さわやかトラウマ日記

さわやかな音楽ブログです from 2004


さわやかでまえむきな人間になりたい男が
好きな「文化」を語る。
そんなブログです。from 2004yaer。

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FLIPPER'S GUITAR「GROOVE TUBE」

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きょうこのPVをなんとなく、なんとなく観ました。

ああ、懐かしいなあと普通に思いました。

最近はフリッパーズ・ギターを聞き返すということが無かったからかもしれません。この「GROOVE TUBE」は1991年に発売されたフリッパーズ・ギターの3rdアルバム「DOCTOR HEAD'S WORLD TOWER -ヘッド博士の世界塔-」に収録された曲です。

「ヘッド博士」はサブスクリプションで配信がされておらず、音源も廃盤になっています。中古CDもプレミアが付いているようです。どうやらサンプリング音源の著作権の問題でそうなってしまったようです。やはり問題があったんだなと。もし炎上するのであれば、そっち方面。。だなんて。。

 

この「GROOVE TUBE」は当時の流行であったであろうサウンドが詰め込まれたサイケデリックなダンスビートに、内容の無いスイートな歌詞を乗せた、ある意味で退廃的な曲です。80年代が終わって、これから新しい時代に移行していくのに対して、どうともいえない、まあこれまで通りに自分たちの世界に浸ってやろうかというような…

 

「キャンディ バスタブのキャンディ 渦巻いて消える 向こうのほう」

「僕の特別なバナナ だらしなく甘い 色を塗ろう」

 

こんなくだらない歌詞を甘くささやく歌う、某小山田の声。そしてメロディ。

こんなどうでも良いような曲にジーンとしてしまう自分に気づきました。

 

この曲が出たのは30年前です。僕は…約20年前渋谷系バンドマンでした。

それから、ながいながい時間が経ってしまった。それに改めて気がついたからかもしれない。

 

恋もKissもSexyも少し待って君と僕は

そしてDOWN DOWN DOWN そう思うだろう?」

 

またまたこんなくだらないサビの歌詞。ほんとうに内容が無いと思う。メッセージ性のかけらもない、ろくでなしの書くような歌詞だと思う。

 

でもそれが良かったんだな、僕は若かった、今よりも20歳くらい若かった。当たり前だけど、。そして、いろいろ終わっていたんだなと。この曲はどこか「終わり」が感じられます。長過ぎるパーティーの終わりが来るのをどこか待望んでいたかのような。

そして、終わった思い出に浸るような曲でもある。自分にとってはそうでした。どこか終わった時と場所を上から眺めて、ニタ笑いをしているような曲だなと。

でも、そのねじまがったような空間が自分は好きでした。30年経ったいまでも色褪せていないと感じました。

終わってしまったものは、いつまでも心に残り続けてしまうからだろうか。

 

「夜のない世界で僕らは ずっと目をつぶるだろう」

 

だろうではなくて、そうなっているからかもしれない。

 

終わり

 

僕のきょうのタイムラインを暴露します

今日は朝6時くらいに目覚めた。最近は寝付きはまあまあ。寝起きもまあまあ。

4時くらいに目覚めて絶望することはあまりなくなった。良かったと思う。

そのままウダウダした。テレビやiPhoneをみながらウダウダ。

ウダウダするのは良くないな、とは思っているけど、林真理子も原稿に取りかかるまでずっとウダウダしていて、その時間が大事だと言っていたから自分も大事なんだろうと思ったりしていた。

朝のニュースは同じ内容を何度も繰り替えてしてつまらないな、と思いつつ、朝ごはんを食べた。

朝ごはんはシリアルに牛乳をかけて食べた。

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業務スーパーで買った「フルーツクランチ」というシリアル。ポーランドからの輸入品らしい。値段は200円くらいで安かった。業務スーパーで売っている輸入ものシリアルはどれも安くてうまい。「チョコモーニ」とか。日本のフルーツシリアルは高くて手が出ないので助かる。もうトーストには飽きているので、今はこれにしている。

