思ってもギャグで終わらせてしまうような、違った意味での重みがある曲です。でも、やった。期待通りに。うーんLAREINE。あああLAREINE

 

また、主題歌として使われた元のバージョン、または数限りなくカバーされているそのバージョン、を聴き比べてみるとひとつ「大きな違い」があることを発見しました。

 

まずはアニメのバージョンです。LAREINEのバージョンとはキーが異なってますが

女声と男性の違いがあります。だからこちらを元に聴いている人がほとんどだと思います。なので、LAREINEを聴いたら違和感を覚えたかもしれません。

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自衛隊の歌のお姉さん。美しい歌声です。

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有名な「アニメタル」によるバージョン。やはりメタルです。当然ですが。

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iTunes STOREにも沢山ありました。

北出菜奈さん、懐かしい名前です。割りと普通のロック風でかえって新鮮に聴こえます。 

itun.es

 こちらはヴィジュアル系、NogoDの団長とMEJIBRAYのmiaによるカバーです。

アニメタルとは違ったメタル臭さは感じさせますが、やはり「ヴィジュアル系」の風味は感じられます。

itun.es

超一流タレントつるの剛士さんによるカバーです。

豪華なストリングスに超一流タレントのプライドが感じられます。

「ちゅるのうた」とのことです。ちゅるうう?贅沢なカラオケで羨ましいです。

itun.es

KAMIJOさまによるカバーのセルフ・カヴァーです。

カバーのセルフ・カヴァー、よくわからない状況ですが仕方ないです。

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本当はまだまだ他にも沢山あるのですが、LAREINEの「薔薇は美しく散る」はこのバージョンと大きく違う点があります。

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わかりましたでしょうか、大きな違い。それはすぐにやってきます。

LAREINEのバージョンはどの曲でも始まりにあるストリングスの16分音符が2小節つづく「タラララタラララ」の前に、Bメロの引用がされた美しい部分が挿入されています。

ほんの短い部分ですが、美しいピアノで奏でられるメロディ、最後はつぎの「タラララタラララ」のAマイナーに繋がるようにジャーでたららんと終わります。

他のバージョンでは「タラララタラララ」から始まるので、LAREINEバージョンを聴いてしまうといささか唐突のように感じてしまい、フランス革命が突然始まったかのような気分になります。ほんの短いロマンスのようなイントロが、大きな違いであり、LAREINEの醍醐味だと思います。

 

4.LILLIE CHARLOTTE(作詞・作曲 KAMIJO)

最後にタイトル曲。特に「終曲」とイメージするような大仰な曲ではなくいつも通りのお花畑系花の子ルンルン(古くてすみません)な感じのメジャーコードの曲です。

KAMIJO様のボーカル、他のバンドと大きく違う点が一つあります。それは「声が明るい」ということです。マイナーコード、悲しい歌い上げるような曲も「声が明るいのに悲しい気持ちを歌っていてなんかせつない」というような印象を持ってしまいます。

大団円的な存在ながらも、これからも物語は続いてくような歌詞です。

リリーとジェレミーの物語はこれから。生まれ変わりそして再会が果たせるのか?

 

 Metamorphose (98/12/18)

1.Metamorhose (作詞:作曲 KAMIJO)

Metamorhose」とは、「変態」または「変形」あくまで生物学の「変態」でヴィジュアル系の歌詞の「ヘンタイ」とは違いますよ!たぶん。この歌詞がそう語っています。

rocklyric.jp

出会いはまぶしくらいに 白く輝く街だった・・LAREINEといえば冬!そう冬ソングなのです。これは。そうです。きっと。たぶん。

なんだか弱気なのは、私はこの歌詞にはもっと別の大きな意味が隠されているのでは

「でもまさかそんな事わざわざ歌にしないよな」と。思っています。

出たしのサビの後半からいきなり「愛されるたびに傷つけ 犠牲の愛に染めていた」

「犠牲」彼女を何か犠牲にしていた、それが愛だった?とにかく「愛を失った」失恋ソングだということがわかります。冬で寒いのに失恋なんてーー

そして歌詞は行き違う二人の感情が描かれていきます。彼は彼女が自分を愛していた。支えてくれていた。それは「犠牲の愛」だった。それを感謝しつつも、彼は彼女を必要としなくなっていた。しかし、彼はまだ本心は彼女のことが好き、嫌いになったわけじゃないのに、決断をしなければ、変化しなくてはいけない。

 

歌詞の最後にてそれは明かされます。

「本当は、花を咲かせる瞬間は 君の笑顔を見たかった」

これは・・・どういうことでしょう。

あくまで私の推測ですが、これは「支えてくれた彼女を、花を咲かせる、つまり決定したメジャーデビューによって切った」ということなのだと、推測します。

ヴィジュアル系において、最大のタブーである、「親密な女性による援助」いわゆる「蜜」です。実際のところそうだったのかはわかりません。LAREINEの最大の謎として「ゴージャスな活動展開」というのがあります。前触れなかったのは、今回この項目で説明しようと思ったからです。ここで上げるインディーズ時代には、メジャーデビュー以前でも同じレコード会社の支援があったと考えられます。

