さわやかトラウマ日記

さわやかな音楽ブログです from 2004


さわやかでまえむきな人間になりたい男が
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セクゾン加入への道はやはり厳しい Sexy Zone「Lady ダイアモンド」


そうだ。。。やっと気づいた。。。
スカパーでやっているジャニーズJrランド(もうSexy zoneは出ていない)を見ながら俺は気づいた。
自分はSexy Zoneに入るんだって。絶対加入するんだって。
思えば結成記者会見の時も、ジャニヲタ様のようなト★キ★メ★キ★スパーク!状態ではなく
「ついにやられた!」というような、まるでライバルが一歩先にメジャーデビューしてしまったのを見届ける負け犬野郎のような感覚だった。
あの時は気づかなかったが、無意識のうちに「何故自分がセクシーゾーンではないのか」と思っていたはずだ。
それに1stコンサートを見た時のレポートを読み返すと、まるで自分が出ることを前提に語っている風である。
特に中島健人氏のフェイント投げキッスのレポートの所など、完全に学習モードである。
いつあちら側に立っても問題が無いように、学習していたのだ。



アンコールの3度目の「Sexy Zone」を聴き終わった後、俺は拳を握っていた。
その時はなぜか分からなかったが、今ならわかる。
俺は…俺こそセクシーゾーンなのに…
真のセクシーゾーンの体現者である筈の自分は、「客席の中の1おじさん」に甘んじていた。
惨めで愚かでただただ虚しい。


バン!俺は机を叩いて立ち上がった。
こんなにこみ上げる何かに突き上げられるのは生まれて始めてだ!
素直になれ!素直になれ!俺は、セクシーゾーンなのか?いや違う!
気づいたんだ小さな光Sexy zone!!!
しかし俺はセクシー時代を作り出すために生まれてきたんじゃないのか?195カ国の夢を乗せながら…
つまり僕セクゾン?僕おじさん?止めてくれ!


そんなこんなで、セクシー時代を作り出すためのシングル第2弾「Lady ダイアモンド」が発売された。

ちなみ初回限定Aには「ladyダイアモンド」のPV BにはPVのメイキング
通常版だけに「100%勇気」が入っている。
タイトルソングの「Lady ダイアモンド」以外には、「風をきって」「High!! High!! People」が入っている。
「100%勇気」と「風をきって」はアニメ「忍たま乱太郎」の主題歌である。
「Ladyダイアモンド」はフジテレビの「リアルスコープ」というセクゾンがレギュラーになった糞番組wの主題歌であり、「High!! High!! People」はマリウス葉が出ている深夜ドラマ「コドモ警察」の主題歌である。
正直通常版はいらないかなと思ったけど、タワーレコードで普通に全3種買った。
ちなみにDEATHGAZEとアンミュレのベストと一緒に買った。


ちなみに通常版は前回と同じくメンバーのカードがランダムに入っている。
どうでもいいが、前回も今回もカードはセンターの佐藤勝利氏だった。
フフフ、、、やっぱりセンターの彼なんだね?僕に対する挑戦?
僕は動揺しないよ。そうやって僕のセクゾン加入を遠ざけるんだね。勝利キュンぺろぺろ!!!


さっきから何言ってるの?バカ?と思ったあなた まあバカです。
いい加減本題に戻ります。この記事は「Ladyダイアモンド」のCDレビューなんですよ
本気でセクゾンに入りたいのかって?入りたいに決まってるだろ!男のロマンなんだよチクショーめが!!
そんなんですが、正直加入は厳しいかなってこの「Ladyダイアモンド」を聴いて思いました。
なぜか その理由を次に述べます。





セクゾン加入が厳しいと「Ladyダイアモンド」を聴いて思う理由 その1
生演奏、生楽器の豪華ゴージャスセレブリティ加減。付け入るスキが無い!



松田聖子の「青い珊瑚礁」以来じゃないかというイントロでの細かいストリングが駆け上がるところで、「あ、これは俺は入れない」と悟りました。今が80年代だったらいいんでしょうけど、この打ち込み全盛期の時代にあろうことかドラム、ベース、ギターはもちろん、ストリングス、ブラスも全部生。
ストリングに至っては他部分も細かくスコアが書き込まれていてすごい!
さすが船山基紀大先生… 作曲が馬飼野先生で、編曲が船山先生、というブランドが無いと、このレコーディングのためのビッグバジェットも通らなかったのでは?
もしかしたらアイドル史上これが最後の「生演奏生楽器(ストリングス、ブラス入り)楽曲」になるのではないでしょうか。


この曲を評して「伝統芸」「懐かしの感じ!」「80年代みたい」という人がいますが、それを狙ったものではなく「そのまま」なのです。変わったのは周りだけ、何も変わっていないのですが、おそらくこれが最後になってしまうのかなと思います。
残念ですが…この力の入れ具合の元である某おじいさんがいなくなったら、こんな豪華仕様はもう無いでしょうね。さみしいですけれども。
そんな刹那のラスト・ビック・プロジェクトにおじさんが付け入るスキは無いのです。