そのまままたウダウダした。本でも読めばいいけど、本棚を買って以来あまり本を読まなくなってしまって悲しい自分と対峙することが面倒、という哀しみにふれるのが辛いのです。

業務開始の時間になった。今日も特に何もなさそう。

今日は何をしよう。何かをしたほうがいいのかな。なんて全く考えないようになった。悲しい習慣だ。

いちおう、自問自答は繰り返しているのでご心配なく!ちゃんと悩んでいるのです。

 

今日は暑いらしい。今年一番の暑さになるかもと朝の天気予報で言っていた。まだ昼前の時間。シリアルだけだとお腹が減ったような気がして、もう食べにいくことにした。

今日は昼は自炊をする気分にならなかった。なれなかったのです!

「人生は一度きり!やりたくないことはやらない!」と強い決心の中で、猛暑の街に自転車で突入しました。

空がとても青い。この暑さでは青いどころではないのだろう、みんな。と思ってしまって自分はそうではない!なんて空が青くて美しいのだろう。こんな季節にこんなことを考えているのは、自分くらいだろう!ざまあみろ!

そんなこんなで目的地にたどり着きました。どこに行ったのかは、またいつか。そこに「行くだけ」でも書きたいドラマが秘められているのです。

その後は、昼休憩の途中だという認識を自分で強く持ち、かつ猛暑で熱中症の危機も感じたので、マイ天国ドトールに避難しました。

今の家のまわりにはなにもないけど、ちょっと自転車で足を伸ばせばなーんでもある。悲しい悲しい。マイ天国ドトールは、ドトールにうるさい自分の中でも高評価なところ。ここがあってよかった、、とアイスコーヒーを飲んだ。

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このドトールには広い横に長い丸型のテーブルがありそこがお気に入りだけど、今は感染対策で透明仕切り板があって狭くなってしまった。まあ2人席も空いてたけど、良い時代を少しでも感じたいと思ったからここにしたんだな、自分と思ったりした。

イヤフォンで音楽を聴いてみたりした。「何何を聴きました」と書きたいけど、最近は既成プレイリストを流し聴きをしているので、誰が誰だかもうわからないのです。タイポップだとタイトルアーティスト名すら読めない!でもいい音楽を聴いているな自分といつも思っています悪い??

ちょっと疲れたきたので、なんとなくブックオフにも避難をした。文庫本コーナーで「は」の所にある林真理子の100円文庫をまたまた探す自分を恥じた。。

もうCDを探す気が全く無い自分に気づいた。埼玉時代は上福岡にあるブックオフでしつこくいろいろ探していたのに。まあみんなそんな感じなのかもしれない。他人と同じ。とても良いことじゃないか!

その後、家に帰宅。暑くて汗をたくさんかいていた。自分は温度差アレルギーなのか暑さと寒さが交互すると汗をたくさんかいてしまう。かわいいな自分(‘д‘)

それから定時まで、待機をしました。そうです待機です。まじめに待機をする。クーラーの電気代のことばかり考えていたけど、待機はしてました。

望まなくてもやってくるもの。それがやってくると気づいたら夜になっていました。台風です。週末は台風がくるらしい。最近は「くるらしい」であまり来ないことが多い気がするけど、去年とか!家出長期旅行を中断したのもくるらしい台風におびえて、結局来なかったからだった。どうなるのだろう。

ひとつ言えることは、あの家出旅行は2020年9月末から。もう8月。。

1年ちかく、何もやらなかったんだなと気づいてしまった><どうしよう。どうにもならない。いや!だめだ!

これはまた家出するしかないかな? 