そして、メジャーデビューに関して、もう1つ「支援者」が加わりました。それは音楽事務所です。メジャーという大きなフィールドに飛び出すためには、やはり「後ろ盾」が必要なのです。それを選択するためにこれまでの「繋がり」を断つための「変容」が求められた。「蜜」を切った。その苦しみ。もう、そうだとしたらこんなに切ない曲はありません。

 

そういった下世話な妄想は別として、この曲はとにかく素晴らしいです。

この曲の良さを端的に表現すると「歌謡曲っぽい」ということです。歌謡曲というと悪口のように聴こえますが、僕はそうは思いません。特に「後期LAREINE」おいて、どことなく80年代の流麗なポップス、世間的には「歌謡曲」の範疇にされている音楽とLAREINEとの類似性が感じられます。この曲もです。口ずさむにも容易でかつ強いメロディ。

そして曲に花を添えるのはMAYUさまも激エモなギターです。曲後部のMAYUさまのギターのメロディーとKAMIJOさまの「ンぼっくぁぁぁ」となるところなど、後の「冬東京」に通じるものがあります、「冬東京」といえばザ・歌謡曲な曲です。これはまた後で。ということで「Metamorhose」は名曲です。

 

2 gerbe (作詞:KAMIJO&MAYU 作曲:MAYU)

gerbeとは「束」という意味です。花束。なにかの思いをそれに託して、別れを告げてそれを惜しむかのような歌詞。

そこでは今後のポイントとなる「再会」という言葉、「生まれ変わり」という表現がでててきます。

さらっとした曲ですが、とても深い曲です。この曲でインディーズとしてのLAREINEは終了となり、ロマンス革命、そしてメジャーデビューと繋がりました。

 

以降次回となります。

これから本番というところなので、また更新ができるように。

花に祈ります。部屋には花はありませんが、花模様のカーテンがあります。

良かったです。

 

ここまで読んでくれてありがとう

 

【ヴィジュアル系】LAREINEの深さ、素晴らしさ その1【極東のヨーロピアン・ロマン】

こんにちわ。ヴィジュアル系ブログ界最もファビュラスな男maemukiです。

そんなファヴュラスな僕ですが、現在、長野の山奥、いいえ、スイスの山奥で静養中なんです。まあ無職といえばそうかもしれませんね。でも特に食には困っていないんです。でも、もう飲み物がなくて。水道水を飲んでいるんです。美味しいんですよ。山の中なので水道水でも美味しいです。ああファービュラス!

それに私のお家の廻りは、まるで映画のような風景なんですよ。今朝なんて雪が降った直後なのに空が青いんです。

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「空の青さが哀しい・・・」って感じですよね。このネタ分かる人いるかなー??

 

でもコンビニエンスストアにも歩いていけない、車ない、どこにもいけない。しかも失業中。だからお金ない。東京の会社からは「お見送り」届いてばかり。というひさんな状況なんです。

そして、ひまなんです。

なので、前から書きたくてウズウズしてたバンドを今更紹介します。

それはLAREINEです。

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嗚呼LAREINE!聖なる4つの花。彼らが最もファビュラスなヴィジュアル系バンドだということを象徴するアーティスト写真です。これ以上は無いという幻想の「ヨーロピアン・ロマン」をこの写真だけで感じさせてくれます。

 

私はLAREINEのことばかり考えて人生を生きてきたのに、彼らを冠した記事をここに書いた事がありませんでした。ほんとうはありますがあくまで「抜粋」です。吹奏楽コンクールにおけるカットと同じです。そして、まるで小組曲の第2楽章的な扱いでした。

ああなんて愚かな男なんでしょう。私は枯れたバラです。お許し下さい

https://www.instagram.com/p/BPeUg_2Dxj6/

冬になって薔薇は枯れたけど、棘はそのまま残っている棘はなくならない僕の心に刺さった棘も

 (※私の家の庭にある薔薇です)

 

LAREINEに冠しては今更私があれこれ説明する必要はないでしょう。

LAREINE - Wikipedia

LAREINE これはおそらくフランス語でいう「ra reine」(女王)の造語といえるでしょう。結成当時は「LALIENE」だったようですね。もしかして綴り間違いでしょうか。そんなはずありません!謎です。

そう。LAREINEは結成は1994年。もうかなりの時を経て、今はパーマネントのバンドとしては存在はしていなようですが、とにかく謎だらけなんです。

今日は「LAREINEの謎謎謎」と題して、LAREINEの深さ、素晴らしさを説いていきます。

第1回はそれぞれの謎を抱えるメンバー4人を紹介します。

LAREINEの謎謎謎第1楽章「KAMIJOが美形すぎる」

LAREINEの産みの親。「産みの親」ってなんだかお下品な表現で私は好きにはなれませんね。「星天使降誕の礎」「聖マリアの転生そのもの」「オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェが産んだ息子」などが相応しいと思うのですが。

とにかく、結成から解散までLAREINEの価値観の中心であった、唯一神ともいえる存在です。そんな彼ですが、私はついこの間KAMIJO様の画像をふと見ましたら、びっくり。してしまったんです。それも今更なことを。

「KAMIJOって…美形すぎないか?」

 「ヴィジュアル系」というジャンルは「顔が命」なところがあります。もちろん音楽性が本当は一番、または過度なメイクや衣装やシャウトで誤魔化死といった人たちもおります。

KAMIJO様は私が今からウン10年前に「フールズメイト」で見かけたモノクロのデモテープの広告で見た時から「なんて美形なんだ」と驚いたのです。

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 こちらはCD「Blue Romance」というミニアルバムのジャケットです。

明らかに一人だけ飛び抜けています。

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今現在、活動開始から20年以上たっても相変わらずの美形ぶりです。

KAMIJO様の大きな特徴は「スキを見せない美形」だということです。いつもどこでも完璧なヴィジュアルを演出する。または天性もので、演出をしているわけではないのかもしれません。何故ならば今までPVやライブの映像、アーティストフォトで「うわ今日のKAMIJO様おブサイクだな」と思ったことは一度もありません。奇跡…!