セクゾン加入が厳しいと「Ladyダイアモンド」を聴いて思う理由 その2
歌詞のテーマはただ一つだけ!キラキララ!おじさんキラキラしてねえ



この曲の歌詞には驚きました。
「時代を作ろう!セクシーゾーン!!!!」
「セクシー時代を作り出す!!!!」
などの完全にイッちゃってる前作の歌詞に比べて、驚くほど内容が無くほぼアイドルとしての定型に添っている感じ。
この曲はとにかく「キラキラ」がモチーフだったんだろうなと思います。
サビの「キラキララ!」がそれに集約されているのかと。
ベテラン作詞家松井五郎先生の手にかかると「キラキラだったら、それ以外いらない」という結論に達したのでしょう。
歌詞のほぼ全てが「キラキラ」を呼び起こさせるイメージで、本当にそれ以外なにもない。
キラキラ以外、なにもいらない!俺が入るスキもないよな…チッ 
ちなみにSexy Zoneがこの曲で出演したNHKの「MJ」は面白かったです。
同じ日の出演勢の中でアイドルはモーニング娘。とフェアリーズ。
モーニング娘。ダブステップを意識したらしい「恋愛ハンター」で大股拡げてポーズ決めていました。フェアリーズは生歌捨ててでも!って感じの激しいフォーメーションでダンスを決めて、息をつく暇もないパフォーマンスで若さを魅せつけてました。
一方セクゾン様はピンクのキラキラ衣装で「キラキララ!キラキララ!」キラキラの大安売り!!!
キラキラの大安売りってそれこそアイドルの基本じゃねえかと思ったわけですよ。
でも正直役割逆じゃねえかと一瞬思ったんですけど、これも時代。セクシー時代。
セクシー時代だから仕方がない。




セクゾン加入が厳しいと「Ladyダイアモンド」を聴いて思う理由 その3
曲の途中で無関係な俳句読みだしてバイショーリとか意味わかんないし俺には絶対できないマジ無理



※字ヘタすぎだろワロタ


この曲のピークとなる部分は、この章のタイトルにもなった佐藤勝利君による俳句読み上げの後の「by勝利!!!」かと考えられますが、真のピークは「by 勝利!!!」の後に2拍ほどある休符かと。
歌番組で笑顔全開で「バーイショウリ!」をキメた後のたった2拍の休符が永遠に感じるくらい長い。
そもそもなんでこんなことになったかというと、1月のミュージックステーション出演3回目に遡ります。
タモリとの台本トークのところで「お正月は何をしたか」みたいなテーマのところで
佐藤勝利さんが「僕は…俳句大会で賞をもらいました!」(設問が違った気がする 答えが明らかにずれているから)と勝利君が言ったところ、生放送なのがまずかったのかリアクションは「シーン」とした感じでした。
だからって次のシングルで俳句読ませるなんて…
しかもこの曲が初披露された時(『少年倶楽部』の収録)は俳句読み上げはあったけど、「バイ勝利!!!」はその時点ではありませんでした。
しかし、何かの気遣い。何かの「気違い」ではないですよ!何かへの気遣いが発生してバイ勝利!!!が挿入される次第となったわけです。バイ勝利!!の後に休符を入れたのは現場の抵抗?それともそれを含めての指示出しだったのか?どちらにしても、常人には理解のし難い行い、ちょっと気が違っているのでは?と思う次第ですが、佐藤さんはドラマ「ハングリー」で見せた「野菜泥棒がいるよ〜」と同じように笑顔でキメてさすがですね。
セクシーローズ…

俳句を読み上げる時のポジションもすごいですね。

この並び…
「お前?まさか俳句とか読んじゃうじゃないの?」
「お前はその後まさかバイショーリとかわけわかんねーこと言い出すんじゃねえの?」
と言いたげな身近な仲間から感じるプレッシャーに満ち溢れている気がします。
後ろのジャニーズJrの岸くんと神宮寺くんの表情も凄いですね。笑顔の裏に隠されたものを何故か感じてしまいます。
俺だったらこんなの絶対無理ということで、やっぱりセクゾン加入は無理ということで安心してください。


※味わい深いジャニーズJrの岸くんをピックアップしてみました。


そして忘れてはならないカップリングの「風をきって」は名曲!
エモいメロディにこみ上げるBメロ!何よりメンバーの歌がいいですね。
サビの高いところでも年少メンバーに加えて、年上メンバーもキレそうな感じで高音のメロディをひねり出してる感じが、エモさを増幅させて聴いていてドキドキします。
そんな中、佐藤勝利さんはなーんのためにー(なんのために。。。)生まれたのか(ううう生まれたのか)のように涼しげなウィスパーを披露していてさすが。バランスがいいですね。まさか歌えな(ry
というわけでやっぱり加入を目指すことにします!風をきって!きって!


※ちなみに今回のテーマは「並大抵のジャニヲタ様より俺の方が数倍痛い 痛さなら誰にも負けない」という事を表現したフィクションですので、お許しください。




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・アイドルとはSexy Zoneのことである!Sexy Zone「Sexy Zone」