おわり

【東京五輪記念】いろんな有名人が唱う君が代をまとめてみました【国歌斉唱】

いよいよ始まってしまった東京2020オリンピック。君が代がたくさん聴ける、、と良いですよね!他の国の国歌が聴けるのも楽しいですが。自分はフランス国歌「ラ・マルセイエーズ」が好きで好きで…フランス革命の時の歌だなんて!貴族達を血祭りに!素敵・・

閑話休題です。今回は第三段です。有名な人が歌った国歌斉唱「君が代」の動画をまとめてみます。まず、「君が代」を歌唱する際の特徴と注意点を記します。

君が代」を歌唱する際の特徴と注意点

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国歌斉唱で歌われる場合は、独唱が多いようです。そうなると、男声か女声かに分かれますよね。君が代は男声だとラクに歌えます。一番低い音が最初の「きーーがーよー」の「み」のドです。高いのがちよにーーちーよーに の「や」の高いレです。

これは男声だったら、この譜面から1オクターブ低く歌えばラクに歌えます。

しかし、これではあまりにもラクなので、盛り上がって聴こえないのです。特に独唱の場合はそうです。ほんとうに歌がうまかったらそれでも聴かせられるのですが、聴いてる人も「なんかものたんないなあ」と感じるかもしれない。なので、国歌斉唱をする人は、この楽譜の通りには歌わず、調を上げる、カラオケだったらキーを上げることをするのです。その設定が難しい…のです。最初を高くしたら後々が辛くなってしまう どこにするかを計算しないといけないのです。

女声の場合は、この譜面の通りに歌えることは歌えますが、高い「やーちーよーに」「いーしーのー」「こーけーのー」の辺り高い音が連続するので、人によっては難しい。ファルセットを使えばラクなのですが。あまり自分には合わないナと思った人はキーを下げる傾向もあります。が、下げたら下げたで最初が低いので難しくなるのです。

このように、君が代はなかなか難しい。特に国歌斉唱のように伴奏なしで一人で歌うのは難しいのです。

そんな難しい君が代の国歌斉唱に果敢に挑んだお方たちを紹介します。

MISHAさん(東京オリンピック2020開会式)

狭量なNHKさまのご配慮により、動画プレイヤーの貼り付けはできないようにしてありました。まあしかし皆さんご覧になったからいいでしょう。さすが国民的歌手であるMISIAさん。オーケストラを伴奏に付けても抑揚も取り、譜面の通りの音で歌っておられます。そして懸案である高い場所もファルセットを使わずに歌い上げています。君が代は時として押し付けがましくなる方もいるのですが、母性も感じさせる優しい歌でもあると感じました。

この場には、天皇陛下もおられました。そもそも「君が代」は天皇に捧げた曲という解釈もあるのです。それにふさわしい歌唱だったと感じました。

コブクロ小渕健太郎さんと岡本知高さん

今更コブクロ(タイアップソングの帝王)の小渕健太郎さん(宮崎出身)をここでちゃかしたりなんてしません。大多数には同調しない主義なのです。

ひとつ発見がありました。

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 この癒やし系男子小渕健太郎さんの深い敬礼のあとの歌い出しですが、これは「ファ」の音です。本来は「ド」から始まるので、4つも上げています。当然、後はもっと高くなるので裏声ファルセットになってますよね。そこでひっくり返ってしまった。普段はあまりファルセットで歌うこと、コーラスとかで使ったりはあるかもしれないけど無いはずです。だから失敗をしてしまったのかなあと。

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発見というのは、この動画です。声楽家岡本知高さん(国立音楽大学声楽科、プーランク音楽院卒業)の国歌斉唱の動画は、タイトルにあるように小渕さんがこれを参考にした、とありました。確かに岡本知高さんは「ファ」で始まっています!こんな感じで歌おうとコブクロ小さんはしていたのかもしれません。

岡本さんはカウンターテナーの中でも一番声が高い「ソプラニスタ」の方です。女声としても高い音域の声になります。だから無理がありました>< 更に前述のように岡本さんは一流の音楽教育を受けたお方です。訓練の度合いが違う、いわば裏声のプロ中のプロ!なのです。小渕さんが普通に歌えば良かっただけです!頑張ってまたタイアップソングを作ってください!