しかし「美形だと思うヴィジュアル系バンドマン」というところで、KAMIJO様のお名前が出ることはあまりありません。「何故だろうあんなブ◯も名前が上がっているのに」「もしかしてそもそも人気が」と思ったのですが、理由はわかりました。KAMIJO様は良い意味で「後を引かない美形」だと気づいたのです。

「後を引く美形」といえば私達の祖神BUCK-TICKのボーカル櫻井敦司様が推測されます。また違う意味での「後を引く美形」といえば、KAMIJO様とも繋がりの深いMALICE MIZERのmana様が挙げられるでしょう。

長年その活動が、時折の休息を経ながら、現在でも続いている。これはKAMIJO様の素晴らしい音楽性が元にあるのはもちろん「後を引かないけど、凄く美形」という居心地の良さ、悪さに価値が見出されているのではと、私は思います。

LAREINEの謎謎謎第2楽章「ギターのMAYUが飛びすぎ」

 LAREINEの重要メンバーであることには変わりがないギターのMAYU様。

辛口のレビューサイトでは「MAYUのギターってヘロヘロじゃん」なんて声も上がります。しかし、その脆弱なところ、しかしシンプルながらも美しいギターソロのメロディには、冷静ながらも感情がこもっていて、それを聴くたびに私は悶絶の状態に陥ります。

www.youtube.com

「LILLIE CHARLOTTE」に収録されている「薄命~散り行く百合を見つめながら~」はMAYU様の作曲です。それだけに大きく、そして密やかにその存在を主張している名曲です。たとえばギターがHIZAKI様だったらこの曲に当てる音符数はおそらくMAYU様の100倍くらいになると思います。それはそれで素晴らしいと思いますが、やはりMAYU様の四分音符、八分音符でのみ構成されたそれは、優雅な花の一輪の支える礎として、素晴らしく光るものなのです。

 

しかしMAYUさまは繭であり、やがて生化して鳥になってしまうことが何度も何度もありました。LAREINEのファンの人たちが集まる「2の掲示板」において「MAYUが㌧だ」「また?」という会話が歴史上何度も交わされました。㌧だ。鳥が㌧だ。繭が帰った。繭が包み込むのは蛾の幼虫ですが、鳥の卵だったのかもしれません。

要するにMAYU様は活動中に失踪をしてしまうことが、何度もありました。それはKAMIJO様がLAREINE活動停止中に結成した「NEW SODMY」(直訳すると”新たな肛門性交”)からその癖が始まり、LAREINE復活後も何度も何度も空へと帰り、そして最後にはトドメをさしました。まるでフランス革命のようです。

なんてミステリアス。LAREINEを「実写版ベルサイユのばら」と評する声もありましたが、納得です。しかし謎です。謎すぎます。

 

3.LAREINEの謎謎謎「えみるんという深い存在」

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えみるさん。LAREINEの妖精兼ベーシスト。もちろんバンドネームだとは思いますが、本名などそれを明かしてないのに探るという下世話な行為は私は好みません。たとえば私達が尊敬すべき偉大なバンド「黒夢」の清春さんの本名は「森 清治」といいます。あまり変わりません。むしろカッコイイです森清治。しかしファンには「今日の森うざい」などと略すなどのこともあり、そういうのを見かけると「森はやめろ」と言いたくなります。

本名を明かさないということは、それを探りたくのもなるのが人間の本性です。そこで想像してみます 「要瀬 恵美留」「流 恵美太郎」「森永 エミル」(ハーフの場合です)などと考えてみましたが、あまり面白くないので辞めます。

えみる様のキャラクターを表したものそれはやはり名盤「フィエルテの海に消ゆ」収録のご自身の作詞作曲「妖精の国~るんるんマーチ~」でしょう。

妖精の国 ~るんるんマーチ~ - YouTube

この曲はいわゆる歌なしのインストゥルメンタルなのですが、まるでお花畑の中でちょうと、おはなとえみるんときゃっきゃっと遊ぶ気分になれます。まるで幼児になったかのように。そうです。幼児。えみるさんはマンネリだった「ロリータ・ファッション」界にあらたに「幼児性」を持ち込んだ偉大な方だったのです!しかしどこまで本気なのかは謎です。やはり謎。

えみるさんといえば、隠された第2黄金時代である「後期LAREINE」おいて、超名曲「雪恋歌」を作詞作曲されました。LAREINEといえば「冬」それは国民総納得の意見だと思いますが、それを後期にここまでの名曲を作られるなんて。

