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さわやかでまえむきな人間になりたい男が
好きな「文化」を語る。
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洗練された大人の為のアーバンリゾートLibraianであなたも癒しの時を

[作業用BGM] Libraian - Bullet Queen
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3684198


Bullet Queen

Bullet Queen


タイトルは、一休.comを意識しました。


以前、こちらの記事でLa'cryma Christiが「神秘とリゾート」なので素晴らしいと力説しました。
しかし、こんなくだらない文章を書く1年以上も前に、Libraianが上記のアルバムで回答を出していました。しかし私はそれを聴き逃し「神秘とリゾートに彩られたおっさん臭い音楽をやっていたバンドが本当におっさんになったらどうなるか」なんて、書いていました。
申し訳ない。


Libraianとは、ラクリマクリスティのボーカルTAKAとギターのHIROによって結成されたユニットで、上記の「Bullet Queen」が1stアルバムとなります。
最近のパターンで、またニコニコ動画で「ああそういえば、Libraianなんてあったなぁ」と思って、軽い気持ちで聞いてみたのですが、まず目に飛び込んできたのが

ニコニコ動画の仕様を全て理解しているわけではありませんが。。。
再生回数9000回程度の動画で、50人がCDを買ったわけです。
そこまでニコニコ動画を見ているわけではないのですが、数としては大きいものではありませんが、確率としてここまでの反応が出ているのは珍しいのでは?と思いました。
コメントも全て絶賛ばかり!「買いに行かなきゃ」「泣ける」「HIROはネ申」などとまるで洗脳されてるみたい。
「フン俺はそんなに簡単に洗脳されないゼ!」と本当は洗脳される気マンマンで聞き進めてみました。この陶酔感!結構楽しい。


そうして聴き進めていくと、洗脳される準備が出来ていたせいか、いや、ただの即席洗脳ではない、10年越しの思いが蘇ってきました。いつのまにか、自分が思い描いていた姿と違っていた現実が修正されていく気がしたのです。
そう、これは紛れも無く「La'cryma Christiの未来」だと感じました。
神秘「Dwellers of a sand castle」リゾート「Sculpture of Time」から、長い時を経て「この次」が来ていたのです。


他の誰にも似ていないHIRO氏の独特な曲と哀愁のメロディライン、アイデアを詰め込みながらも聞き苦しくならない上品なアレンジ、それでいながらも激しいギター、そして「やっぱりこの曲にはこの声!」という感じのTAKA氏のボーカル、素晴らしいです。
シングルにもなっていた3曲目「Rock'n Roll Circus」は、タイトルからいって後期ラクリマ(レイドバックした感じの古めのハードロック)みたいな曲なのかしらと思いましたが、スピーディーながらもHIRO氏独特の「陰」が感じられる素晴らしい曲。間奏はイマジネーションをかき立てるHIRO氏のギターソロに、縦横無尽なリズム隊が光る良曲。


「Poker Face Joker」は、ファンキーでポップ、このアルバム全体に言える事ですが、コーラスの使い方が洗練されていて素晴らしいです。コーラスを録音するのはとっても面倒くさいので、この上質な処理の仕方は丁寧なプロダクションが全体に施された証拠だと思います。この曲の歌詞はカジノがテーマなんでしょうか。TAKAさん、韓国旅行にでも行って、カジノにも行ったのでしょうか。なんか「アーバンリゾート」という言葉が浮かぶ曲です。
続く「Night Train」はうってかわって、タイトルの通り夜行列車から車窓を眺めているような風景が浮かぶ、素敵な曲です。2番の歌詞は、凄く納得できます。旅ならではの倦怠感、、、きっとこれがテーマなんだと思います。
ミステリアスで夢見がちな曲の雰囲気、、、この曲は「Sculpture of Time」に入っていてもあまり違和感の無い曲だと感じました。


「7th Highway」はあのハードロック時代も、無駄ではなかったのだな!と納得させられる曲です。ハードロックの音像やスタイルは維持しながらも、「らしさ」が感じられます。サビ後半のメロディなんかはHIRO氏お得意のコード進行で「あ、懐かしい!」とハッとさせられました。
「Hold on my heart」「Demension」の地味パート(笑)も良いです!「地味な曲」こそ、ラクリマの神髄でした。なので、Libraianでもそうなんだと思います(強引!)
「Shangrila」はどちらかというと、「WITH U」とか「未来航路」とかそっち側の路線ですが、その頃と比べてとにかく洗練されて、優しく色鮮やかです。
そして最後の「摩天楼の雨」もうしつこいかもしれませんが「これぞラクリマ!」という感じです。あ、Libraianでした。いや、どっちでもいいでしょう、音楽はもうラクリマです。ラクリマで何が悪いというのか!え????という感じで最高です。


「あの頃のラクリマ」を求めている人にはこの上ない、アルバムだと思います。
しかし、その頃から確実に進化しています。より洗練されて、、、洗練されたのは、主にサウンドです。丁寧なプロダクションとHIRO氏のゴージャスかつ、ツボを押さえた確実なアレンジが素晴らしい。「プログレプログレ」と僕を含めて言われていましたが、もうプログレ臭さは無くなりました。もうどっちかっていうとSteely Danの域に踏み込んでいると感じました。いや、Steely Danにしてはかなりハードなのですが、サウンドに対しての姿勢はこの界隈としては似ていると感じます。ちょっと表現が難しい><


この界隈、、、この界隈という書き方では、ちょっと遠回しですね。
はっきり言うと「ヴィジュアル系」界隈では今まで見受けられなかった「洗練された」とか「大人」とかそういうものを感じさせるLibraianの「Bullet Queen」はかなり異色です。が、素晴らしい!
しかし、今後はあるのか???更に更に渋くなって、本当にSteely Danみたいになっちゃったらどうしよう〜とあらぬ妄想をしてしまいます。