山崎育三郎さん

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研音所属でミュージカル界のスターである山崎育三郎さん。「なっち良かったね」のお方であります。「なっち良かったね」とは…「なっち 素晴らしい人と結ばれて良かったね」ということです 涙 

いつも下手くそな歌ばかり聴かされてしまう><長尺特番歌番組にて、まともな歌い手呼びましたよコーナーに招聘される枠の中で、素晴らしい歌声を披露されていますよね。

この君が代は「ソ」から始まっています。4つ上げて一オクターブ下で歌ってます。何度も国歌斉唱はされておられるのでしょう。低いところも高いところも自分の声が良く響く所を知りぬいた上での歌唱ですね。途中にタメが入るときに、観客が圧倒されて息を吐くも入っています。さすがです。やはりミュージカルで人前に立つということをわかりきっているお方は違うなと感じました!感想はやはり「なっち良かったね」です><

広瀬香美さん

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(歌唱は40秒くらいから)

今やピアノ弾き語り系YouTuberとしても活躍中の広瀬香美さんの君が代です。

YouTuberに必要なものは基礎力と度胸!だということがよくわからせてくれた素晴らしいお方です。そんな基礎力は幼少からのクラシック音楽の英才教育と国立音楽大学の作曲科にて培われたものです。そして歌唱はLos Angelesにて有名トレーナーにレッスンを受けたお方です!圧倒的な基礎力をお持ちの方なのです。

この君が代は出だしはB♭シのフラットに聴こえました。原曲は「レ」なのでかなり下げています。

広瀬さんといえばロマンスの神様」のキーを更に上げて再レコーディングをされるような、ハイトーンが売りのお方です。本来なら原曲のキーどころかもっと上げても歌えたはずです。なぜそうしなかったか。それはこれが国歌だからかなと。厳かな場で高いキーで歌い上げるよりも、自分が確実に歌える範囲で歌うことで敬意を表したのだと主ました。人間としての基礎力もおありになる方なのだと思いました。

手越祐也さん

(歌唱は44秒くらいから)

もうテゴマスが聴けなさそうという哀しみを感じてしまう手越祐也さんの君が代です。増田さんと張り合うくらいのお方ですから、もちろんこの君が代も上手です。改めて聴くと個性の強い歌い方だなあと感じました。独特の節が回っています。特に「さーざーれー」の「さー」の入り方は矢張り良い意味でアイドルっぽいなあと感じました。さぁざぁれぇという所も「さぁ僕らと飛び出そうよ♫」のようなアイドルソングの歌い回しを感じました。それはとても良いことだと思います。君が代はやはり厳かな歌なので、このようなカジュアルな歌い方もあるのだなあという発見もありました。山Pの君が代は無いのかなあ><

中孝介さん

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奄美大島出身 中孝介さんの君が代です。これは「男声が譜面そのままの高さの音で歌った」という珍しい例です。島唄の歌い方で長く響かせる歌唱は君が代によく合っていると思いました。中孝介さんといえば、個人的にやはりやはり「ザ・ノンフィクション」の主題歌「サンサーラ」です!他の人に数回変わったりして、今では竹原ピストルさんですが

やはり中孝介さんの「いきてぇ〜え〜生きていフ〜ン」が一番良いと思いますが・・中孝介さんの君が代を聴いていると「あ〜自分はザ・ノンフィクションに出るような人間でなくてよかったのか悪かったのか〜ああ〜生きて〜ちよに〜生きているー」なんて思いに耽ることもできて、楽しかったです!