曲について、動画、その動画についての「海外の反応」を下記拙ブログにてありますので、御覧ください。

えみるさん、深い人。そしてやっぱり謎の人。LAREINE活動休止後のバンドはエジプト系でした。そっちの方が謎です。

maemuki.hatenablog.com

4.MACHI様という名のお人形

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紹介するのは4人だけ(KAZAMIさんすみません)一番最後なのに一番謎に近い神秘のドラマーがMACHI様です。本名は「マチルダ・ドゥ・ハプスブルグ・エーダス・グリエス23世」とのことです。

MACHIさまといえば薔薇。薔薇。薔薇。薔薇BALA薔薇。いつも薔薇に囲まれたドラムセットで華麗にビートを刻み、ライブなどでは時折一瞬の崩れを見せるものの「薔薇の薫りが要因なのでは?MACHI様は悪くない」という盲目チャソもいたとかいないとか。

MACHI様に関してLAREINE脱退後にソロ活動をされて、新生LAREINEに一時期参加するものの、その後の活動には加わらず、散りゆく薔薇としてファンの間で語り継がれる存在でした。

ソロ活動では「Chantons L'amour」としてシングルをリリースされたようですが、私は未購入であります。崇拝する先輩ブログ「安眠妨害水族館」様によると、

ameblo.jp

内容が凄くわかる素晴らしいレビューですが、レビューが優秀すぎて作品の方はアレな感じだということもわかってしまいました。購入の機会があってもご辞退したいと申し上げます。

MACHIのソロ活動を語る上で欠かせないのが、ルシファー・羅刹・ヴィオルヌさまです。あ、間違えました。ルシファー・ラセス・ヴィオルヌ様です。このシングルのプロデュースを担当なさっています。

ルシ様に関しては、なんとwikipediaがあります。「なんと」ってなんとなく打っただけです。ルシ様とMACHI様がルシ様のHPにおいて、対談をされていたのを見たのを覚えています。まるで恋人同士のような、とてもお互いを称え合い、高め合う。そのような高貴な関係のように思いました。

スターの私生活にはあまり興味はありません。まさか「和製ゴシックの女王」ルシファー様と「若手ヴィジュアル系微人気バンドの薔薇ドラマー」がそのような仲になるなんて。でも、お人形同士、共にお人形になって愛し合えば許されると思います。

身長36センチ、本当は165センチ(実は160センチとの噂あり)のルシファー様。「ルシファーという名のお人形」は一時期カラオケにも入っていたと記憶してます(現在は入ってません)

この曲は図らずもLAREINEの歴史の一部となってしまいましたのでここに動画のリンクを捧げます。

 

www.youtube.com

 

 それでは後味が悪いところで第1回は終わりにします。

第2回はだいたい内容が決まっていますが、書くのはこれからです。

ここまで読んでくれてありがとう!

【ヴィジュアル系】解けないパズルは永遠に… ニュークリッドロマンス「パズル」

相変わらず、暗黒の日々のmaemukiです。みなさーん絶望してますかー?

ってメトロノームのライブの煽りであった気がします。いや筋少かな?

どうでもいいですね。

そんな「リアル暗黒底辺ヴィジュアル系おじさん」の日記を読みたい変態の方がいましたら、是非下記サイトをご覧ください

maemuki.hatenadiary.jp

 

今日も暗黒的な日記を早朝から書きましたが、いいことがありました。

友情を感じることでした。朝は完全に鬱でしたが、もうハッピーラッキー!世の中甘いよモードです。

そして先日も同じことがありました。朝から鬱でしたが、友情を感じてハッピーラッキーとなりました。躁鬱です。

 

今日はその先日の人がものすごく好きだったバンドのアルバムのレビューです。そしてぼくもそのバンドのそのアルバムが好きなので、レビューします。

 

ニュークリッドロマンスの「パズル」です。1994年の9月21日リリースです。

もう14年前ですね。ぼくは当時・・6歳くらいかな?

うそです>< 

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www.vkdb.jp

グラスレ様のページ

Kneuklid Romance(ニュークリッドロマンス) | グラスレ

 

Kneuklid Romance、ニュークリッドロマンス。

「ニュークリッド」ですが、この意味がわかりません。英語ににも無いことばです。確か「内的ななんとかかんとか」みたいなことをメンバーがインタビューで言ってた気がします。どなたか知っていたらおしえてください。

このバンドには解散(2000年)までに大きな転機がありました。

それはこの「パズル」をリリース後に、ボーカルの雪乃さんが脱退しました。そして新たなボーカリストを迎えて、ヴィジュアルや音楽性を変えてメジャーデビューしました。

新しいボーカリストのYUTAKAさんは雪乃さんとは全く異なる声とスタイルです。なので、ヴィジュアルや曲調の変化は自然なものと解釈しています。ぼくのようなおじさんたちはこの「パズル」の頃のニュークリが好きな人が、名盤だという声が高いみたいで、Google検索でもレビューなどがたくさん見受けられます。

YUTAKAさん加入以降の方が活動履歴が長いので、メンバーの方には申し訳ないですが、自分は、やはりこの「パズル」またはその前の「 LOVE SONG」の頃が好きです。

 

ニュークリッドロマンスとの出会いは、雑誌「フールズメイト」でした。

1stアルバム「パズル」はおそらくフールズメイトが出資してたと思います。

よくインタビューが記事になっていたり、広告が出ていたり、通販で買えるようにもなっていたと思います。そして目黒鹿鳴館でのワンマンライブのレビューもありましたが、ひどいライブだったらしくかなり率直に書いてありました。

かなり開演が押して観客が引き気味のところに始まったのが「パズル」に入っている「深い青の中で」という曲で「観客の気持ちがそのまま曲名に出ている」などと書いてあったかなり笑った気がします。

 

と、いうことで「パズル」の レビューです。

  1.  瞬間ノ声

「…自己の解放…すりぬける感覚へ……パズル」

いきなり上のセリフではじまって、終わります。

はじめて聴いた時はちょっと吹いてしまいました。

このアルバムを聴き終わったときには部屋で「…自己の解放…すりぬける感覚へ…パズル」と呟く自分がいました「パズル」の前の空白がポイントです。

 

2.Flowers 

硬質で繊細なサウンドのニュークリの真骨頂を表す曲だと思います。

ギターサウンドがクリアでツインギターなのでカラフルに彩られます。

雪乃さんのボーカルはやはり「ヴィジュアル系」と表すのは簡単ですが、すこし声のキャラが若い気がします。19歳くらいの少年のように聴こえます。

そしてニュークリの良さはボーカルのメロディがキャッチーで素晴らしいです。

どことなくLUNA SEARYUICHIの影響も感じさせますが、重さはあそこまでないです。やはり良い意味で幼さを残してます。

 

3・雪の下で

ボーカルの「雪乃」とは関係あるのでしょうか。前作では「Rayly」とありました。

ミディアムでじっくり世界を広げていく曲です。ベースが引っ張っていく曲で、軽めの音色のドラムとロングトーンのギターが印象的な曲です。

この曲の魅力はやはりサビでしょうか。

「ああ、白く透けた身体 きつく抱きしめて あなたの名前 呼び続け 涙を落とした」

素朴ながら残るメロディです。1曲目から聴いてきてこの曲がくると「やっぱりニュークリいいなあ」と思わせてくれるひっそり名曲です。

さいごはサビのメロディがアカペラで歌われて終わります。冬を感じます。

 

4・Painted time

かっこいいドラムのイントロから燃えます。

2、3、ときてまさか4曲目もいいはずないだろうと思っているとやられてしまう曲です。切ない歌詞で細かめのビートで失速する曲です。Bメロはバスドラがどんどこやって、疾風に巻き込まれているような風景が見えます。

サビは、やはり LUNA SEAの影響が見受けられます。

特にボーカルのキーが低くなってバックは4部音符になるところ。

僕はLUNA SEAは「EDEN」で上がったクチですが、確かに「IMAGE」のころのLUNA SEAを思い出させるような気がします。でも、決してフレーズや構成をパクってるとは思いません。でもなんとなくLUNA SEAっぽい。そこがすごいとこかなと。このあとの「Sing for…you 」も同じです。

 

5.リフレイン

縦ノリで手扇子をしたくなります。しかし一本調子ではなく、お得意のギターのハーモニーが効いてます。間奏でギターだけになるバンドって最近いないような気がします。同期がありますしね。ニュークリはそういうパターンが多いです。ギターだけのハーモニーで聴かせてくれるバンドといえば Eins:Vierですね。系統的には似てるかもしれません。

 

6.深い青の中で

冒頭のライブレビューでボロクソに書かれていた曲ですね。たしかに何十分のお客さんが待たされて、このようなスローなリズムの曲は欲求不満になっちゃうかもしれません。

7.Sing for..you

この曲は事前にemergency express 94で聴いてました。。 

エマージェンシー・エキスプレス

エマージェンシー・エキスプレス

 

アー写は雪乃さんだけがアップだけでしたが、RYUICHIにソックリでした。

髪型とか。。。ロングで肩までみたいな。

それよりも曲の「LUNA SEA」感をすごく感じました。でもこういう曲が LUNA SEAにあったかなと当時から考えてました。でもやっぱり思いつかない。「LUNA SEA」「IMAGE」は死ぬほど聴いたのに。

ゆめーをみてたーのサビを隆一の真似をして歌いたくなるバンドです。変ですよね。

そんなことを別にしてもすごくいい曲です。

間奏でギターとセリフだけになるのも良い感じです。

暇なのでセリフを起こしてみました。

「今、優しすぎた…憂鬱の中で…未完成のパズルを…途切れてしまいそうな…僕の声で…ひとつ、ひとつ埋め込んでいく」(ページをめくる音)

「目をそらしたくなるような現実だけが、もし僕の前に置かれたならば、ひとつ、ひとつ、小さな声で」(ページをめくる音)

「切ない、哀しい、苦しい…全ての思いを今…歌に託してみる(本を閉じる音)

「Sing for..you」

 イントロのピアノは後でも登場する女的(ガールティック)の姫さんです。

8.神風

きましたーV系定番の「暴れ曲」です。ヴィジュアル系とは「かならず1曲漢字の曲名がある」「かならず1曲暴れ曲」があるというのがお約束です。

最近はそういうのあるんでしょうか。最近のバンドは「どの曲も基本的に元気そう」って印象です。偏見ですかね。

この曲はボーカルもシャウト護摩仮死な感じでエフェクトが掛かっていて、全体的に「忠実に狂ってる」という安心感がなぜか感じられます。

 