シドのマオさん

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名門MAVERICK所属の人気バンド「シド」のヴォーカリスト マオさんの国歌斉唱です。前バンドSHULAの頃から歌唱力には定評があったマオさん。そして東京ドームワンマン公演も経験済みのお方ですので、東京ドームでの国歌斉唱も素晴らしく歌えていると感じました。間をたっぷり、さいごの「まま」と「で」にも間を取っているのは珍しいです。

一般的にクラシック音楽では楽譜の通りにやるというのを教えられます。ここまでに挙げたクラシック出身のお方達は譜面の通りに♩と♫などの長さを守って演奏をしようとします。しかし別にこれを守らなくてもいいのです。そして4拍の枠に嵌めようとしなくてもいいのです。聴く人はそんなこと気にしないですよね!マオさんの国歌もエンターテイメントとして成立しているので問題無いとおもいます。V系バンザイ\(^o^)/

河村隆一さん

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国内男性ソロアーティストのアルバム売上歴代ナンバー1を記録を持つ、河村隆一さんの日産スタジアムでの国歌斉唱です。そうなのです。米津玄師さんが歴代1位という報道がされて憤慨していました💢 しかしLOVE愛の伝道師である河村さんの君が代を聴いているとどうでもよいことなんだと、気付かされました。さすが…300万枚のお人だ。。

日産スタジアムなんてUnlimitedなステージを経験をして河村RYU一さんに屁でもないのでしょう。「やーちーよーに」あたりでもう独特なRYU節が炸裂して…ところどころのポイントで声がひっくり返るところで、心なしか観客がざわめいているような・・気がしました。きっと喜びいや悦びの声なのだと思いました!!僕も悦びました!LUNA SEAさいこう!!

平原綾香さん 

最近はミュージカルでの活躍がめざましい一流歌手の平原綾香さんの国歌斉唱です。平原さんは洗足学園大学音楽学部を卒業された方なのですが、専攻はジャズ・サックスでした。ちなみにお父様もプロのサックス奏者の方です!つまりジャズサラブレットのお方なのです!まあサックスと歌は違うものですが、、やはり共通しているものがあると感じました。

平原綾香さんは、ミュージカルを経験することにより、歌唱が変わったと徹子の部屋でおっしゃっていました。徹子は「あーた歌が上手くなったのですって?」と単刀直入に言っていましたが!それだけ努力をしたのだと思います。共通しているのは努力、つまり練習です。練習をするということが後に始めた歌においても、既に見についていた、そして効果的な練習の仕方も自身で会得していたのだと思います。だから歌が上達したのだと考えられます。

この君が代はB♭から始まっているように聴こえました。伴奏は管楽器だけかな?とりあえず金管楽器は聴こえました。自分は小中高と吹奏楽部だったのですが、♭の音階が管楽器にはベターなのです。それに合わせたのかもしれません。荘厳なこの曲に合わせた素晴らしい歌唱です!

西川貴教さん

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滋賀の誇り 西川貴教さんがまだT.MRevolutionだった頃の国歌斉唱の動画です。素晴らしい歌唱力とお人柄、そして最近は筋肉でも有名な国民的なロックシンガーの方に、ふさわしい豪快な音の取り方をされておられます。「やーちーよ」で別の次元に踏み込んでおれらて。。常人では立ち入ることができない君が代になっています。しかし圧倒的な歌唱力に国家への尊賢も感じることができました。さすが、琵琶湖の元に産まれた方です!深い!!

EXILE ATSHUSHIさん

「日本一歌の上手いボーカリスト」とファンの方達には評価の高いEXILEのアツシさんの君が代です。なんとドジャースタジアムでの日本人初の国歌斉唱とのこと。なので衣装も日の丸カラーのデザインになさったようです。素晴らしい!まるで成人式のようです!