9.An infinity of the sky

良いタイトルですね。白系って感じです。

イントロはギターがテッテケテッテケいってて「すわ白系か」と思いました。でもラルクというよりRenter en soi みたいです。

そう思って聴くとほんとうにリエントが蘇ったかと思わせる曲調です。が、時代が逆ですね、こちらのが方がだいぶ先輩です。

リエントのメンバーがニュークリッドロマンスが好きだったのかは知りませんが、KISAKIさんが好きだったのは知ってます。KISAKIさんは同年代ってのもあるけど好きなバンドが似通っていて(SCARE CROWとか)憎めないです。

KISAKIさんが再結成イベントを仕切ってくれたんですよね。さすがネ申

しかもベース弾いて。ノリノリだったって。

この時かは知りませんが、再結成ライブに雪乃さんが来ていたみたいですね。

歌いはしなかったみたいです。また聴きたいなあ。

 

10.鳥籠の中の彼女

ナイスタイトルですね。これもボーカルに対して絡んでくるバックが面白いですね。アンサブルが独特なんですよね。ただただコードジャラジャラやるんじゃなくて、ギターとベースとドラムが一体になって、アクセントを付ける。今回全曲聴き直してみて「複雑なバンド」だと印象を持っていたのですが、意外と構成は複雑じゃないなと。

コンセプトの「パズル」も丁寧に扱われていて、今でも記憶に残るバンドだなと。

 

そして・・・この曲のラスト!

突然「仰々しい」ピアノソロが始まります。

1分の間にいろんなクラシックの要素が散りばめられた激情のピアノソロが挿入されて、だんだんフェードアウトして終わります。

こんな終わり方をするアルバムはありそうですが聴いたことありません。

女的(ガールティック)の姫さんはすごいですね。

できれば生ピアノで聴きたいですが、贅沢ですね。。

 

なぜ、今でもこのアルバムが語り継がれているのか、その理由が今回わかりました。

ほんとうに単純に「曲がいい」こと。そして「アンサンブルが独特」「先達をうまく吸収している」

そして、この後にバンドが大きく変わって、そして続いたこと。

パズルは解けても飾り続けられます。他のページでも言われてますが

ヴィジュアル系の名盤」だと思います。以上です。

ここまで読んでくれてありがとうございます。

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migimimi sleep tight 「The Lovers」

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1stライブの5月

確かにそれには行った 

そして2枚のCDを買った。

その日、ライブでやった曲がミニアルバムになるとmcで言っていた。

だから楽しみだった。

発売は6月。

 6月以降、僕の人生は大きく変わった

聴きたくても、聴けなかった。

 

楽しみだった。

聴言及たのは今日。

11月11日

聴きたかったけど聴けなかったというのもあるけど、それどころじゃなかったというのもある。

しかも今日、突差に思い出してiphoneでみてみた。曲は入ってる。なんとなくApple Musicをみてみたらこのアルバムがはいっていた。

Apple Musicは月額定額制の聴き放題。

複雑な気持ちはあるけど、ダウンロードした。

 

1、「puputan」作詞;涼平 作曲;涼平

 

これはライブ1曲めにやった曲だとすぐに気づいた。最初のラップ部分は涼平くんもやってた かもしれない。

いきなり衝撃だった。ラップは別に良いけど、涼平がラップ?

そしていきなりやってくるヴィジュアル系ぽいメロディ。

そして続く間奏は涼平のテロテロギター。しかしあっさりと終わり、どこかで聴いたようなリズム。次々と変わる風景、ここはどこ?

サビは繰り返される

「何度も失敗したから?」

 

「もう失敗したくない?わからないよ。そこに意味を求め君は死ぬ。」

 

え?意味がわからない。りょうちゃんそれ誰のこと?自分のこと?アヤビエやめたのも、メガマソも失敗?

死ぬの?それとも死ぬのは私???

 

ププタンってなんのことなのか、どこにもはっきりかいてないけど、なんとなく猫のことかもしれない。わからないけど、かわいいね  眠ったあとは首撫でてね、あれ?撫でられてるの僕?

 

わからない。わからない。涼平君の考えていることがわからない。歌詞が何を伝えたいのかわからない。

でも、美しい。きれいな言葉。彼しか持たない知性に溢れてる。

いつもそうだった。雛罠のころから、彩冷えるのころから。

ああ、帰って来た。

 

これは涼平くんの最新形。

お帰りなさいと僕は思った。

 

2.migimimi 作詞:涼平 作曲;涼平

僕とっては大切な曲。

すでにレビューしましたが、再度書きます。

この曲に「ロマンサー」の幻影をいただいていた僕でした。それは破壊されたと思いました。前のレビューでは。

でも今はそう思いません。それは最後の曲を聴いてわかりました。

 

夜のかまくら、難しい感じ、歌ってくれるからかまくらだってわかるけど、漢字で鎌倉じゃないってわかるから嬉しいよ。ありがとう涼平君。でもこの「かまくら」って何?どこかで言及してるのかな?ブログに書いてある?誰か教えて

そもそも「migimim i」なに??今更だけどさ。

(右耳が、あまり良くない)って大丈夫なの?自分のこと?相手?もしかして自分の?右耳悪くないと思うよ!

 

突き放しつつ、またサビがはじまる。

2人は誰?少年?少女?自分?何の話?

 立花ってなに?立花じゃないの?リッカって言葉どこで知ったの?

よくわかんないけどリッカは高く積まれて綺麗かなんだね 良かったね ところでかまくらってなに?

 

「夜の風花 景色をただ見ている」

よくわかんないけど凄く綺麗だね ありがとう涼平君ありがとう

 

 寝返り打って右耳が床に隠れたら聴こえない?きこえるよ!

久々に聴こえた 懐かしい声

 

大好きだったよ

「気づけなかったよ」

 大好きなんだよ

 

トランス状態で書きました。

これ以降は普通に戻ります。

感想は前のレビューと変わりませんが、最後の曲にもう一度書きます。

 

 3 Don't me cry 

作詞;宮川依恋 作曲;宮川依恋

 

涼平君バンドで全員が曲にを作るのは初めてな気がする。しかも作詞も。

僕が仮に涼平君とバンドを組んだら、きょくは作るけど、詩は書かない。

絶対叶わないから。別に涼平君が良い大学に通ってるからとか、そういう事でははない。

教養、知識がすごい。これは一中一夜で身につけられるものではない。

比べられたら恥ずかしい。

でも、そう思わない人もいるかもしれない。

このバンドのメンバー全員知り合ったばかりとのこと。実際のバンド活動を通してどう進化しているのか、どんな曲ができるのか。

 

宮川さんのこの曲は手探りという感じ。

詩も「気を使ったのかな」と思ったけどわけのわからない言い回しはなくて聴きやすい。また歌が本当にうまい。うますぎて、自分を抑えてる気がする。

この曲も、他の曲も。でもまだはじまったばかりだから。「理屈じゃない感情的’な宮川さんの新しい曲楽しみにしてます。

4.GOODBYE

 

作詞;JOTARO 作曲:JOTARO

 

なんだか「問題児」っていう雰囲気の歌詞ですね。男らしいというか、ヤンキーくさい。どちらのご出身かはしりませんが、ちょっとこう、町外れというか、そういう雰囲気ですね。

ストレートに男臭く進んでいくのですが最後にちょっと違うコード進行ベースラインが入って「おっこれから」と思ったら、終わってしまいました、

かなり色が違うので、逆に期待します。でもライブでのmcとかブログでは普通にの良いひとでした。問題児ではなさそうです。

 

5.WonderWave

 作詞;宮川依恋 作曲;松本誠治&涼平

ライブレポートでも「ドラムの人が作った曲かな」書いたけど、やっぱりそうだった。

これまでの松本さんの音楽遍歴はわからないけど、ドラムを聴く限りは本当のプロだと思う。ベテラン。たぶん僕と同じ年が年上。でも年は関係ない。なぜ彼が涼平くんとバンドをやろうと思ったらのか。もしこの曲がドラムのの人だったら面白いなとライブの時は思った。

そしてドラムのの人が作った曲だった。

この曲のポイントは「ラテン」

ラテンのリズム、楽器、コード、 メロディ。それはヴィジュアル系というフィールドではタブー、までとは言わないけど、持ち入れられることはほとんどなかった。

この曲も面白い。明るい太陽、南米の海辺。明らかに「この世界」では異質なリズム。

サビは「手を繋いで踊ろう」レゲエの雰囲気。タオルを回したくなる。

「さあ手を繋いで踊ろう」楽しそう。でもいいの?僕、ヴィジュアル系だけど。。。

このブログでオレンジレンジについて書いたんだけど それを思い出した。

こういう「異質」は面白いと思う。

また変な曲を期待したい。ずっとダブみたいなエフェクト大会みたいな。

 

6.The Lovers

作詞;涼平 作曲;涼平

最後の曲。辛かった僕のここ数ヶ月を書いてくれてありがとう。いや、それは僕の妄想だけれど、実際ほんとうに自分が感じたに近いことが再現された。

 

「どうしようもない1人の夜に 僕はうたを投げるけれど 君よ、君のことがをもっと教えてくれ」

 

1人の夜はほんとうにつらい。

でも、誰にもいてほしくない。

だから僕のことを誰にもおしえたい

だからこのブログを書いてる。僕の涼平くんの文章は大体こんな感じでいつもおかしくなる。それは彼がおかしいから。いや僕がおかしい、いや。。。

 

「どうしようもない」

その言葉だけは絶対外で言うなよ!

まず、僕だけに向かって。。。そう囁いて。

 

曲は終わりにむかって疾走する。

辛かったこの数ヶ月が包まれて天に登っていくような気がした。

「僕ずっと〜」の前、

チャン チャン チャン

1小節の短いリズム。それは「ロマンサー’」の出だしとおなじだった。

「ロマンサー」は思い入れのある曲。だかりだと思うけど、「夜歩くー」と続かないかなと思ったらけど、もちろんはじまらなかった。ロマンサーは幻想だった。

そのまま曲はすすみ、現実を優しく包むように終わった。

今日はもう寝よう。明日を夢見て。明日がこないように。

涼平くんありがとう。migimimi応援するよ。がんばってね

 

っていうかスリープタイトってなんだよ!スリープがタイトなの?それともmigimimiがスリープでタイトなの?気になって眠れないよ!もしかして僕だけのこと?