こちらは伴奏付き。おそらくこの為に作ったバックトラックなのだと思います。流れるような美しい伴奏は外国人が考える日本が中国みたいだった。。な風合いですが、気の所為ですねきっと!歌声はソロシンガーで唯一5大ドーム公演をなさった方ですので安定しておられます。きっとブルーノ・マーズさんを始めアメリカの方たちの心にも残ったことでしょう。

CHEMISTRYさん

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実力派ボーカルユニットCHEMISTRYさんの国歌斉唱です。2人でフレーズを1人ずつ分けて、最後は合わせて歌うというスタイルです。2人で同じメロディを伴奏無しで歌うのはけっこう大変だと思うのです。出だしが特に難しい。1人で始めたのは正解でしたね。

高らかに歌い上げる声がスタジアムに響き渡る様子が伝わってきました。試合の前に良い意味での引き締めになったのだろうと思います!素晴らしいケミストリー(化学反応)がありましたね!ASAYAN最高!

天童よしみさん

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一流演歌歌手の天童よしみさんの君が代です。

この動画の大きな他と違うところは、観客が歌っている声が入っているところです。そうです。君が代は国歌なのです。誰でも歌える…歌詞を見ないで歌える人は誰でもというわけではないかもしれませんが。一緒に歌うということ。これも大事。これが大事だった。それが一番大事だったんだ、と気がつきました。

天童さんの君が代は楽譜通りの音階です。それは特に何も考えていなかったのかもしれませんが、聴いたことのある音だということは大きかったと思います。テンポも自然で、音符の配置も楽譜どおり。余計なタメなどを入れていません。聴いてる人も一緒に歌いたくなる君が代だったのかなあと。大事なことを思い出させてくれた素晴らしい君が代、国歌斉唱でした!

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以上、終わりです。

書きかけのブログが消えたので「善良で模範的な社会人な自分」についての日記を書きます

今日、がんばってブログを書いていたところ、誤って途中から消えてしまいました。

かなりショックで。。

なので、日記を書きます。

最近、こんなことがありました。

1、上野の台湾の屋台的な店での優しさあふれる自分を感じました

先日の4連休中に「よくないな不要不急の外出は」と感じながらも、某お坊さん系ホテル予約サイトにて、思いがけずにやすい値段が出ていたので、また上野のホテルに二泊してしまいました。緊急事態宣言中なのに、ほんとうによくないです。

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よくないよくない。でもせっかくきてしまったのだから、と感じて…マスク消毒をして、もちろん1人1人ALONE(B'z)で、行動をしました。

上野はほんとうに楽しいです。活気があって、、皆楽しそう!


また行けるんだったら行きたいけど。当面自粛しようと泣きながら笑いながら1人で歩きました。竹中直人さん(開会式辞退)が得意でしたよね。あれは泣きながら怒る人だけど。。

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アメ横の一角には台湾っぽいお店がいくつかあるエリアがあります。前を通ったら「どうぞどうぞ席あいてますヨ」と小姐さんに声をかけられたので、素直に着席しました。

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メニューはたくさん。食べたことが無いものが多くて嬉しい。「台北にまたこれた来られたみたい、、」と嬉しい気持ちを感じたりしました。迷っていると先ほどの小姐さんに「これ、、オススメ?デス?ヨ」と指をさしたのがマトンの串焼きでした。「じゃあそれにします!」と他にも適当に頼みました。小姐さんは日本語があまりうまくないけど、感じが良い方でした。自分なんて日本語以外できないので偉いと思うのです。

ミャンマーに行った時に、チャーターしておいた車の運転手が英語が全くできなかったけど、終始笑顔でとても感じが良かったなあと、思い出したりしました。今ですが><

通りを見つめて、みんなが笑顔でキラキラ輝いて見えて、僕も良い気分になりました。

かなり時間が経った後に、料理がきました。

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これがマトンの串焼きです。1本150円くらいかな?ひとくち食べて旨いと感じました。日本の味じゃなくて嬉しいという感想です。日本ってだいたい味付け同じじゃないですか??醤油味醂とか…もうちょっと飽きているのです日本に、ほんとうに。

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これはなんとなく頼んだ揚げ春巻きです。春巻きも中華料理ですよね。これに席においてあった、中国語の容器に入ったものをかけてみました。それは黒酢でした。このすっぱすぎない黒酢と揚げたての春巻きがよく合ってうまかった。他にもごま揚げ団子も頼みました。