だめだ。薬飲んで寝ます。

おやすみなさいーー

 

 

【ヴィジュアル系】自分なりの「ヴィジュアル系」の定義に気づいた。V系バンドリスト。

ヴィジュアル系」という言葉、生まれたのがいつかはわからない。

それは誰にもわからない。もちろん「この頃かな」ってのはある。

今でも、正直何がヴィジュアル系なのか、違うのか、はっきり言い切れない。

◯◯系で音楽を括ること自体が間違いという考え方もある。

 

でも自分の中には「このバンドはヴィジュアル系」「このバンドはヴィジュアル系ではない」っていうのが、はっきりあると最近気づいた。今まで薄々思ってたけど、自分の中でその基準はわからなかった。でも、気づいた。

 

maemuki.hatenablog.com

 

 

maemuki.hatenablog.com

 

絶対的にヴィジュアル系涼平くんの、新しいバンド。ヴィジュアル系ヴィジュアル系じゃない?写真だけ見ると、ヴィジュアル系じゃない。

その時はまだ試聴もなくて、ボーカルの人が前にやってバンドのPVをYoutubeで発見したんだけど、それを聴いてはっきり思った。

これは・・・ヴィジュアル系

だから、Migimimi stもヴィジュアル系。見た目の問題じゃない。この人がボーカルを務める限り、ヴィジュアル系になる。

試聴が始まって、やはりヴィジュアル系のボーカルだった。だから感動した。

 

ヴィジュアル系であるか、どうかを左右するもの。僕にとっては「ボーカルの歌い方」これがすべて。それが悪いとか良いとかじゃない。正直衣装も見た目もどうでもいい。どんなに塗ってて、ダークな格好してても、自分の中ではそれが定義にはならない。ボーカルの歌い方、声、うまく言えないけど、リストを作って見た。これが参考になると思う。

 ここに入っていないバンドをヴィジュアル系として認めてないわけではないです。キリがないでしょ?

 

ヴィジュアル系」という言葉が全く無かった時に活動していたバンドがヴィジュアル系かどうかを判断したリスト。

 

バンド名 ボーカルで個人的判断 備考
X Japan ヴィジュアル系ではない 以下Ecstasy
LADIES ROOM ヴィジュアル系ではない  
ZI:KILL ヴィジュアル系ではない  
EX-ANS ヴィジュアル系  
LUNA SEA ヴィジュアル系  
media youth ヴィジュアル系  
GLAY ヴィジュアル系ではない  
Gilles de Rais 微妙だけどヴィジュアル系ではない  
COLOR ヴィジュアル系ではない 以下FreeWill
かまいたち ヴィジュアル系ではない  
BY-SEXUAL 微妙だけどヴィジュアル系  
SPEED-iD ヴィジュアル系ではない  
BILLY&THE SLUTS ヴィジュアル系  
しいもんきい ヴィジュアル系  
Dir en grey ヴィジュアル系  
デカメロン ヴィジュアル系ではない  
D'ERLANGER ヴィジュアル系ではない 以下デンジャークルー
L'Arc〜en〜Ciel 絶対にヴィジュアル系  
AURA ヴィジュアル系ではない 以下その他
Eins:Vier ヴィジュアル系  
黒夢 ヴィジュアル系  
PIERROT ヴィジュアル系  

 バンド選択基準は適当。抜けはあると思う。

僕の中では、ヴィジュアル系は、LUNA SEAで始まったと思っている。

もちろんそんな言葉は当時は無かったよ。黒服系?とかお化粧系とか

そんな感じだね。

 

さて、続いて

活動時期にヴィジュアル系という言葉があったバンドで、V系かどうかを判断したリスト

wikipediaヴィジュアル系アーティスト一覧から、判断が分かれたり、「これはヴィジュアル系!or ではない」ということを主張したいものを選んだ。

いい悪いとかじゃないよ!わかりづらくてごめんね!

 

バンド名 ボーカルで個人的判断
幻覚アレルギー ヴィジュアル系ではない
Imitation PoPs 宇宙戦隊NOIZ ヴィジュアル系ではない
12012 ヴィジュアル系
SIAM SHADE ヴィジュアル系ではない
cali≠gari ボーカル 秀児 ヴィジュアル系ではない
cali≠gari ボーカル 石井秀仁 ヴィジュアル系
GUNIW TOOLS 微妙だけど・・・ヴィジュアル系
ゴールデンボンバー ヴィジュアル系
Janne Da Arc ヴィジュアル系ではない
SOPHIA ヴィジュアル系
DELUHI ヴィジュアル系
NO GOD ヴィジュアル系
Plastic Tree ヴィジュアル系
BLue-B ヴィジュアル系
ムック 微妙・・・だけどヴィジュアル系
MERRY ムックと同じく僕からみたら微妙。だけどヴィジュアル系
lynch ヴィジュアル系
wyse ヴィジュアル系
YUKIYA関係すべて ヴィジュアル系
関西ソフビ 当然ヴィジュアル系
Λucifer ヴィジュアル系
KISAKI様関係 ラサディーズから凛まで当然ヴィジュアル系
KISAKI様のレーベル全てのバンド 全てヴィジュアル系

 ジャンヌ(V系じゃない)とソフィア(V系)など、結構え?と思うかもしれないけど。なぜそうなのか解説してるとキリがないよ。ボーカル、ボーカルが判断基準の全てだから。

また、解説ブログするかも?わかんない!

ここまで読んでくれてありがとう!