会計はさきほどの小姐さんが担当をしてくれたので、僕は言いました。

「マトンの串焼き美味しかったです!教えてくれてありがとう」

「!・・ありがとうございました!」と笑顔で応えてくれました。

その瞬間、僕はこう思いました。

僕って…なんて感じの良い人間なのだろう。これほどやさしく接する日本人は他にいないのではないのだろう。もしかしたら小姐さんが後にSNSで「今日日本人男的感良好」なんて書いてシェアしてれるのかもしれない!模範的な日本人、それは自分のことだ。。

とても楽しい夜になりました。

2、山手線で親切に模範をしめした善良な自分を感じました

先日、ドラマーさんとのセッション「即興ロマンス」のスタジオに入りました。

 

 

とてもクリエイティブな時間を過ごしました。いつもSHOWROOMライブ配信をしているのですが、この日は約100人の方が見てくれたとのこと!素晴らしい!僕への反響は全くないけど。。。もういいです。誰にも理解されない。ヴィジュアル系ブログ以外は僕には求められていないってわかっています。

 

そんな悲しい気持ちで帰路につきました。山手線はあまり混んでおらず、乗り込むと、松葉杖をついた青年男性が立っていました。すぐそばには優先席があるのに、呑気な感じで下をむいている人間たちがそこにいたのです。

「どうしよう、きゃっつらに声をかけたほうがいいのか?いや何かしらの事情があるのかもしれない。それに松葉杖青年も気まずいかも。」と思っていたら、次の駅に着き、自分の目の前の席が空いたのです。そくさま自分は入り口側に立っている青年に声をかけて「どうぞ!」と席を案内しました。

「ありがとうございます!」と思わぬ爽やかな声が車内に、何度も響きわたりました。僕はそっとそこを離れて…こう思いました。

これが模範。これぞ社会のお手本。いや、これができて当たり前のこと。

当たり前のことをやっただけなんだ!でも、自分は偉い。あの優先席だまりこみ3人よりは偉い。たとえきゃっつらより収入が低くても、模範力では負けていない!俺の価値は高い!ざまあみろ!!アハハハ!!

 どうですか?自分は間違っていませんよね??そう信じています。

僕の今の人生の目標は自分の誇りを失わないということなのです。目標を少し!少し達成できたと思います。おわり

Plus-Tech Squeeze Box "cartooom!" (2004) 渋谷系 最後の打上花火であり爆弾

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Plus-Tech Squeeze Box「cartooom!」がリリースされたのは2004年だ。

どうでも良いことかもしれないけど、このブログが開始したのも2004年。

それらの流れを合わせてみれば、想像もつかないくらいの時間が経ってしまったということを感じてしまった。

 

その間に音楽も変わった。

ひとことで言うと音楽はかんたんになった。

いろいろかんたんになった。聴くのもかんたん。探すのもかんたん。好きなものを知るのもかんたん。好きではない感じを知るのもかんたん。聴かなくなるのもかんたん、

音楽は時代を経て「最もかんたんになったもの」の象徴といえるのではないのだろうか。

 

そして音楽を作るのもかんたんになった。

 

その究極がiPhoneで無料で使えるシーケンスソフトのGarageBandだけで立派なトラックが作れることになったことだろう。リズムもシーケンスも和音もベースラインも、そしてボーカルも録れるようになった。

 音楽を発表をする場も増えて、かんたんになった。YouTubeやら何やら音源自体を売ることもかんたんになった。

GarageBandだけで作ったトラックでメジャーデビューをした若いアーティストもいるらしい。音楽業界が若さに頼っているのは相変わらずといったところだけど。

 

Plus-Tech Squeeze Boxの「cartooom!」は、そのかんたんさとは無縁の音楽といるだろう。

このアルバムには無数のサンプリング素材が使われている、そしてそれらはそれぞれが加工がされている。曲に合わせて色を付けたり、削ったり、テンポを合わせたりなどを行っているのではないのだろうか。詳しいことは自分にはわからないけど、素材そのままをかんたんに使ったわけではないのだろう。それが伝わってきた。

それらを曲の中に的確に配置をすること。これにどれだけの手間と時間がかかったのだろう。想像もつかない。ボーカルが入っている後ろでも何かが常に鳴り続けている。人はそれを装飾、デコラティブなものと仮定するのかもしれないが、これはただの装飾ではなく、オーケストラのスコアのごとき効果的になるように、緻密な配置がされているのだと感じた。

20世紀に没したロシアの作曲家 イーゴリ・ストラヴィンスキーバレエ音楽春の祭典」の初演の際、識者がスコアを見たときに「中国語が書いてあるのかと思った」と述べたのは有名な話だろう。このPlus-Tech Squeeze Box「cartooom!」もそれに近いものがあると思う。凄まじい集中力と根気を持って作られたものだということだ。

 

だが、これを芸術的な作品だと言うつもりは全くない。カートゥーンを意識したらしいそのトラック群は極めてエンターテイメント性に富んだものであり、単に「聴いていてなんか楽しい」という結論に達するように出来ている。「トムとジェリー」のような無声アニメを彷彿させるような、言葉に頼らない、音の動きを表した音楽である。ヘッドフォンで聴くのもよいが、一番良いのは、人が集まる場所、パーティーやキッズストアで懸かっているのもふさわしいと感じた。

このアルバムの特徴としてノンストップでかかり続けていることも、アニメを想定していたのかもしれない。タイトルの「cartooom!」はカトゥーンから造成したもの。

止まることなく勢いを保ったまま、まるでグラインド・コアのアルバムの如きに脇目を振らずに突き進んでいく感じも受けるが、そう言い切るのには矛盾もある。

このアルバムはポップミュージックにおける主要ジャンルが多数に引用がされているのだ。Plus-Tech Squeeze Boxの前作「FAKE BOX」でもあったような可愛らしげなポップミュージックやカントリーのリズムをエレクトロニカルに変容させたもの、オーケストラが配置されたミュージカルの如きの仰々しい音像。ルーツなロックにパンク、JAZZ、そしてラップミュージックも。2004年に渋谷系界隈でヒップホップをやっていた人なんていなかったと思う。そこまでの柔軟性はなかった。あるとしたら「今夜はブギーパック」や、かせきさいだぁ氏くらいだろう。

もうそのシーンは無くなったけれども、いかにその時代において先鋭的であったかを証明ができるものである。

 

Plus-Tech Squeeze Boxもといハヤシベトモノリが、今でも支持を集めているのは、このような他には無いものがあるからなのだろう。そしてそれが2020年にサブスクリプションに配信がされた事は、現レーベルの尽力もあったのだと思う。それには経緯を評するしかない。

 

個人的な思いだけど、僕はハヤシベトモノリ氏と同じようなシーン、レーベルにいた。似たような状況であったということ。もしかしたらそこは渋谷系というところだったのかもしれない。でもそのシーンはなくなった。死んでしまった。

「cartooom!」は、渋谷系最後の打ち上げ花火であり、そして爆弾でもあった。

最後にふさわしい華やかで鮮やかなもの、そして破裂させてしまったもの。しかしたとえ一瞬であっても、打ち上げ花火と同じように職人が手間暇をかけて拵えたものは、心に残り続けている。鮮やかな色彩と音とその時の空気の記憶は消えない。そしてそこにあったものは消えてなくなってしまった。鮮やかな記憶と共に。これは渋谷系というものの、美しくきれいな終わりであったといえるかもしれない。終わりというものは悲しいものだけれども、このような楽しい終わり方は渋谷系にふさわしいものだったと僕は信じています。

終わり


 

 

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